パッケージ | spark.globalization |
クラス | public class StringTools |
継承 | StringTools GlobalizationBase AdvancedStyleClient EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2.5 |
StringTools
クラスはロケールに依存した大文字と小文字の変換メソッドを提供します。
このクラスは flash.globalization.StringTools
のラッパークラスです。 したがって、大文字と小文字の変換機能は flash.globalization.StringTools
クラスによって提供されます。 ただし、この StringTools
クラスは MXML 宣言で使用でき、要求されたロケール ID 名にロケールスタイルを使用し、バインド可能なメソッドおよびプロパティを持ちます。 また、flash.globalization クラスによってエラーまたは警告が生成される場合は、イベントが生成されます。
flash.globalization.StringTools
クラスは大文字と小文字の変換機能のために基盤となるオペレーティングシステムを使用します。flash.globalization
クラスがサポートされない一部のオペレーティングシステムでは、このラッパークラスは String
クラスによって提供される大文字と小文字の変換機能を利用した代替機能を提供します。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
actualLocaleIDName : String [オーバーライド] [読み取り専用]
このクラスオブジェクトで使用される実際のロケール ID の名前。 | StringTools | ||
className : String [読み取り専用]
コンポーネントクラスの名前です。 | AdvancedStyleClient | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
id : String
コンポーネントの ID です。 | AdvancedStyleClient | ||
inheritingStyles : Object
このビジュアルでないスタイルクライアントのインスタンスの継承可能なスタイルを含むオブジェクトです。 | AdvancedStyleClient | ||
lastOperationStatus : String [オーバーライド] [読み取り専用]
このクラスオブジェクトが実行した最新の操作のステータス。 | StringTools | ||
moduleFactory : IFlexModuleFactory
モジュールファクトリは、このビジュアルでないスタイルクライアントのインスタンスのスタイルを制御するスタイルマネージャーを検索するためのコンテキストとして使用されます。 | AdvancedStyleClient | ||
nonInheritingStyles : Object
このコンポーネントの非継承スタイルのチェーンの始まりです。 | AdvancedStyleClient | ||
styleDeclaration : CSSStyleDeclaration
このオブジェクトで宣言されたインラインスタイルを保持するスタイル宣言です。 | AdvancedStyleClient | ||
styleManager : IStyleManager2 [読み取り専用]
このコンポーネントで使用する StyleManager インスタンスを返します。 | AdvancedStyleClient | ||
styleName : Object
オブジェクトのスタイル値のソースです。 | AdvancedStyleClient | ||
styleParent : IAdvancedStyleClient
コンポーネントの親は、下位要素のセレクターを評価するために使用されます。 | AdvancedStyleClient |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
指定されたロケールの規則に応じて大文字と小文字の変換機能とその他のユーティリティを提供する新しい StringTools オブジェクトを構築します。 | StringTools | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
このコンポーネントインスタンスからスタイルプロパティを削除します。 | AdvancedStyleClient | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
[静的]
このクラスでサポートされているすべてのロケール ID 名のリストが表示されます。 | StringTools | ||
このコンポーネントに適用されるタイプセレクターの CSSStyleDeclaration オブジェクトの配列を返します。何も存在しない場合は null を返します。 | AdvancedStyleClient | ||
[オーバーライド]
このコンポーネントのスタイル参照チェーンのいずれかの場所に設定されたスタイルプロパティを取得します。 | GlobalizationBase | ||
currentCSSState が null でない場合、true を返します。 | AdvancedStyleClient | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
initialized メソッドは、このクラスまたはこのクラスを拡張するクラスが MXML 宣言で使用されると呼び出されます。 | AdvancedStyleClient | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
cssState が currentCSSState に一致した場合は、true を返します。 | AdvancedStyleClient | ||
このインスタンスが、指定されたタイプと同じであるのか、それともそのサブクラスであるのかを判別します。 | AdvancedStyleClient | ||
スタイルの変更を、このスタイルクライアントのインスタンスの子に通知します。 | AdvancedStyleClient | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
getStyle() メソッドが機能するように、内部のスタイルキャッシュ値を設定します。 | AdvancedStyleClient | ||
各エフェクトイベントのイベントリスナーの 1 つとして、EffectManager を登録します。 | AdvancedStyleClient | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
このコンポーネントインスタンスのスタイルプロパティを設定します。 | AdvancedStyleClient | ||
スタイルプロパティの変更を検出します。 | AdvancedStyleClient | ||
コンポーネントのスタイルを初めて初期化するとき、Flex は stylesInitialized() メソッドを呼び出します。 | AdvancedStyleClient | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
言語の規則に応じて、ストリングを小文字に変換します。 | StringTools | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
言語の規則に応じて、ストリングを大文字に変換します。 | StringTools | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
スタイルには共通スタイルと特定のテーマに関連するスタイルがあります。共通スタイルは、任意のテーマと共に使用できます。特定のテーマに関連するスタイルは、アプリケーションがそのテーマを使用する場合にのみ使用できます。
actualLocaleIDName | プロパティ |
actualLocaleIDName:String
[読み取り専用] [オーバーライド] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2.5 |
このクラスオブジェクトで使用される実際のロケール ID の名前。これはフォーマットするデータと機能にオペレーティングシステムからアクセスするために使用されるロケールです。
locale
スタイルによって設定されたロケールが使用できない場合、actualLocaleIDName
の値は locale
スタイルの値とは異なります。 この値は使用中の代替ロケールを示します。 locale スタイルが LocaleID.DEFAULT
に設定された場合、ユーザーのオペレーティングシステムによって指定されたロケールの名前が使用されます。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 change
イベントが送出されます。
実装
override public function get actualLocaleIDName():String
関連する API エレメント
StringTools()
lastOperationStatus | プロパティ |
lastOperationStatus:String
[読み取り専用] [オーバーライド] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2.5 |
このクラスオブジェクトが実行した最新の操作のステータス。コンストラクターまたはこのクラスのメソッドが呼び出されたり、プロパティが設定されたりすると、必ず lastOperationStatus
が設定されます。有効な値については、各メソッドの説明を参照してください。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 change
イベントが送出されます。
実装
override public function get lastOperationStatus():String
StringTools | () | コンストラクター |
public function StringTools()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 4.5 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2.5 |
指定されたロケールの規則に応じて大文字と小文字の変換機能とその他のユーティリティを提供する新しい StringTools オブジェクトを構築します。このクラスのロケールはロケールスタイルによって提供されます。 ロケールスタイルは、次のいくつかの方法で設定できます。
- UIComponent の addStyleClient メソッドを呼び出すことによって
UIComponent
からスタイルを継承する。 - MXML 宣言内でクラスを使用し、宣言を格納するドキュメントからロケールを継承する。例:
<fx:Declarations> <s:StringTools id="st" /> </fx:Declarations>
- MXML 宣言を使用し、代入のリスト内でロケールの値を指定する。例:
<fx:Declarations> <s:StringTools id="st_turkish" locale="tr-TR" /> </fx:Declarations>
- setStyle メソッド(
st.setStyle("locale", "tr-TR")
など)を呼び出す。
locale
スタイルが上記のいずれかの手法で設定されていない場合は、このクラスのインスタンスが StyleClient
として topLevelApplication
に追加されるため、locale
依存のプロパティ getter または locale
依存のメソッドが呼び出されるときに、topLevelApplication
オブジェクトから locale
が継承されます。
関連する API エレメント
getAvailableLocaleIDNames | () | メソッド |
toLowerCase | () | メソッド |
toUpperCase | () | メソッド |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <!-- Sample program for spark.globalization.StringTools --> <s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark" xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx"> <fx:Declarations> <s:StringTools id="stringTools" /> </fx:Declarations> <fx:Script> <![CDATA[ import mx.collections.ArrayCollection; private static const localeList:ArrayCollection = new ArrayCollection([ { label:"Turkish (tr)", data:"tr" }, { label:"Greek (el)", data:"el" }, { label:"German (de)", data:"de" }, { label:"English (en)", data:"en" } ]); private static const inputString:String = "aá�æ� Iıİi (Turkish), σςΣΣ (Greek), SSß (German), bβв (Latin/Greek/Cyrillic)"; ]]> </fx:Script> <mx:Form width="100%"> <mx:FormItem label="Select Language"> <mx:ComboBox id="localeSelector" change="setStyle('locale', localeSelector.selectedItem.data);" dataProvider="{localeList}"/> </mx:FormItem> <mx:FormItem label="Actual Locale ID Name"> <mx:Text text="{stringTools.actualLocaleIDName}"/> </mx:FormItem> <mx:FormItem width="100%" label="Upper Case Result"> <mx:Text width="100%" text="{stringTools.toUpperCase(inputString)}"/> </mx:FormItem> <mx:FormItem width="100%" label="Lower Case Result"> <mx:Text width="100%" text="{stringTools.toLowerCase(inputString)}"/> </mx:FormItem> </mx:Form> </s:Application>
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z