パッケージ | flash.net |
クラス | public final class URLRequest |
継承 | URLRequest Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
load()
メソッド、およびその他のロード処理に渡され、URL のダウンロードが開始されます。また、FileReference クラスの upload()
メソッドおよび download()
メソッドにも渡されます。
ローカルファイルシステムのサンドボックスの SWF ファイルは、ネットワーク上のサンドボックス内のリソースからデータを読み込んだり、リソースにデータを書き込んだりしないことがあります。
デフォルトで、呼び出し元の SWF ファイルおよびロードする URL は、同じドメインにある必要があります。例えば www.adobe.com に置かれている SWF ファイルは、www.adobe.com に置かれているソースからのみデータをロードできます。異なるドメインからデータをロードするには、データをホストするサーバーに URL ポリシーファイルを配置します。
ただし、Adobe AIR では、アプリケーションセキュリティサンドボックス内のコンテンツ(AIR アプリケーションと共にインストールされたコンテンツ)は、これらのセキュリティ制限による制限を受けません。Adobe AIR で実行中のコンテンツの場合、アプリケーションセキュリティサンドボックス内のファイルは、次のいずれかの URL スキームを使って URL にアクセスできます。
-
http
およびhttps
-
file
-
app-storage
-
app
アプリケーションセキュリティサンドボックスにない、Adobe AIR で実行されるコンテンツには、(Flash Player の)ブラウザーで実行されるコンテンツと同じ制限が適用され、コンテンツのドメインと URL ポリシーファイルで付与されたアクセス許可によりロード操作が管理されます。
メモ:Apple では App Transport Security を iOS9 に導入しました。これにより、アプリと Web サービスの間でセキュリティ保護されていない接続は使用できなくりました。この変更により、Loader および URLLoader を使用した保護されていない Web サイトへのすべての接続は切断され、使用できなくなります。アプリのアプリケーション記述子にキーを追加して、例外をデフォルトの動作に指定してください。
アプリのアプリケーション記述子の InfoAdditions タグにキーを追加し、デフォルトの動作の例外を指定してください。
<iPhone> <InfoAdditions> <![CDATA[ <key>NSAppTransportSecurity</key> <dict> <key>NSExceptionDomains</key> <dict> <key>www.example.com</key> <dict> <!--Include to allow subdomains--> <key>NSIncludesSubdomains</key> <true/> <!--Include to allow HTTP requests--> <key>NSTemporaryExceptionAllowsInsecureHTTPLoads</key> <true/> <!--Include to specify minimum TLS version--> <key>NSTemporaryExceptionMinimumTLSVersion</key> <string>TLSv1.1</string> </dict> </dict> </dict> ]]> </InfoAdditions> </iPhone>
セキュリティについて詳しくは、Flash Player デベロッパーセンターのトピック:セキュリティを参照してください。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
authenticate : Boolean
この要求に関する認証要求を処理するかどうかを指定します(true または false)。 | URLRequest | ||
cacheResponse : Boolean
この要求に対する正常な応答データをキャッシュするかどうかを指定します。 | URLRequest | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
contentType : String
data プロパティのコンテンツの MIME コンテンツタイプです。 | URLRequest | ||
data : Object
URL リクエストで送信されるデータを含むオブジェクトです。 | URLRequest | ||
digest : String
Flash Player キャッシュに保存される(または Flash Player キャッシュから取得される)署名付き Adobe プラットフォームコンポーネントを一意に識別するストリングです。 | URLRequest | ||
followRedirects : Boolean
リダイレクトを続行するか(true)、続行しないか(false)を指定します。 | URLRequest | ||
idleTimeout : Number
この要求のアイドルタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。 | URLRequest | ||
manageCookies : Boolean
HTTP プロトコルスタックでこの要求のクッキーを管理するかどうかを指定します。 | URLRequest | ||
method : String
HTTP フォーム送信メソッドを制御します。 | URLRequest | ||
requestHeaders : Array
HTTP リクエストヘッダーの配列が HTTP リクエストに追加されます。 | URLRequest | ||
url : String
リクエストされる URL です。 | URLRequest | ||
useCache : Boolean
この URLRequest がデータを取得する前に、ローカルキャッシュを参照するかどうかを指定します。 | URLRequest | ||
userAgent : String
HTTP 要求で使用されるユーザーエージェントストリングを指定します。 | URLRequest |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
URLRequest(url:String = null)
URLRequest オブジェクトを作成します。 | URLRequest | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
useRedirectedURL(sourceRequest:URLRequest, wholeURL:Boolean = false, pattern:* = null, replace:String = null):void
新しい URLRequest 内の URL の一部を、ソースの URLRequest からリダイレクトされた URL に置換することを許可します。 | URLRequest | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
authenticate | プロパティ |
authenticate:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
この要求に関する認証要求を処理するかどうかを指定します(true
または false
)。false
の場合、認証チャレンジは HTTP エラーを返します。
以下の認証メソッドがサポートされています。
- Windows — HTTP 認証(基本 / ダイジェスト)、Windows 統合認証(NTLM および Kerberos を含む)、SSL 証明書認証
- Mac — HTTP 認証(基本 / ダイジェスト)、NTLM 認証、SSL 証明書認証
注意:FileReference.upload()
、FileReference.download()
、および HTMLLoader.load()
の各メソッドは、URLRequest.authenticate
プロパティをサポートしていません。
デフォルト値: true。
実装
public function get authenticate():Boolean
public function set authenticate(value:Boolean):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
cacheResponse | プロパティ |
cacheResponse:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
この要求に対する正常な応答データをキャッシュするかどうかを指定します。true
に設定すると、AIR アプリケーションはオペレーティングシステムの HTTP キャッシュを使用します。
注意:HTMLLoader.load()
メソッドは URLRequest.cacheResponse
プロパティをサポートしていません。
デフォルト値: true。
実装
public function get cacheResponse():Boolean
public function set cacheResponse(value:Boolean):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
contentType | プロパティ |
contentType:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
data
プロパティのコンテンツの MIME コンテンツタイプです。
デフォルト値は application/x-www-form-urlencoded
です。
注意:FileReference.upload()
、FileReference.download()
および HTMLLoader.load()
の各メソッドは、URLRequest.contentType
プロパティをサポートしていません。
POST リクエストを送信する場合、contentType
プロパティと data
プロパティの値が正しく対応している必要があります。contentType
プロパティの値は、data
プロパティの値を解釈する方法をサーバーに指示します。
data
プロパティの値が URLVariables オブジェクトの場合、contentType
の値はapplication/x-www-form-urlencoded
である必要があります。-
data
プロパティの値が他の型の場合、contentType
の値は送信される POST データ(data
プロパティの値に含まれるバイナリまたはストリングのデータ)の型を示す必要があります。 FileReference.upload()
の場合、リクエストの Content-Type は自動的にmultipart/form-data
に設定され、contentType
プロパティの値は無視されます。
Flash Player 10 以降では、"multipart/form-data" などのマルチパート Content-Type にアップロードが含まれていると(アップロードが含まれているかどうかは POST ボディ内の "content-disposition" ヘッダーの "filename" パラメーターで示されます)、そのアップロードに適用されるセキュリティ規則によって POST 処理が拘束されます。
- POST 処理は、マウスのクリックやキーの押下などのユーザーが開始したアクションに応答して実行する必要があります。
- POST 処理がクロスドメインである(POST ターゲットが、POST 要求を送信中の SWF ファイルと同じサーバー上にない)場合は、クロスドメインアクセスを許可する URL ポリシーファイルをターゲットサーバーが提供する必要があります。
また、すべてのマルチパート Content-Type では、RFC2046 標準に準拠した有効なシンタックスを使用する必要があります。シンタックスが有効でない場合は、アップロードに適用されるセキュリティ規則によって POST 処理が拘束されます。
実装
public function get contentType():String
public function set contentType(value:String):void
関連する API エレメント
data | プロパティ |
data:Object
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
URL リクエストで送信されるデータを含むオブジェクトです。
このプロパティはメソッド
プロパティと一緒に使用します。method
の値が GET
のときは、HTTP クエリ文字列シンタックスを使って、data
の値は URLRequest.url
の値に追加されます。method
の値が POST
(または GET
以外の値)のときは、data
の値は、HTTP 要求の本文に送信されます。
URLRequest API は、ストリング以外に、バイナリ POST
と URL エンコード変数もサポートします。データオブジェクトには、ByteArray、URLVariables、または String オブジェクトを指定できます。
データが使用される方法は、使用されるオブジェクトの型によって異なります。
- オブジェクトが ByteArray オブジェクトの場合、ByteArray オブジェクトのバイナリデータは
POST
データとして使用されます。GET
の場合、ByteArray 型のデータはサポートされません。FileReference.upload()
およびFileReference.download()
の場合も、ByteArray 型のデータはサポートされません。 - オブジェクトが URLVariables オブジェクトで、メソッドが
POST
の場合、変数は x-www-form-urlencoded 形式を使用してエンコードされ、結果のストリングがPOST
データとして使用されます。例外はFileReference.upload()
の呼び出しです。この場合、変数は、multipart/form-data
ポストの個別のフィールドとして送信されます。 - オブジェクトが URLVariables オブジェクトで、メソッドが
GET
の場合、URLVariables オブジェクトは URLRequest オブジェクトによって送信される変数を定義します。 - それ以外の場合、オブジェクトはストリングに変換され、そのストリングが
POST
またはGET
データとして使用されます。
このデータは、navigateToURL()
や FileReference.upload()
などのメソッドで URLRequest オブジェクトが使用されるまで送信されません。
注意:contentType
の値は、data
プロパティのデータ型に対応させる必要があります。contentType
プロパティの説明の注意を参照してください。
実装
public function get data():Object
public function set data(value:Object):void
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
この例のハイライトは、次のとおりです。
- コンストラクター関数が
request
という名前の URLRequest インスタンスを作成します。このとき、リモートアプリケーションの URL をパラメーターとして取ります。 - URLVariables オブジェクトが作成され、その 2 つのプロパティに値が割り当てられます。
- URLVariables オブジェクトが URLRequest オブジェクトの
data
プロパティに割り当てられます。 navigateToURL
を呼び出して、リモートアプリケーションの URL 用の新しいブラウザーウィンドウを開きます。
注意:この例を実行するには、この例のリモートアプリケーションの URL を実際の URL に置き換える必要があります。さらに、URLVariables オブジェクトの Flash Player で捕捉した情報を処理するためのサーバーコードが必要です。
package { import flash.display.Sprite; import flash.net.navigateToURL; import flash.net.URLRequest; import flash.net.URLVariables; public class URLVariablesExample extends Sprite { public function URLVariablesExample() { var url:String = "http://www.[yourDomain].com/application.jsp"; var request:URLRequest = new URLRequest(url); var variables:URLVariables = new URLVariables(); variables.exampleSessionId = new Date().getTime(); variables.exampleUserLabel = "guest"; request.data = variables; navigateToURL(request); } } }
digest | プロパティ |
digest:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9.0.115.0, Flash Lite 4 |
Flash Player キャッシュに保存される(または Flash Player キャッシュから取得される)署名付き Adobe プラットフォームコンポーネントを一意に識別するストリングです。 Adobe プラットフォームコンポーネントは、ユーザーのコンピューターに永続的にキャッシュされる SWF コンテンツを含む署名付きファイル(SWZ ファイル)です。すべての SWZ ファイルはアドビ システムズ社によって署名されます。ダイジェストは単一のキャッシュされているファイルに対応します。ファイルを何らかの方法で変更すると、ダイジェストは予期しない方法で変更されます。ダイジェストを使用することにより、複数のドメインにまたがってキャッシュされているファイルを確認できます。同じダイジェストを持つ 2 つのファイルは同じファイルで、異なるダイジェストを持つ 2 つのファイルは同じファイルではありません。 ダイジェストに「なりすます」ファイル、ダイジェストを装うファイルを作成することは(実質的に)できません。
ダイジェストは、SHA-256 メッセージダイジェストアルゴリズム(16 進数形式で 64 文字長)に基づきます。
例えば、Flex SDK は Flex フレームワークの SWZ を含みます(また、その SWZ ファイルのダイジェストストリングを提供します)。この SWZ を Web サーバーにポストし、それを URLLoader オブジェクトの load()
メソッドを使用して SWF ファイルにロードすることができます。エンドユーザーのコンピューターに一致する SWZ ファイルが既にキャッシュされている場合は、そのキャッシュされている SWZ ファイルが使用されます。SWZ ファイルの digest
と提供したダイジェストが一致すると、SWZ ファイルは一致します。それ以外の場合は、指定した URL から SWZ ファイルがアプリケーションによってダウンロードされます。
URLRequest オブジェクトの digest
パラメーターは、URLLoader.load()
メソッドを呼び出して SWZ ファイルをロードする場合にのみ設定します。URLRequest オブジェクトの digest
パロパティが、他のメソッドで設定済みである場合は、IOError 例外がスローされます。
実装
public function get digest():String
public function set digest(value:String):void
例外
ArgumentError — 提供されるダイジェストは、ダウンロードされた署名付きファイルから抽出されたファイルのダイジェスト、またはキャッシュからロードされた署名付きファイルから抽出されたファイルのダイジェストとは一致しません。提供されたダイジェストの長さが誤っている場合、または提供されたダイジェストに無効な(16 進数以外の)文字が含まれている場合にも、このエラーがスローされます。
|
例 ( この例の使用方法 )
loadBytes()
を呼び出すことでロード操作を完了しています。
var myURLReq:URLRequest = new URLRequest(); myURLReq.url = "http://yourdomain/users/jdoe/test01/_rsc/Automated/AssetCaching_rsc/test01/rsl.swz"; myURLReq.digest = "3B0AA28C7A990385E044D80F5637FB036317BB41E044D80F5637FB036317BB41"; var myURLLoader:URLLoader = new URLLoader(); myURLLoader.dataFormat = URLLoaderDataFormat.BINARY; myURLLoader.addEventListener("complete", onC); myURLLoad.load(myURLReq); function onC(e) { var someLoader:Loader = new Loader(); addChild(someLoader); someLoader.loadBytes((ByteArray)(myURLLoad.data)); }
followRedirects | プロパティ |
followRedirects:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Lite 4 |
リダイレクトを続行するか(true
)、続行しないか(false
)を指定します。
注意:FileReference.upload()
、FileReference.download()
、および HTMLLoader.load()
の各メソッドは、URLRequest.followRedirects
プロパティをサポートしていません。
デフォルト値: true。
実装
public function get followRedirects():Boolean
public function set followRedirects(value:Boolean):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
idleTimeout | プロパティ |
idleTimeout:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 2 |
この要求のアイドルタイムアウト値をミリ秒単位で指定します。
アイドルタイムアウトとは、接続が確立された後、要求が廃棄されるまでの間、クライアントがサーバーからの応答を待機する時間です。
注意:HTMLLoader.load()
メソッドは URLRequest.idleTimeout
プロパティをサポートしていません。HTMLLoader クラスは、このクラス自体の idleTimeout
プロパティを定義します。
デフォルト値: initialized from the URLRequestDefaults.idleTimeout property。
実装
public function get idleTimeout():Number
public function set idleTimeout(value:Number):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
manageCookies | プロパティ |
manageCookies:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
HTTP プロトコルスタックでこの要求のクッキーを管理するかどうかを指定します。true
の場合、cookie が要求に追加され、応答 cookie が記憶されます。false
の場合、cookie は要求に追加されず 応答 cookie は記憶されませんが、ユーザーは直接ヘッダーを操作することで cookie 自体を管理できます。注意:Windows では、manageCookies
が true
に設定されている場合、URL 要求に手動で cookie を追加することはできません。他のオペレーティングシステムでは、manageCookies
が true
、false
のどちらに設定されているかに関わらず、要求に cookie を追加することができます。cookie の追加が許可されている場合、cookie のデータを格納している URLRequestHeader
オブジェクトを requestHeaders
配列に手動で追加することで、要求に cookie を追加できます。
Mac OS では、cookie は Safari と共有されます。Mac OS でクッキーを消去するには:
- Safari を開きます。
- Safari/Preferences を選択し、Security パネルをクリックします。
- 「Show Cookies」ボタンをクリックします。
- 「Remove All」ボタンをクリックします。
Windows でクッキーを消去するには:
- インターネットのプロパティコントロールパネルを開き、「全般」タブをクリックします。
- 「Cookie の削除」ボタンをクリックします。
デフォルト値: true。
実装
public function get manageCookies():Boolean
public function set manageCookies(value:Boolean):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
method | プロパティ |
method:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
HTTP フォーム送信メソッドを制御します。
(ブラウザーの)Flash Player で実行される SWF コンテンツの場合、このプロパティは GET 操作または POST 操作に制限されます。有効な値は URLRequestMethod.GET
または URLRequestMethod.POST
です。
Adobe AIR で実行されるコンテンツの場合、そのコンテンツがアプリケーションセキュリティボックス内にあれば、どのストリング値も使用可能です。それ以外の場合、コンテンツが Flash Player で実行されるときと同様に、GET 操作または POST 操作の使用に制限されます。
Adobe AIR で実行中のコンテンツの場合、navigateToURL()
関数を使用すると、ランタイムでは、POST メソッドを使用する URLRequest(method
プロパティが URLRequestMethod.POST
に設定されているもの)は、GET メソッドとして処理されます。
注意:Flash Player で実行されているときに、参照されるフォームに本文がない場合、Flash Player では自動的に GET 操作が使用されます。これは、メソッドが URLRequestMethod.POST
に設定されている場合でも同じです。このため、正しいメソッドが使用されるように、ダミーの body を必ず含めることをお勧めします。
デフォルト値: URLRequestMethod.GET。
実装
public function get method():String
public function set method(value:String):void
例外
ArgumentError — value パラメーターが URLRequestMethod.GET でも URLRequestMethod.POST でもない場合。
|
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
URLRequest.method
プロパティの値を、URLRequestMethod.POST
に明示的に設定します。
この例のハイライトは、次のとおりです。
- コンストラクター関数が
request
という名前の URLRequest インスタンスを作成します。このとき、リモートアプリケーションの URL をパラメーターとして取ります。 - URLVariables オブジェクトが作成され、その 2 つのプロパティに値が割り当てられます。
- URLVariables オブジェクトが URLRequest オブジェクトの
data
プロパティに割り当てられます。 URLRequest.method
プロパティの値がURLRequestMethod.POST
に設定されます。navigateToURL
を呼び出して、リモートアプリケーションの URL 用の新しいブラウザーウィンドウを開きます。
注意:この例を実行するには、この例のリモートアプリケーションの URL を実際の URL に置き換える必要があります。さらに、URLVariables オブジェクトの Flash Player で捕捉した情報を処理するためのサーバーコードが必要です。
package { import flash.display.Sprite; import flash.net.navigateToURL; import flash.net.URLRequest; import flash.net.URLRequestMethod; import flash.net.URLVariables; public class URLRequest_method extends Sprite { public function URLRequest_method() { var url:String = "http://www.[yourDomain].com/application.jsp"; var request:URLRequest = new URLRequest(url); var variables:URLVariables = new URLVariables(); variables.exampleSessionId = new Date().getTime(); variables.exampleUserLabel = "guest"; request.data = variables; request.method = URLRequestMethod.POST; navigateToURL(request); } } }
requestHeaders | プロパティ |
requestHeaders:Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
HTTP リクエストヘッダーの配列が HTTP リクエストに追加されます。配列は URLRequestHeader オブジェクトから構成されます。配列の各オブジェクトは、次のように名前ストリングと値ストリングを含む URLRequestHeader オブジェクトである必要があります。
var rhArray:Array = new Array(new URLRequestHeader("Content-Type", "text/html"));
Flash Player および AIR ランタイムには、リクエストヘッダーに一定の制限があります。詳しくは、URLRequestHeader クラスの説明を参照してください。
URLRequest パラメーターを受け取るメッソドすべてが requestHeaders
プロパティをサポートしているわけではありません。呼び出すメソッドのマニュアルを参照してください。例えば、FileReference.upload()
メソッドおよび FileReference.download()
メソッドは、URLRequest.requestHeaders
プロパティをサポートしていません。
ブラウザーの制限により、カスタム HTTP リクエストヘッダーは POST
リクエストだけをサポートし、GET
リクエストはサポートしません。
実装
public function get requestHeaders():Array
public function set requestHeaders(value:Array):void
関連する API エレメント
url | プロパティ |
url:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
リクエストされる URL です。
Uniform Resource Locator 仕様で危険と説明されている文字(http://www.faqs.org/rfcs/rfc1738.html を参照)や、URLRequest オブジェクトの URL スキームで予約されている文字(予約されている目的以外に使用する場合)は、必ずエンコードしてください。例えば、パーセント(%)記号の場合は "%25"
を、番号記号の場合は "%23"
を使用し、"http://www.example.com/orderForm.cfm?item=%23B-3&discount=50%25"
などと示します。
デフォルトで、URL は呼び出し元のファイルと同じドメインにある必要があります。ただし、コンテンツが Adobe AIR アプリケーションセキュリティボックスで実行中の場合を除きます。異なるドメインからデータをロードする必要があるときは、データをホストするサーバーに URL ポリシーファイルを配置します。詳細については、URLRequest クラスの説明を参照してください。
Adobe AIR で実行されるコンテンツの場合、アプリケーションセキュリティサンドボックス内のファイル(AIR アプリケーションと共にインストールされるファイル)は、次の URL スキームのいずれかを使用して URL にアクセスできます。
http
およびhttps
file
app-storage
app
注意:IPv6(Internet Protocol version 6)は AIR および Flash Player 9.0.115.0 以降のバージョンでサポートされています。IPv6 は、128 bit のアドレスをサポートするインターネットプロトコルのバージョンです(32 bit のアドレスをサポートする、以前の IPv4 プロトコルの機能を向上したものです)。ネットワークインターフェイスでの IPv6 のアクティブ化が必要になる場合があります。詳細については、データをホストするオペレーティングシステムのヘルプを参照してください。ホストしているシステムで IPv6 がサポートされる場合、次に示すように、角括弧([])内に URL の IPv6 数値リテラルアドレスを指定できます。
rtmp://[2001:db8:ccc3:ffff:0:444d:555e:666f]:1935/test
実装
public function get url():String
public function set url(value:String):void
例 ( この例の使用方法 )
var url:String = "http://www.helpexamples.com/flash/images/image2.jpg"; var urlRequest:URLRequest = new URLRequest(url); var loader:Loader = new Loader(); loader.load(urlRequest); addChild(loader);
useCache | プロパティ |
useCache:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
この URLRequest がデータを取得する前に、ローカルキャッシュを参照するかどうかを指定します。
注意:HTMLLoader.load()
メソッドは URLRequest.useCache
プロパティをサポートしていません。
デフォルト値: true。
実装
public function get useCache():Boolean
public function set useCache(value:Boolean):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
userAgent | プロパティ |
userAgent:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Lite 4 |
HTTP 要求で使用されるユーザーエージェントストリングを指定します。
デフォルト値は、Flash Player で使用されるユーザーエージェントストリングと同じです。これは、Macintosh、Linux、Windows で異なります。
注意:HTMLLoader オブジェクトの load()
メソッドで URLRequest オブジェクトが使用される場合、このプロパティはユーザーエージェントストリングに影響しません。HTMLLoader オブジェクトに対しユーザーエージェントストリングを設定するには、HTMLLoader オブジェクトの userAgent
プロパティを設定するか、静的な URLRequestDefaults.userAgent
プロパティを設定します。
実装
public function get userAgent():String
public function set userAgent(value:String):void
例外
SecurityError — 呼び出し元が AIR アプリケーションセキュリティサンドボックス内に存在しません。
|
関連する API エレメント
URLRequest | () | コンストラクター |
public function URLRequest(url:String = null)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
URLRequest オブジェクトを作成します。System.useCodePage
が true
の場合、リクエストは Unicode ではなく、システムのコードページを使ってエンコードされます。System.useCodePage
が false
の場合、リクエストはシステムのコードページではなく、Unicode を使ってエンコードされます。
url:String (default = null ) — リクエストされる URL です。url プロパティを使用して、URL を後から設定できます。
|
関連する API エレメント
例 ( この例の使用方法 )
// Requires // - Button symbol on Stage (or a display object, such as a MovieClip) with instance name "buttonSymbol" // buttonSymbol.addEventListener(MouseEvent.CLICK, buttonSymbol_click); function buttonSymbol_click(evt:MouseEvent):void { var req:URLRequest = new URLRequest("http://www.adobe.com/"); navigateToURL(req, "_blank"); }
useRedirectedURL | () | メソッド |
public function useRedirectedURL(sourceRequest:URLRequest, wholeURL:Boolean = false, pattern:* = null, replace:String = null):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 11.8, AIR 3.8 |
新しい URLRequest 内の URL の一部を、ソースの URLRequest からリダイレクトされた URL に置換することを許可します。最初の要求がリダイレクトされた後、その後の要求を、リダイレクトされたサーバーの場所に直接送信することができます。
最初の URLRequest が完了し、HTTPStatusEvent.redirected
が true の場合、最初の要求を sourceRequest
として使用し、このメソッドを呼び出すことができます。デフォルトでは、リダイレクトされた URL のドメインを使用して、この URLRequest の URL のドメインが置換されます。このメソッドを呼び出す前に、URLRequest.url
を設定する必要があります。このメソッドは、この URLRequest が読み込まれる前に呼び出す必要があります。オプションとして、wholeURL
パラメーターが true の場合、ソースの URLRequest のファイル名を除く URL 全体を使用して、この URLRequest の最終的なファイル名を除く URL 全体が置換されます。また、オプションとして pattern
パラメーターに文字列や正規表現を指定して呼び出すこともできます。このパターンが検索され、replace
パラメーターの文字列に置換されます。この検索と置換は、URL の置換後に行われます。
パラメーター
sourceRequest:URLRequest — 既に要求され、リダイレクトされた URLRequest オブジェクト。リダイレクトされた URL を使用して、この URLRequest オブジェクトの URL の一部が置換されます。
| |
wholeURL:Boolean (default = false ) — sourceRequest の最終的な URL のドメインだけを使用してこの要求の URL のドメインを置換するか、ファイル名を除く URL 全体を使用するかを指定します。デフォルト値は false です。
| |
pattern:* (default = null ) — URL 内の検索に使用するパターン。String オブジェクトまたは RegExp オブジェクトを指定できます。デフォルト値は null です。
| |
replace:String (default = null ) — URL 内で見つかったパターンに対して置換するための文字列。デフォルト値は null です。
|
関連する API エレメント
complete
イベントが送出され、XML ファイル内のデータが出力されます。追加のイベントハンドラーはエラーイベントを含む他のイベントをキャプチャします。
この例を実行するには、XMLFile.xml というファイルを SWF ファイルと同じディレクトリに配置します。
package { import flash.display.Sprite; import flash.events.*; import flash.net.*; public class URLRequestExample extends Sprite { private var loader:URLLoader; public function URLRequestExample() { loader = new URLLoader(); configureListeners(loader); var request:URLRequest = new URLRequest("XMLFile.xml"); try { loader.load(request); } catch (error:Error) { trace("Unable to load requested document."); } } private function configureListeners(dispatcher:IEventDispatcher):void { dispatcher.addEventListener(Event.COMPLETE, completeHandler); dispatcher.addEventListener(Event.OPEN, openHandler); dispatcher.addEventListener(ProgressEvent.PROGRESS, progressHandler); dispatcher.addEventListener(SecurityErrorEvent.SECURITY_ERROR, securityErrorHandler); dispatcher.addEventListener(HTTPStatusEvent.HTTP_STATUS, httpStatusHandler); dispatcher.addEventListener(IOErrorEvent.IO_ERROR, ioErrorHandler); } private function completeHandler(event:Event):void { var loader:URLLoader = URLLoader(event.target); trace("completeHandler: " + loader.data); } private function openHandler(event:Event):void { trace("openHandler: " + event); } private function progressHandler(event:ProgressEvent):void { trace("progressHandler loaded:" + event.bytesLoaded + " total: " + event.bytesTotal); } private function securityErrorHandler(event:SecurityErrorEvent):void { trace("securityErrorHandler: " + event); } private function httpStatusHandler(event:HTTPStatusEvent):void { trace("httpStatusHandler: " + event); } private function ioErrorHandler(event:IOErrorEvent):void { trace("ioErrorHandler: " + event); } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z