パッケージ | org.osmf.traits |
クラス | public class MediaTraitBase |
継承 | MediaTraitBase EventDispatcher Object |
サブクラス | AlternativeAudioTrait, AudioTrait, BufferTrait, DisplayObjectTrait, DRMTrait, DVRTrait, DynamicStreamTrait, LoadTrait, PlayTrait, SeekTrait, TimeTrait |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | OSMF 1.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
次に示す多くの理由により、メディア特性は、オブジェクトモデルの主要なメンバーとなっています。
- 特性を使用すると、様々なメディアタイプの共通の性質を複数の再利用可能な基本的要素に分離できます。例えば、音楽とビデオは、オーディオの共通の実装を共有できる場合があります。「オーディオ」特性は、両方のメディアタイプで使用できるようにその共通の実装をカプセル化することができ、同時にこれらの様々なメディアタイプへの統一されたインターフェイスを提供します。
- 各種のメディアエレメントは、その機能が時間とともに動的に変化する場合があります。特性を使用すると、これらの機能を、そのダイナミズムを明確に表現できるような方法で分離できます。例えば、ビデオプレーヤーは、再生を開始する前にロードする必要があるので、最初は「表示可能」でない場合があります。このダイナミズムは、モノリシックなメディアクラスの一連のメソッドの変更を通じて表現するのではなく、より軽量なメディアクラスの特性インスタンスの有無を通じて表現できます。
- 特性を使用すると、コンポジショニングが拡張可能になります。(コンポジショニングは、メディアのコレクションを時間的および空間的に合成する機能です。)特性がメディアフレームワークの全体のボキャブラリを表す場合は、それらの特性を集約するメディアの観点ではなく、主に特性の観点からコンポジショニングを実装できます。この方法を使用すると、開発者は、フレームワークのコンポジショニング部分に容易に統合できる新しいメディア実装を作成できます。フレームワークを変更する必要はありません。もちろん、実際の前提は、通常、ほとんどのメディア(すべてのメディアではない)は、同じボキャブラリを共有するということです。これは、メディア特性のコアセットを通じて表現できます。
- 特性により、メディアにとらわれない統一されたクライアントクラスが可能になります。例えば、クライアントクラスは、「表示オブジェクト」特性をレンダリングできる場合は、その特性をホストするすべてのメディアをレンダリングできます。
メディア特性とメディアエレメント間の関係を認識することが重要です。メディア特性実装によっては、特定のタイプのメディアエレメントに緊密に結合するものもあれば、十分に汎用的ですべてのメディアエレメントとともに機能するものもあります。例えば、通常、ビデオとともに機能する「再生」特性の実装は、メディアエレメントの 1 つのクラス(ビデオを再生するクラス)に固有のものとなります。なぜなら、再生操作は、基になるビデオの実装(NetStream)に固有のものとなるからです。一方、「表示オブジェクト」特性の実装は、すべてのメディアエレメントとともに機能できる場合があります。なぜなら、DisplayObjectTrait が使用する基になるメディア実装(DisplayObject)は、すべてのメディアエレメントで同じであるからです。
パブリックプロパティ
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
traitType : String [読み取り専用]
この特性の MediaTraitType です。 | MediaTraitBase |
パブリックメソッド
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
MediaTraitBase(traitType:String)
コンストラクターです。 | MediaTraitBase | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
この特性が使用するすべてのリソースを破棄します。 | MediaTraitBase | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
プロパティの詳細
traitType | プロパティ |
コンストラクターの詳細
MediaTraitBase | () | コンストラクター |
メソッドの詳細
dispose | () | メソッド |
public function dispose():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | OSMF 1.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
この特性が使用するすべてのリソースを破棄します。特性が MediaElement から削除されるたびにフレームワークによって呼び出されます。
サブクラスでは、それらの実装に固有の破棄ロジックをすべて実行するようにオーバーライドする必要があります。
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z