| パッケージ | flash.globalization |
| クラス | public final class DateTimeFormatter |
| 継承 | DateTimeFormatter Object |
| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
日付および時刻フォーマットを選択するには、事前定義のパターンを使用する方法とカスタムパターンを使用する方法の 2 種類の方法があります。 ほとんどの用途で、DateTimeStyle 定数(LONG、MEDIUM、NONE、または SHORT)で指定された事前定義のスタイルを使用します。これらの定数により、要求されたロケールのデフォルトパターンまたはユーザーのオペレーティングシステムに基づくデフォルトパターンが指定されます。
例えば、次のコードにより、デフォルトの短い日付フォーマットを使用して、日付文字列が作成されます。
var df:DateTimeFormatter = new DateTimeFormatter(LocaleID.DEFAULT, DateTimeStyle.SHORT, DateTimeStyle.NONE);
var currentDate:Date = new Date();
var shortDate:String = df.format(currentDate);
このクラスのインスタンスが作成されると、要求されたロケールがオペレーティングシステムでサポートされている場合、要求されたロケールおよびコンストラクターの dateStyle と timeStyle パラメーターの規則やデフォルトに基づいて、インスタンスのプロパティが設定されます。要求されたロケールを使用できない場合、プロパティは actualLocaleIDName プロパティを使用して取得できる代替またはデフォルトのシステムロケールに基づいて設定されます。
このクラスには、月の名前および曜日の名前のローカライズされた文字列を取得し、カレンダーピッカーやその他の同様のアプリケーションで使用できる週の最初の日を取得する追加のメソッドが含まれています。
ユーザー設定の使用、オペレーティングシステムによって提供されるフォーマットパターンの使用および要求したロケールがサポートされてない場合の代替ロケールの使用が原因となり、同じロケール ID を使用していても、ユーザーによって表示されるフォーマット結果が異なる場合があります。
関連する API エレメント
| プロパティ | 定義元 | ||
|---|---|---|---|
| actualLocaleIDName : String [読み取り専用]
この DateTimeFormatter オブジェクトで使用される実際のロケール ID の名前。 | DateTimeFormatter | ||
![]() | constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | |
| lastOperationStatus : String [読み取り専用]
この DateTimeFormatter オブジェクトが実行した前の操作のステータス。 | DateTimeFormatter | ||
| requestedLocaleIDName : String [読み取り専用]
この DateTimeFormatter オブジェクトのコンストラクターに渡された、要求されたロケール ID の名前。 | DateTimeFormatter | ||
| メソッド | 定義元 | ||
|---|---|---|---|
DateTimeFormatter(requestedLocaleIDName:String, dateStyle:String = "long", timeStyle:String = "long")
指定されたロケールと提供された日付と時刻フォーマットスタイルの規則に基づいて、日付と時間をフォーマットするための新しい DateTimeFormatter オブジェクトを構築します。 | DateTimeFormatter | ||
ユーザーのローカル時間として解釈される(date、day、fullYear、hours、minutes、month および seconds などの Date オブジェクトのローカル時間コンポーネントを使用)Date オブジェクトの表示文字列をフォーマットします。 | DateTimeFormatter | ||
UTC 時間として解釈される(dateUTC、dayUTC、fullYearUTC、hoursUTC、minutesUTC、monthUTC および secondsUTC などの Date オブジェクトの UTC コンポーネントを使用)Date オブジェクトの表示文字列を dateStyle、timeStyle 、または日付時刻パターンに基づいてフォーマットします。 | DateTimeFormatter | ||
[静的]
このクラスでサポートされているすべてのロケール ID 名のリストが表示されます。 | DateTimeFormatter | ||
DateTimeFormatter のこのインスタンスの日付スタイルを取得します。 | DateTimeFormatter | ||
この DateTimeFormatter オブジェクトによって日付と時間をフォーマットするために使用されるパターン文字列を返します。 | DateTimeFormatter | ||
このロケールおよびカレンダーシステムの週の最初の日に対応する整数を返します。 | DateTimeFormatter | ||
現在のカレンダーシステムの月の名前を含むローカライズされた文字列のリストを取得します。 | DateTimeFormatter | ||
DateTimeFormatter のこのインスタンスの時間スタイルを取得します。 | DateTimeFormatter | ||
現在のカレンダーシステムの曜日の名前を含むローカライズされた文字列のリストを取得します。 | DateTimeFormatter | ||
![]() |
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | |
![]() |
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | |
![]() |
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | |
この DateTimeFormatter オブジェクトで日付と時間をフォーマットするために使用するパターン文字列を設定します。 | DateTimeFormatter | ||
DateTimeFormatter のこのインスタンスの日付および時刻スタイルを設定します。 | DateTimeFormatter | ||
![]() |
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | |
![]() |
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | |
![]() |
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | |
![]() |
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | |
actualLocaleIDName | プロパティ |
actualLocaleIDName:String [読み取り専用] | 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
この DateTimeFormatter オブジェクトで使用される実際のロケール ID の名前。
オペレーティングシステムおよび Collator() コンストラクターに渡される requestedLocaleIDName パラメーターの値に応じて、この名前の値には 3 つの可能性があります。
- 要求されたロケールが
LocaleID.DEFAULTではなく、要求されたロケールをオペレーティングシステムがサポートする場合、返される名前はrequestedLocaleIDNameプロパティと同じです。 LocaleID.DEFAULTがコンストラクターに対するrequestedLocaleIDNameパラメーターの値として使用された場合、ユーザーのオペレーティングシステムによって指定された現在のロケールの名前が使用されます。LocaleID.DEFAULT値により、ユーザーのカスタマイズした設定が OS に保持されます。requestedLocaleIDNameパラメーターとして明示的な値を渡した場合に、2 つのロケール ID 名が同じでもLocaleID.DEFAULTを使用する場合と同じ結果になるとは限りません。ユーザーがマシンのロケール設定をカスタマイズし、LocaleID.DEFAULTを使用するのではなく、明示的なロケール ID 名を要求した場合、アプリケーションがそれらのカスタマイズされた設定を取得しない場合があります。- システムがコンストラクターで指定された
requestedLocaleIDNameをサポートしていない場合、代替のロケール ID 名が提供されます。
実装
public function get actualLocaleIDName():String関連する API エレメント
lastOperationStatus | プロパティ |
lastOperationStatus:String [読み取り専用] | 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
この DateTimeFormatter オブジェクトが実行した前の操作のステータス。コンストラクターまたはこのクラスのメソッドが呼び出されたり、別のプロパティが設定されたりすると、必ず lastOperationStatus プロパティが設定されます。有効な値については、各メソッドの説明を参照してください。
実装
public function get lastOperationStatus():String関連する API エレメント
requestedLocaleIDName | プロパティ |
requestedLocaleIDName:String [読み取り専用] | 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
この DateTimeFormatter オブジェクトのコンストラクターに渡された、要求されたロケール ID の名前。
LocaleID.DEFAULT 値が使用された場合、返される名前は「i-default」です。代替のロケールが適用される場合、実際に使用されるロケールは要求されたロケールと異なる場合があります。 実際のロケール名は actualLocaleIDName プロパティを使用して取得できます。
実装
public function get requestedLocaleIDName():String関連する API エレメント
DateTimeFormatter | () | コンストラクター |
public function DateTimeFormatter(requestedLocaleIDName:String, dateStyle:String = "long", timeStyle:String = "long")| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
指定されたロケールと提供された日付と時刻フォーマットスタイルの規則に基づいて、日付と時間をフォーマットするための新しい DateTimeFormatter オブジェクトを構築します。日付および時刻スタイルは、日付および時刻フォーマット パターンをオペレーティングシステムによる事前定義のロケールに依存したパターンに設定するために使用されます。
このコンストラクターは、現在のオペレーティングシステムが要求されたロケール ID 名をサポートしているかどうかを判別します。サポートされていない場合、代わりに代替のロケールが使用されます。代替のロケール ID の名前は、actualLocaleIDName プロパティから決めることができます。
requestedLocaleIDName、dateStyle または timeStyle パラメーターのいずれかに代替のパラメーターが使用されると、代替の種類を示すために lastOperationStatus プロパティが設定されます。
ユーザーの現在のオペレーティングシステムの環境設定に基づいてフォーマットするには、requestedLocaleIDName パラメーターの値 LocaleID.DEFAULT をコンストラクターに渡します。
コンストラクターが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
要求されたロケール ID 名を使用できない場合、lastOperationStatus は以下のいずれかに設定されます。
LastOperationStatus.USING_FALLBACK_WARNINGLastOperationStatus.USING_DEFAULT_WARNING
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
上記の警告および lastOperationStatus プロパティのその他の有効な値について詳しくは、LastOperationStatus クラスの説明を参照してください。
requestedLocaleIDName:String — 日付または時刻フォーマットを決めるときに使用する優先ロケール ID 名。
| |
dateStyle:String (default = "long") — 日付をフォーマットするときに使用するスタイルを指定します。この値は、DateTimeStyle クラスによって列挙される値のいずれかに対応します。
| |
timeStyle:String (default = "long") — 時間をフォーマットするときに使用するスタイルを指定します。この値は、DateTimeStyle クラスによって列挙される値のいずれかに対応します。
|
例外
ArgumentError — dateStyle または timeStyle パラメーターが有効な DateTimeStyle 定数でない場合。
| |
TypeError — dateStyle または timeStyle パラメーターが null の場合。
|
関連する API エレメント
format | () | メソッド |
public function format(dateTime:Date):String| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
ユーザーのローカル時間として解釈される(date、day、fullYear、hours、minutes、month および seconds などの Date オブジェクトのローカル時間コンポーネントを使用)Date オブジェクトの表示文字列をフォーマットします。フォーマットは、この DateTimeFormatter インスタンスに指定されたロケール ID と日付スタイルおよび時刻スタイル、またはカスタマイズされた日付パターンと時刻パターンの規則を使用して行われます。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
dateTime:Date — フォーマットされる Date 値。 有効な値の範囲は、Jan 1, 1601~Dec 31, 30827 です。
|
String — 日付または時間の値を表すフォーマットされた文字列。
|
関連する API エレメント
formatUTC | () | メソッド |
public function formatUTC(dateTime:Date):String| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
UTC 時間として解釈される(dateUTC、dayUTC、fullYearUTC、hoursUTC、minutesUTC、monthUTC および secondsUTC などの Date オブジェクトの UTC コンポーネントを使用)Date オブジェクトの表示文字列を dateStyle、timeStyle 、または日付時刻パターンに基づいてフォーマットします。フォーマットは、この DateTimeFormatter インスタンスに指定されたロケール ID と日付スタイルおよび時刻スタイル、またはカスタマイズされた日付パターンと時刻パターンの規則を使用して行われます。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
dateTime:Date — フォーマットされる Date 値。 有効な値の範囲は、Jan 1, 1601~Dec 31, 30827 です。
|
String — 日付または時間の値を表すフォーマットされた文字列。
|
関連する API エレメント
getAvailableLocaleIDNames | () | メソッド |
public static function getAvailableLocaleIDNames():Vector.<String>| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
このクラスでサポートされているすべてのロケール ID 名のリストが表示されます。
このクラスが現在のオペレーティングシステムでサポートされていない場合、このメソッドは null 値を返します。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
Vector.<String> — このクラスでサポートされているすべてのロケール ID 名を含む文字列のベクトル。
|
関連する API エレメント
getDateStyle | () | メソッド |
public function getDateStyle():String| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
DateTimeFormatter のこのインスタンスの日付スタイルを取得します。 この日付スタイルは、オペレーティングシステムから事前定義の日付フォーマットパターンを取得するために使用されます。 日付スタイルの値は、DateTimeFormatter() コンストラクター、setDateTimeStyles() メソッドまたは setDateTimePattern() メソッドによって設定できます。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
String — このフォーマッターの日付スタイル文字列。
有効な値:
|
関連する API エレメント
getDateTimePattern | () | メソッド |
public function getDateTimePattern():String| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
この DateTimeFormatter オブジェクトによって日付と時間をフォーマットするために使用されるパターン文字列を返します。
このパターンは次の 3 つの方法のいずれかで設定できます。
- コンストラクターで使用されている
dateStyleおよびtimeStyleパラメーターによる方法 setDateTimeStyles()メソッドによる方法setDateTimePattern()メソッドによる方法
パターンシンタックスについて詳しくは、「setDateTimePattern() メソッド」を参照してください。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
String — この DateTimeFormatter オブジェクトによって日付と時間をフォーマットするために使用されるパターンを含む文字列。
|
関連する API エレメント
getFirstWeekday | () | メソッド |
public function getFirstWeekday():int| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
このロケールおよびカレンダーシステムの週の最初の日に対応する整数を返します。値 0 は日曜日、1 は月曜日というように対応し、6 が土曜日に対応します。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
int — このロケールおよびカレンダーシステムの週の最初の日に対応する整数。
|
関連する API エレメント
getMonthNames | () | メソッド |
public function getMonthNames(nameStyle:String = "full", context:String = "standalone"):Vector.<String>| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
現在のカレンダーシステムの月の名前を含むローカライズされた文字列のリストを取得します。このリストの最初の要素は、年の最初の月の名前です。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
nameStyle:String (default = "full") — 使用される名前文字列のスタイルを示します。有効な値は次のとおりです。
| |
context:String (default = "standalone") — フォーマットされたストリングが使用されるコンテキストを示すコード。このコンテキストは、特定のロケールについてのみ影響を及ぼします。有効な値は次のとおりです。
|
Vector.<String> — 指定されたロケール、名前スタイルおよびコンテキストの月の名前を含むローカライズされたストリングのベクトル。このベクトルのインデックス 0 における最初の要素は年の最初の月の名前、次の要素は年の 2 番目の月の名前というように続きます。
|
例外
TypeError — nameStyle または context パラメータが null の場合。
|
関連する API エレメント
getTimeStyle | () | メソッド |
public function getTimeStyle():String| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
DateTimeFormatter のこのインスタンスの時間スタイルを取得します。この時間スタイルは、オペレーティングシステムから事前定義の時間フォーマットパターンを取得するために使用されます。 時間スタイルの値は、DateTimeFormatter() コンストラクター、setDateTimeStyles() メソッドまたは setDateTimePattern() メソッドによって設定できます。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
String — このフォーマッターの時間スタイル文字列。
有効な値:
|
関連する API エレメント
getWeekdayNames | () | メソッド |
public function getWeekdayNames(nameStyle:String = "full", context:String = "standalone"):Vector.<String>| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
現在のカレンダーシステムの曜日の名前を含むローカライズされた文字列のリストを取得します。リストの最初の要素は、日曜日の名前を表しています。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
nameStyle:String (default = "full") — 使用される名前文字列のスタイルを示します。有効な値は次のとおりです。
| |
context:String (default = "standalone") — フォーマットされたストリングが使用されるコンテキストを示すコード。このコンテキストは、コンテキストに応じて月の名前表示が変わる特定のロケールにのみ適用されます。例えば、ギリシャ語では、月の名前だけを表示する場合と、月と日にちを表示する場合では、月名の表示が異なります。有効な値は次のとおりです。
|
Vector.<String> — 指定されたロケール、名前スタイルおよびコンテキストの月の名前を含むローカライズされたストリングのベクトル。このベクトルのインデックス 0 における最初の要素は日曜日の名前、次の要素は月曜日の名前というように続きます。
|
例外
TypeError — nameStyle または context パラメータが null の場合。
|
関連する API エレメント
setDateTimePattern | () | メソッド |
public function setDateTimePattern(pattern:String):void| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
この DateTimeFormatter オブジェクトで日付と時間をフォーマットするために使用するパターン文字列を設定します。
日付をフォーマットするために使用されるパターンは次の 3 つの方法のいずれかで設定できます。
- コンストラクターで使用されている
dateStyleおよびtimeStyleパラメーターによる方法 setDateTimeStyles()メソッドによる方法setDateTimePattern()メソッドによる方法
このメソッドの副作用として、この DateTimeFormatter オブジェクトの現在の時間および日付スタイルが無効になり、値 DateTimeStyle.CUSTOM に設定されます。
パターンストリングにより、日付と時間をフォーマットする方法が定義されます。パターンには、フォーマットされたストリングで日付および時間の値に置き換えられる文字シーケンスが含まれます。例えば、「yyyy/MM」というパターンでは、「yyyy」という文字列が 4 桁の年に置き換えられ、その後に「/」が続き、「MM」という文字列が 2 桁の月に置き換えられます。
パターンで使用される文字の多くは、以下の表に示したように、2 回以上繰り返し使用して、様々な出力を生み出すことができます。
シーケンスがパターンでサポートされている文字の最大数を超えると、そのパターン文字でサポートされている最も長いシーケンスに戻って割り当てられます。次に実際の使用例を示します。
- MMMMMM は MMMM に置き換えられます
- dddd は dd に置き換えられます
- EEEEEEE は EEEE に置き換えられます
- aa は a に置き換えられます
- hhh は hh に置き換えられます
- mmmm は mm に置き換えられます
理論的には、パターンには最大 255 文字まで含むことができますが、さらに制限の厳しいプラットフォームもあります。パターンがパターン文字数制限を超えると、lastOperationStatus プロパティは値 LastOperationStatus.PATTERN_SYNTAX_ERROR に設定されます。
各オペレーティングシステムで有効なパターンがすべてサポートされているわけではありません。パターンがプラットフォームでサポートされていない場合、代替パターンが使用され、代替パターンが使用されていることを示すように lastOperationStatus プロパティが設定されます。適切な代替パターンを使用できない場合、空のストリングが使用され、パターンがサポートされていないことを示すように lastOperationStatus プロパティが設定されます。
次の表は有効なパターン文字とその意味を示しています。
| パターン文字 | 説明 |
| G | 紀元です。現在の日付およびカレンダーの紀元文字列に置き換えられます。このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。紀元をサポートしないオペレーティングシステムでは、入力パターンの文字が空のストリングに置き換えられます。
次のように解釈される紀元のパターンには 1~5 文字を含むことができます。
グレゴリオ暦の例(このパターンをサポートするオペレーティングシステム):
|
| y | 年です。パターン文字の数が 2 の場合、年の最後の 2 桁が表示され、それ以外の場合、桁数は文字数によって決まります。年の値に文字数によって提供されるよりも多くの桁数が必要な場合、省略形でない年の値が提供されます。 値によって要求されるよりも多くの文字がある場合、年の値はゼロで桁揃えされます。次のリストは、1 および 2005 年の結果を示しています。
例:
|
| M | 月です。 次のように解釈される月のパターンには 1~5 文字を含めることができます。
例:
|
| d | 日です。次のように解釈される月のパターンには 1~2 文字を含めることができます。
例:
|
| E | 曜日です。 次のように解釈される曜日のパターンには 1~5 文字を含めることができます。
例:
|
| Q | 四半期です。プラットフォームの中には、このパターンをサポートしていないものがあります。次のように解釈される四半期のパターンには 1~4 文字を含めることができます。
例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| w | 年間通算週です。プラットフォームの中には、このパターンをサポートしていないものがあります。次のように解釈されるこのパターンには 1~2 文字を含めることができます。
年間第 2 週の例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| W | 月間通算週です。プラットフォームの中には、このパターンをサポートしていないものがあります。このパターンで使用できるのは 1 文字のみです。
7 月第 2 週の例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| D | 年間通算日です。プラットフォームの中には、このパターンをサポートしていないものがあります。このパターンで使用できるのは 1~3 文字です。
年間 2 日目の例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| F | カレンダー月内の曜日の位置です。例えば、この要素を使用して、10 月の第 3 月曜日の日付をフォーマットする場合は「3」と表示されます。このパターンで使用できるのは 1 文字のみです。
7 月第 2 水曜日の例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| a | 午前 / 午後を表します。このパターンで使用できるのは、a か p の一文字だけです。
例:
|
| h | 12 時間形式の時間(1~12)です。 このパターンは 1~2 文字になります。
例:
|
| H | 24 時間形式の時間(0~23)です。 このパターンは 1~2 文字になります。
例:
|
| K | 12 時間形式の時間(0~11)です。 このパターンは 1~2 文字になります。このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。
例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| k | 24 時間形式の時間(1~24)です。 このパターンは 1~2 文字になります。このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。
例(このパターンをサポートするオペレーティングシステムの場合):
|
| m | 1 時間内の分(0~59)です。このパターンは 1~2 文字になります。
例:
|
| s | 1 分内の秒(0~59)です。このパターンは 1~2 文字になります。
例:
|
| S | ミリ秒です。このパターンは 1~5 文字になります。この値は、使用される文字数に従って丸められます。5 文字(SSSSS)を使用すると、少数桁のミリ秒を表します。
例:
|
| z | タイムゾーンです。タイムゾーンを、特定の場所を参照することなく、標準時または夏時間を参照する文字列として表示します。このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。タイムゾーンパターンをサポートしないオペレーティングシステムでは、入力パターンの文字列は空のストリングに置き換えられます。このパターンをサポートするオペレーティングシステムでは、すべてのロケールに定義されたストリングがあるわけではありません。それらのロケールは、GMT-08:00 や GW-08:00 などの GMT フォーマットに置き換えられます。
このタイムゾーンのパターンでは 1~4 文字を使用し、次のように解釈されます。
この形式をサポートするオペレーティングシステムの例:
|
| Z | タイムゾーンです。タイムゾーンを GMT からのオフセットとして表します。 このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。タイムゾーンパターンをサポートしないオペレーティングシステムでは、入力パターンの文字列は空のストリングに置き換えられます。
このタイムゾーンのパターンでは 1~4 文字を使用し、次のように解釈されます。
この形式をサポートするオペレーティングシステムの例:
|
| v | タイムゾーンです。特定の場所を参照したり、夏時間と標準時間とを区別したりしない汎用タイムゾーンを反映する文字列です。このパターンは、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではありません。タイムゾーンパターンをサポートしないオペレーティングシステムでは、入力パターンの文字列は空のストリングに置き換えられます。このパターンをサポートするオペレーティングシステムでは、ローカライズされた名前を使用できない場合、代替のストリングが提供されます。
このタイムゾーンのパターンでは 1~4 文字を使用し、次のように解釈されます。
この形式をサポートするオペレーティングシステムの例:
|
| 'その他のテキスト' | パターン文字列には、テキストおよび句読点が含まれる場合があります。ただし、a~z および A~Z の文字は構文文字として予約され、フォーマットされた文字列に含めるために一重引用符で囲む必要があります。結果文字列に一重引用符を含めるには、パターン文字列に 2 つの一重引用符を含める必要があります。2 つの一重引用符をパターンストリングの引用された部分の内側または外側に表示できます。一重引用符のペアが対応しない場合、ストリングの最後で終了します。
例:
|
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
pattern:String |
例外
TypeError — パターンパラメーターが null の場合。
|
関連する API エレメント
setDateTimeStyles | () | メソッド |
public function setDateTimeStyles(dateStyle:String, timeStyle:String):void| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | Flash Player 10.1, AIR 2 |
DateTimeFormatter のこのインスタンスの日付および時刻スタイルを設定します。日付および時刻スタイルは、日付および時刻フォーマット パターンをオペレーティングシステムによる事前定義のロケールに依存したパターンに設定するために使用されます。このメソッドにより、DateTimeFormatter() コンストラクターまたは setDateTimePattern() メソッドを使用して設定されたスタイルが置き換えられます。日付および時刻パターンは設定されたスタイルによっても更新されます。
このメソッドが呼び出されて正しく完了すると、lastOperationStatus プロパティが次のように設定されます。
LastOperationStatus.NO_ERROR
それ以外の場合、lastOperationStatus プロパティは LastOperationStatus クラスで定義された定数のいずれかに設定されます。
パラメーター
dateStyle:String — 日付をフォーマットするときに使用するスタイルを指定します。この値は、DateTimeStyle クラスによって列挙される値のいずれかに対応します。
| |
timeStyle:String — 時間をフォーマットするときに使用するスタイルを指定します。この値は、DateTimeStyle クラスによって列挙される値のいずれかに対応します。
|
例外
ArgumentError — dateStyle または timeStyle パラメーターが有効な DateTimeStyle 定数でない場合。
| |
TypeError — dateStyle または timeStyle パラメーターが null の場合。
|
関連する API エレメント
この例では、英語(米国)、フランス語(フランス)、スペイン語(スペイン)のロケールを使用しています。
この例では、リストの各ロケールに対して、次の処理を行います。
- デフォルトのスタイル(長い dateStyle、長い timeStyle)を使用して DateTimeFormatter オブジェクトを作成します。
- デフォルトの長い日付スタイルを使用して現在の日付と時刻をフォーマットします。
DateTimeStyle.NONE定数およびDateTimeStyle.SHORT定数を使用して、時刻のみの短い日付スタイルに変更します。- 時刻のみの短い日付スタイルを使用して現在の日付と時刻をフォーマットします。
package {
import flash.display.Sprite;
import flash.globalization.DateTimeFormatter;
import flash.globalization.DateTimeStyle;
public class DateTimeFormatterExample extends Sprite
{
private var localeList:Array = new Array("en-US", "fr-FR", "es-ES");
public function DateTimeFormatterExample()
{
var date:Date = new Date();
for each (var locale:String in localeList) {
var dtf:DateTimeFormatter = new DateTimeFormatter(locale);
trace('\n' + "LocaleID requested=" + dtf.requestedLocaleIDName
+ "; actual=" + dtf.actualLocaleIDName);
var longDate:String = dtf.format(date);
trace(longDate + " (" + dtf.getDateTimePattern() + ")");
dtf.setDateTimeStyles(DateTimeStyle.NONE, DateTimeStyle.SHORT);
var shortDate:String = dtf.format(date);
trace(shortDate + " (" + dtf.getDateTimePattern() + ")");
}
}
}
}
この例では、リストの各ロケールに対して、次の処理を行います。
- 入出力用のテキストフィールドを 3 つ作成します。
- 英語(米国)ロケールを使用して DateTimeFormatter オブジェクトを作成します。
configureTextField()関数を呼び出します。この関数はテキストフィールドの位置とサイズを設定し、patternFieldオブジェクトにイベントリスナーを追加します。- ユーザーが
patternFieldテキストフィールドにパターンを入力すると、そのパターンを使用してtextInputHandler関数が現在の日付と時刻をフォーマットし、その結果とlastOperationStatus値を出力テキストフィールドに表示します。
package {
import flash.display.Sprite;
import flash.events.Event;
import flash.globalization.DateTimeFormatter;
import flash.text.*;
public class DateTimePatternExample extends Sprite
{
private var patternField:TextField = new TextField();
private var resultField:TextField = new TextField();
private var statusField:TextField = new TextField();
private var date:Date = new Date();
private var dtf:DateTimeFormatter = new DateTimeFormatter("en-US");
private function configureTextField():void
{
patternField.type = TextFieldType.INPUT;
patternField.width = 300;
patternField.height = 20;
patternField.background = true;
patternField.border = true;
resultField.y = 40;
resultField.width = 300;
resultField.height = 20;
statusField.y = 80;
statusField.width = 300;
statusField.height = 20;
addChild(patternField);
addChild(resultField);
addChild(statusField);
patternField.addEventListener(Event.CHANGE,textInputHandler);
}
private function textInputHandler(event:Event):void
{
dtf.setDateTimePattern(patternField.text);
statusField.text = dtf.lastOperationStatus;
resultField.text = dtf.format(date);
}
public function DateTimePatternExample()
{
configureTextField();
}
}
}
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z
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