Adobe® Flash® Platform 用 ActionScript® 3.0 リファレンスガイド
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mx.effects 

Effect  - AS3 Flex

パッケージmx.effects
クラスpublic class Effect
継承Effect Inheritance EventDispatcher Inheritance Object
実装 IEffect
サブクラス AddAction, AddChildAction, AddItemAction, Animate, CallAction, CompositeEffect, MaskEffect, RemoveAction, RemoveChildAction, RemoveItemAction, SetAction, SetPropertyAction, SetStyleAction, SoundEffect, TweenEffect, UnconstrainItemAction

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

Effect クラスはすべての Flex エフェクトの基本的な機能を定義する抽象基本クラスです。 Effect クラスはすべてのエフェクトの基本ファクトリクラスを定義します。 EffectInstance クラスはエフェクトインスタンスのすべてのサブクラスについての基本クラスを定義します。

アプリケーションで Effect クラス自体のインスタンスを作成することはありません。 その代わり、Fade、WipeLeft などのいずれかのサブクラスのインスタンスを作成します。

MXML シンタックスexpandedMXML シンタックスを隠す

The Effect class defines the following properties, which all of its subclasses inherit:

  <mx:tagname
    Properties
    customFilter=""
    duration="500"
    filter=""
    hideFocusRing="false"
    perElementOffset="0"
    repeatCount="1"
    repeatDelay="0"
    startDelay="0"
    suspendBackgroundProcessing="false|true"
    target="effect target"
    targets="array of effect targets"
     
    Events
    effectEnd="No default"
    efectStart="No default"
  />
  

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さらに例を参照

関連する API エレメント



パブリックプロパティ
 プロパティ定義元
  className : String
[読み取り専用] このエフェクトクラスの名前です。たとえば、"Fade" などがあります。
Effect
 Inheritedconstructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。
Object
  customFilter : mx.effects:EffectTargetFilter
エフェクトを再生するターゲットを特定するために、エフェクトによって使用されるタイプ EffectTargetFilter のカスタムフィルターオブジェクトを指定します。
Effect
  duration : Number
エフェクトの継続時間を表します(ミリ秒単位)。
Effect
  effectTargetHost : mx.effects:IEffectTargetHost
データエフェクトのターゲットリストコントロールにアクセスできるプロパティです。
Effect
  filter : String
エフェクトのターゲットをフィルタリングするアルゴリズムを指定します。
Effect
  hideFocusRing : Boolean
エフェクトの開始時にエフェクトがフォーカス枠を非表示にするかどうかを指定します。
Effect
  instanceClass : Class
このエフェクトクラスのエフェクトインスタンスクラスを指定する Class 型のオブジェクトを表します。
Effect
  isPlaying : Boolean
[読み取り専用] エフェクトのインスタンスのいずれかが現在再生中の場合に true、そうでない場合に false となる読み取り専用フラグです。
Effect
  perElementOffset : Number
エフェクトの最初のターゲットの後に発生する、エフェクトターゲットの追加遅延(ミリ秒)です。
Effect
  playheadTime : Number
エフェクトの現在の時間位置です。
Effect
  relevantProperties : Array
フィルタリング実行時に使用するプロパティ名の配列を表します。
Effect
  relevantStyles : Array
フィルタリング実行時に使用するスタイル名の配列を表します。
Effect
  repeatCount : int = 1
エフェクトを繰り返す回数を表します。
Effect
  repeatDelay : int = 0
エフェクトを繰り返す前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。
Effect
  startDelay : int = 0
エフェクトを開始する前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。
Effect
  suspendBackgroundProcessing : Boolean = false
true の場合、エフェクトの再生中にすべてのバックグラウンド処理をブロックします。
Effect
  target : Object
このエフェクトが適用されるオブジェクトを表します。
Effect
  targets : Array
エフェクトのターゲットであるオブジェクトの配列を表します。
Effect
  triggerEvent : Event
エフェクトがトリガーされたときに EffectManager によってこの Effect に渡される Event オブジェクトです。EffectManager によってエフェクトが再生されていない場合は null です。
Effect
プロテクトプロパティ
 プロパティ定義元
  applyTransitionEndProperties : Boolean
このフラグは、エフェクトがトランジションで実行された場合に、エフェクト自体が設定した値をそのまま使用するのではなく、その終了状態に応じてプロパティ値を自動的に適用するかどうかを制御します。
Effect
  endValuesCaptured : Boolean = false
エフェクトの終了値が既に決定されている場合は true を含むフラグ、エフェクトの実行時にエフェクトターゲットの現在のプロパティから終了値を取得する必要がある場合は false を含むフラグです。
Effect
パブリックメソッド
 メソッド定義元
  
Effect(target:Object = null)
コンストラクターです。
Effect
 Inherited
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。
EventDispatcher
  
エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャし、終了値として保存します。
Effect
  
ターゲットの追加セットの関連するプロパティの現在値をキャプチャします。この機能は、データ変更エフェクトを実行したときに Flex によって使用されます。
Effect
  
エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャします。
Effect
  
1 つのエフェクトインスタンスを作成し、それを初期化します。
Effect
  
createInstances(targets:Array = null):Array
ターゲットオブジェクトの配列を取得し、各ターゲットで createInstance() メソッドを呼び出します。
Effect
  
インスタンスからイベントリスナーを削除し、インスタンスのリストからインスタンスを削除します。
Effect
 Inherited
イベントをイベントフローに送出します。
EventDispatcher
  
end(effectInstance:IEffectInstance = null):void
現在再生中のエフェクトをすべて中断し、直ちにエフェクトの終わりにジャンプします。
Effect
  
ストリングの配列を返します。各ストリングは、このエフェクトによって変更されるプロパティの名前です。
Effect
 Inherited
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。
EventDispatcher
 Inherited
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。
Object
 Inherited
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。
Object
  
resume() メソッドを呼び出すまで、エフェクトを一時停止します。
Effect
  
play(targets:Array = null, playReversedFromEnd:Boolean = false):Array
エフェクトの再生を開始します。
Effect
 Inherited
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。
Object
 Inherited
removeEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false):void
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。
EventDispatcher
  
pause() メソッドを呼び出し、エフェクトを一時停止した後、再開させます。
Effect
  
エフェクトが現在再生中の場合に、エフェクトの現在位置から開始して、逆順でエフェクトを再生します。
Effect
 Inherited
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。
Object
  
エフェクトターゲットを現在の状態にしたまま、エフェクトを停止します。
Effect
 Inherited
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
 Inherited
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
 Inherited
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。
Object
 Inherited
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。
EventDispatcher
プロテクトメソッド
 メソッド定義元
  
applyValueToTarget(target:Object, property:String, value:*, props:Object):void
エフェクトインフラストラクチャによって内部的に使用されます。
Effect
  
エフェクトインスタンスの再生終了時に呼び出されます。
Effect
  
このメソッドは、エフェクトインスタンスの再生開始時に呼び出されます。
Effect
  
エフェクトインスタンスが stop() メソッドの呼び出しによって停止されると呼び出されます。
Effect
  
filterInstance(propChanges:Array, target:Object):Boolean
エフェクトインスタンスをフィルタリングするために必要なロジックを決定します。
Effect
  
getValueFromTarget(target:Object, property:String):*
ターゲットからプロパティの値を取得するために captureStartValues() メソッドによって呼び出されます。
Effect
  
エフェクトインスタンスにエフェクトのプロパティをコピーします。
Effect
イベント
 イベント 概要 定義元
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
 Inherited[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。EventDispatcher
  エフェクトのインスタンスの 1 つが再生を停止したとき(インスタンスの再生完了時、またはエフェクトが end() メソッドの呼び出しにより中断されたとき)に送出されます。Effect
  エフェクトの再生開始時に送出されます。Effect
  エフェクトが停止されると送出されます。これが発生するのは、stop() メソッドの呼び出しによってエフェクトが中断された場合のみです。Effect
プロパティの詳細

applyTransitionEndProperties

プロパティ
protected var applyTransitionEndProperties:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このフラグは、エフェクトがトランジションで実行された場合に、エフェクト自体が設定した値をそのまま使用するのではなく、その終了状態に応じてプロパティ値を自動的に適用するかどうかを制御します。

デフォルト値: true。

className

プロパティ 
className:String  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このエフェクトクラスの名前です。たとえば、"Fade" などがあります。

これは短い形式または無修飾の名前で、パッケージ名は含まれません。 修飾名が必要な場合は、flash.utils パッケージに含まれる getQualifiedClassName() メソッドを使用します。



実装
    public function get className():String

customFilter

プロパティ 
customFilter:mx.effects:EffectTargetFilter

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトを再生するターゲットを特定するために、エフェクトによって使用されるタイプ EffectTargetFilter のカスタムフィルターオブジェクトを指定します。

ターゲットへのフィルタリングは、エフェクトの再生前に captureStartValues() を呼び出した場合にのみ実行されます。 エフェクトがトランジションに含まれる場合に、captureStartValues() メソッドが自動的に Flex から呼び出されます。

単純なフィルタリングには、filter プロパティを使用します。 customFilter プロパティが null 以外の場合、filter プロパティは無視されます。



実装
    public function get customFilter():mx.effects:EffectTargetFilter
    public function set customFilter(value:mx.effects:EffectTargetFilter):void

duration

プロパティ 
duration:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの継続時間を表します(ミリ秒単位)。

Parallel エフェクトまたは Sequence エフェクトでは、duration プロパティによって各エフェクトの継続時間が設定されます。 たとえば、Sequence エフェクトの duration プロパティが 3000 に設定されている場合、Sequence の各エフェクトの再生時間は 3000 ミリ秒となります。

繰り返されるエフェクトの場合、duration プロパティによって、エフェクトの 1 つあたりのインスタンスの継続時間が指定されます。 したがって、エフェクトで duration プロパティが 2000 に設定され、repeatCount プロパティが 3 に設定されている場合、エフェクトの総再生時間は 6000 ミリ秒(6 秒)となります。



実装
    public function get duration():Number
    public function set duration(value:Number):void

effectTargetHost

プロパティ 
effectTargetHost:mx.effects:IEffectTargetHost

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

データエフェクトのターゲットリストコントロールにアクセスできるプロパティです。 このプロパティにより、エフェクトクラスのインスタンスは、エフェクトが再生されているリストコントロールと通信できます。



実装
    public function get effectTargetHost():mx.effects:IEffectTargetHost
    public function set effectTargetHost(value:mx.effects:IEffectTargetHost):void

endValuesCaptured

プロパティ 
protected var endValuesCaptured:Boolean = false

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの終了値が既に決定されている場合は true を含むフラグ、エフェクトの実行時にエフェクトターゲットの現在のプロパティから終了値を取得する必要がある場合は false を含むフラグです。 このプロパティがデータエフェクトで必要なのは、データエフェクト(DefaultListEffect や DefaultTileListEffect など)を設定する順序が通常のエフェクトよりも複雑なためです。

デフォルト値: false。

filter

プロパティ 
filter:String

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのターゲットをフィルタリングするアルゴリズムを指定します。 値が null の場合、フィルタリングは指定されません。

ターゲットへのフィルタリングは、エフェクトの再生前に captureStartValues() を呼び出した場合にのみ実行されます。 エフェクトがトランジションに含まれる場合、またはリストコントロールのデータエフェクトに含まれる場合に、captureStartValues() メソッドが自動的に Flex から呼び出されます。

単純なフィルタリングには、このプロパティを使用します。 複雑なフィルタリングには、customFilter プロパティを使用します。 customFilter プロパティに null 以外の値が含まれている場合、このプロパティは無視されます。

filter プロパティについては、次の値を使用できます。

  • 値が "add" の場合、子としてコンテナに追加されるターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "addItem" の場合、List または TileList コントロールに追加されるリストアイテムのアイテムレンダラーでエフェクトが再生されます。
  • 値が "hide" の場合、visible プロパティが true から false に変更されたターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "move" の場合、x または y プロパティが変更されたターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "remove" の場合、コンテナの子として削除されるターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "removeItem" の場合、List または TileList コントロールから削除されるリストアイテムのアイテムレンダラーでエフェクトが再生されます。
  • 値が "replacedItem" の場合、List または TileList コントロール内で新しいアイテムに置換されるリストアイテムのアイテムレンダラーでエフェクトが再生されます。
  • 値が "replacementItem" の場合、既存のアイテムを置換する List または TileList コントロールに追加されるリストアイテムのアイテムレンダラーでエフェクトが再生されます。
  • 値が "resize" の場合、width または height プロパティが変更されたターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "show" の場合、visible プロパティが false から true に変更されたターゲットでエフェクトが再生されます。
  • 値が "" の場合、フィルタリングは指定されません。



実装
    public function get filter():String
    public function set filter(value:String):void

hideFocusRing

プロパティ 
hideFocusRing:Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの開始時にエフェクトがフォーカス枠を非表示にするかどうかを指定します。エフェクトターゲットは、フォーカス枠を非表示にします。UIComponent クラスのサブクラスは、フォーカス枠を自動的に非表示にします。エフェクトターゲットが UIComponent クラスのサブクラスではない場合は、フォーカス枠を非表示にするための機能を追加します。

エフェクトの再生中にフォーカス枠を非表示にするには、このプロパティを true に設定します。

Effect のサブクラスのデフォルト値は false です。 MaskEffect のサブクラスのデフォルト値は true です。



実装
    public function get hideFocusRing():Boolean
    public function set hideFocusRing(value:Boolean):void

instanceClass

プロパティ 
public var instanceClass:Class

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このエフェクトクラスのエフェクトインスタンスクラスを指定する Class 型のオブジェクトを表します。

Effect クラスのすべてのサブクラスによって、コンストラクター内のこのプロパティが必ず設定されます。

isPlaying

プロパティ 
isPlaying:Boolean  [読み取り専用]

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのインスタンスのいずれかが現在再生中の場合に true、そうでない場合に false となる読み取り専用フラグです。



実装
    public function get isPlaying():Boolean

perElementOffset

プロパティ 
perElementOffset:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの最初のターゲットの後に発生する、エフェクトターゲットの追加遅延(ミリ秒)です。 この値は、startDelay プロパティの値に加算されます。



実装
    public function get perElementOffset():Number
    public function set perElementOffset(value:Number):void

playheadTime

プロパティ 
playheadTime:Number

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの現在の時間位置です。このプロパティの値の範囲は、0 から合計継続時間(Effect の startDelayrepeatCount および repeatDelay を含む)までです。



実装
    public function get playheadTime():Number
    public function set playheadTime(value:Number):void

relevantProperties

プロパティ 
relevantProperties:Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

フィルタリング実行時に使用するプロパティ名の配列を表します。 このプロパティは内部的に使用され、エフェクトユーザーは設定する必要がありません。

デフォルト値は、getAffectedProperties() メソッドで返される配列と等しくなります。



実装
    public function get relevantProperties():Array
    public function set relevantProperties(value:Array):void

relevantStyles

プロパティ 
relevantStyles:Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

フィルタリング実行時に使用するスタイル名の配列を表します。 このプロパティは内部的に使用され、エフェクトユーザーは設定する必要がありません。

デフォルト値は、getAffectedProperties() メソッドで返される配列と等しくなります。



実装
    public function get relevantStyles():Array
    public function set relevantStyles(value:Array):void

repeatCount

プロパティ 
public var repeatCount:int = 1

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトを繰り返す回数を表します。 有効な値は 0 以上の整数です。値が 1 の場合、エフェクトは 1 回再生されます。値 0 を設定すると、end() メソッドを呼び出して停止するまで、エフェクトは無制限に再生されます。

デフォルト値: 1。

repeatDelay

プロパティ 
public var repeatDelay:int = 0

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトを繰り返す前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。 有効な値は 0 以上の整数です。

デフォルト値: 0。

startDelay

プロパティ 
public var startDelay:int = 0

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトを開始する前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。 有効な値は 0 以上の整数です。 repeatCount プロパティの使用によりエフェクトが繰り返される場合は、エフェクトの初回再生時にのみ startDelay プロパティが適用されます。

デフォルト値: 0。

suspendBackgroundProcessing

プロパティ 
public var suspendBackgroundProcessing:Boolean = false

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

true の場合、エフェクトの再生中にすべてのバックグラウンド処理をブロックします。 バックグラウンド処理では、測定、レイアウト、および、サーバーから受信した応答の処理が行われます。 デフォルト値は false です。

ほとんどの場合、このプロパティを true に設定することをお勧めします。true に設定すると、アプリケーションのパフォーマンスが向上するためです。 ただし、次のいずれかが成り立つ場合はプロパティを false に設定してください。

  • エフェクトの再生中にユーザー入力を受信する可能性があり、エフェクトの再生が完了する前にアプリケーションでユーザー入力に応答する必要がある場合。
  • エフェクトの再生中にサーバーから応答を受信する可能性があり、エフェクトをまだ再生している間にアプリケーションで応答を処理する必要がある場合。

デフォルト値: false。

target

プロパティ 
target:Object

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このエフェクトが適用されるオブジェクトを表します。エフェクトトリガーによってエフェクトがトリガーされると、target プロパティはエフェクトをトリガーするオブジェクトとなるように自動的に設定されます。



実装
    public function get target():Object
    public function set target(value:Object):void

targets

プロパティ 
targets:Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのターゲットであるオブジェクトの配列を表します。エフェクトの再生時、各ターゲットのエフェクトがパラレル処理で実行されます。 target プロパティを設定すると、この配列中のすべてのオブジェクトが置換されます。 targets プロパティが設定されていると、target プロパティによってこの配列の最初の項目が返されます。



実装
    public function get targets():Array
    public function set targets(value:Array):void

triggerEvent

プロパティ 
triggerEvent:Event

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトがトリガーされたときに EffectManager によってこの Effect に渡される Event オブジェクトです。EffectManager によってエフェクトが再生されていない場合は null です。



実装
    public function get triggerEvent():Event
    public function set triggerEvent(value:Event):void
コンストラクターの詳細

Effect

()コンストラクター
public function Effect(target:Object = null)

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

コンストラクターです。

通常、エフェクトの開始は次の 3 つの手順から成るプロセスです。

  • new 演算子を使用してエフェクトオブジェクトのインスタンスを作成します。
  • duration など、エフェクトオブジェクトのプロパティを設定します。
  • play() メソッドを呼び出すか、またはエフェクトをトリガーに割り当てます。

パラメーター
target:Object (default = null) — このエフェクトでアニメーション化するオブジェクトを表します。
メソッドの詳細

applyValueToTarget

()メソッド
protected function applyValueToTarget(target:Object, property:String, value:*, props:Object):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトインフラストラクチャによって内部的に使用されます。 captureStartValues() が呼び出されているときに Flex が play() メソッドを呼び出す場合、この関数を使用してターゲットを開始状態に戻します。 デフォルトのビヘイビアーでは、getValueFromTarget() メソッドを使用してキャプチャした値を、ターゲットのプロパティに直接的に設定します。 次に実際の使用例を示します。

      
      target[property] = value;

キャプチャした値を異なる方法で適用する必要がある場合のみ、このメソッドをオーバーライドしてください。 ターゲットのスタイルプロパティは別のメカニズムで設定されます。 キャプチャし、適用するスタイルを指定するには、relevantStyles プロパティを使用します。

パラメーター

target:Object — エフェクトターゲットを表します。
 
property:String — ターゲットプロパティを表します。
 
value:* — プロパティの値です。
 
props:Object — オブジェクトの配列です。各配列にはエフェクトが監視しているプロパティの start および end オブジェクトが含まれます。

captureEndValues

()メソッド 
public function captureEndValues():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャし、終了値として保存します。

エフェクトがデータ変更エフェクトに含まれる場合に、captureEndValues() メソッドが自動的に Flex から呼び出されます。

captureMoreStartValues

()メソッド 
public function captureMoreStartValues(targets:Array):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

ターゲットの追加セットの関連するプロパティの現在値をキャプチャします。

Flex は、データ変更エフェクトの実行時にこの機能を使用します。

パラメーター

targets:Array — 値がキャプチャされるターゲットの配列を表します。

captureStartValues

()メソッド 
public function captureStartValues():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャします。 エフェクトがトランジションに含まれる場合に、captureStartValues() メソッドが自動的に Flex から呼び出されます。

エフェクトの開始値および終了値を把握するためにエフェクトが必要とされる場合は、この関数を使用します。 この関数を正しく使用するには、次の手順に従います。

  1. captureStartValues() メソッドを呼び出します。 エフェクトはエフェクトの開始値をキャプチャします。
  2. 子の追加または削除、プロパティの変更、位置の変更、またはサイズの変更など、エフェクトターゲットを変更します。
  3. play() メソッドを呼び出します。 エフェクトは終了値をキャプチャします。 この関数によって、このエフェクトで作成されたエフェクトインスタンスごとの EffectInstance.propertyChanges プロパティが作成されます。 エフェクト開発者は、propertyChanges プロパティを使用して、そのエフェクトの開始値および終了値を取得できます。

createInstance

()メソッド 
public function createInstance(target:Object = null):IEffectInstance

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

1 つのエフェクトインスタンスを作成し、それを初期化します。 play() メソッドの代わりにこのメソッドを使用して、エフェクトインスタンスの再生前にエフェクトインスタンスのプロパティを操作します。

エフェクトインスタンスは、instanceClass プロパティで指定された型で作成されます。 次に、initInstance() メソッドを使用して初期化されます。 インスタンスが EffectManager によって作成されている場合(エフェクトがエフェクトトリガーによってトリガーされる場合)、エフェクトは EffectInstance.initEffect() メソッドの呼び出しによりさらに初期化されます。

createInstance() メソッドが呼び出されると、エフェクトは再生されません。 返されたエフェクトインスタンスで startEffect() メソッドを呼び出します。

この関数は、Effect.play() メソッドによって自動的に呼び出されます。

パラメーター

target:Object (default = null) — このエフェクトでアニメーション化するオブジェクトを表します。

戻り値
IEffectInstance — エフェクトのエフェクトインスタンスオブジェクトを表します。

createInstances

()メソッド 
public function createInstances(targets:Array = null):Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

ターゲットオブジェクトの配列を取得し、各ターゲットで createInstance() メソッドを呼び出します。

パラメーター

targets:Array (default = null) — このエフェクトでアニメーション化するオブジェクトの配列を表します。

戻り値
Array — ターゲットごとに 1 つで、かつエフェクト用でもあるエフェクトインスタンスオブジェクトの配列を表します。

deleteInstance

()メソッド 
public function deleteInstance(instance:IEffectInstance):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

インスタンスからイベントリスナーを削除し、インスタンスのリストからインスタンスを削除します。

パラメーター

instance:IEffectInstance — エフェクトのインスタンスです。

effectEndHandler

()メソッド 
protected function effectEndHandler(event:EffectEvent):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトインスタンスの再生終了時に呼び出されます。 このメソッドをオーバーライドする場合、必ずスーパーメソッドを呼び出すようにしてください。

パラメーター

event:EffectEvent — EffectEvent 型のイベントオブジェクトを表します。

effectStartHandler

()メソッド 
protected function effectStartHandler(event:EffectEvent):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

このメソッドは、エフェクトインスタンスの再生開始時に呼び出されます。 このメソッドをオーバーライドする場合、必ずスーパーメソッドを呼び出すようにしてください。

パラメーター

event:EffectEvent — EffectEvent 型のイベントオブジェクトを表します。

effectStopHandler

()メソッド 
protected function effectStopHandler(event:EffectEvent):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトインスタンスが stop() メソッドの呼び出しによって停止されると呼び出されます。このメソッドをオーバーライドする場合、必ずスーパーメソッドを呼び出すようにしてください。

パラメーター

event:EffectEvent — EffectEvent 型のイベントオブジェクトを表します。

end

()メソッド 
public function end(effectInstance:IEffectInstance = null):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

現在再生中のエフェクトをすべて中断し、直ちにエフェクトの終わりにジャンプします。 このメソッドが呼び出されると、EffectInstance.end() メソッドも呼び出されます。

エフェクトの終了処理の一環としてこのメソッドが呼び出されると、エフェクトインスタンスにより effectEnd イベントが送出されます。

エフェクトインスタンスを引数として渡すと、そのインスタンスは中断されます。 引数が渡されないと、そのときエフェクトから生成されたすべてのエフェクトインスタンスが中断されます。

パラメーター

effectInstance:IEffectInstance (default = null) — 終了する EffectInstance を表します。

filterInstance

()メソッド 
protected function filterInstance(propChanges:Array, target:Object):Boolean

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトインスタンスをフィルタリングするために必要なロジックを決定します。 このメソッドは、CompositeEffect クラスによってオーバーライドされます。

パラメーター

propChanges:Array — エフェクトによって変更されるプロパティを表します。
 
target:Object — エフェクトターゲットを表します。

戻り値
Boolean — エフェクトインスタンスを再生する必要がある場合は、true を返します。

getAffectedProperties

()メソッド 
public function getAffectedProperties():Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

ストリングの配列を返します。各ストリングは、このエフェクトによって変更されるプロパティの名前です。たとえば、Move エフェクトは "x""y" から成る配列を返します。

Effect のサブクラスはすべてこのメソッドを実装する必要があります。 このメソッドは、2 つのエフェクトが同時に同一オブジェクトの同一プロパティをアニメーション化しないように EffectManager で使用されます。

戻り値
Array — このエフェクトで変更されたプロパティの名前を指定するストリングの配列を表します。

さらに例を参照

getValueFromTarget

()メソッド 
protected function getValueFromTarget(target:Object, property:String):*

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

ターゲットからプロパティの値を取得するために captureStartValues() メソッドによって呼び出されます。 この関数は、エフェクトフレームワークによってのみ内部的に呼び出されます。 デフォルトのビヘイビアーでは、target[property] だけを返します。 エフェクトの開発時に異なるビヘイビアーが必要な場合は、この関数をオーバーライドできます。

パラメーター

target:Object — エフェクトターゲットを表します。
 
property:String — ターゲットプロパティを表します。

戻り値
* — ターゲットプロパティの値です。

initInstance

()メソッド 
protected function initInstance(instance:IEffectInstance):void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトインスタンスにエフェクトのプロパティをコピーします。

Flex は Effect.createInstance() メソッドからこのメソッドを呼び出します。ユーザーが呼び出す必要はありません。

カスタムエフェクトを作成する際は、このメソッドをオーバーライドして、Effect クラスからエフェクトインスタンスクラスにプロパティをコピーします。 オーバーライドするときは、super.initInstance() を呼び出します。

パラメーター

instance:IEffectInstance — 初期化するエフェクトインスタンスを表します。

さらに例を参照

pause

()メソッド 
public function pause():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

resume() メソッドを呼び出すまで、エフェクトを一時停止します。

play

()メソッド 
public function play(targets:Array = null, playReversedFromEnd:Boolean = false):Array

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの再生を開始します。 通常は end() メソッドを play() メソッドの前に呼び出します。これは、エフェクトの以前のインスタンスを確実に終了させてから新しいインスタンスを開始するためです。

すべてのサブクラスではこのメソッドを実装する必要があります。

パラメーター

targets:Array (default = null) — このエフェクトを再生するターゲットオブジェクトの配列を表します。 このパラメーターを指定した場合、エフェクトの targets プロパティは使用されません。
 
playReversedFromEnd:Boolean (default = false)true の場合、エフェクトを逆順に再生します。

戻り値
Array — ターゲットごとに 1 つで、かつエフェクト用でもある EffectInstance オブジェクトの配列を表します。

resume

()メソッド 
public function resume():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

pause() メソッドを呼び出してエフェクトを一時停止した後、再開させます。

reverse

()メソッド 
public function reverse():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトが現在再生中の場合に、エフェクトの現在位置から開始して、逆順でエフェクトを再生します。

stop

()メソッド 
public function stop():void

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトターゲットを現在の状態にしたまま、エフェクトを停止します。 pause() メソッドの呼び出しと異なり、resume() メソッドを stop() メソッドの後に呼び出すことはできません。 ただし、play() メソッドを呼び出してエフェクトを再開できます。

エフェクトの終了処理の一環としてこのメソッドが呼び出されると、エフェクトインスタンスにより effectEnd イベントが送出されます。

マスクエフェクトの場合、エフェクトを停止してもマスクは自動的に削除されません。 最初のマスクを削除せずに、同じターゲット上でマスクエフェクトをさらに実行すると、予期しない結果が生じる可能性があります。

イベントの詳細

effectEnd

イベント
イベントオブジェクトの型: mx.events.EffectEvent
プロパティ EffectEvent.type = mx.events.EffectEvent.EFFECT_END

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトのインスタンスの 1 つが再生を停止したとき(インスタンスの再生完了時、またはエフェクトが end() メソッドの呼び出しにより中断されたとき)に送出されます。

EffectEvent.EFFECT_END 定数により、イベントオブジェクトの type プロパティ値が effectEnd イベント用に定義されます。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

プロパティ
bubblesfalse
cancelablefalse
currentTargetイベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。
effectInstanceイベントのエフェクトインスタンスオブジェクトを表します。
targetイベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。

effectStart

イベント  
イベントオブジェクトの型: mx.events.EffectEvent
プロパティ EffectEvent.type = mx.events.EffectEvent.EFFECT_START

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトの再生開始時に送出されます。

EffectEvent.EFFECT_START 定数により、イベントオブジェクトの type プロパティ値が effectStart イベント用に定義されます。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

プロパティ
bubblesfalse
cancelablefalse
currentTargetイベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。
effectInstanceイベントのエフェクトインスタンスオブジェクトを表します。
targetイベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。

effectStop

イベント  
イベントオブジェクトの型: mx.events.EffectEvent
プロパティ EffectEvent.type = mx.events.EffectEvent.EFFECT_STOP

言語バージョン: ActionScript 3.0
製品バージョン: Flex 3
ランタイムバージョン: Flash Player 9, AIR 1.1

エフェクトが停止されると送出されます。これが発生するのは、stop() メソッドの呼び出しによってエフェクトが中断された場合のみです。また、エフェクトが終了したことを示すために、EFFECT_END イベントも送出されます。この特別なイベントは、エフェクトが終了状態に到達しなかったことを示すインジケーターとして最初にリスナーへ送信されます。

EffectEvent.EFFECT_STOP 定数により、イベントオブジェクトの type プロパティ値が effectStop イベント用に定義されます。

イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。

プロパティ
bubblesfalse
cancelablefalse
currentTargetイベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。
effectInstanceイベントのエフェクトインスタンスオブジェクトを表します。
targetイベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。
SimpleEffectExample.mxml
<?xml version="1.0"?>
<!-- Simple example to demonstrate the Effect class. -->
<s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009"
        xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark"
        xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx">

    <fx:Script>
        <![CDATA[

            import mx.controls.Alert;

            // Event handler for the effectEnd event.
            private function endEffectHandler():void {
                Alert.show("Effect Ended!");
            }

            // Event handler for the reset button.
            private function resetHandler():void {
                expand.end();
                img.width=30;
                img.height=60;
                button1.enabled=true;
            }
        ]]>
    </fx:Script>

    <fx:Declarations>
        <mx:Resize id="expand" target="{img}" widthTo="100" heightTo="200"
             duration="10000" effectEnd="endEffectHandler();"/>
    </fx:Declarations>

    <s:Panel title="Resize Effect Example" width="100%" height="100%" >
        <s:VGroup left="20" right="20" top="20" bottom="20">

            <s:Label width="100%" color="blue"
                text="Use the Button controls to control the Resize effect."/>

            <mx:Image id="img" width="30" height="60"
                source="@Embed(source='assets/Nokia_6630.png')"/>


            <s:Button id="button1" label="Start" click="expand.play(); button1.enabled=false;"/>
            <s:Button label="Pause" click="expand.pause();"/>
            <s:Button label="Resume" click="expand.resume();"/>
            <s:Button label="Reverse" click="expand.reverse();"/>
            <s:Button label="End" click="expand.end();"/>
            <s:Button label="Reset" click="resetHandler();"/>

        </s:VGroup>
    </s:Panel>
</s:Application>




[ X ]英語で表示される理由
ActionScript 3.0 リファレンスガイドのコンテンツが英語で表示されます。

ActionScript 3.0 リファレンスガイドのすべての部分がすべての言語に翻訳されているわけではありません。言語エレメントが翻訳されていない場合、そのエレメントは英語で表示されます。例えば、ga.controls.HelpBox クラスはどの言語にも訳されていません。このため、リファレンスガイドの日本語バージョンでは、ga.controls.HelpBox クラスは英語で表示されます。