DataManager  - AS3 ADEP Data Services

サーバーとの対話を制御するクラスのインスタンスです。

ローカルキャッシュに対する変更を自動的にコミットするかどうかを示します。コミットされた変更は、直ちにリモートサーバーへ送信されます。

DataService インスタンスのデフォルト値は true です。DataService インスタンスは、サーバー側の Data Management Service で使用されるデータマネージャーです。

RPCDataManager インスタンスのデフォルト値は false です。RPCDataManager インスタンスは、RemoteObject、HTTPMultiService、WebService などの RPC サービスコンポーネントにクライアント側のデータ管理機能を提供するデータマネージャーです。

接続を必要とする操作を処理する場合に、このサービスで接続を試みる必要があるかどうかを示します。サービスが切断されていて、autoConnect が true に設定されている場合、fill()、getItem()、count() などの操作を処理する際には接続が試みられます。状況に応じて接続されるアプリケーション動作を制御するには、このプロパティを使用します。

デフォルト値： true。

false に設定した場合、リモート宛先からクライアントにプッシュされた変更は、直ちには適用されません。代わりに、mergeRequired プロパティが true に設定されます。

イベントハンドラーを登録すると、このプロパティに対する変更イベントをリスニングして、マージを適用する必要があるときに通知を受け取ることができます。

merge() メソッドを呼び出して変更を結合すると、すべての変更が適用されます。

マージが必要な変更がある場合、未コミットの変更をコミットすることはできません。

ページングが有効になっている場合、ローカルでないアイテムに対する要求はすべて、merge() が呼び出されるまでキャッシュに格納されます。merge() を呼び出すと、キャッシュ内の要求が処理されます。

デフォルト値： true。

データのローカルキャッシュと変更をディスクに格納できます。autoSaveCache プロパティを true に設定すると、変更が加えられるたび、またはリモート要求が返されるたびに、データがディスクに保存されます。ディスクに空きがないため、または書き込み権限がないために、データを保存できない場合は、FaultEvent が送出されるか、Fault がスローされます。

この値を false（デフォルト）に設定した場合、データと変更はディスクに保存されません。現在のデータと変更を強制的にディスクに保存するには、saveCache メソッドを使用します。

デフォルト値： false。

関連する API エレメント

これを true に設定して、fill()、createItem()、または getItem() 要求を発行すると、リモート宛先からこれらのアイテムに加えられた更新をリスニングするアイテムが返されます。このプロパティの値を変更した場合、その設定はこれらのメソッドがその後に呼び出された場合にのみ適用され、既存のコレクションやアイテムには適用されません。

また、autoSyncEnabled を指定して取得したコレクションと、autoSyncEnabled を指定せずに作成したコレクションが混在する場合は、両方のコレクションに含まれるすべてのアイテムが更新イベントを受け取り続けます。

デフォルト値： true。

このサービスのキャッシュ識別子へのアクセスを提供します。ローカルディスクに格納されているデータとの対話が必要な操作を実行するときは、事前にキャッシュ識別子を設定する必要があります。キャッシュ識別子が設定されていない場合は、すべてのキャッシュメソッドとプロパティが不整合と見なされ、ローカルディスクのデータを必要とする操作が行われるときに DataServiceError がスローされます。このプロパティは、ローカルに格納されているデータに対して一意の「セッション」識別子を提供します。開発者は、このプロパティをアプリケーションごとに一意の値に設定する必要があります。

null または空のストリングは未設定と見なされます。fill() や getItem() などのメソッドによりデータが要求された場合、cacheID が設定されているときは、最初にディスク上のローカルデータへのアクセスが試みられます。cacheID が設定されていない場合は、ローカルデータへのアクセスは試みられません。

未コミットの変更があり、commit() メソッドを呼び出す必要があるかどうかを示します。このプロパティが変更されると、イベントが送出されます。このプロパティをアプリケーション内で使用すると、視覚的なフィードバックを提供できます。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

この DataManager インスタンスにプッシュされたリモート操作に関する競合を検出するために使用されている現在の実装へのアクセスを提供します。

Conflicts オブジェクト（Conflict インスタンスの ArrayList）を格納します。

競合は commit() メソッドを呼び出す前に解決する必要があります。競合を解決するには、個々の競合を 1 つずつ解決するか、このプロパティに対して acceptAllClient() メソッドまたは acceptAllServer() メソッドを呼び出します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

DataService がリモート宛先に接続されているかどうかを示します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

mx.data.DataStore 型のオブジェクトを含みます。DataStore は、相互に参照関係を持つ可能性がある 1 つ以上の DataManager インスタンスに対する変更（追加、削除など）を管理します。DataStore に対してコミットを実行すると、その DataStore を使用する各 DataManager で保留状態の変更がすべてコミットされます。

デフォルトでは、DataManager インスタンスは、管理対象の関連付けプロパティを持ち、同じチャネルセットを共有している他のデータサービスと同じ DataManager を共有します。DataStore を共有している場合、1 つの DataManager に対して commit を呼び出すと、そのデータストアを使用しているすべての DataManager に対する変更がコミットされます。未コミットのバッチに含まれる変更の間に依存関係がある場合、操作の順序は維持されます。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

デフォルトでは、既に内容が設定された管理対象のコレクションに対して removeItemAt() メソッドを呼び出すと、サーバーに対してアイテム削除要求が発行され、アイテムが物理的に削除されます。これにより、管理対象のコレクションと管理対象外のコレクションを同じ方法で利用するコードを作成できます。ただし、状況によっては、サーバーからアイテムを削除せずに、クライアント上のコレクションからのみアイテムを削除したい場合があります。その場合は、removeItemAt() メソッドを呼び出す前にこのフラグを false に設定します。

これは関連付けられているコレクションには影響がないことに注意してください。fill() メソッドで使用されたコレクションにのみ影響があります。

デフォルト値： true。

SQL オフラインアダプターを使用する AIR クライアントに対して、オフラインストレージを暗号化するかどうかを示します。

ブラウザーベースの Flex クライアントの場合、オフラインデータは暗号化できません。

このフラグによって、アプリケーションに接続していない場合はアプリケーションがローカルストアに対してクエリするかどうかを決定します。デフォルトで、オフラインアダプターが動的クエリの実行をサポートするように設定されている場合、アプリケーションに接続していないときに fill() を呼び出すと、ローカルストアはクエリされません。fallBackToLocalFill が true に設定されている場合、アプリケーションの接続が解除されるときと同様に、ローカルストアはクエリされます。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

関連付けでは、オプションで、関連付けられているインスタンスのプロパティに対するプロパティ変更イベントがリストされます。これは hierarchical-events 設定属性との関連付けに対して設定できます。hierarchical-events 属性を設定しない場合は、このプロパティを使用して特定の宛先に対する関連付けのデフォルト値が決定されます。

デフォルト値は false です。（循環グラフではなく）ツリーにあるオブジェクトの場合、宛先に対してこれを true に設定すると便利です。例えば、アイテムレンダラーでプロパティのプロパティを使用する場合、その関連付けプロパティに対してこれを true に設定すると、これらのプロパティのプロパティが変更されたときにグリッドが更新されます。システムは、再帰的なイベントを送信したり、parent.child[0].child[1].child[3] のような長く続く一連のイベントを作成したりすることがないように設計されています。

デフォルト値： false。

コミット時にサーバーに対して通信する代わりに、管理対象コレクションに対する変更を無視するかどうかを示します。

デフォルト値： false。

他のアイテムの関連付けプロパティからこの DataManager によって管理されるアイテムへの参照または fill の数が少ない場合は、このプロパティを false に設定することで、アプリケーションの速度を改善できます。

この DataManager インスタンスと関連付けられているメタデータを初期化するかどうかを示します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

DataManager インスタンスごとに ManualSyncConfiguration インスタンスへのアクセスを提供します。ManualSyncConfiguration クラスを使用すると、他のクライアントまたはサーバーで行われた変更をサブスクライブすることができ、このインターフェイスを使用してサブスクライブする他のクライアントに対して、このクライアントで行った変更をどのようにパブリッシュするかを制御できます。

DataManager インスタンスが 1 秒間に受信できるメッセージの最大数を指定します。この値を理解するサーバーは、この値を入力として使用し、DataManager へのメッセージの送信速度を決定します。

デフォルト値は 0 です。つまり、DataManager にはメッセージ速度に関する環境設定がありません。このプロパティは DataManager がサブスクライブする前に設定する必要があり、サブスクリプション後の変更は DataManager がサブスクライブを解除して再サブスクライブするまで有効にならないことに注意してください。

デフォルト値： 0。

マージが必要な保留状態の変更があるかどうかを示します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

mx.data.DataServiceOfflineAdapter 型のオブジェクトを返します。オブジェクトをローカルストア（SQLLite/LSO）に保持する実装方法を制御する Offline Adapter コントロールです。

すべてのコレクションに関する現在のページサイズ設定へのアクセスを提供します。

ページングされた要求を許可するようにリモート宛先が設定されているかどうかを示します。

DataManager インスタンスが送信するメッセージのデフォルトのメッセージ優先度です。有効な値は 0 ～ 9（0 が最小）です。-1 の場合、DataManager インスタンスには優先度が設定されません。メッセージの優先度が既に定義されている場合は、その優先度がこのプロパティよりも優先されることに注意してください。

操作の要求タイムアウト（秒単位）へのアクセスを提供します。ゼロ以下の値を設定すると、要求はタイムアウトになりません。requestTimeout で指定した限度に達して現在の操作がタイムアウトすると、その操作に関してフォルトが送出され、要求がタイムアウトしたことが通知されます。操作がタイムアウトしても、サーバーが実際にはその操作を受け取った可能性があることに注意してください。その場合、クライアントとサーバーの間で同期が失われることがあります。

プロパティが true の場合は、fill 操作の完了後に RESET イベントが送信されます。プロパティが false の場合は、fill 結果から返されたアイテムごとに増分の ADD/REMOVE イベントが送信されます。このプロパティを設定すると、その後に開始されるすべての fill 操作に影響します。fill 操作が開始された後でこのプロパティを変更しても、進行中の fill の動作には影響しません。

デフォルト値： true。

接続を解除された DataManager インスタンスが、宛先に対して再サブスクライブを試行する回数を制御します。デフォルト値の -1 を使用すると、クライアントが再接続できるまで再サブスクライブが試みられます。

デフォルト値： -1。

再サブスクライブの試みの間の遅延を制御します（ミリ秒単位）。デフォルトは 5000 で、5 秒ごとに再サブスクライブを試みることを意味します。

デフォルト値： 5000。

ローカルキャッシュに保存されていない変更があって、saveCache() メソッドを呼び出す必要があるかどうかを示します。このメソッドは、commitRequired が true を返す場合に false を返す可能性があります。その場合は、変更がローカルキャッシュには保存されているが、サーバーにはコミットされていないことを示します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

DataManager インスタンスがリモート宛先にサブスクライブされているかどうかを示します。

このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 propertyChange イベントが送出されます。

取得に時間がかかるデータやページングされていないデータにアクセスしたときに ItemPending エラーがスローされないようにするには、このプロパティを false に設定します。その場合、エラーがスローされる代わりに、プロパティ値または ArrayCollection での getItemAt() の呼び出しに対して null が返されます。

size() メソッドは、サーバーからサイズ情報をまだ取得していないリストに対して、0 のエレメントを返します。サーバーからエレメントが返されると、適切な PropertyChangeEvent イベントおよび CollectionEvent イベントが送出されます。

指定された宛先を持つ DataService のインスタンスを作成します。宛先は、services-config.xml ファイルで設定された宛先に対する参照であることが必要です。

このデータマネージャーがまだ初期化されていない場合、フォルトをキューに格納します。

以前の saveCache() メソッドの呼び出しによってディスクに格納されたデータ、または autoSaveCache メソッドが true に設定されている間にディスクに格納されたデータを消去します。

パラメーター

渡された記述子で指定されているデータをローカルストアから消去します。

パラメーター

この DataManager インスタンスに関連付けられている DataStore インスタンスによって現在管理されているすべてのコレクションに対する保留中の変更をコミットします。このメソッドを呼び出すことは、dataStore.commit() メソッドを呼び出すことと同等です。

autoCommit プロパティが true であるときはトランザクションが使用されないので、このメソッドを呼び出す必要はありません。トランザクションを使用するには、autoCommit プロパティを false に設定し、このメソッドを直接呼び出して変更のバッチをコミットします。

通常は、引数を指定せずに「commit()」を呼び出し、保留状態のすべての変更をコミットします。オプションの引数を指定すると、保留状態の変更の一部のみをコミットできます。DataStore 内のアイテムに対する変更をコミットするには、先に未解決の競合をすべて解決する必要があります。

アセンブラーで use-transactions が true に設定されている場合は、すべての変更がアトミックにコミットされます。バッチで指定された操作が 1 つでも失敗した場合は、すべての操作が適用されません。use-transactions が false に設定されている場合は、障害が発生するまで各操作が個別にコミットされ、障害が発生した時点で処理が停止します。エラーの前に発生した変更はすべて適用され、エラーの後に発生した変更は適用されません。バッチ処理でエラーが発生した場合は、すべての変更が未コミットのキューに戻されます。エラーの原因になった変更を削除する場合は、revertChanges を呼び出す必要があります。

デフォルトでは、commit メソッドを呼び出すと、この DataStore に対して作成、変更、および削除されたすべてのアイテムに対する保留状態の変更がすべてコミットされます。これらの変更の一部のみをコミットする場合は、バッチに含める変更を定義する管理対象 ArrayCollection インスタンスと管理対象アイテムの組み合わせを指定できます。指定した配列コレクションごとに、その配列コレクション内のアイテムのメンバーシップまたは順序に対する変更、またはその配列コレクション内のアイテムに対する変更がすべてコミットされます。また、個々の管理対象アイテムのリストを指定して、それらのアイテムに対する変更のみをコミットすることもできます。管理対象のコレクションまたはアイテムではないオブジェクトを itemsOrCollections パラメーターで指定すると、DataServiceError がスローされます。

itemsOrCollections パラメーターを使用していて、管理対象アイテムが他のアイテムを参照する関連付けパラメーターがある場合は、cascadeCommit パラメーターを使用して、関連付けられているアイテムに対する変更もバッチに含めるかどうかを制御できます。例えば、items パラメーターで Group アイテムを指定し、Group インスタンスに Person インスタンスのリストを参照する members プロパティがある場合、cascadeCommit を true にすると、Person インスタンスに対する変更もコミットされる変更のセットに含まれます。cascadeCommit が false の場合は、Group に対する変更のみが含まれます。従属するすべての変更をバッチに含めるには、cascadeCommit=true を使用します。

パラメーター

このオブジェクトについて保留状態の変更があるかどうかを示します。UI についてより細かく設定できます（通知のバインド可能なプロパティについては、commitRequired を参照してください）。

パラメーター

このサービスからリモート宛先への接続を強制的に試みます。このメソッドを autoConnect プロパティおよび disconnect() メソッドと組み合わせて使用すると、接続のステータスを制御できます。

リモート宛先に対して count メソッドを呼び出します。呼び出される count メソッドは、関連付けられている <count-method> タグおよび渡されるパラメーターに基づきます。例えば、次のように count("firstName", "Bob") を呼び出し、関連付けらた宛先の services-config.xml に <count-method> タグが存在しているか、または <count-method> タグが参照されているとします。

            <count-method>
                <name>getCount</name>
                <params>java.lang.String,java.lang.String</params>
                <security-run-as name="freddie" password="nightmare" />
            </count-method>
     
            <count-method>
                <name>getCount</name>
                <security-constraint ref="sample-users" />
            </count-method>
      

パラメーター

関連する API エレメント

指定したアイテムをリモートストア内に作成するように要求します。エラーが発生した場合は、DataConflictEvent イベントが送出されます。

パラメーター

指定したアイテムをリモートストアから削除するように要求します。エラーが発生した場合は、DataConflictEvent イベントが送出されます。

パラメーター

DataManager インスタンスのネットワーク接続を解除します。このメソッドは、未処理のネットワーク操作が完了するまで待つことはしません。

指定された名前と引数を使用してクエリを実行します。通常、このメソッドは、クエリが特定の名前を持つ RPCDataManager インスタンスと共に使用します。fill メソッドの最初のパラメーターがストリング値である場合は、より一般的な方法で fill メソッドを使用して定義したクエリと共に、このメソッドを使用することもできます。queryName は fill の最初のパラメーターとして使用されます。

このメソッドによって返されたオブジェクトが不要になったときは、releaseCollection() メソッド（結果がコレクションである場合）または releaseItem（結果が単一の値を取るアイテムである場合）を呼び出す必要があります。または、release() メソッドを呼び出して、この DataManager インスタンスから取得された管理対象の参照をすべて解放することもできます。

このメソッドによって返されたコレクションの内容を更新するには、refreshCollection（） メソッドを呼び出します。

パラメーター

宛先に関連付けられた塗りつぶし方式に基づいて、指定された ListCollectionView（コレクション）インスタンスを塗りつぶします。例えば、Hibernate アセンブラーを使用する LiveCycle Data Services の宛先の場合、fill() メソッドの最初のパラメーターは塗りつぶすコレクション、2 番目のパラメーターは実行する Hibernate クエリ、その他のパラメーターは Hibernate クエリパラメーターです。モデル主導の開発ではサービスラッパークラスの fill() メソッドに同じ形式が適用されます。

次に、Hibernate アセンブラーを使用する宛先の fill() メソッドの例を示します。このアセンブラーには、description というクエリパラメーターを使用する getByDescription というクエリがあります。

     ProductService.fill(ac, "getByDescription", description);
     

宛先の設定の XML 要素で fill メソッドを宣言する fill-method アプローチを使用する LiveCycle Data Services の宛先で、次の <fill-method> 要素が宛先の設定に含まれる場合は次のように操作します。

            <fill-method>
                <name>loadPersons</name>
                <params>java.lang.String,java.lang.String</params>
            </fill-method>
     
            <fill-method>
                <name>loadPersons</name>
                <security-constraint ref="sample-users" />
            </fill-method>
      

パラメーター

宛先に関連付けられた塗りつぶし方式に基づいて、指定された ListCollectionView（コレクション）インスタンスを塗りつぶします。propertySpecifier パラメーターで指定されたとおりに、各オブジェクトのプロパティのサブセットのみが設定されます。

パラメーター

単一のアイテムを返すクエリを実行します。

パラメーター

ArrayCollection または Single Managed Object（SMO）をローカルストアから返します。このメソッドを呼び出しても、最終アクセス時刻は更新されません。

パラメーター

指定した ListCollectionView（コレクション）インスタンスを CacheDataDescriptor インスタンスで塗りつぶします。引数が指定されていない場合、このサービスでキャッシュされているデータのすべての関連する CacheDataDescriptor インスタンスが返されます。

パラメーター

指定した ListCollectionView（コレクション）インスタンスを、アプリケーションで前に使用したすべてのキャッシュ識別子で塗りつぶします。

パラメーター

指定した ID に一致するアイテムの非同期要求を行います。defaultValue を指定して、そのアイテムが存在しない場合は、代わりに defaultValue の情報を使用してアイテムが作成されます。このメソッドは ItemReference インスタンスを返します。getItem() メソッドの呼び出しから有効なインスタンスが返された場合、そのアイテムのインスタンスを解放するには、releaseItem() メソッドを呼び出す必要があります。ItemReference インスタンスを保持する必要がある場合は、releaseItem() メソッドを呼び出して、適切な参照を解放する必要があります（クライアントが同じアイテムに対して getItem() メソッドを複数回呼び出した場合）。ItemReference インスタンスを保持する必要がない場合は、アイテム自体の DataManager に対して releaseItem() メソッドを呼び出せます。

パラメーター

特定の ID を持つアイテムを検索します。指定したアイテムがこのクライアントで既に管理されている場合は、管理対象インスタンスが返されます。まだ管理されていない場合は、null が返されます。getItem メソッドの呼び出しとは異なり、このメソッドはサーバーに要求を発行せず、追加の参照をアイテムに追加しません。

パラメーター

指定したコレクションのページ情報を返します。

パラメーター

指定したアイテムに関連する、メッセージキャッシュ内で保留状態の操作を返します。アイテムに対して変更が加えられた場合に、変更の種類をユーザーに対して視覚的にフィードバックするには、このメソッドを使用します。

パラメーター

DataStore を強制的に初期化します。

渡されたコレクションがこのサービスによって管理されている場合は true を返します。コレクションがこのサービスで管理されている場合は、コレクションを releaseCollection() に渡して管理対象から解放しても安全です。

パラメーター

渡されたコレクションでページング機能が使用されている場合は true を返します。コレクションがこのサービスによってページングされている場合は、コレクションを releaseItemsFromCollection() に渡してコレクション内の個々のアイテムを管理対象から解放しても安全です。

パラメーター

指定した範囲のアイテムがすべてページングの対象に含まれる場合は true を返します。そうでない場合は false を返します。

パラメーター

関連する <fill-method> 要素（ローカルストアのデータ）に基づいて、指定した ListCollectionView を塗りつぶします。offlineAdapter.executeOfflineQuery() API を呼び出してデータをクエリし、アプリケーションに接続している場合でもリモート宛先へのクエリを試行しません。理想的には、データをクライアントに合わせて同期し、それに対してローカルクエリを実行する場合に使用されます。

パラメーター

保留状態のすべての更新を、管理対象のオブジェクトのセットにマージします。変更をマージするプロセスでは、競合が検出され、保留状態のアイテム要求がすべて処理されます。これで、この DataStore インスタンスを共有する他の DataManager インスタンスのすべてのメッセージがマージされます。

この DataManager インスタンスによって管理されているすべてのデータを更新します。塗りつぶし、アイテム取得要求、およびページ要求がサーバーに対して実行され、すべての管理対象アイテムが再取得されます。DataStore.refresh() メソッドを呼び出すと、関連付けが lazy = true に設定された関連アイテムもすべて更新されます。

fill メソッドによって既に内容が設定されたコレクション、または管理対象の関連付けとして管理されている配列コレクションを更新します。このメソッドは、サーバーに対して要求を発行し、このコレクションに対して最初に使用された fill パラメーターを使用するか、親アイテムからプロパティを取得することにより、コレクション内に存在するアイテムの新しいバージョンを取得します。何らかの変更が見つかった場合は、インクリメンタル方式でコレクションにマージされます。

パラメーター

DataManager インスタンスの管理対象コレクションとアイテムをすべて解放します。

パラメーター

関連する API エレメント

指定したコレクション内のすべてのアイテムを、この DataManager インスタンスの管理対象から解放します。アイテムが複数のコレクションに存在する場合は、アイテムのコピーが作成されます。このコレクション内にのみ存在するアイテムに対する未コミットの変更（削除、作成、更新など）は解放されます。

パラメーター

指定したアイテムをこの DataManager インスタンスの管理対象から解放します。ItemReference インスタンスを保持する必要がある場合、getItem() を複数回呼び出してクライアントアプリケーションの異なる部分から同じアイテムを取得した可能性がある場合は、ItemReference インスタンスに対して releaseItem() メソッドを呼び出して適切な参照を解放します。

このメソッドを呼び出すと、ネストされたプロパティを含め、関連付けられているリソースがすべて解放されます。以後、指定したアイテムは、リモート宛先から更新を受け取らなくなります。また、このアイテムに対する未コミットの変更があり、そのアイテムが他のコレクションに存在しない場合は、それらの変更も解放されます。指定したアイテムが複数のコレクションに存在する場合、allowCopy パラメーターを false に設定していないと、元のアイテムのコピーが返されます。

パラメーター

指定した範囲に含まれるコレクション内のアイテムを解放します。大きいコレクションをページングしているときは、コレクション内のアイテムによって使用されているリソースを解放し、それらのアイテムに対する更新のサブスクライブを停止したい場合があります。解放する最初のアイテムの startIndex と、解放するアイテムの数を指定します。指定した位置にあるアイテムがまだページングされていない場合、そのインデックスはスキップされます。

パラメーター

単一値の関連付けの値を解放します。値がページングの対象に含まれない場合は、false が返されます。値がページングの対象に含まれる場合は、その参照が解放されて、true が返されます。これが指定したアイテムへの最後の参照であった場合、次にそのアイテムへのアクセスを試みると、ItemPendingError が発生し、値が再び取得されます。

パラメーター

指定したアイテムに対する未コミットの変更を元に戻します。アイテムが指定されていない場合、未コミットの変更はすべて元に戻されます。作成操作を元に戻すと、アイテムが削除されます。削除操作を元に戻すと、アイテムが再び追加されます。更新操作を元に戻すと、アイテムのプロパティが変更を開始する前の元の状態に戻されます。このメソッドを呼び出すことは、dataStore.revertChanges() メソッドを呼び出すことと同等です。

このメソッドは、フォルトの発生後などに使用します。その場合、失敗した変更はすべて、未コミットの変更のリストに戻されます。その時点で、それらの変更を修正して問題を解決するか、このメソッドを使用して変更を元に戻すことで、それらの変更が再び送信されないようにすることができます。

アイテムが指定されていて、そのアイテムが変更されていない場合、このメソッドは false を返します。アイテムが指定されておらず、変更がない場合、このメソッドは false を返します。それ以外の場合は、true を返します。

パラメーター

指定したコレクションに含まれ、この DataManager インスタンスで管理する必要があるアイテムに加えられたすべての変更を元に戻します。

パラメーター

このメソッドで、DataManager インスタンスのキャッシュの現在の状態が保存されます。キャッシュには、メモリ内のアイテムと、それらのアイテムに対する変更のうち、まだリモート宛先に送信されていない変更が含まれます。

パラメーター

関連する API エレメント

         var customerService:DataService = new DataService("customers");
         var customers:ArrayCollection = new ArrayCollection();
         customerService.fill(customers);
         // ...
         var customer:Customer = Customer(customers[0]);
         customer.priority = "top";
         customerService.saveCache();
         // now all of the changes and items in the customers collection
         // will be persisted locally
      

ローカルキャッシュに保存されていないこのオブジェクトに対する保留状態の変更があるかどうかを示します。このメソッドは、comitRequiredOn が true を返す場合に false を返す可能性があります。その場合は、変更がローカルキャッシュには保存されているが、サーバーにはコミットされていないことを示します。

パラメーター

このデータサービス（データマネージャー）で以前に実行されたすべての fill に対して変更されたアイテムを取得します。

すべてのローカルデータの同期を許可するコンビニエンスメソッドです。synchronizeAllFills() の個々の呼び出しがすべて完了したときにのみ最終結果トークンが完了するように指定された各データサービス（データマネージャー）で、synchronizeAllFills() が呼び出されます。

パラメーター

fill または synchronizeFill が前回呼び出されてから、サーバーで変更されたアイテムを取得します。これらには、作成されたアイテム、更新されたアイテムおよび削除されたアイテムが含まれます。以前に fill が発生していない場合は、最初に fill を実行するのと同じになります。

パラメーター

指定したアイテムに対する更新をトリガーします。管理対象のインスタンスを使用してこのメソッドを呼び出すと、そのアイテムに対する変更がすべてコミットされ、それらの変更の追跡に使用できるトークンが返されます。そのアイテムに関連する保留状態の変更がない場合は、null のトークンが返されます。インスタンスの別のコピーを使用してこのメソッドを呼び出すと、changes 配列内で変更されたプロパティが管理対象のインスタンスにコピーされてログに記録された後、それらの変更がコミットされます。autoCommit が true の場合、このアイテムに対する変更は直ちにコミットされます。false の場合、commit() メソッドが呼び出されるまで変更はキューに入れられます。

パラメーター

ローカルで保留状態の変更と別のクライアントによって送信された変更の間で競合が検出された場合、またはこのクライアントによって送信された変更がリモート宛先での変更と競合している場合は、DataConflictEvent.CONFLICT イベントが送出されます。各 DataService は、この宛先のアイテムに関する競合イベントのみを送信します。関連する複数の宛先の競合を一度に処理する必要がある場合は、DataService で競合イベントを使用します。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

DataManagerFaultEvent.FAULT イベントは、エラーのためにサービスの呼び出しが失敗したときに送出されます。例えば、このイベントは、fill() メソッドの呼び出しに失敗した場合などに送出されます。また、このイベントは、コミット結果の一部としてエラーを生成する各アイテムに関しても送出されます。その場合は、コミットによって返されたトークンが DataServiceFaultEvent に含まれていますが、フォルト内のアイテムおよびエラーメッセージのストリングは、エラーの原因になったアイテムごとに異なります。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

リモート宛先からデータ操作に関する通知がプッシュされると、MessageEvent.MESSAGE イベントが送出されます。例えば、リモート宛先でデータが更新されると、その変更をリスニングしているすべてのクライアントに更新操作が送信され、その操作はこの DataService でメッセージイベントに変換されます。

この定数の値は "message" です。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

このサービスのプロパティが変更されると、PropertyChangeEvent.PROPERTY_CHANGE イベントが送出されます。この動作は次のプロパティに関して発生します。

• commitRequired
• mergeRequired
• connected

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

サービスの呼び出しに成功すると、ResultEvent.RESULT イベントが送出されます。例えば、このイベントは、fill() の呼び出しに成功した場合などに送出されます。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。