パッケージ | mx.controls |
クラス | public class RadioButtonGroup |
継承 | RadioButtonGroup EventDispatcher Object |
実装 | IMXMLObject |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
Flex 4.0 以降では、このクラスの代わりとして spark.components.RadioButtonGroup クラスを使用することをお勧めします。 |
RadioButtonGroup コントロールは、1 つの相互排他的コントロールとして機能する RadioButton コントロールのグループを定義します。RadioButton コントロールは一度に 1 つしか選択できません。 RadioButton インスタンスを RadioButtonGroup にグループ化することはオプションですが、グループ化を行うと、例えば、単一のイベントハンドラーを個々のボタンではなく、ボタングループで設定できます。
id
プロパティが必要です(<mx:RadioButtonGroup>
タグを使用してグループの名前を定義する場合)。
RadioButtonGroup コントロールは UIComponent ではなく EventDispatcher のサブクラスであり、IMXMLObject インターフェイスを実装します。 他のすべての Flex のビジュアルコンポーネントは UIComponent のサブクラスであり、IUIComponent インターフェイスを実装します。Flex コンパイラーには RadioButtonGroup コントロールのサポートが組み込まれているため、RadioButtonGroup コントロールを Flex コンテナの子として使用できます。ただし、IUIComponent は実装されません。他のすべてのコンテナの子では、IUIComponent インターフェイスを実装する必要があります。
そのため、ビジュアルコンポーネントを、IMXMLObject インターフェイスを実装する EventDispatcher のサブクラスとして定義しようとしても、それをコンテナの子として使用することはできません。
MXML シンタックスMXML シンタックスを隠すThe <mx:RadioButtonGroup>
tag inherits all of the
tag attributes of its superclass, and adds the following tag attributes:
<mx:RadioButtonGroup Properties enabled="true|false" id="No default" labelPlacement="right|left|top|bottom" Events change="No default" itemClick="No default" />
さらに例を参照
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
enabled : Boolean
選択が可能かどうかを判別します。 | RadioButtonGroup | ||
labelPlacement : String
グループ内の各コントロールの RadioButton アイコンを基準にした RadioButton ラベルの位置です。 | RadioButtonGroup | ||
numRadioButtons : int [読み取り専用]
この RadioButtonGroup に属する RadioButton の数です。 | RadioButtonGroup | ||
selectedValue : Object
null(デフォルト値)以外の値が設定されている場合、グループから選択された RadioButton コントロールの value プロパティの値です。 | RadioButtonGroup | ||
selection : RadioButton
グループ内で現在選択されている RadioButton コントロールへの参照を格納します。 | RadioButtonGroup |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
RadioButtonGroup(document:IFlexDisplayObject = null)
コンストラクターです。 | RadioButtonGroup | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
指定されたインデックス位置にある RadioButton コントロールを返します。 | RadioButtonGroup | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
遅延インスタンス化をサポートする IMXMLObject.initialized() メソッドの実装です。 | RadioButtonGroup | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
イベント | 概要 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
このグループ内で選択された RadioButton コントロールの値が変化したときに送出されます。 | RadioButtonGroup | |||
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
ユーザーがグループ内の RadioButton コントロールを選択したときに送出されます。 | RadioButtonGroup |
enabled | プロパティ |
labelPlacement | プロパティ |
labelPlacement:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
グループ内の各コントロールの RadioButton アイコンを基準にした RadioButton ラベルの位置です。 この設定はコントロールごとにオーバーライドできます。
MXML で使用できる値は "right"
、"left"
、"bottom"
および "top"
です。
ActionScript では、このプロパティを設定するために、ButtonLabelPlacement.RIGHT
、ButtonLabelPlacement.LEFT
、ButtonLabelPlacement.BOTTOM
および ButtonLabelPlacement.TOP
の各定数を使用します。
デフォルト値: "right"。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 labelPlacementChanged
イベントが送出されます。
実装
public function get labelPlacement():String
public function set labelPlacement(value:String):void
numRadioButtons | プロパティ |
selectedValue | プロパティ |
selectedValue:Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
グループから選択された RadioButton コントロールの value
プロパティの値です(null
(デフォルト値)以外の値が設定されている場合)。 それ以外の場合は、selectedValue
が、選択された RadioButton の label
プロパティの値です。 RadioButton が選択されていない場合、このプロパティは null
です。
selectedValue
を設定すると、value
プロパティまたは label
プロパティがこの値に一致する RadioButton コントロールが選択されます。
デフォルト値: null。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 valueCommit
イベントが送出されます。
実装
public function get selectedValue():Object
public function set selectedValue(value:Object):void
selection | プロパティ |
selection:RadioButton
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
グループ内で現在選択されている RadioButton コントロールへの参照を格納します。 このプロパティには ActionScript からのみアクセスできます。MXML で設定することはできません。 このプロパティを null
に設定すると、現在選択されている RadioButton コントロールの選択が解除されます。
デフォルト値: null。
このプロパティはデータバインディングのソースとして使用できます。 このプロパティを変更すると、 valueCommit
イベントが送出されます。
実装
public function get selection():RadioButton
public function set selection(value:RadioButton):void
RadioButtonGroup | () | コンストラクター |
public function RadioButtonGroup(document:IFlexDisplayObject = null)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンストラクターです。
パラメーターdocument:IFlexDisplayObject (default = null ) — クラスが単純に EventDispatcher を継承する場合は、document パラメーターを使用しないでください。
|
関連する API エレメント
getRadioButtonAt | () | メソッド |
public function getRadioButtonAt(index:int):RadioButton
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
指定されたインデックス位置にある RadioButton コントロールを返します。
パラメーター
index:int — RadioButtonGroup コントロール内の RadioButton のインデックスです。最初のコントロールのインデックスは 0 です。
|
RadioButton — 指定された RadioButton コントロールです。
|
initialized | () | メソッド |
public function initialized(document:Object, id:String):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
遅延インスタンス化をサポートする IMXMLObject.initialized()
メソッドの実装です。
パラメーター
document:Object — このオブジェクトを作成した MXML ドキュメントです。
| |
id:String — ドキュメントがこのオブジェクトを参照するために使用する識別子です。オブジェクトがドキュメントの deep プロパティである場合、id は null になります。
|
関連する API エレメント
change | イベント |
flash.events.Event
プロパティ Event.type =
flash.events.Event.CHANGE
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
このグループ内で選択された RadioButton コントロールの値が変化したときに送出されます。
Event.CHANGE
定数は、type
プロパティ(change
イベントオブジェクト)の値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | true |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
currentTarget | イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 |
target | 値が変更されたオブジェクトです。target は、必ずしもイベントリスナーを登録した表示リスト内のオブジェクトとは限りません。現在イベントを処理している表示リスト内のオブジェクトにアクセスするには、currentTarget プロパティを使用します。 |
itemClick | イベント |
mx.events.ItemClickEvent
プロパティ ItemClickEvent.type =
mx.events.ItemClickEvent.ITEM_CLICK
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ユーザーがグループ内の RadioButton コントロールを選択したときに送出されます。 各 RadioButton コントロールについてハンドラーを設定することもできます。
ItemClickEvent.ITEM_CLICK
定数により、イベントオブジェクトの type
プロパティ値が itemClick
イベント用に定義されます。
イベントオブジェクトの各プロパティには次の値が設定されています。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false |
currentTarget | イベント処理を行うイベントリスナーの定義用オブジェクトを表します。 例えば、イベントリスナーの登録に myButton.addEventListener() を使用すると、myButton の値は currentTarget となります。 |
index | クリックされたナビゲーションアイテムのインデックスです。 |
item | クリックされたナビゲーションアイテムのデータプロバイダー内のアイテムです。 |
label | クリックされたナビゲーションアイテムのラベルです。 |
relatedObject | イベントを生成した子オブジェクトです。 |
target | イベントを送出したオブジェクトを表します。このオブジェクトは必ずしもイベントを受け取るオブジェクトとは限りません。 イベントを受け取るオブジェクトに常にアクセスするには、currentTarget プロパティを使用してください。 |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <!-- Simple example to demonstrate Halo RadioButtonGroup control. --> <s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark" xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx"> <fx:Script> <![CDATA[ import mx.controls.Alert; import mx.events.ItemClickEvent; // Event handler function to display the selected button // in a Halo Alert control. private function handleCard(evt:ItemClickEvent):void { switch (evt.currentTarget.selectedValue) { case "AmEx": Alert.show("You selected American Express"); break; case "MC": Alert.show("You selected MasterCard"); break; case "Visa": Alert.show("You selected Visa"); break; } } ]]> </fx:Script> <fx:Declarations> <mx:RadioButtonGroup id="cardtype" itemClick="handleCard(event);"/> </fx:Declarations> <s:Panel title="Halo RadioButtonGroup Control Example" width="75%" height="75%" horizontalCenter="0" verticalCenter="0"> <s:VGroup left="10" right="10" top="10" bottom="10"> <s:Label width="100%" color="blue" text="Select a type of credit card."/> <mx:RadioButton groupName="cardtype" id="americanExpress" value="AmEx" label="American Express" width="150" /> <mx:RadioButton groupName="cardtype" id="masterCard" value="MC" label="MasterCard" width="150" /> <mx:RadioButton groupName="cardtype" id="visa" value="Visa" label="Visa" width="150" /> </s:VGroup> </s:Panel> </s:Application>
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z