パッケージ | spark.effects.animation |
クラス | public final class Animation |
継承 | Animation Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
このクラスは、アニメーションのタイミングと値の部分を定義します。エフェクトまたはアプリケーションコードにある他のコードは、アニメーションをターゲットオブジェクトとプロパティに関連付けます。その際、Animation クラスによって作成されたアニメーション値がその後ターゲットオブジェクトとプロパティに適用されることで、実際にこれらのオブジェクトがアニメーション化されます。
アニメーションエフェクトを定義する場合は、通常、Animate クラスのインスタンス、または Animate のサブクラスのインスタンスを作成します。これにより、Animation インスタンスが play()
メソッドに作成されます。Animation インスタンスは、開始値と終了値、継続時間、およびオプションパラメーター(イーザーオブジェクト、インターポレーターオブジェクトなど)を受け取ります。
Animation オブジェクトは、アニメーションの開始時と終了時、アニメーションの繰り返し時、およびアニメーション実行期間における一定間隔の更新時に、イベントリスナーを呼び出します。これらの呼び出しでは、Animation インスタンスが開始値と終了値およびイーザーオブジェクトとインターポレーターオブジェクトから計算した値が渡されます。その後、これらの値はターゲットオブジェクトのプロパティ値を設定するために使用されます。
デフォルトの MXML プロパティmotionPaths
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
animationTarget : spark.effects.animation:IAnimationTarget
このアニメーションにおいて、開始、終了、繰り返し、更新のすべてのイベントで通知される、IAnimationTarget オブジェクトです。 | Animation | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
currentValue : Object
Animation の現在のフレームまでについて計算された値を含む Object です。 | Animation | ||
cycleFraction : Number [読み取り専用]
イージングが適用された後で経過したアニメーションの現在の割合です。 | Animation | ||
cycleTime : Number [読み取り専用]
現在のサイクルのアニメーションでの、現在のミリ秒位置です。 | Animation | ||
duration : Number = 500
repeatCount プロパティによって定義された繰り返しをカウントしない、アニメーションの時間の長さです(ミリ秒単位)。 | Animation | ||
easer : IEaser
このエフェクトのイージングビヘイビアーです。 | Animation | ||
interpolator : IInterpolator = null
プロパティの開始値と終了値の間の値を計算するために Animation インスタンスによって使用されるインターポレーターです。 | Animation | ||
isPlaying : Boolean [読み取り専用]
true の場合、アニメーションは現在再生中です。 | Animation | ||
motionPaths : Vector.<MotionPath>
Animation で時間の経過と共にアニメーション化するプロパティと値を定義する、MotionPath オブジェクトのセットです。 | Animation | ||
playheadTime : Number
開始遅延と繰り返しを含む、アニメーションの合計経過時間です。 | Animation | ||
playReversed : Boolean
true の場合、逆順でアニメーションを再生します。 | Animation | ||
repeatBehavior : String
繰り返すアニメーションのビヘイビアーを設定します。 | Animation | ||
repeatCount : int
このアニメーションを繰り返す回数です。 | Animation | ||
repeatDelay : Number
各繰り返しサイクルを開始する前の遅延時間です(ミリ秒単位)。 | Animation | ||
startDelay : Number
アニメーションを開始する前に待機する時間です。 | Animation |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
Animation(duration:Number = 500, property:String = null, startValue:Object = null, endValue:Object = null)
コンストラクターです。 | Animation | ||
アニメーションを中止して、すぐにアニメーションの最後のジャンプし、animationTarget で animationEnd() 関数を呼び出します。 | Animation | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
resume() メソッドが呼び出されるまでエフェクトを一時停止します。 | Animation | ||
アニメーションを開始します。 | Animation | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
pause() メソッドを呼び出し、エフェクトを一時停止した後、再開させます。 | Animation | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
アニメーションを停止し、end() メソッドを呼び出さないで終了します。 | Animation | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
animationTarget | プロパティ |
animationTarget:spark.effects.animation:IAnimationTarget
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
このアニメーションにおいて、開始、終了、繰り返し、更新のすべてのイベントで通知される、IAnimationTarget オブジェクトです。値が null
の場合、通知するターゲットがないことを示します。
デフォルト値: null。
実装
public function get animationTarget():spark.effects.animation:IAnimationTarget
public function set animationTarget(value:spark.effects.animation:IAnimationTarget):void
currentValue | プロパティ |
public var currentValue:Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
Animation の現在のフレームまでについて計算された値を含む Object です。キーとしてプロパティ名を使用し、マップ値として値が格納されます。
cycleFraction | プロパティ |
cycleTime | プロパティ |
cycleTime:Number
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
現在のサイクルのアニメーションでの、現在のミリ秒位置です。この値の範囲は 0 ~ duration
です。アニメーションの「サイクル」は、アニメーションの 1 回の繰り返しと定義され、repeatCount
プロパティは再生されるサイクルの数を定義します。アニメーションの位置を変更するには、seek()
メソッドを使用します。
実装
public function get cycleTime():Number
duration | プロパティ |
public var duration:Number = 500
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
repeatCount
プロパティによって定義された繰り返しをカウントしない、アニメーションの時間の長さです(ミリ秒単位)。
デフォルト値: 500。
easer | プロパティ |
easer:IEaser
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
このエフェクトのイージングビヘイビアーです。この IEaser オブジェクトは、アニメーションの経過割合をイージング割合に変換するために使用され、これが後でその経過イージング割合で値を計算するために使用されます。
値が null
の場合は、イージングが使用されないことを意味し、これは Linear イージングを使用すること、つまり animation.easer = Linear.getInstance();
と同じです。
デフォルト値: Sine(.5)。
実装
public function get easer():IEaser
public function set easer(value:IEaser):void
interpolator | プロパティ |
public var interpolator:IInterpolator = null
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
プロパティの開始値と終了値の間の値を計算するために Animation インスタンスによって使用されるインターポレーターです。デフォルトでは、このクラスは NumberInterpolator クラスを使用します。または、開始値と終了値が配列または Vector である場合は、MultiValueInterpolator クラスを使用します。他のデータ型の補間、または異なる方法で補間する必要がある Number(カラーチャンネル情報を保持する uint
値など)の補間は、異なるインターポレーターを提供することによって処理できます。
関連する API エレメント
isPlaying | プロパティ |
motionPaths | プロパティ |
public var motionPaths:Vector.<MotionPath>
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
Animation で時間の経過と共にアニメーション化するプロパティと値を定義する、MotionPath オブジェクトのセットです。
関連する API エレメント
playheadTime | プロパティ |
playReversed | プロパティ |
playReversed:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
true
の場合、逆順でアニメーションを再生します。現在アニメーションが playReversed
で指定されている値とは逆の方向に再生している場合、アニメーションは動的に方向を変更します。
デフォルト値: false。
実装
public function get playReversed():Boolean
public function set playReversed(value:Boolean):void
repeatBehavior | プロパティ |
repeatBehavior:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
繰り返すアニメーションのビヘイビアーを設定します。繰り返すアニメーションの repeatCount
プロパティは、0 に設定されるか、または 1 よりも大きい値に設定されます。この値は、RepeatBehavior.LOOP
(毎回同じ順番でアニメーションを繰り返す)または RepeatBehavior.REVERSE
(繰り返しのたびにアニメーションの方向を逆にする)である必要があります。
デフォルト値: RepeatBehavior.LOOP。
実装
public function get repeatBehavior():String
public function set repeatBehavior(value:String):void
関連する API エレメント
repeatCount | プロパティ |
repeatDelay | プロパティ |
repeatDelay:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
各繰り返しサイクルを開始する前の遅延時間です(ミリ秒単位)。この値をゼロ以外の数値に設定すると、その終了値で正確に前のアニメーションサイクルが終了します。ただし、遅延のない繰り返しの場合、あるサイクルの終わりに近づいてから次のサイクルの始まりを経過するまでアニメーションがスムーズに移行されるため、その値を完全に飛び超える可能性があります。このプロパティは、0 以上の値である必要があります。
このプロパティは、最初のアニメーションサイクルの後、最初の繰り返しで使用されます。アニメーションの最初のサイクルを遅延させるには、startDelay
プロパティを使用します。
デフォルト値: 0。
実装
public function get repeatDelay():Number
public function set repeatDelay(value:Number):void
関連する API エレメント
startDelay | プロパティ |
Animation | () | コンストラクター |
public function Animation(duration:Number = 500, property:String = null, startValue:Object = null, endValue:Object = null)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
コンストラクターです。オプションの property
パラメーター、startValue
パラメーター、および endValue
パラメーターは、2 つの Keyframe がある単一の MotionPath オブジェクトを使用して、単純なアニメーションを定義します。いずれかの値が null でない場合、startValue
は最初のキーフレームの value
(時間 = 0)になり、endValue
は 2 番目のキーフレームの value
(アニメーションの最後)になります。
duration:Number (default = 500 ) — アニメーションの長さです(ミリ秒単位)。
| |
property:String (default = null ) — アニメーション化するプロパティです。
| |
startValue:Object (default = null ) — プロパティの初期値です。
| |
endValue:Object (default = null ) — プロパティの終了値です。
|
end | () | メソッド |
public function end():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
アニメーションを中止して、すぐにアニメーションの最後のジャンプし、animationTarget
で animationEnd() 関数を呼び出します。
pause | () | メソッド |
public function pause():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
resume()
メソッドが呼び出されるまでエフェクトを一時停止します。stop()
が resume()
の前に呼び出されると、アニメーションを再開できません。
play | () | メソッド |
public function play():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
アニメーションを開始します。アニメーションが既に再生されている場合は、最初に停止し、その後再生されます。
resume | () | メソッド |
public function resume():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
pause()
メソッドを呼び出してエフェクトを一時停止した後、再開させます。
stop | () | メソッド |
public function stop():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
アニメーションを停止し、end()
メソッドを呼び出さないで終了します。animationTarget
で animationStop() 関数が呼び出されます。
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z