パッケージ | mx.core |
インターフェイス | public interface IChildList |
実装者 | Container, SystemManager, UIComponent |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
例として、Container クラスを挙げることができます。 このクラスは、中に置かれたコントロールやその他のコンテナである「コンテンツ」の子のみにアクセスするために使用する numChildren
メソッドや getChildAt()
メソッドなどの DisplayObjectContainer の API をオーバーライドします。 ただし、Container は、背景または境界線のスキンやスクロールバーなど、フレームワークによって自動的に作成される他の子を持つことがあります。 そのため、Container は IChildList 型の rawChildren
と呼ばれるプロパティを公開し、コンテンツである子だけでなくすべての子にアクセスできるようにします。
もう 1 つの例として挙げる SystemManager クラスは、子が様々なレイヤーに分割されている DisplayObjectContainer です。最下層はアプリケーションのような通常の子、その上がポップアップ、さらにその上がツールヒント、最上層がカーソルになります。 SystemManager クラスには、popUpChildren
、toolTipChildren
、cursorChildren
という名前のプロパティがあり、それらを使用して各レイヤーにアクセスできます。それぞれのプロパティの型は IChildList です。 したがって、systemManager.popUpChildren.numChildren
プロパティを使用してポップアップの数をカウントし、systemManager.toolTipChildren.addChild()
メソッドを使用して別の DisplayObject をツールヒントレイヤーに挿入することができます。
関連する API エレメント
mx.managers.SystemManager.rawChildren
mx.managers.SystemManager.popUpChildren
mx.managers.SystemManager.toolTipChildren
mx.managers.SystemManager.cursorChildren
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
numChildren : int [読み取り専用]
この子リストに含まれる子の数です。 | IChildList |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
この子リストの末尾に子 DisplayObject を追加します。 | IChildList | ||
この子リストの指定されたインデックス位置に子 DisplayObject を追加します。 | IChildList | ||
DisplayObject がこの子リスト内にあるか、またはこの子リストに含まれる子の下位要素であるかを判定します。 | IChildList | ||
この子リスト内の指定されたインデックスにある子 DisplayObject を取得します。 | IChildList | ||
この子リスト内の指定された名前の子 DisplayObject を取得します。 | IChildList | ||
この子リスト内の特定の子のインデックスを取得します。 | IChildList | ||
指定されたポイントの下にあり、この子リスト内にある DisplayObject の配列を返します。 | IChildList | ||
この子リストから指定された子 DisplayObject を削除します。 | IChildList | ||
この子リスト内の指定されたインデックス位置にある子 DisplayObject を削除します。 | IChildList | ||
この子リスト内の特定の子のインデックスを変更します。 | IChildList |
numChildren | プロパティ |
addChild | () | メソッド |
public function addChild(child:DisplayObject):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リストの末尾に子 DisplayObject を追加します。
childList.addChild(child)
の呼び出しは、childList.addChild(child, childList.numChildren)
の呼び出しと同じです。追加された新しい子のインデックスは、(child.numChildren - 1)
になります。
パラメーター
child:DisplayObject — 子として追加する DisplayObject です。
|
DisplayObject — 追加された子です。これは、渡された引数と同じです。
|
addChildAt | () | メソッド |
public function addChildAt(child:DisplayObject, index:int):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リストの指定されたインデックス位置に子 DisplayObject を追加します。インデックス 0 は DisplayList の先頭を、インデックス numChildren
は最後を表します。
子リストの最後以外の場所に子を追加すると、そのインデックス位置以降にあった子のインデックスが 1 つずつ増やされます。
パラメーター
child:DisplayObject — 子として追加する DisplayObject です。
| |
index:int — 子を追加するインデックス位置です。
|
DisplayObject — 追加された子です。これは、渡された child 引数と同じです。
|
contains | () | メソッド |
public function contains(child:DisplayObject):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
DisplayObject がこの子リスト内にあるか、またはこの子リストに含まれる子の下位要素であるかを判定します。
パラメーター
child:DisplayObject — テストする DisplayObject です。
|
Boolean — DisplayObject がこの子リストにあるか、またはこの子リスト内の子の下位要素である場合は true 、それ以外の場合は false になります。
|
getChildAt | () | メソッド |
public function getChildAt(index:int):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リスト内の指定されたインデックスにある子 DisplayObject を取得します。
パラメーター
index:int — この子リスト内の子のインデックスを指定する 0 ~ (numChildren - 1) の整数です。
|
DisplayObject — 指定されたインデックス位置にある子です。
|
getChildByName | () | メソッド |
public function getChildByName(name:String):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リスト内の指定された名前の子 DisplayObject を取得します。
パラメーター
name:String — 返される子の名前です。
|
DisplayObject — 指定された名前を持つ子。
|
getChildIndex | () | メソッド |
public function getChildIndex(child:DisplayObject):int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リスト内の特定の子のインデックスを取得します。
子リストの最初の子はインデックス 0、2 番目の子はインデックス 1、最後の子はインデックス (numChildren - 1)
になります。
getChildIndex(myChild)
が 5 を返した場合、myView.getChildAt(5)
は myChild
を返します。
addChild()
メソッドを呼び出すことによって子を追加すると、新しい子のインデックスは、既存の子の中で最大のインデックスに 1 を足した値に等しくなります。
addChildAt()
メソッドを使用して、指定したインデックス位置に子を挿入できます。その場合、そのインデックス位置以降にあった子はインデックスが 1 ずつ増やされ、すべての子が 0 ~ (numChildren - 1)
の値でインデックス付けされます。
removeChild()
メソッドまたは removeChildAt()
メソッドを呼び出して子を削除すると、それよりも大きいインデックスを持つ子はインデックスが 1 ずつ減らされ、すべての子が 0 ~ (numChildren - 1)
の値でインデックス付けされます。
setChildIndex()
メソッドを呼び出して子のインデックスを変更すると、古いインデックスと新しいインデックスの間にある子のインデックスが調整され、すべての子が 0 ~ (numChildren - 1)
の値でインデックス付けされます。
パラメーター
child:DisplayObject — インデックスを取得する子です。
|
int — 子のインデックス。0 ~ (numChildren - 1) の整数です。
|
getObjectsUnderPoint | () | メソッド |
removeChild | () | メソッド |
public function removeChild(child:DisplayObject):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リストから指定された子 DisplayObject を削除します。
子リストの最後以外の場所から子を削除すると、そのインデックス位置以降にあった子のインデックスが 1 つずつ減らされます。
削除された子は、親が null に設定され、他に参照がない場合はガベージコレクションの対象になります。
パラメーター
child:DisplayObject — 削除する DisplayObject です。
|
DisplayObject — 削除された子です。これは、渡された引数と同じです。
|
removeChildAt | () | メソッド |
public function removeChildAt(index:int):DisplayObject
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リスト内の指定されたインデックス位置にある子 DisplayObject を削除します。
子リストの最後以外の場所から子を削除すると、そのインデックス位置以降にあった子のインデックスが 1 つずつ減らされます。
削除された子は、親が null に設定され、他に参照がない場合はガベージコレクションの対象になります。
パラメーター
index:int — 削除する DisplayObject の子インデックスです。
|
DisplayObject — 削除された子です。
|
setChildIndex | () | メソッド |
public function setChildIndex(child:DisplayObject, newIndex:int):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この子リスト内の特定の子のインデックスを変更します。 子のインデックスの詳細については、getChildIndex()
メソッドを参照してください。
パラメーター
child:DisplayObject — インデックスを設定する子です。
| |
newIndex:int — 指定された子の新しいインデックスです。 0 ~ (numChildren - 1) の整数であることが必要です。
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Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z