ColumnSeries  - AS3 Flex

カテゴリの幅を基準にして縦棒の幅を指定します。 値が 1 の場合は領域全体が使用され、.6 の場合は縦棒の使用可能領域の 60% が使用されます。 通常、このプロパティを直接設定することはありません。 実際の縦棒の幅には、columnWidthRatio プロパティと maxColumnWidth プロパティの値のうち、小さい方が使用されます。

デフォルト値： 0.65。

系列内の現在のグラフアイテムの塗りを返すメソッドを指定します。 このプロパティを設定すると、カスタムの塗り関数の戻り値は fill および fills の各スタイルプロパティよりも優先されます。 ただし null が返された場合は、fills および fill が、この順序で優先されます。

カスタムの fillFunction には、次のシグネチャがあります。

     function_name (item:ChartItem, index:Number):IFill { ... }
     

カスタマイズした fillFunction の使用方法の例としては、任意のしきい値に基づく塗りを返させることができます。

     public function myFillFunction(item:ChartItem, index:Number):IFill {
          var curItem:ColumnSeriesItem = ColumnSeriesItem(item);
          if (curItem.yNumber > 10)
              return(new SolidColor(0x123456, .75));
          else
              return(new SolidColor(0x563412, .75));
     }
     

グラフ系列にカスタムの塗り関数を指定した場合に、Legend コントロールを使用するには、手動で Legend コントロールを作成してそれに LegendItems を追加する必要があります。

x 軸上のアイテムのラベル、目盛り、およびデータの位置を定義します。 LinearAxis クラスまたは CategoryAxis クラスのいずれかを使用すると、horizontalAxis のプロパティを MXML の子タグとして設定したり、ActionScript で LinearAxis オブジェクトまたは CategoryAxis オブジェクトを作成したりできます。

フィルター適用後に系列内にあるすべてのアイテムを取得します。

個々の系列によって、返されるアイテムのリストが決まります。

この系列が個々のアイテムを表現する場合に使用する ChartItem のサブタイプです。 アイテムにさらに情報を格納する必要がある場合には、サブクラスでオーバーライドし、さらに特化したクラスを返すことができます。

値がラベルとして表示される、データプロバイダー内のフィールドの名前です。 このプロパティは、labelFunction プロパティが指定されている場合は無視されます。

Series の各ラベルのレンダリングに使用されるコールバック関数を指定します。 labelFunction には次のシグネチャが必要です。

     function function_name(element:ChartItem, series:Series):String { ... }
     

カスタマイズした labelFunction の使用法の例としては、次のようなものがあります。

     private function myLabelFunction(element:ChartItem, series:Series):String {
          var item:ColumnSeriesItem = ColumnSeriesItem(element);
          var ser:ColumnSeries = ColumnSeries(series);
          return(item.item.Country + ":" +"" + ser.yField.toString() +":"+ item.yNumber);
     }
     

縦棒の幅をピクセル単位で指定します。 実際の縦棒の幅には、このスタイルと columnWidthRatio プロパティの値のうち小さい方が使用されます。 集合縦棒グラフの場合、この領域が各集合内の縦棒によって均等に分割されます。

縦棒下端の y 軸の位置を決定するデータプロバイダーのフィールドを指定します。 null の場合、縦棒の基底は範囲の最小値（フィールド値が負の場合は最大値）になります。 デフォルト値は null です。

モジュールファクトリは、埋め込みフォントの使用時や、このコンポーネントのスタイル制御を行うスタイルマネージャーの検出時に、コンテキストとして使用されるものです。

使用可能な領域の中心から縦棒の中心をずらす度合いを、カテゴリの幅に対する割合で指定します。 デフォルト値の 0 では、縦棒は領域の中央に配置されます。 このプロパティの値を -50 に設定すると、縦棒は使用可能な領域の開始位置の中央に配置されます。 通常、このプロパティを直接設定することはありません。 この値は、ColumnChart コントロールが columnWidthRatio プロパティに基づいて管理します。

この系列がレンダリングに必要な全データを格納する場合に使用する ChartRenderData のサブタイプです。 レンダリング用にさらに情報を格納する必要がある場合には、サブクラスでオーバーライドし、さらに特化したクラスを返すことができます。

レンダリングの前に縦棒を左から右にソートするよう要求します。 デフォルトでは、ColumnSeries はデータプロバイダーに表示される順序で縦棒をレンダリングします。

xField プロパティを使用して各縦棒の位置を決定すると、異なる順序で画面上に表示されることがあります。 縦棒は、任意の順序でレンダリングできます。 ただし、一部のカスタムの縦棒は、左から右へレンダリングされる縦棒に依存していることがあります。

デフォルト値： false。

この BarSeries に関連付けられた StackedSeries です。 このスタッカーによって、系列の積み重ね動作が管理されます。

系列の積み重ねの総計です。

y 軸上のアイテムのラベル、目盛り、およびデータの位置を定義します。 LinearAxis クラスまたは CategoryAxis クラスのいずれかを使用すると、verticalAxis のプロパティを MXML の子タグとして設定したり、ActionScript で LinearAxis オブジェクトまたは CategoryAxis オブジェクトを作成したりできます。

縦棒の x 軸の位置を決定するデータプロバイダーのフィールドを指定します。 null の場合、縦棒はデータプロバイダーに表示される順序でレンダリングされます。 デフォルト値は null です。

縦棒上端の y 軸の位置を決定するデータプロバイダーのフィールドを指定します。 null の場合、ColumnSeries はデータプロバイダーが数値の配列であると見なし、数値を値として使用します。 デフォルト値は null です。

コンストラクターです。

グラフを表すのに使用されるアイテムレンダラーインスタンスをカスタマイズします。 このメソッドは、グラフのレンダリング中に新しいアイテムレンダラーが必要とされる場合、常に自動的に呼び出されます。 必要に応じて独自のカスタマイズを加えるために、このメソッドをオーバーライドできます。

パラメーター

コンポーネントに設定されたプロパティを処理します。これは、UIComponent のサブクラスを作成するときにオーバーライド可能な高度なメソッドです。

このメソッドは直接呼び出さないでください。 commitProperties() メソッドは、addChild() メソッドを使用してコンポーネントがコンテナに追加されたとき、またはコンポーネントの invalidateProperties() メソッドが呼び出されたときに、Flex によって呼び出されます。commitProperties() メソッドの呼び出しは、measure() メソッドの呼び出しの前に実行されます。このため、measure() メソッドが使用する可能性のあるプロパティの値を設定することができます。

一部のコンポーネントには、作成する必要のある子オブジェクトの数や種類に影響するプロパティがあります。また、horizontalScrollPolicy プロパティと horizontalScrollPosition プロパティのように相互に作用し合うプロパティを持つコンポーネントもあります。多くの場合、作業の重複を避けるため、起動時にこれらのプロパティを一度に処理することが最善です。