パッケージ | mx.effects |
クラス | public class Zoom |
継承 | Zoom TweenEffect Effect EventDispatcher Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
Flex 4.0 以降では、このクラスの代わりとして spark.effects.Scale クラスを使用することをお勧めします。 |
Zoom エフェクトは、中心点を基準にオブジェクトを拡大または縮小します。
システムフォントを使用してレンダリングされたテキストに Zoom エフェクトを適用すると、Flex では整数ポイントサイズ単位でテキストを拡大・縮小します。 テキストに Zoom エフェクトを適用する際に埋め込みフォントを使用する必要はありません。しかし、埋め込みフォントを使用すれば、滑らかな Zoom エフェクトが得られます。
メモ:
Container.autoLayout
プロパティが false
の場合、Zoom エフェクトは機能しません。
The <mx:Zoom>
tag
inherits all of the tag attributes of its superclass,
and adds the following tag attributes:
<mx:Zoom id="ID" captureRollEvents="false|true" originX="Calculated" originY="Calculated" zoomWidthFrom="0.01" zoomWidthTo="1.0" zoomHeightFrom="0.01" zoomHeightTo="1.0" />
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
captureRollEvents : Boolean
true の場合、マウスが移動されていなければ Flex は rollOut および rollOver イベントを送出しません。 | Zoom | ||
className : String [読み取り専用]
このエフェクトクラスの名前です。たとえば、"Fade" などがあります。 | Effect | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
customFilter : mx.effects:EffectTargetFilter
エフェクトを再生するターゲットを特定するために、エフェクトによって使用されるタイプ EffectTargetFilter のカスタムフィルターオブジェクトを指定します。 | Effect | ||
duration : Number
エフェクトの継続時間を表します(ミリ秒単位)。 | Effect | ||
easingFunction : Function = null
アニメーションのイージング関数を表します。 | TweenEffect | ||
effectTargetHost : mx.effects:IEffectTargetHost
データエフェクトのターゲットリストコントロールにアクセスできるプロパティです。 | Effect | ||
filter : String
エフェクトのターゲットをフィルタリングするアルゴリズムを指定します。 | Effect | ||
hideFocusRing : Boolean
エフェクトの開始時にエフェクトがフォーカス枠を非表示にするかどうかを指定します。 | Effect | ||
instanceClass : Class
このエフェクトクラスのエフェクトインスタンスクラスを指定する Class 型のオブジェクトを表します。 | Effect | ||
isPlaying : Boolean [読み取り専用]
エフェクトのインスタンスのいずれかが現在再生中の場合に true、そうでない場合に false となる読み取り専用フラグです。 | Effect | ||
originX : Number
この数値は、Canvas コンテナなど、絶対配置をサポートするコンテナにエフェクトターゲットがある場合にズーム原点の X 位置を表します。 | Zoom | ||
originY : Number
この数値は、Canvas コンテナなど、絶対配置をサポートするコンテナにエフェクトターゲットがある場合にズーム原点の Y 位置を表します。 | Zoom | ||
perElementOffset : Number
エフェクトの最初のターゲットの後に発生する、エフェクトターゲットの追加遅延(ミリ秒)です。 | Effect | ||
playheadTime : Number
エフェクトの現在の時間位置です。 | Effect | ||
relevantProperties : Array
フィルタリング実行時に使用するプロパティ名の配列を表します。 | Effect | ||
relevantStyles : Array
フィルタリング実行時に使用するスタイル名の配列を表します。 | Effect | ||
repeatCount : int = 1
エフェクトを繰り返す回数を表します。 | Effect | ||
repeatDelay : int = 0
エフェクトを繰り返す前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。 | Effect | ||
startDelay : int = 0
エフェクトを開始する前の待機時間を表します(ミリ秒単位)。 | Effect | ||
suspendBackgroundProcessing : Boolean = false
true の場合、エフェクトの再生中にすべてのバックグラウンド処理をブロックします。 | Effect | ||
target : Object
このエフェクトが適用されるオブジェクトを表します。 | Effect | ||
targets : Array
エフェクトのターゲットであるオブジェクトの配列を表します。 | Effect | ||
triggerEvent : Event
エフェクトがトリガーされたときに EffectManager によってこの Effect に渡される Event オブジェクトです。EffectManager によってエフェクトが再生されていない場合は null です。 | Effect | ||
zoomHeightFrom : Number
0.01 から 1.0 のパーセント表記で、高さズーム開始時の倍率を示す数値を表します。 | Zoom | ||
zoomHeightTo : Number
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、高さズーム終了時の倍率を表す数値です。 | Zoom | ||
zoomWidthFrom : Number
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、幅ズーム開始時の倍率を表す数値です。 | Zoom | ||
zoomWidthTo : Number
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、幅ズーム終了時の倍率を表す数値です。 | Zoom |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
コンストラクターです。 | Zoom | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャし、終了値として保存します。 | Effect | ||
ターゲットの追加セットの関連するプロパティの現在値をキャプチャします。この機能は、データ変更エフェクトを実行したときに Flex によって使用されます。
| Effect | ||
エフェクトのターゲットにおいて関連するプロパティの現在値をキャプチャします。 | Effect | ||
1 つのエフェクトインスタンスを作成し、それを初期化します。 | Effect | ||
ターゲットオブジェクトの配列を取得し、各ターゲットで createInstance() メソッドを呼び出します。 | Effect | ||
インスタンスからイベントリスナーを削除し、インスタンスのリストからインスタンスを削除します。 | Effect | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
現在再生中のエフェクトをすべて中断し、直ちにエフェクトの終わりにジャンプします。 | Effect | ||
ストリングの配列を返します。各ストリングは、このエフェクトによって変更されるプロパティの名前です。 | Effect | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
resume() メソッドを呼び出すまで、エフェクトを一時停止します。 | Effect | ||
エフェクトの再生を開始します。 | Effect | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
pause() メソッドを呼び出し、エフェクトを一時停止した後、再開させます。 | Effect | ||
エフェクトが現在再生中の場合に、エフェクトの現在位置から開始して、逆順でエフェクトを再生します。 | Effect | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
エフェクトターゲットを現在の状態にしたまま、エフェクトを停止します。 | Effect | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
captureRollEvents | プロパティ |
public var captureRollEvents:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
true
の場合、マウスが移動されていなければ Flex は rollOut
および rollOver
イベントを送出しません。 Zoom エフェクトを使用してターゲットのサイズを切り替える場合は、このプロパティを true
に設定します。
たとえば、rollOverEffect
で Zoom エフェクトをトリガーして、ターゲットのサイズを縮小するとします。 ターゲットが縮小してマウスポインターがターゲット上から外れると、rollOut
イベントおよび対応する rollOutEffect
がトリガーされます。 captureRollEvents
プロパティを true
に設定することによって、マウスを移動させた場合を除き、Flex が rollOut
イベントを送出しないようにできます。
デフォルト値: false。
originX | プロパティ |
public var originX:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この数値は、Canvas コンテナなど、絶対配置をサポートするコンテナにエフェクトターゲットがある場合にズーム原点の X 位置を表します。 ズーム原点とは、Zoom エフェクトが中心点の基準とするターゲット上の位置のことです。
値の範囲は 0 からターゲットコンポーネントの幅になります。
デフォルト値はtarget.width
/ 2 で、これは、ターゲットの中心です。
originY | プロパティ |
public var originY:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
この数値は、Canvas コンテナなど、絶対配置をサポートするコンテナにエフェクトターゲットがある場合にズーム原点の Y 位置を表します。 ズーム原点とは、Zoom エフェクトが中心点の基準とするターゲット上の位置のことです。
値の範囲は 0 からターゲットコンポーネントの高さになります。
デフォルト値はtarget.height
/ 2 で、これは、ターゲットの中心です。
zoomHeightFrom | プロパティ |
public var zoomHeightFrom:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、高さズーム開始時の倍率を表す数値です。 デフォルト値は 0.01 です。これは非常に小さな倍率です。
zoomHeightTo | プロパティ |
public var zoomHeightTo:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、高さズーム終了時の倍率を表す数値です。 デフォルト値は 1.0 です。これはオブジェクトの標準サイズです。
zoomWidthFrom | プロパティ |
public var zoomWidthFrom:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、幅ズーム開始時の倍率を表す数値です。 デフォルト値は 0.01 です。これは非常に小さな倍率です。
zoomWidthTo | プロパティ |
public var zoomWidthTo:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
0.01 ~ 1.0 のパーセント表記で、幅ズーム終了時の倍率を表す数値です。 デフォルト値は 1.0 です。これはオブジェクトの標準サイズです。
Zoom | () | コンストラクター |
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <!-- Simple example to demonstrate the Zoom effect. --> <s:Application xmlns:fx="http://ns.adobe.com/mxml/2009" xmlns:s="library://ns.adobe.com/flex/spark" xmlns:mx="library://ns.adobe.com/flex/mx"> <fx:Script> <![CDATA[ import flash.events.MouseEvent; public function doZoom(event:MouseEvent):void { if (zoomAll.isPlaying) { zoomAll.reverse(); } else { // If this is a ROLL_OUT event, play the effect backwards. // If this is a ROLL_OVER event, play the effect forwards. zoomAll.play([event.target], event.type == MouseEvent.ROLL_OUT ? true : false); } } ]]> </fx:Script> <fx:Declarations> <mx:Zoom id="zoomAll" zoomWidthTo="1" zoomHeightTo="1" zoomWidthFrom=".5" zoomHeightFrom=".5" /> </fx:Declarations> <s:Panel title="Zoom Effect Example" width="95%" height="95%" > <s:VGroup left="20" right="20" top="20" bottom="20"> <s:Label width="100%" color="blue" text="Move the mouse over the image to enlarge it. Move the mouse off of the image to shrink it."/> <mx:Image id="img" source="@Embed(source='assets/Nokia_6630.png')" scaleX=".5" scaleY=".5" rollOver="doZoom(event)" rollOut="doZoom(event)"/> </s:VGroup> </s:Panel> </s:Application>
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z