パッケージ | mx.data |
クラス | public class ManualSyncConfiguration |
継承 | ManualSyncConfiguration Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
autoSyncEnabled
機能よりも厳密にクライアント間でのデータの共有方法を制御する必要がある場合は、このクラスを使用します。autoSyncEnabled
が true
の場合は、各クライアントでどのオブジェクトが管理されているかがサーバー側で正確に追跡され、自動的にメッセージがルーティングされます。各サーバーで、(少なくとも)接続しているクライアントによって管理されている全オブジェクトの ID のストアが保持されるので、これは完全にスケーラブルなシステムではありません。また、すべてのデータメッセージがすべてのサーバーにルーティングされます。
プロデューサ(他のクライアントまたはサーバーコード)とクライアントコンシューマを手動で一致させることで、このプロセスの効率を改善したり、データの同期を制限できます。LCDS は、プロデューサとコンシューマを一致させるための柔軟なメカニズムを提供します。プロデューサによってパブリッシュされるトピックとコンシューマによってサブスクライブされるトピックを一致させるだけで、これを行うことができます。各プロデューサはサブトピックのリストを指定でき、各コンシューマはサブトピックのリストをサブスクライブできます(メモ:配信は常に親トピックと見なすことができる親宛先を基準にして行われます)。
さらに高度な使用方法では、名前と値のペアの任意のセットをプロデューサから送信できます。コンシューマは、セレクター式を使用してサブスクライブします(SQL のプリミティブな where 句に似た JMS のセレクター言語を使用します)。各メッセージは、メッセージヘッダーとしてプロデューサの名前と値のペアのセットを取得します。これらのヘッダーはサーバー上でコンシューマのセレクター式と照合され、一致するアイテムがあった場合にのみメッセージがルーティングされます。これらのメカニズムを組み合わせて使用することもできます。
手動で同期する場合は、クライアントのみに変更がルーティングされることに注意してください。クライアント側では、それらの変更を受け取れるように、fill()
や getItem()
などのメソッドを引き続き実行する必要があります。そのクライアントで管理されていないアイテムに関連してプッシュされたメッセージを受信した場合、クライアントはそのメッセージを無視します。クライアントのデバッグログ情報を表示すると、これがいつ発生しているかを確認できます。また、サーバーのデバッグログを使用すると、サーバーでのサブスクリプションの問題を診断できます。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
consumerSubscriptions : ArrayCollection
このプロパティでは、この manualSync 設定に対する現在のサブスクリプションのセットを指定します。 | ManualSyncConfiguration | ||
producerDefaultHeaders : Object
このプロパティでは、このデータサービスによってそれ以後に加えられる変更に追加する名前と値のペアのセットを指定します。 | ManualSyncConfiguration | ||
producerSubtopics : ArrayCollection
このプロパティでは、以後の変更の送信先となるトピックのリストを指定します。 | ManualSyncConfiguration |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
コンストラクターです。 | ManualSyncConfiguration | ||
これは、このクライアントにサブスクリプションを追加するためのコンビニエンスメソッドです。 | ManualSyncConfiguration | ||
これは、このクライアントからサブスクリプションを削除するためのコンビニエンスメソッドです。 | ManualSyncConfiguration | ||
このメソッドは、このクライアントをサーバーからの変更にサブスクライブする場合に使用します。 | ManualSyncConfiguration | ||
このメソッドは、このクライアントをすべてのサブスクリプションから解放する場合に使用します。 | ManualSyncConfiguration | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
consumerSubscriptions | プロパティ |
consumerSubscriptions:ArrayCollection
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このプロパティでは、この manualSync 設定に対する現在のサブスクリプションのセットを指定します。これは SubscriptionInfo インスタンスの ArrayCollection です。このプロパティにサブスクリプションを直接追加するには、mx.messaging.SubscriptionInfo クラスを使用するか、コンビニエンスメソッド consumerAddSubscription および consumerRemoveSubscription を使用します。SubscriptionInfo インスタンスにはサブトピックおよびセレクタープロパティがあります。サブトピックが null の場合、サブスクリプションは宛先のデフォルトのトピックに適用されます。デフォルトの宛先に一致するのは、サブトピックがまったくないメッセージのみです。セレクター式が null の場合は、サブスクリプションのトピックに一致するすべてのメッセージが、このクライアントに配信されます。
サブスクリプションを開始するには、サブスクリプションのリストを指定するだけでなく、subscribe メソッドも呼び出す必要があります。コンシューマがサブスクライブされると、このサブスクリプションプロパティに対するすべての変更が、このクライアントのサーバーのサブスクリプションに自動的に適用されます。consumerUnsubscribe を呼び出すと、クライアントによって変更されていないサブスクリプションプロパティが、現在のすべてのサブスクリプションからサブスクライブ解除されます。
実装
public function get consumerSubscriptions():ArrayCollection
public function set consumerSubscriptions(value:ArrayCollection):void
producerDefaultHeaders | プロパティ |
public var producerDefaultHeaders:Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このプロパティでは、このデータサービスによってそれ以後に加えられる変更に追加する名前と値のペアのセットを指定します。通常は、これらのプロパティを使用して、いずれかの ConsumerSubscription で指定されているセレクター式と照合します。例えば、このプロパティを dataService.manualSync.producerDefaultHeaders = {a:'3'}
のように指定した場合、コンシューマ側では dataService.manualSync.consumerAddSubscription(null, "a IN ('3', '4', '5')");
のように、対応するセレクター式を追加できます。
producerSubtopics | プロパティ |
public var producerSubtopics:ArrayCollection
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このプロパティでは、以後の変更の送信先となるトピックのリストを指定します。別のクライアントデータサービスがこれらのトピックのいずれかにサブスクライブされている場合、そのクライアントはこれらの変更を受け取ります。これは、トピックの String 名の ArrayCollection です。他のクライアントがこのメッセージを受け取るためには、これらの名前が、そのクライアントの consumerSubscriptions プロパティに含まれる名前と一致している必要があります。サブトピック名が同じ場合、またはプロデューサのサブトピックと一致するサブトピックワイルドカード式を使用してコンシューマがサブスクライブしている場合に、一致が発生します。
ManualSyncConfiguration | () | コンストラクター |
public function ManualSyncConfiguration()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンストラクターです。
consumerAddSubscription | () | メソッド |
public function consumerAddSubscription(subtopic:String = null, selector:String = null, maxFrequency:uint = 0):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
これは、このクライアントにサブスクリプションを追加するためのコンビニエンスメソッドです。
パラメーター
subtopic:String (default = null ) — サブトピックのストリングです。
| |
selector:String (default = null ) — セレクターのストリングです。
| |
maxFrequency:uint (default = 0 ) — DataService がサブスクリプションに関して 1 秒間に受信するメッセージの最大数です。この値は DataService 全体の maxFrequency を上書きすることに注意してください。
|
consumerRemoveSubscription | () | メソッド |
public function consumerRemoveSubscription(subtopic:String = null, selector:String = null):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
これは、このクライアントからサブスクリプションを削除するためのコンビニエンスメソッドです。
パラメーター
subtopic:String (default = null ) — サブトピックのストリングです。
| |
selector:String (default = null ) — セレクターのストリングです。
|
consumerSubscribe | () | メソッド |
public function consumerSubscribe(clientId:String = null):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このメソッドは、このクライアントをサーバーからの変更にサブスクライブする場合に使用します。このメソッドを使用するには、先に少なくとも 1 つのサブスクリプションをサブスクリプションプロパティに追加しておく必要があります(または consumerAddSubscription を使用します)。
パラメーター
clientId:String (default = null ) — クライアントの ID です。
|
consumerUnsubscribe | () | メソッド |
public function consumerUnsubscribe():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Adobe Digital Enterprise Platform Data Services for Java EE 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このメソッドは、このクライアントをすべてのサブスクリプションから解放する場合に使用します。このメソッドを呼び出してもサブスクリプションプロパティには影響しないので、クライアント全体のサブスクライブまたはサブスクライブ解除を簡単に行えます。
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z