パッケージ | mx.managers |
インターフェイス | public interface ISystemManager extends IEventDispatcher , IChildList , IFlexModuleFactory |
実装者 | SystemManager, WindowedSystemManager |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
mx.core.Application
のインスタンスとは異なります。
すべてのアプリケーションには ISystemManager があります。 ISystemManager は、アプリケーションウィンドウのサイズが変更されたときにイベントを送信します(アプリケーションウィンドウのサイズは、オペレーティングシステムのウィンドウまたはブラウザーでの操作によってのみ変更可能で、アプリケーション内から変更することはできません)。 これは、メイン mx.core.Application のインスタンスやすべてのポップアップ、ツールヒント、カーソルなど、アプリケーション内で表示可能なすべてのアイテムの親となります。 ISystemManager を親とするオブジェクトは、ツールヒントやカーソルであっても、「最上位」ウィンドウと見なされます。
また、複数の IFocusManagerContainer が表示されていて、ユーザーがこれらの IFocusManagerContainer 内のコンポーネントを操作している場合、ISystemManager は最上位ウィンドウ間でフォーカスを切り替えます。
ISystemManager では明示的にトラップされないキーボード操作およびマウス操作がすべて認識されるため、操作を監視する必要がある場合には適切な監視場所となります。
アプリケーションが別のアプリケーションにロードされた場合でも、ISystemManager は作成されますが、セキュリティやドメインの規則によっては「アプリケーションウィンドウ」を監視しないことがあります。 その代わり、content
(ロードを行った Loader
)になり、単にサブアプリケーションの親として機能します。
ISystemManager では、ツールヒント、カーソル、ポップアップウィンドウごとに、子のリストを維持します。 これによって、ポップアップウィンドウがメインアプリケーションウィンドウの上に「浮動表示」され、その上にツールヒントが浮動表示され、さらにその上にカーソルが浮動表示されるようになります。 ISystemManager の numChildren
プロパティまたは getChildAt()
メソッドを調べる場合は、メインアプリケーションウィンドウや、ポップアップ表示されないその他のウィンドウにアクセスすることになります。 ポップアップ、ツールヒント、およびカーソルを含むすべてのウィンドウのリストを取得するには、rawChildren
プロパティを使用します。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
allowDomainsInNewRSLs : Boolean
allowDomain() の呼び出しによって許可されるドメインが、呼び出しの後に読み込まれる RSL でも許可されるかどうかを制御します。 | IFlexModuleFactory | ||
allowInsecureDomainsInNewRSLs : Boolean
allowInsecureDomain() の呼び出しによって許可されるドメインが、呼び出しの後に読み込まれる RSL でも許可されるかどうかを制御します。 | IFlexModuleFactory | ||
cursorChildren : IChildList [読み取り専用]
この ISystemManager を親とするカスタムカーソルのリストです。 | ISystemManager | ||
document : Object
ドキュメントオブジェクトへの参照です。 | ISystemManager | ||
focusPane : Sprite
コンポーネント間で共有される単一の Sprite で、フォーカスを描画するためのオーバーレイとして使用されます。 | ISystemManager | ||
isProxy : Boolean [読み取り専用]
ISystemManager がプロキシであり、ルートクラスでない場合は true です。 | ISystemManager | ||
loaderInfo : LoaderInfo [読み取り専用]
アプリケーションに関する情報を表す LoaderInfo オブジェクトです。 | ISystemManager | ||
numChildren : int [読み取り専用]
この子リストに含まれる子の数です。 | IChildList | ||
numModalWindows : int
モーダルウィンドウの数です。 | ISystemManager | ||
popUpChildren : IChildList [読み取り専用]
この ISystemManager を親とする topMost (ポップアップ)ウィンドウのリストです。 | ISystemManager | ||
preloadedRSLs : Dictionary [読み取り専用]
アプリケーションが起動する前にこの SystemManager または FlexModuleFactory によって読み込まれた RSL です。 | IFlexModuleFactory | ||
rawChildren : IChildList [読み取り専用]
この ISystemManager を親とするすべての子のリストです。 | ISystemManager | ||
screen : Rectangle [読み取り専用]
アプリケーションウィンドウのサイズと位置です。 | ISystemManager | ||
stage : Stage [読み取り専用]
この SystemManager にマッピングされたアプリケーションを表す flash.display.Stage です。
| ISystemManager | ||
toolTipChildren : IChildList [読み取り専用]
この ISystemManager を親とするツールヒントのリストです。 | ISystemManager | ||
topLevelSystemManager : ISystemManager [読み取り専用]
アプリケーションウィンドウを管理する ISystemManager です。 | ISystemManager |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
この子リストの末尾に子 DisplayObject を追加します。 | IChildList | ||
この子リストの指定されたインデックス位置に子 DisplayObject を追加します。 | IChildList | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | IEventDispatcher | ||
preloadedRSLs リストに RSL を追加します。 | IFlexModuleFactory | ||
この IFlexModuleFactory に関連付けられている SWF に加え、この IFlexModuleFactory によってプリロードされた RSL に関連付けられているすべての SWF に対して Security.allowDomain() メソッドを呼び出します。 | IFlexModuleFactory | ||
この IFlexModuleFactory に関連付けられている SWF に加え、この IFlexModuleFactory によってプリロードされた RSL に関連付けられているすべての SWF に対して Security.allowInsecureDomain() メソッドを呼び出します。 | IFlexModuleFactory | ||
この IFlexModuleFactory のコンテキストでメソッドを呼び出す方法
| IFlexModuleFactory | ||
DisplayObject がこの子リスト内にあるか、またはこの子リストに含まれる子の下位要素であるかを判定します。 | IChildList | ||
モジュールが認識している定義のインスタンスを要求するファクトリメソッドです。 | IFlexModuleFactory | ||
マウスシールドを展開または削除します。 | ISystemManager | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | IEventDispatcher | ||
この子リスト内の指定されたインデックスにある子 DisplayObject を取得します。 | IChildList | ||
この子リスト内の指定された名前の子 DisplayObject を取得します。 | IChildList | ||
この子リスト内の特定の子のインデックスを取得します。 | IChildList | ||
指定されたストリングをクラスか、またはパッケージレベルの関数に変換します。 | ISystemManager | ||
インターフェイスの実装を取得します。 | IFlexModuleFactory | ||
指定されたポイントの下にあり、この子リスト内にある DisplayObject の配列を返します。 | IChildList | ||
この SecurityDomain のすべての最上位システムマネージャーのルートであるシステムマネージャーを取得します。 | ISystemManager | ||
メインアプリケーションにあるシステムマネージャーの取得を試行します。 | ISystemManager | ||
ユーザーが画面で参照できる、ロードされたアプリケーションの境界を取得します。 | ISystemManager | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | IEventDispatcher | ||
モジュールが認識している静的データを保持するキーと値のペアのブロックを返します。 | IFlexModuleFactory | ||
親の SWFLoader にアプリケーションのサイズが変更された可能性があることを通知しようとします。 | ISystemManager | ||
このアプリケーションに必須フォントが埋め込まれている場合、または Font.registerFont() メソッドを使用してグローバルに登録されている場合は true を返します。 | ISystemManager | ||
この ISystemManager がアプリケーションウィンドウを管理する場合は true を返します。このアプリケーションが別のアプリケーションにロードされている場合は false を返します。 | ISystemManager | ||
このシステムマネージャーが、すべての最上位システムマネージャーのルートかどうかをテストします。 | ISystemManager | ||
インターフェイスの実装を登録します。 | IFlexModuleFactory | ||
この子リストから指定された子 DisplayObject を削除します。 | IChildList | ||
この子リスト内の指定されたインデックス位置にある子 DisplayObject を削除します。 | IChildList | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | IEventDispatcher | ||
この子リスト内の特定の子のインデックスを変更します。 | IChildList | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | IEventDispatcher |
cursorChildren | プロパティ |
cursorChildren:IChildList
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この ISystemManager を親とするカスタムカーソルのリストです。
ISystemManager には、アプリケーション、ポップアップ、最上位ウィンドウ、ツールヒント、カスタムカーソルなど、さまざまなタイプの子があります。 カスタムカーソルには、cursorChildren
プロパティを使用してアクセスできます。
IChildList オブジェクトには、getChildAt()
などのメソッドと、numChildren
などのプロパティがあります。 例えば、cursorChildren.numChildren
はカスタムカーソルの数(0 または 1 のいずれか)を示し、カスタムカーソルが存在する場合には cursorChildren.getChildAt(0)
を使用してアクセスできます。
実装
public function get cursorChildren():IChildList
document | プロパティ |
focusPane | プロパティ |
focusPane:Sprite
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンポーネント間で共有される単一の Sprite で、フォーカスを描画するためのオーバーレイとして使用されます。 フォーカスがあるコンポーネントの親である場合はこれを共有し、IFocusManagerComponent の場合は共有しません。
実装
public function get focusPane():Sprite
public function set focusPane(value:Sprite):void
isProxy | プロパティ |
loaderInfo | プロパティ |
loaderInfo:LoaderInfo
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
アプリケーションに関する情報を表す LoaderInfo オブジェクトです。
実装
public function get loaderInfo():LoaderInfo
numModalWindows | プロパティ |
numModalWindows:int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
モーダルウィンドウの数です。
通常、別のウィンドウでクリックすると、そのウィンドウの FocusManager がアクティブになりますが、モーダルウィンドウではこのクリック操作は許可されません。 PopUpManager は、モーダルウィンドウを作成したとき、および破棄したときに、このカウントを変更します。
実装
public function get numModalWindows():int
public function set numModalWindows(value:int):void
popUpChildren | プロパティ |
popUpChildren:IChildList
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この ISystemManager を親とする topMost (ポップアップ)ウィンドウのリストです。
ISystemManager には、アプリケーション、ポップアップ、ツールヒント、カスタムカーソルなど、さまざまなタイプの子があります。 最上位ウィンドウには、popUpChildren
プロパティを使用してアクセスできます。
IChildList オブジェクトには、getChildAt()
などのメソッドと、numChildren
などのプロパティがあります。 例えば、popUpChildren.numChildren
は最上位ウィンドウの数を示し、これらのウィンドウには popUpChildren.getChildAt(i)
を使用してアクセスできます。
実装
public function get popUpChildren():IChildList
rawChildren | プロパティ |
rawChildren:IChildList
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この ISystemManager を親とするすべての子のリストです。
ISystemManager には、アプリケーション、ポップアップ、ツールヒント、カスタムカーソルなど、さまざまなタイプの子があります。
IChildList オブジェクトには、getChildAt()
などのメソッドと、numChildren
などのプロパティがあります。
実装
public function get rawChildren():IChildList
screen | プロパティ |
stage | プロパティ |
toolTipChildren | プロパティ |
toolTipChildren:IChildList
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この ISystemManager を親とするツールヒントのリストです。
ISystemManager には、アプリケーション、ポップアップ、最上位ウィンドウ、ツールヒント、カスタムカーソルなど、さまざまなタイプの子があります。
IChildList オブジェクトには、getChildAt()
などのメソッドと、numChildren
などのプロパティがあります。 例えば、toolTipChildren.numChildren
はツールヒントの数(0 または 1 のいずれか)を示し、ツールヒントが存在する場合には toolTipChildren.getChildAt(0)
を使用してアクセスできます。
実装
public function get toolTipChildren():IChildList
topLevelSystemManager | プロパティ |
topLevelSystemManager:ISystemManager
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
アプリケーションウィンドウを管理する ISystemManager です。 このアプリケーションが別のアプリケーションにロードされている場合を除き、同じ ISystemManager となります。
実装
public function get topLevelSystemManager():ISystemManager
deployMouseShields | () | メソッド |
public function deployMouseShields(deploy:Boolean):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
マウスシールドを展開または削除します。マウスシールドは、信頼されていないアプリケーションへのマウス入力をブロックします。マウス入力をブロックする理由は、信頼されていないアプリケーションにドラッグした場合に、通常はマウス移動イベントを受信できないためです。Flash Player では、セキュリティを考慮して、信頼されている境界と信頼されていない境界をまたがってイベントは送信されません。信頼されていないアプリケーションをマウスシールドで保護することにより (その親であることが前提です)、マウス移動メッセージを取得でき、ドラッグ操作が期待どおりに動作します。
パラメーター
deploy:Boolean — マウスシールドを展開する場合は true 、マウスシールドを削除する場合は false です。
|
getDefinitionByName | () | メソッド |
public function getDefinitionByName(name:String):Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたストリングをクラスか、またはパッケージレベルの関数に変換します。 別のアプリケーションにロードされるかどうかに基づいて、適切な ApplicationDomain.getDefinition()
メソッドを呼び出します。
パラメーター
name:String — クラスの名前。例えば、「mx.video.VideoManager」などがあります。
|
Object — name で表されるクラス、または null。
|
getSandboxRoot | () | メソッド |
public function getSandboxRoot():DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この SecurityDomain のすべての最上位システムマネージャーのルートであるシステムマネージャーを取得します。
戻り値DisplayObject — サンドボックス内の最上位の systemManager です。
|
getTopLevelRoot | () | メソッド |
public function getTopLevelRoot():DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
メインアプリケーションにあるシステムマネージャーの取得を試行します。
戻り値DisplayObject — セキュリティ制限によって許可されている場合はメインアプリケーションの systemManager、異なる SecurityDomain にある場合は null です。
|
getVisibleApplicationRect | () | メソッド |
public function getVisibleApplicationRect(bounds:Rectangle = null, skipToSandboxRoot:Boolean = false):Rectangle
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ユーザーが画面で参照できる、ロードされたアプリケーションの境界を取得します。
パラメーター
bounds:Rectangle (default = null ) — オプションです。可視矩形の開始境界です。境界はグローバル座標にあります。bounds が null の場合、開始境界はシステムマネージャーの screen プロパティによって定義されます。
| |
skipToSandboxRoot:Boolean (default = false )
|
Rectangle — このオブジェクトの可視部分を含む Rectangle です。矩形はグローバル座標にあります。
|
invalidateParentSizeAndDisplayList | () | メソッド |
public function invalidateParentSizeAndDisplayList():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
親の SWFLoader にアプリケーションのサイズが変更された可能性があることを通知しようとします。
isFontFaceEmbedded | () | メソッド |
public function isFontFaceEmbedded(tf:flash.text:TextFormat):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このアプリケーションに必須フォントが埋め込まれている場合、または Font.registerFont()
メソッドを使用してグローバルに登録されている場合は true
を返します。
パラメーター
tf:flash.text:TextFormat — 文字フォーマット情報を表す TextFormat クラスです。
|
Boolean — このアプリケーションに必須フォントが埋め込まれている場合、または Font.registerFont() メソッドを使用してグローバルに登録されている場合は true となります。
|
isTopLevel | () | メソッド |
isTopLevelRoot | () | メソッド |
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z