Adobe® Flash® Platform 用 ActionScript® 3.0 リファレンスガイド
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spark.validators.supportClasses 

GlobalizationValidatorBase  - AS3 Flex

パッケージspark.validators.supportClasses
クラスpublic class GlobalizationValidatorBase
継承GlobalizationValidatorBase Inheritance GlobalizationBase Inheritance AdvancedStyleClient Inheritance EventDispatcher Inheritance Object
実装 IValidator
サブクラス NumberValidatorBase

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

GlobalizationValidatorBase クラスは、すべての Spark バリデーターの基本クラスです。このクラスにより、バリデーター機能が実装され、必要なフィールドを作成します。つまり、ユーザーがこのフィールドに値を入力しないと、検証は失敗します。 このクラスは、バリデーターの有効と無効の切り替えも行います。

MXML シンタックスexpandedMXML シンタックスを隠す

The <s:GlobalizationValidatorBase> tag inherits all of the tag attributes of its superclass, and adds the following tag attributes:

  <s:GlobalizationValidatorBase
    Properties
    enabled="true"
    listener="Value of the source property"
    property="No default"
    required="true"
    requiredFieldError="This field is required."
    source="No default"
    trigger="Value of the source property"
    triggerEvent="valueCommit"
 
    Events
    invalid="No default"
    valid="No default"
  />
  

関連する API エレメント



パブリックプロパティ
 プロパティ定義元
 InheritedactualLocaleIDName : String
[読み取り専用] このクラスオブジェクトで使用される実際のロケール ID の名前。
GlobalizationBase
 InheritedclassName : String
[読み取り専用] コンポーネントクラスの名前です。
AdvancedStyleClient
 Inheritedconstructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。
Object
  enabled : Boolean
この値を false に設定すると、バリデーターによる検証が行えなくなります。
GlobalizationValidatorBase
 Inheritedid : String
コンポーネントの ID です。
AdvancedStyleClient
 InheritedinheritingStyles : Object
このビジュアルでないスタイルクライアントのインスタンスの継承可能なスタイルを含むオブジェクトです。
AdvancedStyleClient
 InheritedlastOperationStatus : String
[読み取り専用] このクラスオブジェクトが実行した最新の操作のステータス。
GlobalizationBase
  listener : Object
検証のリスナーを指定します。
GlobalizationValidatorBase
 InheritedmoduleFactory : IFlexModuleFactory
モジュールファクトリは、このビジュアルでないスタイルクライアントのインスタンスのスタイルを制御するスタイルマネージャーを検索するためのコンテキストとして使用されます。
AdvancedStyleClient
 InheritednonInheritingStyles : Object
このコンポーネントの非継承スタイルのチェーンの始まりです。
AdvancedStyleClient
  property : String
検証する値を含む source オブジェクトのプロパティの名前を指定するストリングを表します。
GlobalizationValidatorBase
  required : Boolean = true
true の場合、検証エラーの原因となる欠損値または空値を指定します。
GlobalizationValidatorBase
  requiredFieldError : String
値が欠損し、required プロパティが true の場合に発生するエラーメッセージです。
GlobalizationValidatorBase
  source : Object
検証するプロパティを含むオブジェクトを指定します。
GlobalizationValidatorBase
 InheritedstyleDeclaration : CSSStyleDeclaration
このオブジェクトで宣言されたインラインスタイルを保持するスタイル宣言です。
AdvancedStyleClient
 InheritedstyleManager : IStyleManager2
[読み取り専用] このコンポーネントで使用する StyleManager インスタンスを返します。
AdvancedStyleClient
 InheritedstyleName : Object
オブジェクトのスタイル値のソースです。
AdvancedStyleClient
 InheritedstyleParent : IAdvancedStyleClient
コンポーネントの親は、下位要素のセレクターを評価するために使用されます。
AdvancedStyleClient
  trigger : IEventDispatcher
バリデーターをトリガーするイベントの生成を行うコンポーネントを指定します。
GlobalizationValidatorBase
  triggerEvent : String
検証をトリガーするイベントを指定します。
GlobalizationValidatorBase
プロテクトプロパティ
 プロパティ定義元
  actualListeners : Array
[読み取り専用] リスナーオブジェクトが存在する場合はリスナーオブジェクトを含みます。そうでない場合は、ソースオブジェクトを含みます。
GlobalizationValidatorBase
  actualTrigger : IEventDispatcher
[読み取り専用] トリガーオブジェクトが存在する場合はトリガーオブジェクトを含みます。そうでない場合は、ソースオブジェクトを含みます。
GlobalizationValidatorBase
  resourceManager : IResourceManager
[読み取り専用] アプリケーションのローカライズされたすべてのリソースを管理するオブジェクトへの参照です。
GlobalizationValidatorBase
  subFields : Array
validate() メソッドに渡された value オブジェクトに含まれるプロパティ名を含むストリングの配列です。
GlobalizationValidatorBase
パブリックメソッド
 メソッド定義元
  
コンストラクターです。
GlobalizationValidatorBase
 Inherited
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。
EventDispatcher
 Inherited
このコンポーネントインスタンスからスタイルプロパティを削除します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
イベントをイベントフローに送出します。
EventDispatcher
 Inherited
このコンポーネントに適用されるタイプセレクターの CSSStyleDeclaration オブジェクトの配列を返します。何も存在しない場合は null を返します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
getStyle(styleProp:String):*
[オーバーライド] このコンポーネントのスタイル参照チェーンのいずれかの場所に設定されたスタイルプロパティを取得します。
GlobalizationBase
 Inherited
currentCSSState が null でない場合、true を返します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。
EventDispatcher
 Inherited
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。
Object
 Inherited
initialized メソッドは、このクラスまたはこのクラスを拡張するクラスが MXML 宣言で使用されると呼び出されます。
AdvancedStyleClient
 Inherited
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。
Object
 Inherited
cssState が currentCSSState に一致した場合は、true を返します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
このインスタンスが、指定されたタイプと同じであるのか、それともそのサブクラスであるのかを判別します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
スタイルの変更を、このスタイルクライアントのインスタンスの子に通知します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。
Object
 Inherited
getStyle() メソッドが機能するように、内部のスタイルキャッシュ値を設定します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
各エフェクトイベントのイベントリスナーの 1 つとして、EffectManager を登録します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
removeEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false):void
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。
EventDispatcher
 Inherited
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。
Object
 Inherited
setStyle(styleProp:String, newValue:*):void
このコンポーネントインスタンスのスタイルプロパティを設定します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
スタイルプロパティの変更を検出します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
コンポーネントのスタイルを初めて初期化するとき、Flex は stylesInitialized() メソッドを呼び出します。
AdvancedStyleClient
 Inherited
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
 Inherited
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
  
validate(value:Object = null, suppressEvents:Boolean = false):ValidationResultEvent
検証を実行し、リスナーに任意で結果を通知します。
GlobalizationValidatorBase
  
validateAll(validators:Array):Array
[静的] validators 配列に含まれるすべてのバリデーターを呼び出します。
GlobalizationValidatorBase
 Inherited
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。
Object
 Inherited
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。
EventDispatcher
プロテクトメソッド
 メソッド定義元
  
バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを設定します。
GlobalizationValidatorBase
  
required プロパティの値で定義されるような、検証エラーの原因となる欠損値および空値の検証をはじめ、このバリデーターの検証ロジックを実行します。
GlobalizationValidatorBase
  
検証するオブジェクトを返します。
GlobalizationValidatorBase
  
エラー結果の配列から ValidationResultEvent を返します。
GlobalizationValidatorBase
  
value が null でない場合、true を返します。
GlobalizationValidatorBase
  
バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを切断します。
GlobalizationValidatorBase
  
このメソッドは、GlobalizationValidatorBase の作成時に呼び出されます。また、ローカライズされたリソースが何らかの方法で変更されたことを示すために、ResourceManager が「change」イベントを送出した時点で常に呼び出されます。
GlobalizationValidatorBase
イベント
 イベント 概要 定義元
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
 Inherited変更イベントは、ロケールスタイルが変更された場合、および、別のプロパティが設定されたことによって、数値のフォーマットが変更されたり、このクラスを通じて使用可能な他の値が更新されたりした場合に、常に生成されます。GlobalizationBase
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
  検証が失敗すると送出されます。GlobalizationValidatorBase
  検証が正常に完了すると送出されます。GlobalizationValidatorBase
スタイル

スタイルには共通スタイルと特定のテーマに関連するスタイルがあります。共通スタイルは、任意のテーマと共に使用できます。特定のテーマに関連するスタイルは、アプリケーションがそのテーマを使用する場合にのみ使用できます。

共通スタイル
 スタイル 説明 定義元
 Inherited型: String CSS 継承: はい
言語バージョン: ActionScript 3.0  製品バージョン: Flex 4.5  ランタイムバージョン: Flash10.1, AIR 2.5

言語、地域、スクリプトおよびオプションで他の関連するタグおよびキーを指定するロケール識別子です.
GlobalizationBase
プロパティの詳細

actualListeners

プロパティ
actualListeners:Array  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

リスナーオブジェクトが存在する場合はリスナーオブジェクトを含みます。そうでない場合は、ソースオブジェクトを含みます。 検証結果について通知するオブジェクトを判断するために使用します。



実装
    protected function get actualListeners():Array

actualTrigger

プロパティ 
actualTrigger:IEventDispatcher  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

トリガーオブジェクトが存在する場合はトリガーオブジェクトを含みます。そうでない場合は、ソースオブジェクトを含みます。 triggerEvent のリスナーオブジェクトを判断するために使用します。



実装
    protected function get actualTrigger():IEventDispatcher

enabled

プロパティ 
enabled:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

この値を false に設定すると、バリデーターによる検証が行えなくなります。 バリデーターが無効になると、イベントは送出されず、validate() メソッドにより null が返されます。

デフォルト値: true。



実装
    public function get enabled():Boolean
    public function set enabled(value:Boolean):void

listener

プロパティ 
listener:Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証のリスナーを指定します。

リスナーを指定しない場合、Flex は source プロパティの値を使用します。 Flex がソースコンポーネントを調べた後、コンポーネントの境界線色を変更し、検証に失敗した際のエラーメッセージを表示するか、成功した際の既存のエラーメッセージを非表示にします。



実装
    public function get listener():Object
    public function set listener(value:Object):void

property

プロパティ 
property:String

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証する値を含む source オブジェクトのプロパティの名前を指定するストリングを表します。 このプロパティはオプションですが、source を指定する場合、このプロパティにも値を設定する必要があります。

デフォルト値: null。



実装
    public function get property():String
    public function set property(value:String):void

required

プロパティ 
public var required:Boolean = true

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

true の場合、検証エラーの原因となる欠損値または空値を指定します。

デフォルト値: true。

requiredFieldError

プロパティ 
requiredFieldError:String

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

値が欠損し、required プロパティが true の場合に発生するエラーメッセージです。

デフォルト値: "This field is required."。



実装
    public function get requiredFieldError():String
    public function set requiredFieldError(value:String):void

resourceManager

プロパティ 
resourceManager:IResourceManager  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

アプリケーションのローカライズされたすべてのリソースを管理するオブジェクトへの参照です。これは、IResourceManager インターフェイスを実装するシングルトンインスタンスです。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 unused イベントが送出されます。



実装
    protected function get resourceManager():IResourceManager

source

プロパティ 
source:Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証するプロパティを含むオブジェクトを指定します。 このプロパティには、コンポーネントまたはデータモデルのインスタンスを設定します。 MXML のデータバインディングシンタックスを使用して、値を指定します。 ネストされたプロパティを指定するために、ドット区切りのストリングがサポートされています。 source プロパティに値を指定する場合、property プロパティにも値を指定する必要があります。 source プロパティはオプションです。

デフォルト値: null。



実装
    public function get source():Object
    public function set source(value:Object):void

subFields

プロパティ 
protected var subFields:Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

value オブジェクト(validate() メソッドに渡された)に含まれるプロパティ名を含むストリングの配列です。 例えば、CreditCardValidator はこのプロパティを [ "cardNumber", "cardType" ] に設定します。 この値は、value オブジェクト(validate() メソッドに渡された)に cardNumber プロパティおよび cardType プロパティが含まれることを意味します。

trigger

プロパティ 
trigger:IEventDispatcher

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

バリデーターをトリガーするイベントの生成を行うコンポーネントを指定します。 指定を省略した場合、Flex はデフォルトで source プロパティの値を使用します。 trigger により triggerEvent が送出されると、検証が実行されます。



実装
    public function get trigger():IEventDispatcher
    public function set trigger(value:IEventDispatcher):void

triggerEvent

プロパティ 
triggerEvent:String

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証をトリガーするイベントを指定します。 指定を省略すると、Flex は valueCommit イベントを使用します。 ユーザーがコントロールにデータを入力し終えると、Flex は valueCommit イベントを送出します。 通常これは、ユーザーがコンポーネントからフォーカスを移動したときか、プロパティ値がプログラムによって変更されたときです。 バリデーターにすべてのイベントを無視させる場合は、triggerEvent を空のストリング("")に設定します。



実装
    public function get triggerEvent():String
    public function set triggerEvent(value:String):void
コンストラクターの詳細

GlobalizationValidatorBase

()コンストラクター
public function GlobalizationValidatorBase()

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

コンストラクターです。

メソッドの詳細

addListenerHandler

()メソッド
protected function addListenerHandler():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを設定します。 GlobalizationValidatorBase クラスのサブクラスはまず removeListenerHandler() メソッドを呼び出し、サブクラスのリスナーまたはソースのいずれかの値が変更された場合は、addListenerHandler() メソッドを呼び出す必要があります。 CreditCardValidator クラスと DateValidator クラスはこの関数を内部的に使用します。

doValidation

()メソッド 
protected function doValidation(value:Object):Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

required プロパティの値で定義されるような、検証エラーの原因となる欠損値および空値の検証をはじめ、このバリデーターの検証ロジックを実行します。

バリデータークラスのサブクラスを作成する場合、このメソッドをオーバーライドする必要があります。

パラメーター

value:Object — 検証する値を表します。

戻り値
Array — 無効な結果における ValidationResult オブジェクトの配列です。このオブジェクトは、検証に失敗したバリデーターで検証が行われる各フィールドごとに 1 つ含まれます。

関連する API エレメント

getValueFromSource

()メソッド 
protected function getValueFromSource():Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証するオブジェクトを返します。

戻り値
Object — 検証するオブジェクトです。

handleResults

()メソッド 
protected function handleResults(errorResults:Array):ValidationResultEvent

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

エラー結果の配列から ValidationResultEvent を返します。 この関数は内部的に doValidation() メソッドの結果を取得し、ValidationResultEvent オブジェクトに配置します。 この関数は直接呼び出されないため、オーバーライドされることはほとんどありません。

パラメーター

errorResults:Array — ValidationResult オブジェクトの配列です。

戻り値
ValidationResultEventvalidate() メソッドにより返される ValidationResultEvent です。

isRealValue

()メソッド 
protected function isRealValue(value:Object):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

true が返されるのは、value が null でない場合です。

パラメーター

value:Object — テストする値です。

戻り値
Booleantrue が返されるのは、value が null でない場合です。

removeListenerHandler

()メソッド 
protected function removeListenerHandler():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを切断します。 サブクラスはまず removeListenerHandler() メソッドを呼び出し、サブクラスのリスナーまたはソースのいずれかの値が変更された場合は、addListenerHandler メソッドを呼び出す必要があります。 CreditCardValidator クラスと DateValidator クラスはこの関数を内部的に使用します。

resourcesChanged

()メソッド 
protected function resourcesChanged():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

このメソッドは、GlobalizationValidatorBase の作成時に呼び出されます。また、ローカライズされたリソースが何らかの方法で変更されたことを示すために、ResourceManager が「change」イベントを送出した時点で常に呼び出されます。

このイベントは、ResourceManager の localeChain プロパティを設定したとき、リソースモジュールがロードを終了したとき、および ResourceManager の update() メソッドを呼び出すときに送出されます。

サブクラスでは、このメソッドをオーバーライドし、super.resourcesChanged() を呼び出した後、リソース値の変化に応じて必要となる処理を実行する必要があります。

validate

()メソッド 
public function validate(value:Object = null, suppressEvents:Boolean = false):ValidationResultEvent

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証を実行し、リスナーに任意で結果を通知します。

パラメーター

value:Object (default = null) — 検証するオプションの値です。 null の場合、バリデーターは source プロパティおよび property プロパティを使用して値を決定します。 このパラメーターを指定する場合、listener プロパティも設定して検証エラーメッセージの対象となるコンポーネントを指定する必要があります。
 
suppressEvents:Boolean (default = false)false の場合、検証後にバリデーターがリスナーに結果を通知します。

戻り値
ValidationResultEvent — 検証結果を含む ValidationResultEvent オブジェクトを表します。 検証が成功した場合、ValidationResultEvent.results 配列プロパティは空となります。 検証に失敗した場合、ValidationResultEvent.results 配列プロパティには、バリデーターによる検証の成功または失敗を問わず、検証したフィールドそれぞれにつき 1 つの ValidationResult オブジェクトが含まれます。 ValidationResult.isError プロパティを調べれば、フィールドが検証に合格したか失敗したかを判別できます。

関連する API エレメント

validateAll

()メソッド 
public static function validateAll(validators:Array):Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

validators 配列に含まれるすべてのバリデーターを呼び出します。 失敗したバリデーターごとに 1 つの ValidationResultEvent オブジェクトを含む配列を返します。 すべてのバリデーターが成功した場合は、空の配列を返します。

パラメーター

validators:Array — 実行する GlobalizationValidatorBase オブジェクトを含む配列です。

戻り値
Array — ValidationResultEvent オブジェクトの配列で、配列には失敗したバリデーターごとに 1 つの ValidationResultEvent オブジェクトが含まれます。 すべてのバリデーターが成功した場合、配列は空になります。
イベントの詳細

invalid

イベント
イベントオブジェクトの型: mx.events.ValidationResultEvent
プロパティ ValidationResultEvent.type = mx.events.ValidationResultEvent.INVALID

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証が失敗すると送出されます。

ValidationResultEvent.INVALID 定数により、イベントオブジェクトの type プロパティ値が invalid イベント用に定義されます。 この定数の値は "invalid" です。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

プロパティ
bubblesfalse
cancelablefalse
currentTargetイベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。
field検証に失敗したフィールドの名前を表します。
messageresults 配列内のあらゆる ValidationResult オブジェクトから受け取ったエラーメッセージがすべて格納されている単独のストリングを表します。
resultsValidationResult オブジェクトの配列を表します。このオブジェクトは検証済みのフィールドに各自 1 つずつ格納されます。
targetイベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。

valid

イベント  
イベントオブジェクトの型: mx.events.ValidationResultEvent
プロパティ ValidationResultEvent.type = mx.events.ValidationResultEvent.VALID

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 4.5
ランタイムバージョン: Flash Player 10.1, AIR 2.5

検証が正常に完了すると送出されます。

ValidationResultEvent.VALID 定数により、イベントオブジェクトの type プロパティ値が valid イベント用に定義されます。 この定数の値は "valid" です。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

プロパティ
bubblesfalse
cancelablefalse
currentTargetイベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。
field空のストリングを表します。
message空のストリングを表します。
results空の配列を表します。
targetイベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。




[ X ]英語で表示される理由
ActionScript 3.0 リファレンスガイドのコンテンツが英語で表示されます。

ActionScript 3.0 リファレンスガイドのすべての部分がすべての言語に翻訳されているわけではありません。言語エレメントが翻訳されていない場合、そのエレメントは英語で表示されます。例えば、ga.controls.HelpBox クラスはどの言語にも訳されていません。このため、リファレンスガイドの日本語バージョンでは、ga.controls.HelpBox クラスは英語で表示されます。