パッケージ | mx.managers |
インターフェイス | public interface ILayoutManagerClient extends IEventDispatcher |
実装者 | AdvancedDataGridItemRenderer, DataGridItemRenderer, FTEAdvancedDataGridItemRenderer, FTEDataGridItemRenderer, FlexNativeMenu, ProgrammaticSkin, UIComponent |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このインターフェイスを実装するオブジェクトは、LayoutManager の invalidateProperties()
メソッドに渡すことができます。 LayoutManager は、プロパティの処理段階に入ると、このオブジェクトの validateProperties()
メソッドを呼び出します。
同様に、オブジェクトが LayoutManager の invalidateSize()
メソッドに渡されると、LayoutManager は測定段階でそのオブジェクトの validateSize()
メソッドを呼び出し、オブジェクトが LayoutManager の invalidateDisplayList()
メソッドに渡されると、LayoutManager はレイアウト段階でそのオブジェクトの validateDisplayList()
メソッドを呼び出します。
ILayoutManagerClient インターフェイスは、UIComponent クラスと ProgrammaticSkin クラスによって実装されます。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
initialized : Boolean
オブジェクトが 3 段階のレイアウト検証を完了しているかどうかを示すフラグです(いずれかが必須であった場合)。このフラグは LayoutManager のみによって変更されます。 | ILayoutManagerClient | ||
nestLevel : int
最上位の SystemManager の nestLevel は 1 です。 | ILayoutManagerClient | ||
processedDescriptors : Boolean
子をすぐに生成するか、遅延生成した後、このいずれかの発生に応じて、true に設定されます。 | ILayoutManagerClient | ||
updateCompletePendingFlag : Boolean
オブジェクトが updateComplete イベントの送出を待っているかどうかを判別するフラグです。 | ILayoutManagerClient |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | IEventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | IEventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | IEventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | IEventDispatcher | ||
子の位置とサイズを検証し、その他のビジュアルオブジェクトを描画します。 | ILayoutManagerClient | ||
コンポーネントのプロパティを検証します。 | ILayoutManagerClient | ||
コンポーネントの測定サイズを検証します。LayoutManager.invalidateSize() メソッドがこの ILayoutManagerClient を指定して呼び出された場合、測定の実行時に validateSize() メソッドが呼び出されます。 | ILayoutManagerClient | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | IEventDispatcher |
initialized | プロパティ |
nestLevel | プロパティ |
nestLevel:int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
最上位の SystemManager の nestLevel は 1 です。 その直下の子(最上位の Application およびポップアップウィンドウ)の nestLevel
は 2 です。 その下の子の nestLevel
は 3、というように続きます。 nestLevel
は、測定およびレイアウト段階で ILayoutManagerClient をソートするために使用されます。 処理段階では、LayoutManager は昇順の nestLevel
でクライアントのプロパティを処理するため、Flex がオブジェクト自体のプロパティを処理する前にオブジェクトの子のプロパティの処理は完了しています。測定段階では、LayoutManager は降順の nestLevel
でクライアントを測定するため、Flex がオブジェクト自体を測定する前にオブジェクトの子の測定は完了しています。 レイアウト段階では、LayoutManager は昇順の nestLevel
でクライアントをレイアウトするため、子オブジェクトがそれぞれの子の位置とサイズを決定する前に、オブジェクトがその子のサイズを設定できます。
実装
public function get nestLevel():int
public function set nestLevel(value:int):void
processedDescriptors | プロパティ |
processedDescriptors:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
子をすぐに生成するか、遅延生成した後、このいずれかの発生に応じて、true
に設定されます。 Container オブジェクトの場合、true
に設定されるのは、createComponentsFromDescriptors()
メソッドの終了時、つまり、Container オブジェクトが子の記述子から子を作成した後です。
例えば、Accordion コンテナが遅延インスタンス化を使用する場合、Accordion コンテナの 2 番目のペインの processedDescriptors
プロパティは、ユーザーがそのペインまでナビゲートし、ペインがその子を作成するまで true
になりません。 ただし、Accordion が creationPolicy
プロパティを "all"
に設定している場合、その 2 番目のペインの processedDescriptors
プロパティはアプリケーションの起動中に true
に設定されます。
コンテナではないクラスには記述子がなく、この場合、このプロパティが true
に設定されるのは、createChildren()
メソッドが内部コンポーネントの子を作成した後です。
実装
public function get processedDescriptors():Boolean
public function set processedDescriptors(value:Boolean):void
updateCompletePendingFlag | プロパティ |
updateCompletePendingFlag:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
オブジェクトが updateComplete
イベントの送出を待っているかどうかを判別するフラグです。 このフラグは、LayoutManager によってのみ変更されます。
実装
public function get updateCompletePendingFlag():Boolean
public function set updateCompletePendingFlag(value:Boolean):void
validateDisplayList | () | メソッド |
public function validateDisplayList():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
子の位置とサイズを検証し、その他のビジュアルオブジェクトを描画します。 LayoutManager.invalidateDisplayList()
メソッドがこの ILayoutManagerClient クライアントを指定して呼び出された場合、表示リストの更新時に validateDisplayList()
メソッドが呼び出されます。
validateProperties | () | メソッド |
public function validateProperties():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンポーネントのプロパティを検証します。 LayoutManager.invalidateProperties()
メソッドがこの ILayoutManagerClient クライアントを指定して呼び出された場合、プロパティ値の処理時に validateProperties()
メソッドが呼び出されます。
validateSize | () | メソッド |
public function validateSize(recursive:Boolean = false):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンポーネントの測定サイズを検証します。LayoutManager.invalidateSize()
メソッドがこの ILayoutManagerClient を指定して呼び出された場合、測定の実行時に validateSize()
メソッドが呼び出されます。
パラメーター
recursive:Boolean (default = false ) — true の場合、このメソッドをオブジェクトの子で呼び出します。
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Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z