Adobe® Flash® Platform 用 ActionScript® 3.0 リファレンスガイド
ホーム  |  パッケージおよびクラスリストの非表示 |  パッケージ  |  クラス  |  新機能  |  索引  |  付録  |  英語で表示される理由
フィルター: サーバーからデータを取得しています...
サーバーからデータを取得しています...
mx.skins 

ProgrammaticSkin  - AS3 Flex

パブリックプロパティ
 プロパティ定義元
 InheritedaccessibilityProperties : AccessibilityProperties
この表示オブジェクトの現在のアクセシビリティオプションです。
DisplayObject
 Inheritedalpha : Number
指定されたオブジェクトのアルファ透明度値を示します。
DisplayObject
 InheritedblendMode : String
使用するブレンドモードを指定する BlendMode クラスの値です。
DisplayObject
 InheritedblendShader : Shader
[書き込み専用] 前景と背景のブレンドに使用するシェーダーを設定します。
DisplayObject
 InheritedcacheAsBitmap : Boolean
true に設定されている場合、表示オブジェクトの内部ビットマップ表現が Flash ランタイムにキャッシュされます。
DisplayObject
 Inherited    cacheAsBitmapMatrix : Matrix
null 以外の場合、この Matrix オブジェクトは、cacheAsBitmap を true に設定したときの表示オブジェクトのレンダリング方法を定義します。
DisplayObject
 Inheritedconstructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。
Object
 Inheritedfilters : Array
表示オブジェクトに現在関連付けられている各フィルターオブジェクトが格納されているインデックス付きの配列です。
DisplayObject
 Inheritedgraphics : Graphics
[読み取り専用] ベクターの描画コマンドが発生する、この Shape オブジェクトに属する Graphics オブジェクトを指定します。
Shape
 Inheritedheight : Number
表示オブジェクトの高さを示します(ピクセル単位)。
DisplayObject
  initialized : Boolean
オブジェクトがレイアウトの 3 つの段階(処理、測定、レイアウト)すべてを完了したものであるかどうかを示すフラグです(いずれかが必須であった場合)。
ProgrammaticSkin
 InheritedloaderInfo : LoaderInfo
[読み取り専用] この表示オブジェクトが属するファイルの読み込み情報を含む LoaderInfo オブジェクトを返します。
DisplayObject
 Inheritedmask : DisplayObject
呼び出し元の表示オブジェクトは、指定された mask オブジェクトによってマスクされます。
DisplayObject
  measuredHeight : Number
[読み取り専用] このオブジェクトの測定した高さです。
ProgrammaticSkin
  measuredWidth : Number
[読み取り専用] このオブジェクトの測定した幅です。
ProgrammaticSkin
 InheritedmetaData : Object
メタデータが PlaceObject4 タグによってこの DisplayObject のインスタンスと一緒に SWF ファイル内に保存されている場合に、DisplayObject インスタンスのメタデータオブジェクトを取得します。
DisplayObject
 InheritedmouseX : Number
[読み取り専用] マウスまたはユーザー入力デバイスの x 軸の位置をピクセルで示します。
DisplayObject
 InheritedmouseY : Number
[読み取り専用] マウスまたはユーザー入力デバイスの y 軸の位置をピクセルで示します。
DisplayObject
 Inheritedname : String
DisplayObject のインスタンス名を示します。
DisplayObject
  nestLevel : int
オブジェクト階層におけるこのオブジェクトの深度を表します。
ProgrammaticSkin
 InheritedopaqueBackground : Object
表示オブジェクトが特定の背景色で不透明であるかどうかを指定します。
DisplayObject
 Inheritedparent : DisplayObjectContainer
[読み取り専用] この表示オブジェクトを含む DisplayObjectContainer オブジェクトを示します。
DisplayObject
  processedDescriptors : Boolean
子をすぐに生成するか、遅延生成した後、このいずれかの発生に応じて、true に設定されます。
ProgrammaticSkin
 Inheritedroot : DisplayObject
[読み取り専用] 読み込まれた SWF ファイル内の表示オブジェクトの場合、root プロパティはその SWF ファイルが表す表示リストのツリー構造部分の一番上にある表示オブジェクトとなります。
DisplayObject
 Inheritedrotation : Number
DisplayObject インスタンスの元の位置からの回転角を度単位で示します。
DisplayObject
 InheritedrotationX : Number
DisplayObject インスタンスの 3D 親コンテナを基準にした元の位置からの x 軸の回転角を度単位で示します。
DisplayObject
 InheritedrotationY : Number
DisplayObject インスタンスの 3D 親コンテナを基準にした元の位置からの y 軸の回転角を度単位で示します。
DisplayObject
 InheritedrotationZ : Number
DisplayObject インスタンスの 3D 親コンテナを基準にした元の位置からの z 軸の回転角を度単位で示します。
DisplayObject
 Inheritedscale9Grid : Rectangle
現在有効な拡大 / 縮小グリッドです。
DisplayObject
 InheritedscaleX : Number
基準点から適用されるオブジェクトの水平スケール(パーセンテージ)を示します。
DisplayObject
 InheritedscaleY : Number
オブジェクトの基準点から適用されるオブジェクトの垂直スケール(パーセンテージ)を示します。
DisplayObject
 InheritedscaleZ : Number
オブジェクトの基準点から適用されるオブジェクトの奥行きスケール(パーセンテージ)を示します。
DisplayObject
 InheritedscrollRect : Rectangle
表示オブジェクトのスクロール矩形の境界です。
DisplayObject
 Inheritedstage : Stage
[読み取り専用] 表示オブジェクトのステージです。
DisplayObject
  styleName : Object
スタイル値の取得に使用する親コンポーネントです。
ProgrammaticSkin
 Inheritedtransform : flash.geom:Transform
表示オブジェクトのマトリックス、カラー変換、ピクセル境界に関係するプロパティを持つオブジェクトです。
DisplayObject
  updateCompletePendingFlag : Boolean
オブジェクトが 3 段階のレイアウト検証を完了したものであるかどうかを示すフラグです(いずれかの検証が必須であった場合)。
ProgrammaticSkin
 Inheritedvisible : Boolean
表示オブジェクトが可視かどうかを示します。
DisplayObject
 Inheritedwidth : Number
表示オブジェクトの幅を示します(ピクセル単位)。
DisplayObject
 Inheritedx : Number
親 DisplayObjectContainer のローカル座標を基準にした DisplayObject インスタンスの x 座標を示します。
DisplayObject
 Inheritedy : Number
親 DisplayObjectContainer のローカル座標を基準にした DisplayObject インスタンスの y 座標を示します。
DisplayObject
 Inheritedz : Number
3D 親コンテナを基準にした、DisplayObject インスタンスの z 軸に沿った z 座標位置を示します。
DisplayObject
パブリックメソッド
 メソッド定義元
  
コンストラクターです。
ProgrammaticSkin
 Inherited
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。
EventDispatcher
 Inherited
イベントをイベントフローに送出します。
EventDispatcher
 Inherited
getBounds(targetCoordinateSpace:DisplayObject):Rectangle
targetCoordinateSpace オブジェクトの座標系を基準にして、表示オブジェクトの領域を定義する矩形を返します。
DisplayObject
 Inherited
getRect(targetCoordinateSpace:DisplayObject):Rectangle
シェイプ上の線を除き、targetCoordinateSpace パラメーターによって定義された座標系に基づいて、表示オブジェクトの境界を定義する矩形を返します。
DisplayObject
  
getStyle(styleProp:String):*
指定したスタイルプロパティの値を返します。
ProgrammaticSkin
 Inherited
point オブジェクトをステージ(グローバル)座標から表示オブジェクトの(ローカル)座標に変換します。
DisplayObject
 Inherited
ステージ(グローバル)座標の 2 次元のポイントを 3 次元の表示オブジェクトの(ローカル)座標に変換します。
DisplayObject
 Inherited
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。
EventDispatcher
 Inherited
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。
Object
 Inherited
表示オブジェクトの境界ボックスを評価して、obj 表示オブジェクトの境界ボックスと重複または交差するかどうかを調べます。
DisplayObject
 Inherited
hitTestPoint(x:Number, y:Number, shapeFlag:Boolean = false):Boolean
表示オブジェクトを評価して、x および y パラメーターで指定されたポイントと重複または交差するかどうかを調べます。
DisplayObject
  
次の画面更新時に updateDisplayList() メソッドが呼び出されるように、コンポーネントをマークします。
ProgrammaticSkin
  
このメソッドを呼び出すと、表示リストがレンダリングされる前にコンポーネントの validateProperties() メソッドが呼び出されます。
ProgrammaticSkin
  
このメソッドを呼び出すと、表示リストがレンダリングされる前に、コンポーネントの validateSize() メソッドが呼び出されます。
ProgrammaticSkin
 Inherited
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。
Object
 Inherited
3 次元の表示オブジェクトの(ローカル)座標の 3 次元のポイントをステージ(グローバル)座標の 2 次元のポイントに変換します。
DisplayObject
 Inherited
point オブジェクトを表示オブジェクトの(ローカル)座標からステージ(グローバル)座標に変換します。
DisplayObject
  
このオブジェクトを指定の x および y 座標に移動します。
ProgrammaticSkin
 Inherited
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。
Object
 Inherited
removeEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false):void
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。
EventDispatcher
  
setActualSize(newWidth:Number, newHeight:Number):void
このオブジェクトの高さおよび幅を設定します。
ProgrammaticSkin
 Inherited
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。
Object
  
いずれかのスタイルが変更された場合に、常にこのスキンを再描画します。
ProgrammaticSkin
 Inherited
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
 Inherited
[オーバーライド] アプリケーションの DisplayObject の階層におけるこのオブジェクトの位置を示すストリングを返します。
FlexShape
  
この関数は、このコントロール自身が描画するタイミングで LayoutManager により呼び出されます。
ProgrammaticSkin
  
必要に応じて、このオブジェクトのプロパティとレイアウトを検証および更新し、それを再描画します。
ProgrammaticSkin
  
この関数は空のスタブであり、これにより ProgrammaticSkin が ILayoutManagerClient インターフェイスを実装することが可能になります。
ProgrammaticSkin
  
validateSize(recursive:Boolean = false):void
この関数は空のスタブであり、これにより ProgrammaticSkin が ILayoutManagerClient インターフェイスを実装することが可能になります。
ProgrammaticSkin
 Inherited
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。
Object
 Inherited
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。
EventDispatcher
プロテクトメソッド
 メソッド定義元
  
drawRoundRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number, cornerRadius:Object = null, color:Object = null, alpha:Object = null, gradientMatrix:Matrix = null, gradientType:String = "linear", gradientRatios:Array = null, hole:Object = null):void
このスキンの Graphics オブジェクトに矩形をプログラムにより描画します。
ProgrammaticSkin
  
水平方向のグラデーションマトリックスを作成するためのユーティリティ関数です。
ProgrammaticSkin
  
回転したグラデーション行列を作成するためのユーティリティ関数です。
ProgrammaticSkin
  
updateDisplayList(unscaledWidth:Number, unscaledHeight:Number):void
このスキンのグラフィックをプログラムで描画します。
ProgrammaticSkin
  
垂直方向のグラデーションマトリックスを作成するためのユーティリティ関数です。
ProgrammaticSkin
イベント
 イベント 概要 定義元
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
 Inherited表示オブジェクトが表示リストに追加されたときに送出されます。DisplayObject
 Inherited表示オブジェクトが、直接、または表示オブジェクトを含むサブツリーの追加により、ステージ上の表示リストに追加されたときに送出されます。DisplayObject
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
 Inherited[ブロードキャストイベント] 再生ヘッドが新しいフレームに入るときに送出されます。DisplayObject
 Inherited[ブロードキャストイベント] 再生ヘッドが現在のフレームを終了するときに送出されます。DisplayObject
 Inherited[ブロードキャストイベント] フレーム表示オブジェクトのコンストラクターが実行した後で、かつフレームスクリプトが実行される前に送出されます。DisplayObject
 Inherited表示オブジェクトが表示リストから削除されようとしているときに送出されます。DisplayObject
 Inherited表示オブジェクトが、直接、または表示オブジェクトを含むサブツリーの削除により、表示リストから削除されようとしているときに送出されます。DisplayObject
 Inherited[ブロードキャストイベント] 表示リストが更新およびレンダリングされようとしているときに送出されます。DisplayObject
プロパティの詳細

initialized

プロパティ
initialized:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

オブジェクトがレイアウトの 3 つの段階(処理、測定、レイアウト)すべてを完了したものであるかどうかを示すフラグです(いずれかが必須であった場合)。



実装
    public function get initialized():Boolean
    public function set initialized(value:Boolean):void

measuredHeight

プロパティ 
measuredHeight:Number  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このオブジェクトの測定した高さです。 これは、スキンの推奨される高さを返すサブクラスによりオーバーライドする必要があります。



実装
    public function get measuredHeight():Number

measuredWidth

プロパティ 
measuredWidth:Number  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このオブジェクトの測定した幅です。 これは、スキンの推奨される幅を返すサブクラスによりオーバーライドする必要があります。



実装
    public function get measuredWidth():Number

nestLevel

プロパティ 
nestLevel:int

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

オブジェクト階層におけるこのオブジェクトの深度を表します。この数値は、測定およびレイアウトコードによって使用されます。このコンポーネントが DisplayList でない場合、この値は 0 になります。



実装
    public function get nestLevel():int
    public function set nestLevel(value:int):void

processedDescriptors

プロパティ 
processedDescriptors:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

子をすぐに生成するか、遅延生成した後、このいずれかの発生に応じて、true に設定されます。 Container オブジェクトの場合、true に設定されるのは、createComponentsFromDescriptors() メソッドの終了時、つまり、Container オブジェクトが子の記述子から子を作成した後です。

例えば、Accordion コンテナが遅延インスタンス化を使用する場合、Accordion コンテナの 2 番目のペインの processedDescriptors プロパティは、ユーザーがそのペインまでナビゲートし、ペインがその子を作成するまで true になりません。 ただし、Accordion が creationPolicy プロパティを "all" に設定している場合、その 2 番目のペインの processedDescriptors プロパティはアプリケーションの起動中に true に設定されます。

コンテナではないクラスには記述子がなく、この場合、このプロパティが true に設定されるのは、createChildren() メソッドが内部コンポーネントの子を作成した後です。



実装
    public function get processedDescriptors():Boolean
    public function set processedDescriptors(value:Boolean):void

styleName

プロパティ 
styleName:Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

スタイル値の取得に使用する親コンポーネントです。 通常、このスキンを作成したコンポーネントに設定されています。



実装
    public function get styleName():Object
    public function set styleName(value:Object):void

updateCompletePendingFlag

プロパティ 
updateCompletePendingFlag:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

オブジェクトが 3 段階のレイアウト検証を完了したものであるかどうかを示すフラグです(いずれかの検証が必須であった場合)。



実装
    public function get updateCompletePendingFlag():Boolean
    public function set updateCompletePendingFlag(value:Boolean):void
コンストラクターの詳細

ProgrammaticSkin

()コンストラクター
public function ProgrammaticSkin()

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

コンストラクターです。

メソッドの詳細

drawRoundRect

()メソッド
protected function drawRoundRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number, cornerRadius:Object = null, color:Object = null, alpha:Object = null, gradientMatrix:Matrix = null, gradientType:String = "linear", gradientRatios:Array = null, hole:Object = null):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このスキンの Graphics オブジェクトに矩形をプログラムにより描画します。

矩形の角を丸くすることができます。 矩形の端は、Graphics オブジェクトの現在の線スタイルによりストロークを設定できます。 単色またはグラデーションの塗りを適用することもできますし、塗りを適用しなくても構いません。 単色の塗りには、アルファ透明度を適用できます。 グラデーションの塗りは線状または放射状にできます。 グラデーションに沿った指定の点で、最大 15 のカラーとアルファ値を指定できます。さらにグラデーションの回転角度または変換マトリックスを指定できます。 最後に、矩形には角丸矩形の空洞を彫り込むことができます。

この多用途の矩形描画ルーチンは、様々なスキンで使用されます。 このルーチンでは、このスキンの Graphics オブジェクトに描画するために、(flash.display.Graphics クラス内の)drawRect() メソッドまたは drawRoundRect() メソッドを呼び出します。

パラメーター

x:Number — このスキン内の矩形の左上角の水平位置です。
 
y:Number — このスキンの矩形の左上角の垂直位置です。
 
width:Number — ピクセル単位で表したボタンの幅です。
 
height:Number — ピクセル単位で表したボタンの高さです。
 
cornerRadius:Object (default = null) — 矩形の角の丸みです。 null、Number または Object を指定できます。 null の場合、丸い角ではなく、直角の角を表します。 Number の場合、4 つの角すべてで同じ半径(ピクセル単位)を指定します。 Object の場合、tltrbl および br という名前のプロパティを持ちます。それぞれの値は、左上、右上、左下、および右下の角の半径をピクセル単位で指定する Number です。 例えば、{ tl: 5, tr: 5, bl: 0, br: 0 } などのプレーンの Object を渡すことができます。 デフォルト値は null(直角の角)です。
 
color:Object (default = null) — 塗りの RGB カラーです。 null、uint または Array を指定できます。 null の場合、矩形は塗りつぶされません。 uint の場合、塗りの RGB カラーを指定します。 例えば、赤で塗りつぶす場合は 0xFF0000 を渡します。Array の場合は、グラデーションカラーを指定する uint を格納した配列になります。例えば、赤黄青のグラデーションで塗りつぶす場合は、[ 0xFF0000, 0xFFFF00, 0x0000FF ] を渡します。グラデーション内で最大 15 のカラーを指定できます。デフォルト値は null(塗りなし)です。
 
alpha:Object (default = null) — 塗りのアルファ値です。 null、Number または Array を指定できます。color が null の場合、この引数は無視されます。color が塗りの RGB カラーを指定する uint である場合、alpha は塗りの透明度を指定する Number になります。この場合、0.0 は完全に透明、1.0 は完全に不透明です。また、完全な不透明を指定するために、1.0 の代わりに null を渡すこともできます。color がグラデーションカラーを指定する Array である場合、alpha はグラデーションの対応するアルファ値を指定する、同じ長さの Number の Array になります。この場合、デフォルト値は null(完全に不透明)です。
 
gradientMatrix:Matrix (default = null) — グラデーションの塗りで使用する Matrix オブジェクトです。 ユーティリティメソッド horizontalGradientMatrix()verticalGradientMatrix() および rotatedGradientMatrix() を使用して、このパラメーターの値を作成できます。
 
gradientType:String (default = "linear") — グラデーション塗りの種類です。 有効な値は GradientType.LINEAR または GradientType.RADIAL です (GradientType クラスは、パッケージ flash.display 内にあります)。
 
gradientRatios:Array (default = null) — (オプションのデフォルト [0,255]) - カラー分布を指定します。項目数は、color パラメーターで定義された色の数と一致する必要があります。 各値は、100% でサンプリングされる色の幅の割合をパーセントで定義します。値 0 はグラデーションボックスの左の位置を表し、255 はグラデーションボックスの右の位置を表します。
 
hole:Object (default = null) — (オプション)別の不透明な角丸矩形の中央に彫り込む角丸矩形の空洞です。{x: #, y: #, w: #, h: #, r: # or {br: #, bl: #, tl: #, tr: #}}

関連する API エレメント

getStyle

()メソッド 
public function getStyle(styleProp:String):*

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

指定したスタイルプロパティの値を返します。

パラメーター

styleProp:String — スタイルプロパティの名前です。

戻り値
* — スタイル値です。 int、Number、String など、スタイルプロパティとして使用可能な任意の型のオブジェクトを指定できます。

horizontalGradientMatrix

()メソッド 
protected function horizontalGradientMatrix(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):Matrix

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

水平方向のグラデーションマトリックスを作成するためのユーティリティ関数です。

パラメーター

x:Number — グラデーションの左端です。
 
y:Number — グラデーションの上端です。
 
width:Number — グラデーションの幅です。
 
height:Number — グラデーションの高さです。

戻り値
Matrix — 水平方向のグラデーションマトリックスです。 これはテンポラリオブジェクトで、その後の drawRoundRect() メソッド呼び出しにのみ使用されます。

invalidateDisplayList

()メソッド 
public function invalidateDisplayList():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

次の画面更新時に updateDisplayList() メソッドが呼び出されるように、コンポーネントをマークします。

無効化は、後で画面が更新されるまでコンポーネントの変更処理を保留することで、作業の重複を解消する便利なメカニズムです。例えば、幅と高さを変更する場合、幅を変更した後にコンポーネントを更新し、次に高さを変更して再度更新するという処理は時間の浪費です。両方のプロパティを変更した後、新しいサイズでコンポーネントを一度に再描画する方が効率的です。

無効化メソッドが呼び出されることはほとんどありません。一般的には、コンポーネントのプロパティを設定すると、適切な無効化メソッドが自動的に呼び出されます。

invalidateProperties

()メソッド 
public function invalidateProperties():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このメソッドを呼び出すと、表示リストがレンダリングされる前にコンポーネントの validateProperties() メソッドが呼び出されます。

UIComponent を拡張するコンポーネントの場合は、commitProperties() が呼び出されることになります。

invalidateSize

()メソッド 
public function invalidateSize():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このメソッドを呼び出すと、表示リストがレンダリングされる前に、コンポーネントの validateSize() メソッドが呼び出されます。

UIComponent を拡張するコンポーネントの場合は、measure() が呼び出されることになります(ただし、コンポーネントに explicitWidthexplicitHeight の両方が設定されている場合を除く)。

move

()メソッド 
public function move(x:Number, y:Number):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このオブジェクトを指定の x および y 座標に移動します。

パラメーター

x:Number — 水平位置(ピクセル単位)。
 
y:Number — 垂直位置(ピクセル単位)。

rotatedGradientMatrix

()メソッド 
protected function rotatedGradientMatrix(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number, rotation:Number):Matrix

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

回転したグラデーション行列を作成するためのユーティリティ関数です。

パラメーター

x:Number — グラデーションの左端です。
 
y:Number — グラデーションの上端です。
 
width:Number — グラデーションの幅です。
 
height:Number — グラデーションの高さです。
 
rotation:Number — 回転量(角度)です。

戻り値
Matrix — 水平方向のグラデーションマトリックスです。 これはテンポラリオブジェクトで、その後の drawRoundRect() メソッド呼び出しにのみ使用されます。

setActualSize

()メソッド 
public function setActualSize(newWidth:Number, newHeight:Number):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このオブジェクトの高さおよび幅を設定します。

パラメーター

newWidth:Number — このオブジェクトの幅(ピクセル単位)。
 
newHeight:Number — このオブジェクトの高さ(ピクセル単位)。

styleChanged

()メソッド 
public function styleChanged(styleProp:String):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

いずれかのスタイルが変更された場合に、常にこのスキンを再描画します。 サブクラスでは、このメソッドをオーバーライドしたうえで、より個別的なテストを invalidateDisplayList() を呼び出す前に実行できます。

パラメーター

styleProp:String — 変更されたスタイルプロパティの名前、またはすべてのスタイルが変更された場合は null です。

updateDisplayList

()メソッド 
protected function updateDisplayList(unscaledWidth:Number, unscaledHeight:Number):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このスキンのグラフィックをプログラムで描画します。

サブクラスでは、このメソッドをオーバーライドし、graphics.moveTo() メソッドや graphics.lineTo() メソッドなどへの呼び出しを含める必要があります。

これは、ユーザーコードやズームエフェクトなどのソースからの伸縮の前に行われます。 コンポーネントは、後で行われる伸縮は認識しません。

パラメーター

unscaledWidth:Number — 伸縮前のこのオブジェクトの幅(ピクセル単位)。
 
unscaledHeight:Number — 伸縮前のこのオブジェクトの高さ(ピクセル単位)。

さらに例を参照

validateDisplayList

()メソッド 
public function validateDisplayList():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

この関数は、このコントロール自身が描画するタイミングで LayoutManager により呼び出されます。 この関数により呼び出される updateDisplayList 関数内で実際の描画が行われます。

validateNow

()メソッド 
public function validateNow():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

必要に応じて、このオブジェクトのプロパティとレイアウトを検証および更新し、それを再描画します。

validateProperties

()メソッド 
public function validateProperties():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

この関数は空のスタブであり、これにより ProgrammaticSkin が ILayoutManagerClient インターフェイスを実装することが可能になります。 スキンでは、通常このメソッドへの呼び出しをトリガーする LayoutManager.invalidateProperties() を呼び出しません。

validateSize

()メソッド 
public function validateSize(recursive:Boolean = false):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

この関数は空のスタブであり、これにより ProgrammaticSkin が ILayoutManagerClient インターフェイスを実装することが可能になります。 スキンでは、通常このメソッドへの呼び出しをトリガーする LayoutManager.invalidateSize() を呼び出しません。

パラメーター

recursive:Boolean (default = false) — このスキンの子を検証するかどうかを決定します。

verticalGradientMatrix

()メソッド 
protected function verticalGradientMatrix(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):Matrix

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

垂直方向のグラデーションマトリックスを作成するためのユーティリティ関数です。

パラメーター

x:Number — グラデーションの左端です。
 
y:Number — グラデーションの上端です。
 
width:Number — グラデーションの幅です。
 
height:Number — グラデーションの高さです。

戻り値
Matrix — 水平方向のグラデーションマトリックスです。 これはテンポラリオブジェクトで、その後の drawRoundRect() メソッド呼び出しにのみ使用されます。




[ X ]英語で表示される理由
ActionScript 3.0 リファレンスガイドのコンテンツが英語で表示されます。

ActionScript 3.0 リファレンスガイドのすべての部分がすべての言語に翻訳されているわけではありません。言語エレメントが翻訳されていない場合、そのエレメントは英語で表示されます。例えば、ga.controls.HelpBox クラスはどの言語にも訳されていません。このため、リファレンスガイドの日本語バージョンでは、ga.controls.HelpBox クラスは英語で表示されます。