パッケージ | mx.collections |
クラス | public class ListCollectionView |
継承 | ListCollectionView Proxy |
実装 | ICollectionView, IList, IMXMLObject |
サブクラス | ArrayCollection, XMLListCollection |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ICollectionView
インターフェイスのプロパティとメソッドが IList
インターフェイスに適合するオブジェクトに追加されます。 したがって、IList
または ICollectionView
を必要とするものに、このクラスのオブジェクトを渡すことができます。
また、このクラスによって、[] 配列表記を使用して getItemAt()
メソッドおよび setItemAt()
メソッドにアクセスすることもできます。 myListCollectionView[index]
のようなコードを使用すると、myListCollectionView
オブジェクトの getItemAt()
メソッドまたは setItemAt()
メソッドが呼び出されます。
The <mx:ListCollectionView>
has the following attributes,
which all of its subclasses inherit:
<mx:ListCollectionView Properties filterFunction="null" list="null" sort="null" Events collectionChange="No default" />
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
filterFunction : Function
関数の条件に一致しないアイテムを削除するためにビューが使用する関数です。 | ListCollectionView | ||
length : int [読み取り専用]
このビュー内のアイテムの数です。 | ListCollectionView | ||
list : IList
このコレクションビューがラップする IList です。 | ListCollectionView | ||
sort : ISort
ICollectionView に適用される ISort です。 | ListCollectionView |
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
localIndex : Array
ビューにソートまたはフィルターを適用すると、ソートによりアイテムの順序が変更されたか、またはフィルターによりアイテム数が減ったビューに含まれるアイテムの配列が localIndex プロパティにソート順に入れられます。 | ListCollectionView |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
ListCollectionView(list:IList = null)
ListCollectionView コンストラクターです。 | ListCollectionView | ||
アイテムのリストを現在のリストに追加し、渡される順序でリストの末尾に配置します。 | ListCollectionView | ||
アイテムのリストを現在のリストに追加し、関数に渡されるインデックス位置に配置します。 | ListCollectionView | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | ListCollectionView | ||
指定されたアイテムをリストの末尾に追加します。 | ListCollectionView | ||
指定されたインデックス位置にアイテムを追加します。 | ListCollectionView | ||
指定されたオブジェクトをビューに含めるかどうかを返します。 | ListCollectionView | ||
このビューに対して使用する新しい IViewCursor を作成します。 | ListCollectionView | ||
コレクション自体およびコレクション内のアイテムの変更がビューから送出されないようにします。 | ListCollectionView | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | ListCollectionView | ||
自動更新を有効にします。 | ListCollectionView | ||
指定されたインデックス位置にあるアイテムを取得します。 | ListCollectionView | ||
リスト内の、getItemAt(index) == アイテムとなるアイテムのインデックスを返します。 | ListCollectionView | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | ListCollectionView | ||
MXML タグを使用して ListCollectionView を作成したときに、MXML コンパイラーによって自動的に呼び出されます。 | ListCollectionView | ||
itemUpdated(item:Object, property:Object = null, oldValue:Object = null, newValue:Object = null):void
アイテムが更新されたビューを通知します。 | ListCollectionView | ||
ビューにソートとフィルターを適用します。 | ListCollectionView | ||
リストからすべてのアイテムを削除します。 | ListCollectionView | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | ListCollectionView | ||
指定されたインデックス位置にあるアイテムを削除し、返します。 | ListCollectionView | ||
指定されたインデックス位置にアイテムを配置します。 | ListCollectionView | ||
IList 実装と同じ順序で指定された配列を返します。 | ListCollectionView | ||
このビューのコンテンツをストリングにプリントし、返します。 | ListCollectionView | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | ListCollectionView |
イベント | 概要 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
ICollectionView が何らかの方法で更新されると送出されます。 | ListCollectionView |
filterFunction | プロパティ |
filterFunction:Function
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
関数の条件に一致しないアイテムを削除するためにビューが使用する関数です。 filterFunction のシグネチャは次のとおりになると予想されます。
f(item:Object):Boolean指定されたアイテムがビューに残っている場合、戻り値は
true
です。
フィルターがサポートされない場合、このプロパティにアクセスするとエラーがスローされます。 refresh()
を呼び出す前に、更新するビューについて filterFunction
プロパティを設定する必要があります。
メモ:ICollectionView の実装では、フィルター関数を実行する前にリモートからすべてのアイテムを取得します。 ページングを使用している場合は、データを取得する前にリモートコレクションにフィルターを適用します。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 filterFunctionChanged
イベントが送出されます。
実装
public function get filterFunction():Function
public function set filterFunction(value:Function):void
関連する API エレメント
length | プロパティ |
list | プロパティ |
localIndex | プロパティ |
protected var localIndex:Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ビューにソートまたはフィルターを適用すると、ソートによりアイテムの順序が変更されたか、またはフィルターによりアイテム数が減ったビューに含まれるアイテムの配列が localIndex
プロパティにソート順に入れられます。 ListCollectionView クラスはこのプロパティを使用して、ビュー内のアイテムにアクセスします。 localIndex
プロパティには、ソースにないものは含まれませんが、ソースにあるすべてのものが含まれるとは限りません。 ソートが実行されない場合、このプロパティは null
になります。
sort | プロパティ |
sort:ISort
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ICollectionView に適用される ISort です。ソートを設定してもビューは自動的に更新されないため、このプロパティを設定した後で refresh()
メソッドを呼び出す必要があります。 ソートがサポートされていない場合、このプロパティにアクセスするとエラーがスローされます。
メモ:ICollectionView の実装では、ソートを実行する前にリモートからすべてのアイテムを取得します。 ソートされたリストにページングを使用している場合は、データを取得する前にリモートコレクションにソートを適用します。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 sortChanged
イベントが送出されます。
実装
public function get sort():ISort
public function set sort(value:ISort):void
関連する API エレメント
ListCollectionView | () | コンストラクター |
addAll | () | メソッド |
addAllAt | () | メソッド |
public function addAllAt(addList:IList, index:int):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
アイテムのリストを現在のリストに追加し、関数に渡されるインデックス位置に配置します。アイテムはインデックス位置に、返される順序で配置されます。
パラメーター
addList:IList — 現在のリストに追加するアイテムのリストです。
| |
index:int — 新しいアイテムを追加する、現在のリストの位置です。
|
例外
RangeError — インデックスが 0 未満であるか、またはリストの長さより大きい場合。
|
addEventListener | () | メソッド |
public function addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。イベントリスナーは、特定のタイプのイベント、段階、および優先度に関する表示リスト内のすべてのノードに登録できます。
イベントリスナーが正常に登録された後に、addEventListener()
をさらに呼び出して優先度を変更することはできません。リスナーの優先度を変更するには、最初に removeEventListener()
を呼び出す必要があります。その後、同じリスナーを新しい優先度レベルで再度登録できます。
リスナーが登録された後に、addEventListener()
(type
または useCapture
に別の値を設定)を再度呼び出すと、別のリスナー登録が作成されることに注意してください。例えば、最初にリスナーを登録するときに useCapture
を true
に設定すると、そのリスナーはキャプチャ段階のみでリスニングします。同じリスナーオブジェクトを使用して再度 addEventListener()
を呼び出すと(このとき、useCapture
に false
を設定)、異なる 2 つのリスナーが登録されます。1 つはキャプチャ段階でリスニングするリスナーで、もう 1 つはターゲット段階とバブリング段階でリスニングするリスナーです。
ターゲット段階またはバブリング段階のみを対象とするイベントリスナーを登録することはできません。登録時にこれらの段階が組み合わされるのは、バブリングはターゲットノードの祖先にしか適用されないためです。
イベントリスナーが不要になった場合は、EventDispatcher.removeEventListener()
を呼び出して、イベントリスナーを削除します。削除しない場合、メモリの問題が発生する可能性があります。ガベージコレクターは参照を有するオブジェクトを削除しないため、登録されているイベントリスナーに関係したオブジェクトはメモリから自動的に除去されません。
EventDispatcher インスタンスをコピーしても、それに関連付けられているイベントリスナーはコピーされません。新しく作成したノードにイベントリスナーが必要な場合は、ノードを作成した後に、リスナーを関連付ける必要があります。ただし、EventDispatcher インスタンスを移動した場合は、関連付けられているイベントリスナーも一緒に移動されます。
イベントがノードで処理されるときに、イベントリスナーがそのノードに登録中であれば、イベントリスナーは現在の段階ではトリガーされません。ただし、バブリング段階など、イベントフローの後の段階でトリガーすることができます。
イベントがノードで処理されているときにイベントリスナーがノードから削除された場合でも、イベントは現在のアクションによってトリガーされます。削除された後は、その後の処理で再び登録されない限り、イベントリスナーは二度と呼び出されません。
パラメーター
type:String — イベントのタイプです。
| |
listener:Function — イベントを処理するリスナー関数です。次の例のように、この関数は、Event オブジェクトを唯一のパラメーターとして受け取り、何も返さないようにします。
| |
useCapture:Boolean (default = false ) — リスナーが、キャプチャ段階、またはターゲットおよびバブリング段階で動作するかどうかを判断します。useCapture を true に設定すると、リスナーはキャプチャ段階のみでイベントを処理し、ターゲット段階またはバブリング段階では処理しません。useCapture を false に設定すると、リスナーはターゲット段階またはバブリング段階のみでイベントを処理します。3 つの段階すべてでイベントを受け取るには、addEventListener() を 2 回呼び出します。useCapture を true に設定して 1 度呼び出し、useCapture を false に設定してもう一度呼び出します。
| |
priority:int (default = 0 ) — イベントリスナーの優先度レベルです。優先度は、32 ビット整数で指定します。数値が大きくなるほど優先度が高くなります。優先度が n のすべてのリスナーは、優先度が n-1 のリスナーよりも前に処理されます。 複数のリスナーに対して同じ優先度が設定されている場合、それらは追加された順番に処理されます。 デフォルトの優先度は 0 です。
| |
useWeakReference:Boolean (default = false ) — リスナーへの参照が強参照と弱参照のいずれであるかを判断します。デフォルトである強参照の場合は、リスナーのガベージコレクションが回避されます。弱参照では回避されません。 クラスレベルメンバー関数はガベージコレクションの対象外であるため、クラスレベルメンバー関数の |
addItem | () | メソッド |
addItemAt | () | メソッド |
public function addItemAt(item:Object, index:int):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたインデックス位置にアイテムを追加します。 追加したアイテムより大きいインデックスを持つすべてのアイテムのインデックスが 1 ずつ増えます。 指定されたインデックスが 0 未満であるか、またはリストの長さより大きい場合は、RangeError がスローされます。
パラメーター
item:Object — インデックス位置に配置するアイテムです。
| |
index:int — アイテムを配置するインデックス位置です。
|
contains | () | メソッド |
public function contains(item:Object):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたオブジェクトをビューに含めるかどうかを返します。 IViewCursor.findxxx
メソッドの場合とは異なり、この検索が成功するのは、パラメーターに完全に一致するアイテムが見つかったときのみです。 ビューにフィルターが適用されている場合、このメソッドは、基になるコレクションにアイテムが含まれている場合でも false
を返します。
パラメーター
item:Object — 検索対象のオブジェクトです。
|
Boolean — 任意のフィルターを適用した後、ICollectionView にアイテムが含まれている場合は true を返します。それ以外の場合は、false を返します。
|
関連する API エレメント
createCursor | () | メソッド |
public function createCursor():IViewCursor
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このビューに対して使用する新しい IViewCursor を作成します。
戻り値IViewCursor — 新しい IViewCursor 実装です。
|
disableAutoUpdate | () | メソッド |
public function disableAutoUpdate():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コレクション自体およびコレクション内のアイテムの変更がビューから送出されないようにします。 また、コレクション内で位置が変更された場合、ビュー内のアイテムの位置が更新されないようにします。 enableAutoUpdate
が呼び出された後、変更は適切にキューに入れられ、送出されます。 単一のアイテムに対して更新よりも多くのイベントが発生した場合は、ビューがリセットされることがあります。 disableAutoUpdate
メソッドは累積的に動作します。ビューからイベントが送出され、ビューが更新されるには、enableAutoUpdate
が同じ回数呼び出される必要があります。 disableAutoUpdate
は個々のビューでのみ有効であるため、編集は他のビューによって個別に検出されます。
関連する API エレメント
dispatchEvent | () | メソッド |
public function dispatchEvent(event:Event):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
イベントをイベントフローに送出します。イベントターゲットは EventDispatcher オブジェクトです。これに対して dispatchEvent()
が呼び出されます。
パラメーター
event:Event — イベントフローに送出されるイベントオブジェクトです。
|
Boolean — true を返します(イベントで preventDefault() が呼び出されない限り)。呼び出された場合は false を返します。
|
enableAutoUpdate | () | メソッド |
public function enableAutoUpdate():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
自動更新を有効にします。 詳細については、disableAutoUpdate
を参照してください。
関連する API エレメント
getItemAt | () | メソッド |
public function getItemAt(index:int, prefetch:int = 0):Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたインデックス位置にあるアイテムを取得します。
パラメーター
index:int — アイテムを取得するリストのインデックスです。
| |
prefetch:int (default = 0 ) — アイテムがローカルでない場合に要求時に取得するアイテムの方向と量を示す int 値です。
|
Object — そのインデックス位置にあるアイテムです。アイテムがない場合は null です。
|
getItemIndex | () | メソッド |
public function getItemIndex(item:Object):int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
リスト内の、getItemAt(index) == アイテムとなるアイテムのインデックスを返します。
メモ:IViewCursor.findxxx()
メソッドとは異なり、getItemIndex()
メソッドは、検索対象のアイテムに含まれるフィールドのサブセットのみをパラメーターとして渡すことはできません。このメソッドは常に、入力パラメーターに完全に一致するアイテムを検索します。
パラメーター
item:Object — 検索するアイテムです。
|
int — アイテムのインデックスです。アイテムがリスト内にない場合は -1 です。
|
hasEventListener | () | メソッド |
public function hasEventListener(type:String):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。これにより、EventDispatcher オブジェクトがイベントタイプの処理をイベントフロー階層のどこで変更したかを判断できます。特定のイベントタイプが実際にイベントリスナーをトリガーするかどうかを判別するには、IEventDispatcher.willTrigger()
を使用します。
hasEventListener()
と willTrigger()
の違いは、hasEventListener()
では自身が属するオブジェクトのみ検証され、willTrigger()
では type
パラメーターで指定されたイベントのイベントフロー全体が検証されることです。
パラメーター
type:String — イベントのタイプです。
|
Boolean — 指定したタイプのリスナーが登録されている場合は true 、それ以外の場合は false です。
|
initialized | () | メソッド |
public function initialized(document:Object, id:String):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
MXML タグを使用して ListCollectionView を作成したときに、MXML コンパイラーによって自動的に呼び出されます。 ActionScript を介して ListCollectionView を作成する場合は、このメソッドを呼び出して、MXML ドキュメントおよび null
(id
について)を渡す必要があります。
パラメーター
document:Object — この ListCollectionView を含む MXML ドキュメントです。
| |
id:String — 無視されます。
|
itemUpdated | () | メソッド |
public function itemUpdated(item:Object, property:Object = null, oldValue:Object = null, newValue:Object = null):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
アイテムが更新されたビューを通知します。 このメソッドは、ビューのコンテンツが IPropertyChangeNotifier
を実装しない場合に便利です。 このメソッドの呼び出しに property
パラメーターが含まれている場合、ビューは通知メカニズムを最適化できることがあります。 プロパティを指定しないと、ビュー全体の単純な更新が選択されます。
パラメーター
item:Object — 更新されたビュー内のアイテムです。
| |
property:Object (default = null ) — 更新されたプロパティの名前です。
| |
oldValue:Object (default = null ) — そのプロパティの古い値です。 プロパティが null の場合はアイテムの古い値を指定できます。
| |
newValue:Object (default = null ) — そのプロパティの新しい値です。 プロパティが null の場合、アイテムは新しい値と見なされるので、指定する必要はありません。
|
関連する API エレメント
refresh | () | メソッド |
public function refresh():Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ビューにソートとフィルターを適用します。 ICollectionView は、ソートまたはフィルターの変更を自動検出しません。したがって、refresh()
メソッドを呼び出してビューを更新する前に、sort
プロパティまたは filterFunction
プロパティを設定する必要があります。 ICollectionView が IMXMLObject インターフェイスも実装する場合は、refresh()
メソッドを initialized()
メソッドから呼び出す必要があります。
更新が正常に完了した場合は true
を返し、ソートが完了していない場合(アイテムが保留中の場合など)は false
を返します。 ビューのクライアントは、CollectionEventKind.REFRESH
kind
プロパティを含む CollectionEvent イベントを待機して、refresh()
操作が完了したことを確認する必要があります。
Boolean — refresh() が完了した場合は true 、refresh() が完了していない場合は false です。
|
removeAll | () | メソッド |
public function removeAll():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
リストからすべてのアイテムを削除します。
removeEventListener | () | メソッド |
public function removeEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。対応するリスナーが EventDispatcher オブジェクトに登録されていない場合は、このメソッドを呼び出しても効果はありません。
パラメーター
type:String — イベントのタイプです。
| |
listener:Function — 削除するリスナーオブジェクトです。
| |
useCapture:Boolean (default = false ) — リスナーが、キャプチャ段階、またはターゲットおよびバブリング段階に対して登録されたかどうかを示します。リスナーがキャプチャ段階だけでなくターゲット段階とバブリング段階にも登録されている場合は、removeEventListener() を 2 回呼び出して両方のリスナーを削除する必要があります。1 回は useCapture を true に設定し、もう 1 回は useCapture を false に設定する必要があります。
|
removeItemAt | () | メソッド |
setItemAt | () | メソッド |
public function setItemAt(item:Object, index:int):Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたインデックス位置にアイテムを配置します。 アイテムが既にそのインデックス位置にある場合は、新しいアイテムに置き換えられ、インデックス位置にあったアイテムが返されます。
パラメーター
item:Object — 指定されたインデックス位置に配置される新しいアイテムです。
| |
index:int — アイテムを配置するインデックス位置です。
|
Object — 置き換えられたアイテムです。アイテムがない場合は null です。
|
toArray | () | メソッド |
toString | () | メソッド |
willTrigger | () | メソッド |
public function willTrigger(type:String):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。指定されたタイプのイベントがこの EventDispatcher オブジェクトまたはその子孫に送出されたときに、イベントリスナーがイベントフローの任意の段階でトリガーされる場合、このメソッドは true
を返します。
hasEventListener()
と willTrigger()
の違いは、hasEventListener()
では自身が属するオブジェクトのみ検証され、willTrigger()
では type
パラメーターで指定されたイベントのイベントフロー全体が検証されることです。
パラメーター
type:String — イベントのタイプです。
|
Boolean — 指定したタイプのリスナーがトリガーされた場合は true 、それ以外の場合は false です。
|
collectionChange | イベント |
mx.events.CollectionEvent
プロパティ CollectionEvent.type =
mx.events.CollectionEvent.COLLECTION_CHANGE
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ICollectionView が何らかの方法で更新されると送出されます。
CollectionEvent.COLLECTION_CHANGE 定数は、コレクションが変更されたときに送出されるイベントのイベントオブジェクトのtype
プロパティ値を定義します。
イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。 イベントの種類によっては無効なプロパティもあります。詳細については、各プロパティの説明を参照してください。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false |
currentTarget | イベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。 |
items | イベントの影響を受けるアイテムの情報を持つオブジェクトの配列です。 このフィールドの内容はイベントの種類に応じて異なります。詳細については、items プロパティを参照してください。 |
kind | イベントの種類です。 有効な値が定数として CollectionEventKind クラスに定義されます。 |
location | items プロパティで指定されたアイテムのターゲットコレクション内における位置です。 |
oldLocation | items プロパティで指定されたアイテムのコレクション内における以前の位置です。 |
target | イベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。 |
type | CollectionEvent.COLLECTION_CHANGE |
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z