パッケージ | mx.validators |
クラス | public class NumberValidator |
継承 | NumberValidator Validator EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
Flex 4.5 以降では、このクラスの代わりとして spark.validators.NumberValidator クラスを使用することをお勧めします。 |
NumberValidator クラスは、ストリングが有効な数値であるかどうかを確認します。 このクラスでは、入力値が特定の範囲(
minValue
および maxValue
で指定)に収まっていること、整数であること(domain
で指定)、負の数値ではないこと(allowNegative
で指定)、および表示される桁数が指定した precision
を超えないことを確認できます。 このバリデーターでは、"12,345.67" のように形式化された数値を正確に検証します。thousandsSeparator
プロパティおよび decimalSeparator
プロパティは、国際化に対応してカスタマイズできます。
MXML シンタックスMXML シンタックスを隠すThe <mx:NumberValidator>
tag
inherits all of the tag attributes of its superclass,
and adds the following tag attributes:
<mx:NumberValidator allowNegative="true|false" decimalPointCountError="The decimal separator can only occur once." decimalSeparator="." domain="real|int" exceedsMaxError="The number entered is too large." integerError="The number must be an integer." invalidCharError="The input contains invalid characters." invalidFormatCharsError="One of the formatting parameters is invalid." lowerThanMinError="The amount entered is too small." maxValue="NaN" minValue="NaN" negativeError="The amount may not be negative." precision="-1" precisionError="The amount entered has too many digits beyond the decimal point." separationError="The thousands separator must be followed by three digits." thousandsSeparator="," />
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
allowNegative : Object
負の数値が使用可能かどうかを指定します。 | NumberValidator | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
decimalPointCountError : String
小数点の記号を複数個含む場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
decimalSeparator : String
小数部を区切る文字を表します。 | NumberValidator | ||
domain : String
検証する数値の型を表します。 | NumberValidator | ||
enabled : Boolean
この値を false に設定すると、バリデーターによる検証が行えなくなります。 | Validator | ||
exceedsMaxError : String
値が maxValue プロパティの値を超過する場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
integerError : String
domain プロパティで数値型に整数を指定する必要がある場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
invalidCharError : String
値に無効な文字が含まれている場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
invalidFormatCharsError : String
値に無効な形式の文字が含まれる場合に発生するエラーメッセージを表します。具体的には、区切り文字に数字またはマイナス記号(-)が使用されている場合や区切り文字が複数個連続して使用されている場合がそれに該当します。 | NumberValidator | ||
listener : Object
検証のリスナーを指定します。 | Validator | ||
lowerThanMinError : String
値が minValue 未満の場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
maxValue : Object
有効な数値の最大値を表します。 | NumberValidator | ||
minValue : Object
有効な数値の最小値を表します。 | NumberValidator | ||
negativeError : String
負の値で、allowNegative プロパティが false の場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
precision : Object
小数部の最大桁数を表します。 | NumberValidator | ||
precisionError : String
値が、precision プロパティで定義されている桁数を超える場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
property : String
検証する値を含む source オブジェクトのプロパティの名前を指定するストリングを表します。 | Validator | ||
required : Boolean = true
true の場合、検証エラーの原因となる欠損値または空値を指定します。 | Validator | ||
requiredFieldError : String
値が欠損し、required プロパティが true の場合に発生するエラーメッセージです。 | Validator | ||
separationError : String
桁区切り記号が誤った位置に置かれている場合に発生するエラーメッセージを表します。 | NumberValidator | ||
source : Object
検証するプロパティを含むオブジェクトを指定します。 | Validator | ||
thousandsSeparator : String
数値の整数部を 3 桁ごとに区切るのに使用する文字を表します。 | NumberValidator | ||
trigger : IEventDispatcher
バリデーターをトリガーするイベントの生成を行うコンポーネントを指定します。 | Validator | ||
triggerEvent : String
検証をトリガーするイベントを指定します。 | Validator |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
コンストラクターです。 | NumberValidator | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
MXML タグを使用してバリデーターを作成したときに、MXML コンパイラーによって自動的に呼び出されます。 | Validator | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
検証を実行し、リスナーに任意で結果を通知します。 | Validator | ||
[静的]
validators 配列に含まれるすべてのバリデーターを呼び出します。 | Validator | ||
[静的]
カスタム検証関数からバリデーターを呼び出す便利なメソッドです。 | NumberValidator | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを設定します。 | Validator | ||
[オーバーライド]
数値を検証する上で基本クラスの doValidation() メソッドをオーバーライドします。 | NumberValidator | ||
検証するオブジェクトを返します。 | Validator | ||
エラー結果の配列から ValidationResultEvent を返します。 | Validator | ||
value が null でない場合、true を返します。 | Validator | ||
バリデーターから送出された valid イベントおよび invalid イベントのすべてのリスナーを切断します。 | Validator | ||
このメソッドは、バリデーターが作成されたときと、ResourceManager が "change" イベントを送出してローカライズされたリソースが何らかの点で変更されたことを示すときに再び呼び出されます。 | Validator |
allowNegative | プロパティ |
decimalPointCountError | プロパティ |
decimalPointCountError:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
小数点の記号を複数個含む場合に発生するエラーメッセージを表します。
デフォルト値: "The decimal separator can occur only once."。
実装
public function get decimalPointCountError():String
public function set decimalPointCountError(value:String):void
decimalSeparator | プロパティ |
domain | プロパティ |
domain:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
検証する数値の型を表します。 指定できる値は、"real"
および "int"
です。
ActionScript の場合、このプロパティを設定するために使用できる定数は、NumberValidatorDomainType.REAL
または NumberValidatorDomainType.INT
です。
デフォルト値: "real"。
実装
public function get domain():String
public function set domain(value:String):void
exceedsMaxError | プロパティ |
integerError | プロパティ |
invalidCharError | プロパティ |
invalidFormatCharsError | プロパティ |
invalidFormatCharsError:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
値に無効な形式の文字が含まれる場合に発生するエラーメッセージを表します。具体的には、区切り文字に数字またはマイナス記号(-)が使用されている場合や区切り文字が複数個連続して使用されている場合がそれに該当します。
デフォルト値: "One of the formatting parameters is invalid."。
実装
public function get invalidFormatCharsError():String
public function set invalidFormatCharsError(value:String):void
lowerThanMinError | プロパティ |
maxValue | プロパティ |
minValue | プロパティ |
negativeError | プロパティ |
precision | プロパティ |
precisionError | プロパティ |
precisionError:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
値が、precision プロパティで定義されている桁数を超える場合に発生するエラーメッセージを表します。
デフォルト値: "The amount entered has too many digits beyond the decimal point."。
実装
public function get precisionError():String
public function set precisionError(value:String):void
separationError | プロパティ |
separationError:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
桁区切り記号が誤った位置に置かれている場合に発生するエラーメッセージを表します。
デフォルト値: "The thousands separator must be followed by three digits."。
実装
public function get separationError():String
public function set separationError(value:String):void
thousandsSeparator | プロパティ |
thousandsSeparator:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
数値の整数部を 3 桁ごとに区切るのに使用する文字を表します。 数字は使用できず、decimalSeparator
とは異なるストリングにする必要があります。
デフォルト値: ","。
実装
public function get thousandsSeparator():String
public function set thousandsSeparator(value:String):void
NumberValidator | () | コンストラクター |
public function NumberValidator()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
コンストラクターです。
doValidation | () | メソッド |
override protected function doValidation(value:Object):Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
数値を検証する上で基本クラスの doValidation()
メソッドをオーバーライドします。
このメソッドはユーザーが直接呼び出すものではなく、妥当性を検証する際に Flex から呼び出されます。 Validator クラスをカスタムで作成する場合は、このメソッドを実装する必要があります。
パラメーター
value:Object — 検証するオブジェクトです。
|
Array — ValidationResult オブジェクトの配列です。このオブジェクトは、検証が行われるフィールドごとに 1 つ含まれます。
|
validateNumber | () | メソッド |
public static function validateNumber(validator:NumberValidator, value:Object, baseField:String):Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カスタム検証関数からバリデーターを呼び出す便利なメソッドです。 他の標準 Flex バリデーターにもそれぞれ同様の便利なメソッドがあります。
パラメーター
validator:NumberValidator — NumberValidator インスタンスを表します。
| |
value:Object — 検証するフィールドを表します。
| |
baseField:String — value パラメーターで指定したサブフィールドのテキスト表現です。 例えば、value パラメーターで value.number を指定する場合、baseField の値は "number" です。
|
Array — ValidationResult オブジェクトの配列です。このオブジェクトは、検証が行われるフィールドごとに 1 つ含まれます。
|
関連する API エレメント
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <!-- Simple example to demonstrate the NumberValidator. --> <s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark" xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx"> <fx:Script> import mx.controls.Alert; </fx:Script> <fx:Declarations> <mx:NumberValidator source="{age}" property="text" integerError="Enter Integer value" minValue="18" maxValue="50" domain="int" trigger="{myButton}" triggerEvent="click" valid="Alert.show('Validation Succeeded!');" invalid="Alert.show('Validation failed!');"/> </fx:Declarations> <s:Panel title="NumberValidator Example" width="75%" height="75%" horizontalCenter="0" verticalCenter="0"> <mx:Form left="10" right="10" top="10" bottom="10"> <mx:FormItem label="Enter an age between 18 and 50:"> <s:TextInput id="age" width="100%"/> </mx:FormItem> <mx:FormItem > <s:Button id="myButton" label="Validate" /> </mx:FormItem> </mx:Form> </s:Panel> </s:Application>
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z