パッケージ | spark.components.gridClasses |
インターフェイス | public interface IGridItemRenderer extends IDataRenderer , IVisualElement , ILayoutElement , ILayoutDirectionElement , IEventDispatcher |
実装者 | DefaultGridItemRenderer, GridItemRenderer, UITextFieldGridItemRenderer |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
レンダラーのプロパティはすべて、親の updateDisplayList()
メソッドの実行時に設定されます。プロパティが設定された後に、アイテムレンダラーの prepare()
メソッドが呼び出されます。IGridItemRenderer の実装で、prepare()
メソッドをオーバーライドして、プロパティやビジュアルエレメントの縦横比を最終調整する必要があります。一般に、prepare()
は、data
プロパティに基づいて、レンダラーのビジュアルエレメントを設定するために使用します。
再利用可能レンダラーの内部「フリー」リストに追加する場合や再利用される可能性がない場合など、アイテムレンダラーが不要になったら、IGridItemRenderer の discard()
メソッドが呼び出されます。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
alpha : Number
指定されたオブジェクトのアルファ透明度値を示します。 | IVisualElement | ||
baseline : Object
アンカーターゲットからコントロールのベースライン位置までの垂直距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
baselinePosition : Number [読み取り専用]
コンポーネントのテキストにおける 1 行目のベースラインの y 座標です。 | ILayoutElement | ||
bottom : Object
コンポーネントの下端からアンカーターゲットの下端までの垂直距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
column : GridColumn
このアイテムレンダラーに関連付けられている列を表す GridColumn オブジェクトです。 | IGridItemRenderer | ||
columnIndex : int [読み取り専用]
このアイテムレンダラーのセルの列インデックスです。 | IGridItemRenderer | ||
data : Object
レンダリングまたは編集するデータです。 | IDataRenderer | ||
depth : Number
コンテナ内のアイテムのレンダリング順序を決定します。 | IVisualElement | ||
designLayer : DesignLayer
このビジュアルエレメントに関連付けるオプションの DesignLayer インスタンスを指定します。 | IVisualElement | ||
down : Boolean
グリッドセル内で、2 つの入力ジェスチャのうちの 1 つが行われると、つまりマウスボタンまたはタッチスクリーンのどちらかが押されると、このプロパティが true に設定されます。 | IGridItemRenderer | ||
dragging : Boolean
ドラッグ&ドロップ操作中の場合のようにアイテムレンダラーがドラッグされている場合は true が含まれます。 | IGridItemRenderer | ||
grid : Grid [読み取り専用]
このアイテムレンダラーに関連付けられている Grid です。通常は、単に column.grid の値です。 | IGridItemRenderer | ||
hasLayoutMatrix3D : Boolean [読み取り専用]
エレメントが 3D マトリックスを持つ場合は true です。 | ILayoutElement | ||
height : Number
表示オブジェクトの高さを示します(ピクセル単位)。 | IVisualElement | ||
horizontalCenter : Object
コンポーネントの中心からアンカーターゲットのコンテンツ領域の中心までの水平距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
hovered : Boolean
アイテムレンダラーがマウスの下にあり、Grid の selectionMode が GridSelectionMode.SINGLE_CELL または GridSelectionMode.MULTIPLE_CELLS の場合、またはアイテムレンダラーが属する行内にマウスがあり、Grid の selectionMode が GridSelectionMode.SINGLE_ROW または GridSelectionMode.MULTIPLE_ROWS の場合は true になります。 | IGridItemRenderer | ||
includeInLayout : Boolean
このコンポーネントを親コンテナのレイアウトに含めるかどうかを指定します。 | ILayoutElement | ||
is3D : Boolean [読み取り専用]
エレメントが 3D の場合は true です。 | IVisualElement | ||
label : String
アイテムレンダラーで表示するストリングです。 | IGridItemRenderer | ||
layoutDirection : String
エレメントの任意のレイアウト方向を指定します。LayoutDirection.LTR(左から右)、LayoutDirection.RTL(右から左)または null(継承する)のいずれかを指定します。 | ILayoutDirectionElement | ||
left : Object
コンポーネントの左端からアンカーターゲットの左端までの水平距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
owner : DisplayObjectContainer
この IVisualElement オブジェクトのオーナーです。 | IVisualElement | ||
parent : DisplayObjectContainer [読み取り専用]
このコンポーネントの親コンテナまたは親コンポーネントです。 | IVisualElement | ||
percentHeight : Number
コンポーネントの高さを親のサイズに対する比率(パーセンテージ)で指定します。 | ILayoutElement | ||
percentWidth : Number
コンポーネントの幅を親のサイズに対する比率(パーセンテージ)で指定します。 | ILayoutElement | ||
postLayoutTransformOffsets : mx.geom:TransformOffsets
親のレイアウトに影響を与えない方法で、オブジェクトの変換に適用できる一連の調整を定義します。 | IVisualElement | ||
right : Object
コンポーネントの右端からアンカーターゲットの右端までの水平距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
rowIndex : int
レンダリングされているセルの行の 0 で始まるインデックスです。 | IGridItemRenderer | ||
selected : Boolean
アイテムレンダラーのセルが現在の選択範囲に含まれている場合は true が含まれます。 | IGridItemRenderer | ||
showsCaret : Boolean
アイテムレンダラーのセルがキャレットで示される場合は true が含まれます。 | IGridItemRenderer | ||
top : Object
コンポーネントの上端からアンカーターゲットの上端までの垂直距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
verticalCenter : Object
コンポーネントの中心からアンカーターゲットのコンテンツ領域の中心までの垂直距離(ピクセル単位)です。 | ILayoutElement | ||
visible : Boolean
このビジュアルエレメントの可視性を制御します。 | IVisualElement | ||
width : Number
表示オブジェクトの幅を示します(ピクセル単位)。 | IVisualElement | ||
x : Number
親 DisplayObjectContainer のローカル座標を基準にした DisplayObject インスタンスの x 座標を示します。 | IVisualElement | ||
y : Number
親 DisplayObjectContainer のローカル座標を基準にした DisplayObject インスタンスの y 座標を示します。 | IVisualElement |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | IEventDispatcher | ||
アイテムレンダラーが表示されなくなると判断された場合に、アイテムレンダラーの親の updateDisplayList() メソッドから呼び出されます。 | IGridItemRenderer | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | IEventDispatcher | ||
エレメントの境界の x 座標を、指定したエレメントサイズで返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの境界の y 座標を、指定したエレメントサイズで返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントのレイアウトの高さを返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントのレイアウトの幅を返します。 | ILayoutElement | ||
画面に描画するためにエレメントで使用する x 座標を返します。 | ILayoutElement | ||
画面に描画するためにエレメントで使用する y 座標を返します。 | ILayoutElement | ||
兄弟を基準としてコンポーネントのレイアウトを計算するために使用される変換マトリックスを返します。 | ILayoutElement | ||
このエレメントのレイアウト変換 Matrix3D を返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの最大の高さを返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの最大の幅を返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの最小の高さを返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの最小の幅を返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの推奨高さを返します。 | ILayoutElement | ||
エレメントの推奨幅を返します。 | ILayoutElement | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | IEventDispatcher | ||
エレメントの layoutDirection を変更する場合、または親エレメントの layoutDirection を変更する場合は、エレメントでこのメソッドを呼び出す必要があります。 | ILayoutDirectionElement | ||
レンダラーのすべてのプロパティが設定された後、アイテムレンダラーの親の updateDisplayList() メソッドから呼び出されます。 | IGridItemRenderer | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | IEventDispatcher | ||
画面に描画するためにエレメントで使用する座標を設定します。 | ILayoutElement | ||
エレメントのレイアウトサイズを設定します。 | ILayoutElement | ||
兄弟を基準としてコンポーネントのレイアウトサイズおよび位置を計算するために使用される変換 Matrix を設定します。 | ILayoutElement | ||
兄弟を基準としてコンポーネントのレイアウトサイズおよび位置を計算するために使用される変換 Matrix3D を設定します。 | ILayoutElement | ||
transformAround(transformCenter:Vector3D, scale:Vector3D = null, rotation:Vector3D = null, translation:Vector3D = null, postLayoutScale:Vector3D = null, postLayoutRotation:Vector3D = null, postLayoutTranslation:Vector3D = null, invalidateLayout:Boolean = true):void
コンポーネントの独自の座標空間内で指定され、親の座標空間内に固定される、特定のポイントを保持して変換の回転、拡大 / 縮小および平行移動を更新するためのユーティリティメソッドです。 | ILayoutElement | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | IEventDispatcher |
column | プロパティ |
column:GridColumn
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
このアイテムレンダラーに関連付けられている列を表す GridColumn オブジェクトです。
実装
public function get column():GridColumn
public function set column(value:GridColumn):void
columnIndex | プロパティ |
down | プロパティ |
down:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
グリッドセル内で、2 つの入力ジェスチャのうちの 1 つが行われると、つまりマウスボタンまたはタッチスクリーンのどちらかが押されると、このプロパティが true
に設定されます。マウスボタンが放されるか、ユーザーがタッチ画面に触れなくなるか、またはマウスやタッチがグリッドセルの外にドラッグされると、down
プロパティは false
にリセットされます。
List アイテムレンダラーとは異なり、Grid アイテムレンダラーには、ダウンインジケーターを表示する排他的な役割はありません。Grid 自体は、選択された行またはセルのダウンインジケーターをレンダリングします。アイテムレンダラーは、そのビジュアルプロパティを変更して、押下されていることを強調することもできます。
実装
public function get down():Boolean
public function set down(value:Boolean):void
dragging | プロパティ |
grid | プロパティ |
hovered | プロパティ |
hovered:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
アイテムレンダラーがマウスの下にあり、Grid の selectionMode が GridSelectionMode.SINGLE_CELL
または GridSelectionMode.MULTIPLE_CELLS
の場合、またはアイテムレンダラーが属する行内にマウスがあり、Grid の selectionMode が GridSelectionMode.SINGLE_ROW
または GridSelectionMode.MULTIPLE_ROWS
の場合は true
になります。
List アイテムレンダラーとは異なり、Grid アイテムレンダラーには、レンダラーまたはその行がマウスの下にあることを表示する排他的な役割はありません。Grid 自体は、マウスポインターが置かれた行またはセルに対して、hoverIndicator スキンパーツを自動的に表示します。Grid アイテムレンダラーは、そのプロパティを変更して、マウスポインターが置かれていることを強調することもできます。
実装
public function get hovered():Boolean
public function set hovered(value:Boolean):void
label | プロパティ |
label:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
アイテムレンダラーで表示するストリングです。
GridItemRenderer クラスは、labelDisplay
エレメントが指定されている場合、そのエレメントの text
プロパティに、このプロパティの値を自動的にコピーします。Grid は、label
を列の itemToLabel()
メソッドから返される値に設定します。
実装
public function get label():String
public function set label(value:String):void
関連する API エレメント
rowIndex | プロパティ |
selected | プロパティ |
selected:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
アイテムレンダラーのセルが現在の選択範囲に含まれている場合は true
が含まれます。
List アイテムレンダラーとは異なり、Grid アイテムレンダラーには、自分が選択範囲の一部であることを表示する排他的な役割はありません。Grid 自体は、選択された行またはセルに対して、selectionIndicator スキンパーツを自動的に表示します。また、アイテムレンダラーは、選択範囲の一部であることを強調するためにビジュアルプロパティを変更できます。
実装
public function get selected():Boolean
public function set selected(value:Boolean):void
showsCaret | プロパティ |
showsCaret:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
アイテムレンダラーのセルがキャレットで示される場合は true
が含まれます。
List アイテムレンダラーとは異なり、Grid アイテムレンダラーには、自分のセルまたは行にキャレットがあることを表示する排他的な役割はありません。Grid 自体は、キャレット行またはキャレットセルに対して、caretIndicator スキンパーツを自動的に表示します。また、アイテムレンダラーは、キャレットがあることを強調するためにビジュアルプロパティを変更できます。
実装
public function get showsCaret():Boolean
public function set showsCaret(value:Boolean):void
discard | () | メソッド |
public function discard(willBeRecycled:Boolean):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
アイテムレンダラーが表示されなくなると判断された場合に、アイテムレンダラーの親の updateDisplayList()
メソッドから呼び出されます。willBeRecycled
パラメーターが true
の場合、オーナーはこのレンダラーを内部フリーリストに追加して再利用します。 実装では、このメソッドを使用して不要となったレンダラープロパティを消去できます。
このメソッドが直接呼び出されることは意図されていません。 このメソッドは、DataGrid の実装によって呼び出されます。
パラメーター
willBeRecycled:Boolean — このレンダラーがオーナーの内部フリーリストに追加されて再利用される場合は true です。
|
prepare | () | メソッド |
public function prepare(hasBeenRecycled:Boolean):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 2.5 |
レンダラーのすべてのプロパティが設定された後、アイテムレンダラーの親の updateDisplayList()
メソッドから呼び出されます。このレンダラーが今まで使用されたことがない場合、つまりリサイクルされなかった場合、hasBeenRecycled
パラメーターは false
です。 このメソッドは、レンダラーが表示されようとしているときに呼び出されます。また、レンダラープロパティの変更または再表示の明示的要求によってレンダラーが再表示されるたびに呼び出されます。
このメソッドを使用して、レンダラーのすべてのビジュアルエレメントとプロパティを設定できます。このメソッドを使用すると、data
プロパティをビジュアルエレメントのプロパティにバインドするよりも効率的な場合があります。注意:prepare()
メソッドは頻繁に呼び出されるため、効率的なコードを書いてください。
prepare()
メソッドは、discard()
メソッドの呼び出し前に何度も呼び出されることがあります。
このメソッドが直接呼び出されることは意図されていません。 このメソッドは、DataGrid の実装によって呼び出されます。
パラメーター
hasBeenRecycled:Boolean — このレンダラーが再利用中である場合は true です。
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Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z