パッケージ | org.osmf.elements |
クラス | public class SerialElement |
継承 | SerialElement CompositeElement MediaElement EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | OSMF 1.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
SerialElement を構成するメディアエレメントは、統合された 1 つのメディアエレメントとして扱われます。例えば、SerialElement にビデオのシーケンスがカプセル化されている場合、その SerialElement は単一の VideoElement のように動作しますが、複数のビデオを順番に再生します。
通常、SerialElement の特性は、コンポジションの「current」の子を反映したものとなります。SerialElement では子が番号順に再生されます。現在の子が実行を終えると、シーケンス内の次の子が「current」の子になります。クラスのクライアントには、現在の子が次の子に移ったことはわかりません。変更は、このクラスの特性の変更を通じてのみ把握することができます。
子がない SerialElement には「current」の子という概念がないので、特性は反映されません。SerialElement に追加された最初の子が、すぐにコンポジションの現在の子になります。現在の子が削除されると、シーケンス内の次の子が(ある場合)新しい現在の子になります。次の子がない場合、シーケンス内の最初の子が現在の子になります。
「current」のステータスを子から子へ移すことができるのは、現在の子のいずれかの特性の状態が、現在の子を変更する必要があると SerialElement に認識させる方法で変更された場合のみです。例えば、シーケンス内の各子に PlayTrait が設定されている場合、子が再生を終了し PlayTrait の PlayState
プロパティが PLAYING
から STOPPED
に変更されたときに、「current」のステータスが次の子に移ります。別の例として、SeekTrait を持つ SerialElement のクライアントが、ある地点から別の地点までシークを行うときに、「current」ステータスが別の子に移ることがあります。
連続時に各特性がどのように表現されるかについて説明します。
- AudioTrait - コンポジット特性は、すべての子の audible プロパティを一致させます。1 つの子エレメント(コンポジットエレメント)のボリュームが変更された場合、音を発生するすべての子(およびコンポジット特性)についてもボリュームが同様に変更されます。
- BufferTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子のバッファー可能特性を表します。変更は現在の子にのみ適用されます。
- DisplayObjectTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の DisplayObjectTrait を表します。
- DRMTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の DRMTrait を表します。
- DVRTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の DVRTrait を表します。
- DynamicStreamTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の DynamicStreamTrait を表します。変更は現在の子にのみ適用されます。
- LoadTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の LoadTrait を表します。変更は現在の子にのみ適用されます。
- PlayTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の PlayTrait を表します。変更は現在の子にのみ適用されます。
- SeekTrait - コンポジット特性は、シーケンス内の現在の子の SeekTrait を表します。シーク操作によって現在の子が変更される可能性があります。
- TimeTrait - 1 つの SerialElement に関して報告される TimeTrait の長さは、現在の子および完了済みの子すべて(ある場合)の合計です。報告される値は、すべての子の長さの合計を反映したものではありません。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
container : IMediaContainer [読み取り専用]
このエレメントが使用するメディアコンテナです。 | MediaElement | ||
currentChild : MediaElement [読み取り専用]
この SerialElement の現在アクティブの子です。 | SerialElement | ||
metadataNamespaceURLs : Vector.<String> [読み取り専用]
この MediaElement 内に保存されているすべての Metadata オブジェクトの名前空間 URL を含むベクトルです。 | MediaElement | ||
numChildren : int [読み取り専用]
このメディアコンポジションの子 MediaElement の数です。 | CompositeElement | ||
resource : MediaResourceBase
このメディアエレメントが動作するメディアリソースです。 | MediaElement | ||
traitTypes : Vector.<String> [読み取り専用]
このメディアエレメントの特性タイプを表す MediaTraitType 値のベクトルです。 | MediaElement |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
コンストラクターです。 | SerialElement | ||
指定された子をリストの末尾に追加します。 | CompositeElement | ||
リストの指定されたインデックス位置に子を追加します。 | CompositeElement | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
この MediaElement の指定された名前空間 URL の下に Metadata オブジェクトを追加します。 | MediaElement | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
指定されたインデックス位置にある子を取得します。 | CompositeElement | ||
リスト内の、getChildAt(index) == child となる子のインデックスを返します。 | CompositeElement | ||
この MediaElement の下に保存されている、指定された名前空間 URL の Metadata オブジェクトを返します。 | MediaElement | ||
指定されたタイプのメディア特性を返します。 | MediaElement | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたタイプのメディア特性が、このメディアエレメントにあるかどうかを判別します。 | MediaElement | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
指定された子を削除し、返します。 | CompositeElement | ||
指定されたインデックス位置にある子を削除し、返します。 | CompositeElement | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
この MediaElement の下に保存されている、指定された名前空間 URL の Metadata オブジェクトを削除します。 | MediaElement | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
currentChild | プロパティ |
currentChild:MediaElement
[読み取り専用] この SerialElement の現在アクティブの子です。
実装
public function get currentChild():MediaElement
SerialElement | () | コンストラクター |
public function SerialElement()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | OSMF 1.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
コンストラクターです。
package { import flash.display.Sprite; import flash.display.StageAlign; import flash.display.StageScaleMode; import org.osmf.elements.LightweightVideoElement; import org.osmf.elements.SerialElement; import org.osmf.media.MediaPlayerSprite; import org.osmf.media.URLResource; public class SerialElementExample extends Sprite { public function SerialElementExample() { super(); stage.scaleMode = StageScaleMode.NO_SCALE; stage.align = StageAlign.TOP_LEFT; var mediaPlayerSprite:MediaPlayerSprite = new MediaPlayerSprite(); var serialElement:SerialElement = new SerialElement(); var videoElement:LightweightVideoElement = new LightweightVideoElement(); videoElement.resource = new URLResource("http://mediapm.edgesuite.net/strobe/content/test/AFaerysTale_sylviaApostol_640_500_short.flv"); var videoElement2:LightweightVideoElement = new LightweightVideoElement(); videoElement2.resource = new URLResource("http://mediapm.edgesuite.net/strobe/content/test/elephants_dream_768x428_24_short.flv"); serialElement.addChild(videoElement); serialElement.addChild(videoElement2); addChild(mediaPlayerSprite); mediaPlayerSprite.media = serialElement; } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z