パッケージ | flash.sensors |
クラス | public class DeviceRotation |
継承 | DeviceRotation EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
注意:
DeviceRotation.isSupported
プロパティを使用すると、ランタイム環境でこの機能を使用できるかどうかを検査できます。DeviceRotation クラスとそのメンバーは様々なランタイムプラットフォームやデバイスでアクセス可能ですが、ハンドラーがランタイムで常にサポートされているとは限りません。Android バージョンなどのように、このハンドラーがサポートされていない場合もあるので、このハンドラーがサポートされているかどうかを、DeviceRotation.isSupported
プロパティを使って確認する必要があります。DeviceRotation.isSupported
がランタイムで true
の場合、DeviceRotation は現在サポートされています。
AIR プロファイルのサポート:この機能はモバイルデバイスでのみサポートされます。デスクトップまたは AIR for TV デバイスではサポートされません。複数のプロファイル間での API サポートについて詳しくは、AIR プロファイルのサポートを参照してください。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
isSupported : Boolean [静的] [読み取り専用]
デバイスで加速度センサーとジャイロスコープセンサーを利用できる場合、isSupported プロパティは true に設定されます。利用できない場合は、false に設定されます。 | DeviceRotation | ||
muted : Boolean [読み取り専用]
デバイス回転データへのアクセスがユーザーによって拒否されているか(true)、または許可されているか(false)を指定します。 | DeviceRotation |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
新しい DeviceRotation インスタンスを作成します。 | DeviceRotation | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
setRequestedUpdateInterval メソッドは、更新の時間間隔を設定する場合に使用されます。 | DeviceRotation | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
イベント | 概要 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
デバイス回転のステータスが変化すると送出されます。 | DeviceRotation | |||
デバイスが回転すると、加速度センサーとジャイロスコープセンサーの測定値の組み合わせから取得された更新に応えて更新イベントが送出されます。 | DeviceRotation |
isSupported | プロパティ |
isSupported:Boolean
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
デバイスで加速度センサーとジャイロスコープセンサーを利用できる場合、isSupported
プロパティは true
に設定されます。利用できない場合は、false
に設定されます。
実装
public static function get isSupported():Boolean
例 ( この例の使用方法 )
var myTextField:TextField = new TextField(); myTextField.width = 200; addChild(myTextField); var deviceRotation = new DeviceRotation(); var isSupported:Boolean = DeviceRotation.isSupported; checksupport(); function checksupport():void { if (isSupported) { myTextField.text = "DeviceRotation feature supported"; deviceRotation.addEventListener(DeviceRotationEvent.UPDATE,deviceRotUpdateHandler); } else { myTextField.text = "DeviceRotation feature not supported"; } } function deviceRotUpdateHandler(evt:DeviceRotationEvent):void { myTextField.text = String("at: " + evt.timestamp + "\n" + "Roll: " + evt.roll + "\n" + "Yaw: " + evt.yaw + "\n" + "Pitch: " + evt.pitch); }
muted | プロパティ |
DeviceRotation | () | コンストラクター |
public function DeviceRotation()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
新しい DeviceRotation インスタンスを作成します。
setRequestedUpdateInterval | () | メソッド |
public function setRequestedUpdateInterval(interval:Number):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
setRequestedUpdateInterval
メソッドは、更新の時間間隔を設定する場合に使用されます。時間間隔の測定単位はミリ秒です。更新間隔は、電源を節約するための目安としてのみ使用されます。デバイス回転ベクトルを更新する実際の間隔は、この値より大きかったり小さかったりする可能性があります。更新間隔が変更された場合、登録されたリスナーすべてに影響します。DeviceRotation クラスは、setRequestedUpdateInterval()
メソッドを呼び出さずに使用することもできます。この場合、アプリケーションはデバイスのデフォルトの間隔に基づいて更新を受け取ります。
パラメーター
interval:Number — 要求された更新間隔です。interval が 0 に設定されている場合、サポートされる更新間隔の最小値が使用されます。
|
例外
ArgumentError — 指定された interval が 0 未満の場合
|
status | イベント |
flash.events.StatusEvent
プロパティ StatusEvent.type =
flash.events.StatusEvent.STATUS
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
デバイス回転のステータスが変化すると送出されます。
type
プロパティ(status
イベントオブジェクト)の値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
code | オブジェクトのステータスの説明です。 |
currentTarget | イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 |
level | "status" 、"warning" 、"error" など、メッセージのカテゴリです。 |
target | そのステータスをレポートするオブジェクトです。 |
update | イベント |
flash.events.DeviceRotationEvent
プロパティ DeviceRotationEvent.type =
flash.events.DeviceRotationEvent.UPDATE
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 26.0 |
デバイスが回転すると、加速度センサーとジャイロスコープセンサーの測定値の組み合わせから取得された更新に応えて更新
イベントが送出されます。このイベントは、次のような場合に送出されます。
addEventListener()
を通じて新しいリスナー関数がアタッチされたとき。このとき、ロール、ピッチ、ヨーおよび四元数で表されたデバイス回転ベクトルの現在の値を提供するために、登録されているすべてのリスナーに 1 回このイベントが送出されます。- デバイスで指定された間隔でデバイス回転の更新がプラットフォームから取得されたとき。
- アプリケーションがデバイス回転の変化を捕捉できなかったとき(例えば、アイドル状態の後、ランタイムが再開したときなど)。
DeviceRotationEvent
イベントオブジェクトの type
プロパティの値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
currentTarget | イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 |
timestamp | DeviceRotation の更新のタイムスタンプです。 |
roll | ロールの値(度単位)です。 |
pitch | ピッチの値(度単位)です。 |
yaw | ヨーの値(度単位)です。 |
quaternion | [w, x, y, z] 形式の四元数データです。 |
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z