パッケージ | flash.text.engine |
クラス | public final class GroupElement |
継承 | GroupElement ContentElement Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
content
プロパティに割り当てることができます。GroupElement オブジェクトでは、別の GroupElement オブジェクト内で共通フォーマットを共有することもできます。
GroupElement に他の GroupElement が含まれているときには、内部の GroupElement は独自のフォーマットを保持しています(ElementFormat 設定)。外側の GroupElement のフォーマットは継承しません。
GroupElement に対しては、フォーマットプロパティのほとんどは何の影響も与えません。この理由から、elementFormat
パラメーターが null となっている GroupElement オブジェクトのテキスト行を作成することができます。kerning
や ligature
など小数のフォーマットプロパティは、グループのメンバー間で交差がある箇所に関するフォーマットに影響を与えます。グループが持っているフォーマットが null の場合には、グループのメンバー間で生じる交差におけるフォーマットは、前のエレメントのフォーマットにより決定します。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
elementCount : int [読み取り専用]
グループ内のエレメント数です。 | GroupElement | ||
elementFormat : ElementFormat
エレメントに使用される ElementFormat オブジェクトです。 | ContentElement | ||
eventMirror : EventDispatcher
このコンテンツエレメントに基づいた有効なテキスト行に送出されるすべてのイベントのコピーを受け取る EventDispatcher オブジェクトです。 | ContentElement | ||
groupElement : GroupElement [読み取り専用]
このエレメントを含む GroupElement オブジェクトです。グループ内に存在しない場合は null になります。 | ContentElement | ||
rawText : String [読み取り専用]
任意の U+FDEF 文字を含む、エレメント内のテキストのコピーです。 | ContentElement | ||
text : String [読み取り専用]
String 内でグラフィックエレメントを表す、いずれの U+FDEF 文字も含まない、エレメント内のテキストのコピーです。 | ContentElement | ||
textBlock : flash.text.engine:TextBlock [読み取り専用]
このエレメントが含まれる TextBlock です。 | ContentElement | ||
textBlockBeginIndex : int [読み取り専用]
このエレメントの最初の文字のテキストブロック内のインデックスです。 | ContentElement | ||
textRotation : String
エレメントを単位として適用される回転です。 | ContentElement | ||
userData : *
アプリケーションが任意のデータをエレメントに関連付けるための方法を提供します。 | ContentElement |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
GroupElement(elements:Vector.<ContentElement> = null, elementFormat:ElementFormat = null, eventMirror:EventDispatcher = null, textRotation:String = "rotate0")
新しい GroupElement インスタンスを作成します。 | GroupElement | ||
グループ内からエレメントを取得します。 | GroupElement | ||
charIndex パラメーターで指定された位置の文字を含むエレメントを返します。 | GroupElement | ||
element パラメーターで指定されたエレメントのインデックスを返します。 | GroupElement | ||
beginIndex パラメーターと endIndex パラメーターで指定されたエレメント範囲を、これらのエレメントを含む新しい GroupElement に置き換えます。 | GroupElement | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
エレメントのフォーマットに影響を与えずに、beginIndex パラメーターと endIndex パラメーターで指定されたエレメントの範囲からのテキストを beginIndex で指定されたエレメントに結合します。 | GroupElement | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
replaceElements(beginIndex:int, endIndex:int, newElements:Vector.<ContentElement>):Vector.<ContentElement>
beginIndex パラメーターと endIndex パラメーターで指定されたエレメント範囲を、newElements パラメーターの内容に置き換えます。 | GroupElement | ||
グループ内のエレメントを Vector のコンテンツに設定します。 | GroupElement | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
TextElement を 2 つに分割し、指定された位置に新しい TextElement を作成します。 | GroupElement | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
groupIndex が外側の GroupElement オブジェクト内で指定するネストされた GroupElement のエレメントをグループ解除します。 | GroupElement | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
elementCount | プロパティ |
GroupElement | () | コンストラクター |
public function GroupElement(elements:Vector.<ContentElement> = null, elementFormat:ElementFormat = null, eventMirror:EventDispatcher = null, textRotation:String = "rotate0")
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
新しい GroupElement インスタンスを作成します。
パラメーターelements:Vector.<ContentElement> (default = null ) — GroupElement 内に格納される ContentElement オブジェクトの Vector です。Vector が空の可能性があります。デフォルト値は null です。
| |
elementFormat:ElementFormat (default = null ) — グループのエレメント形式です。デフォルト値は null です。このフォーマットは、グループ内のエレメントが交わる部分に適用されます。これらのエレメントはフォーマットを継承しません。
| |
eventMirror:EventDispatcher (default = null ) — このコンテンツエレメントに基づいて作成されたテキスト行に送出されるすべてのイベントのコピーを受け取る EventDispatcher オブジェクトです。デフォルト値は null です。
| |
textRotation:String (default = "rotate0 ") — 単位としてエレメントに適用される回転です。このプロパティには、TextRotation 定数を使用します。デフォルト値は、TextRotation.ROTATE_0 です。
|
例外
ArgumentError — 指定された element に null エレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された element に、ContentElement の既知のサブクラスではないエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された element に、content (TextBlock )として指定されたエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された element に、既にグループのメンバーであるか、elements に複数回表示されたエレメントが含まれています。
|
関連する API エレメント
getElementAt | () | メソッド |
public function getElementAt(index:int):ContentElement
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
グループ内からエレメントを取得します。
パラメーター
index:int — 取得するエレメントのインデックスです。
|
ContentElement |
例外
RangeError — index が範囲外の場合。
|
getElementAtCharIndex | () | メソッド |
public function getElementAtCharIndex(charIndex:int):ContentElement
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
charIndex
パラメーターで指定された位置の文字を含むエレメントを返します。
パラメーター
charIndex:int — 検索するエレメントの文字に対する 0 から始まるインデックス値です。0 の値はグループ内の最初の文字に対応します。TextBlock 内の最初の文字ではありません。
|
ContentElement — charIndex で指定された位置の文字を含むエレメントです。
|
例外
RangeError — charIndex が 0 ~ rawText.length の範囲内にない場合。
|
getElementIndex | () | メソッド |
public function getElementIndex(element:ContentElement):int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
element
パラメーターで指定されたエレメントのインデックスを返します。
パラメーター
element:ContentElement — インデックスを検索するグループのエレメントです。
|
int — element で指定されたエレメントのインデックスです。エレメントがグループ内にない場合は -1 になります。
|
groupElements | () | メソッド |
public function groupElements(beginIndex:int, endIndex:int):GroupElement
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
beginIndex
パラメーターと endIndex
パラメーターで指定されたエレメント範囲を、これらのエレメントを含む新しい GroupElement
パラメーターに置き換えます。意図したとおり、beginIndex から endIndex-1 までのエレメントが置き換えられます。
パラメーター
beginIndex:int — グループ化する範囲の開始位置の 0 から始まるインデックス値です。
| |
endIndex:int — グループ化する範囲の終了位置の後の 0 から始まるインデックス値です。
|
GroupElement — 新しいグループです。
|
例外
RangeError — beginIndex または endIndex が範囲外の場合。
|
mergeTextElements | () | メソッド |
public function mergeTextElements(beginIndex:int, endIndex:int):flash.text.engine:TextElement
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
エレメントのフォーマットに影響を与えずに、beginIndex
パラメーターと endIndex
パラメーターで指定されたエレメントの範囲からのテキストを beginIndex
で指定されたエレメントに結合します。意図したとおり、beginIndex から endIndex-1 までのエレメントからのテキストが結合されます。テキストが結合された後、beginIndex+1 から endIndex-1 までのエレメントはグループ解除されて孤立化し、group
プロパティが null
になります。
パラメーター
beginIndex:int — 結合範囲の開始位置の 0 から始まるインデックス値です。
| |
endIndex:int — 結合範囲の終了位置に後続する位置の 0 ベースのインデックス値です。
|
flash.text.engine:TextElement — 範囲内の最初のテキストエレメントに、範囲内のすべてのテキストが含まれるようになります。
|
例外
RangeError — beginIndex または endIndex が範囲外の場合。
| |
ArgumentError — 指定された範囲内のいずれかのエレメントが TextElement ではない場合。
|
関連する API エレメント
replaceElements | () | メソッド |
public function replaceElements(beginIndex:int, endIndex:int, newElements:Vector.<ContentElement>):Vector.<ContentElement>
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
beginIndex
パラメーターと endIndex
パラメーターで指定されたエレメント範囲を、newElements
パラメーターの内容に置き換えます。beginIndex から endIndex-1 までのエレメントが置き換えられます。
エレメントを削除するには、null
を newElements
に渡します。エレメントを挿入するには、beginIndex
および endIndex
に同じ値を渡します。新しいエレメントは、指定されたインデックスの前に挿入されます。エレメントを追加するには、elementCount
を beginIndex
および endIndex
に渡します。
処理の後、置き換えられたエレメントは孤立化し、group
プロパティが null
となって返されます。
パラメーター
beginIndex:int — 置換範囲の開始位置の 0 から始まるインデックス値です。
| |
endIndex:int — 置換範囲の終了位置に後続する位置の 0 ベースのインデックス値です。
| |
newElements:Vector.<ContentElement> — 指定されたエレメント範囲の置き換えに使用されるエレメントです。
|
Vector.<ContentElement> — 置き換えられたエレメントを含む Vector です。
|
例外
RangeError — 指定された beginIndex または endIndex は範囲外です。
| |
ArgumentError — 指定された newElements に null エレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された newElements に this が含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された newElements に、ContentElement の既知のサブクラスではないエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された newElements に、content (TextBlock )として指定されたエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された newElements に、既にグループのメンバーであるか、elements に複数回表示されたエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 処理の結果、GroupElement 内で回転がネストする場合。
|
setElements | () | メソッド |
public function setElements(value:Vector.<ContentElement>):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
グループ内のエレメントを Vector のコンテンツに設定します。
パラメーター
value:Vector.<ContentElement> |
例外
ArgumentError — 指定された value に null エレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された value に this が含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された value に、ContentElement の既知のサブクラスではないエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された value に、TextBlock の content として指定されたエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 指定された value に、既にグループのメンバーであるか、value に複数回表示されたエレメントが含まれています。
| |
ArgumentError — 処理の結果、GroupElement 内で回転がネストする場合。
|
splitTextElement | () | メソッド |
public function splitTextElement(elementIndex:int, splitIndex:int):flash.text.engine:TextElement
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
TextElement を 2 つに分割し、指定された位置に新しい TextElement を作成します。
パラメーター
elementIndex:int — グループ内のエレメントの位置の 0 から始まるインデックス値です。
| |
splitIndex:int — 分割が発生する TextElement 内の文字の 0 から始まるインデックス値です。指定された文字は、新しい TextElement 内の最初の文字になります。
|
flash.text.engine:TextElement — 元のテキストエレメントの後ろの部分を含む新しいテキストエレメントです。
|
例外
RangeError — elementIndex または charIndex が範囲外の場合。
| |
ArgumentError — elementIndex の位置のエレメントが TextElement ではない場合。
|
関連する API エレメント
ungroupElements | () | メソッド |
public function ungroupElements(groupIndex:int):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5, Flash Lite 4 |
groupIndex
が外側の GroupElement オブジェクト内で指定するネストされた GroupElement のエレメントをグループ解除します。処理後、グループ解除されたエレメントは、ネストされた GroupElement に置き換えられて孤立化し、group
プロパティが null
になります。
パラメーター
groupIndex:int — 分割されるグループの位置の 0 から始まるインデックス値です。
|
例外
RangeError — groupIndex が範囲外の場合。
| |
ArgumentError — groupIndex の位置のエレメントが GroupElement ではない場合。
|
content
プロパティに割り当て、そこから 3 行作成します。
package { import flash.display.Sprite; import flash.display.MovieClip; import flash.text.engine.ContentElement; import flash.text.engine.TextBlock; import flash.text.engine.TextElement; import flash.text.engine.GraphicElement; import flash.text.engine.GroupElement; import flash.text.engine.TextLine; import flash.text.engine.ElementFormat; import flash.text.engine.FontDescription; public class GroupElementExample extends Sprite { public function GroupElementExample():void { var redBox:MovieClip = new MovieClip(); redBox.graphics.beginFill(0xCC0000, 1.0); redBox.graphics.drawRect(0, 0, 20, 20); redBox.graphics.endFill(); var format:ElementFormat = new ElementFormat(); var fontDescription:FontDescription = new FontDescription("Arial"); format.fontSize = 16; format.fontDescription = fontDescription; var str1:String = "This red box is a GraphicElement "; var str2:String = " in the middle of two TextElements, " + " which together make " + "up a GroupElement in a TextBlock that is broken into three lines."; var textElement1:TextElement = new TextElement(str1,format); var graphicElement:GraphicElement = new GraphicElement(redBox,redBox.width,redBox.height, format); var textElement2:TextElement = new TextElement(str2, format); var groupVector:Vector.<ContentElement> = new Vector.<ContentElement>(); groupVector.push(textElement1, graphicElement, textElement2); var groupElement = new GroupElement(groupVector); var textBlock:TextBlock = new TextBlock(); textBlock.content = groupElement; createTextLines(textBlock); } private function createTextLines(textBlock:TextBlock):void { var yPos = 20; var line_length:Number = 450; var textLine:TextLine = textBlock.createTextLine (null, line_length); while (textLine) { addChild(textLine); textLine.x = 15; yPos += textLine.height+8; textLine.y = yPos; textLine = textBlock.createTextLine(textLine, line_length); } } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z