パッケージ | flash.ui |
クラス | public final class ContextMenuItem |
継承 | ContextMenuItem NativeMenuItem EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
customItems
配列にアイテムを追加します。
ContextMenuItem クラスのプロパティを使用して、特定のメニューアイテムを有効または無効にして、アイテムを表示または非表示にすることができます。
menuItemSelect
イベントのイベントハンドラーを記述して、ユーザーがメニューアイテムを選択したときにメニューアイテムに機能を追加します。
カスタムメニューアイテムは、コンテキストメニューの一番上、つまり、どのビルトインアイテムよりも上に表示されます。カスタムメニューアイテムとビルトインアイテムとの間にはセパレーターが表示されます。 AIR には、ビルトインアイテムは存在しません。また、AIR アプリケーションサンドボックスのコンテンツに、次の制約は適用されません。
制約:
- コンテキストメニューに追加できるカスタムアイテムは 15 アイテム以内です。
- 各キャプションには、少なくとも 1 つの表示可能な文字が含まれている必要があります。
- 制御文字、改行、その他の空白文字は無視されます。
- キャプションの長さは 100 文字以内である必要があります。
- ビルトインメニューアイテムまたは他のカスタムメニューアイテムと同じキャプションは、一致するアイテムが表示されているかどうかにかかわらず無視されます。メニューキャプションは、ビルトインキャプションまたは既存のカスタムキャプションと比較されます。その際、大文字と小文字は区別されず、カンマとピリオド、空白文字は無視されます。
- 以下のキャプションは許可されませんが、他の単語と組み合わせてカスタムキャプションを作成することはできます。例えば、「ペースト」は許可されませんが、「ペーストはおいしい」は許可されます。
Save Zoom In Zoom Out 100% Show All Quality Play Loop Rewind Forward Back Movie not loaded About Print Show Redraw Regions Debugger Undo Cut Copy Paste Delete Select All Open Open in new window Copy link
- 以下の単語は、単独でも他の単語と組み合わせてもカスタムキャプションには使用できません。
Adobe Macromedia Flash Player Settings
注意:英語以外のシステムで実行される場合、キャプションストリングは英語の一覧およびローカライズされた一覧の両方と比較されます。
関連する API エレメント
パブリックプロパティ
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
caption : String
コンテキストメニューに表示するメニューアイテムのキャプション(テキスト)を指定します。 | ContextMenuItem | ||
checked : Boolean
このメニューにチェックマークを表示するかどうかを制御します。 | NativeMenuItem | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
data : Object
このメニューアイテムに関連付けられた任意のデータオブジェクトです。 | NativeMenuItem | ||
enabled : Boolean
このメニューを有効にするかどうかを制御します。 | NativeMenuItem | ||
isSeparator : Boolean [読み取り専用]
このアイテムがメニューセパレーター線かどうかを報告します。 | NativeMenuItem | ||
keyEquivalent : String
このメニューアイテムのキー相当物です。 | NativeMenuItem | ||
keyEquivalentModifiers : Array
キー相当物のモディファイアに対応するキーコードの配列です。 | NativeMenuItem | ||
label : String
このメニューアイテムの表示ストリングです。 | NativeMenuItem | ||
menu : NativeMenu [読み取り専用]
このアイテムを含むメニューです。 | NativeMenuItem | ||
mnemonicIndex : int
メニューアイテムでのニーモニック文字の位置です。 | NativeMenuItem | ||
name : String
このメニューアイテムの名前です。 | NativeMenuItem | ||
separatorBefore : Boolean
指定されたメニューアイテムの上にセパレーターを表示するかどうかを示します。 | ContextMenuItem | ||
submenu : NativeMenu
このメニューアイテムに関連付けられたサブメニューです。 | NativeMenuItem | ||
visible : Boolean
Flash Player のコンテキストメニューを表示するときに、指定されたメニューアイテムを表示するかどうかを示します。 | ContextMenuItem |
パブリックメソッド
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
ContextMenuItem(caption:String, separatorBefore:Boolean = false, enabled:Boolean = true, visible:Boolean = true)
ContextMenu.customItems 配列に追加できる新しい ContextMenuItem オブジェクトを作成します。 | ContextMenuItem | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
[オーバーライド]
NativeMenuItem オブジェクトのコピーを作成します。 | ContextMenuItem | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
[静的] | ContextMenuItem | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[オーバーライド]
NativeMenuItem オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。 | NativeMenuItem | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
イベント
イベント | 概要 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
アイテムを含むメニューが表示される直前に、この NativeMenuItem から送出されます。 | NativeMenuItem | |||
ユーザーがコンテキストメニューからアイテムを選択したときに送出されます。 | ContextMenuItem | |||
ショートカットキーが押され、格納されているメニューアイテムが表示される直前に、この NativeMenuItem から送出されます。 | NativeMenuItem | |||
ユーザーがメニューアイテムを選択したときに送出されます。 | NativeMenuItem |
プロパティの詳細
caption | プロパティ |
separatorBefore | プロパティ |
visible | プロパティ |
コンストラクターの詳細
ContextMenuItem | () | コンストラクター |
public function ContextMenuItem(caption:String, separatorBefore:Boolean = false, enabled:Boolean = true, visible:Boolean = true)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
ContextMenu.customItems
配列に追加できる新しい ContextMenuItem オブジェクトを作成します。
caption:String — メニューアイテムに関連付けられるテキストを指定します。caption 値の制約については、ContextMenuItem クラスの概要を参照してください。
| |
separatorBefore:Boolean (default = false ) — コンテキストメニューのメニューアイテムの上にセパレーターを表示するかどうかを指定します。デフォルト値は false です。
| |
enabled:Boolean (default = true ) — コンテキストメニューのメニューアイテムが有効か無効かを指定します。デフォルト値は true (有効)です。このパラメーターはオプションです。
| |
visible:Boolean (default = true ) — メニューアイテムを表示するか非表示にするかを指定します。デフォルト値は true (表示する)です。
|
メソッドの詳細
clone | () | メソッド |
systemClearMenuItem | () | メソッド |
systemCopyLinkMenuItem | () | メソッド |
systemCopyMenuItem | () | メソッド |
systemCutMenuItem | () | メソッド |
systemOpenLinkMenuItem | () | メソッド |
systemPasteMenuItem | () | メソッド |
systemSelectAllMenuItem | () | メソッド |
イベントの詳細
menuItemSelect | イベント |
イベントオブジェクトの型:
プロパティ ContextMenuEvent.type =
flash.events.ContextMenuEvent
プロパティ ContextMenuEvent.type =
flash.events.ContextMenuEvent.MENU_ITEM_SELECT
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9 |
ユーザーがコンテキストメニューからアイテムを選択したときに送出されます。ユーザーは、ポインティングデバイスの第 2 ボタンをクリックすることにより、コンテキストメニューを生成します。
type
プロパティ(menuItemSelect
イベントオブジェクト)の値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
contextMenuOwner | メニューが関連付けられている表示リストオブジェクトです。 |
currentTarget | イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 |
mouseTarget | ユーザーがコンテキストメニューを表示するために右クリックした表示リストオブジェクトです。 |
target | 選択された ContextMenuItem オブジェクトです。target は、必ずしもイベントリスナーを登録した表示リスト内のオブジェクトとは限りません。現在イベントを処理している表示リスト内のオブジェクトにアクセスするには、currentTarget プロパティを使用します。 |
例 この例の使用方法
ContextMenuItemExample.as
次の例では、
ContextMenuBuiltInItemsExample
クラスを使用して、デフォルトのコンテキストメニューアイテムをステージから削除し、新しいメニューアイテムを追加します。これを行うには、以下の手順を実行します。
myContextMenu
プロパティが宣言され、新しい ContextMenu オブジェクトに割り当てられます。removeDefaultItems()
メソッドが呼び出されます。このメソッドによって、すべてのビルトインコンテキストメニューアイテムが削除されます。ただし、「プリント」を除きます。addCustomMenuItems()
メソッドが呼び出され、Hello World
というメニューアイテムをcustomItems
配列に配置します。このとき、配列のpush()
メソッドが使用されます。Hello World
コンテキストメニューアイテムは、ステージのコンテキストメニューアイテム一覧に追加されます。- テキスト「ここを右クリック」が指定されている TextField オブジェクトがステージに追加されます。
package { import flash.ui.ContextMenu; import flash.ui.ContextMenuItem; import flash.ui.ContextMenuBuiltInItems; import flash.display.Sprite; import flash.text.TextField; public class ContextMenuItemExample extends Sprite { private var myContextMenu:ContextMenu; public function ContextMenuItemExample() { myContextMenu = new ContextMenu(); removeDefaultItems(); addCustomMenuItems(); this.contextMenu = myContextMenu; addChild(createLabel()); } private function removeDefaultItems():void { myContextMenu.hideBuiltInItems(); var defaultItems:ContextMenuBuiltInItems = myContextMenu.builtInItems; defaultItems.print = true; } private function addCustomMenuItems():void { var item:ContextMenuItem = new ContextMenuItem("Hello World"); myContextMenu.customItems.push(item); } private function createLabel():TextField { var txtField:TextField = new TextField(); txtField.text = "Right Click Here"; return txtField; } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z