パッケージ | flash.events |
クラス | public class DRMErrorEvent |
継承 | DRMErrorEvent ErrorEvent TextEvent Event Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 10.1 |
NetStream オブジェクトが DRM(デジタル著作権管理)暗号化ファイルを再生しようとしたときに DRM 関連のエラーを検出すると、ランタイムで DRMErrorEvent オブジェクトが送出されます。例えば、コンテンツプロバイダーがアプリケーションの表示をサポートしない場合やユーザー認証が失敗した場合、DRMErrorEvent オブジェクトが送出されます。その理由として、ユーザーが対象のコンテンツを購入していなかったことが考えられます。
ユーザー資格情報が無効である場合、DRMAuthenticateEvent オブジェクトは、ユーザーが有効な資格情報を入力するまで、またはアプリケーションがそれ以上の入力を拒否するまで、繰り返し送出することによってエラーを処理します。アプリケーションは、DRM 関連のエラーの検出、特定、および処理を行うために、他の DRM エラーイベントを監視する必要があります。
このクラスは、例外をスローするオブジェクトが含まれているプロパティ、エラーコード、および適用可能な場合は、サブエラーコードとエラーに関連する情報が含まれているテキストメッセージを提供します。DRM 関連エラーコードについて詳しくは、ランタイムエラーコードを参照してください。DRM関連エラーコートは、エラー3300 で始まります。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
bubbles : Boolean [読み取り専用]
イベントがバブリングイベントかどうかを示します。 | Event | ||
cancelable : Boolean [読み取り専用]
イベントに関連付けられた動作を回避できるかどうかを示します。 | Event | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
contentData : DRMContentData
メディアファイルの DRMContentData です。 | DRMErrorEvent | ||
currentTarget : Object [読み取り専用]
イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 | Event | ||
drmUpdateNeeded : Boolean [読み取り専用]
DRM 保護されたコンテンツの再生に DRM の更新が必要かどうかを示します。 | DRMErrorEvent | ||
errorID : int [読み取り専用]
特定のエラーに関連付けられた参照番号です。 | ErrorEvent | ||
eventPhase : uint [読み取り専用]
イベントフローの現在の段階です。 | Event | ||
subErrorID : int [読み取り専用]
基になる問題に関する詳細な情報を示すエラー ID です。 | DRMErrorEvent | ||
systemUpdateNeeded : Boolean [読み取り専用]
DRM 保護されたコンテンツの再生にシステムの更新が必要かどうかを示します。 | DRMErrorEvent | ||
target : Object [読み取り専用]
イベントターゲットです。 | Event | ||
text : String
textInput イベントの場合は、ユーザーが入力した文字または文字の連続です。 | TextEvent | ||
type : String [読み取り専用]
イベントのタイプです。 | Event |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
DRMErrorEvent(type:String, bubbles:Boolean = false, cancelable:Boolean = false, inErrorDetail:String = "", inErrorCode:int = 0, insubErrorID:int = 0, inMetadata:DRMContentData = null, inSystemUpdateNeeded:Boolean = false, inDrmUpdateNeeded:Boolean = false)
DRM エラーイベントに関する特定の情報を含む Event オブジェクトを作成します。 | DRMErrorEvent | ||
[オーバーライド]
DRMErrorEvent オブジェクトのコピーを作成して、各プロパティの値を元のプロパティの値と一致するように設定します。 | DRMErrorEvent | ||
カスタム ActionScript 3.0 Event クラスに toString() メソッドを実装するためのユーティリティ関数です。 | Event | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
イベントで preventDefault() メソッドが呼び出されたかどうかを確認します。 | Event | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
イベントのデフォルト動作をキャンセルできる場合に、その動作をキャンセルします。 | Event | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
イベントフローの現在のノードおよび後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | ||
イベントフローの現在のノードに後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[オーバーライド]
DRMErrorEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。 | DRMErrorEvent | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
定数 | 定義元 | ||
---|---|---|---|
DRM_ERROR : String = "drmError" [静的]
DRMErrorEvent.DRM_ERROR 定数は、drmError イベントオブジェクトの type プロパティの値を定義します。 | DRMErrorEvent | ||
DRM_LOAD_DEVICEID_ERROR : String = "drmLoadDeviceIdError" [静的] | DRMErrorEvent |
contentData | プロパティ |
contentData:DRMContentData
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.5, Flash Player 10.1 |
メディアファイルの DRMContentData です。
contentData
プロパティで参照されるオブジェクトを使用して、DRMManager バウチャーのキャッシュから関連する DRM バウチャーを取得できます。バウチャープロパティは、ユーザーが使用できるライセンスを表し、DRM で保護されたコンテンツを表示できない理由を表す場合もあります。
実装
public function get contentData():DRMContentData
public function set contentData(value:DRMContentData):void
drmUpdateNeeded | プロパティ |
subErrorID | プロパティ |
systemUpdateNeeded | プロパティ |
DRMErrorEvent | () | コンストラクター |
public function DRMErrorEvent(type:String, bubbles:Boolean = false, cancelable:Boolean = false, inErrorDetail:String = "", inErrorCode:int = 0, insubErrorID:int = 0, inMetadata:DRMContentData = null, inSystemUpdateNeeded:Boolean = false, inDrmUpdateNeeded:Boolean = false)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 10.1 |
DRM エラーイベントに関する特定の情報を含む Event オブジェクトを作成します。イベントリスナーには Event オブジェクトがパラメーターとして渡されます。
パラメーターtype:String (default = NaN ) — イベントのタイプです。イベントリスナーは、継承された type プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。DRMAuthenticate イベントのタイプは DRMAuthenticateEvent.DRM_AUTHENTICATE の 1 つのみです。
| |
bubbles:Boolean (default = false ) — Event オブジェクトがイベントフローのバブリング段階で処理されるかどうかを判断します。イベントリスナーは、継承された bubbles プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。
| |
cancelable:Boolean (default = false ) — Event オブジェクトがキャンセル可能かどうかを判断します。イベントリスナーは、継承された cancelable プロパティを通じてこの情報にアクセスできます。
| |
inErrorDetail:String (default = " ") — エラーに関する構文的な詳細情報です(該当する場合)。
| |
inErrorCode:int (default = 0 ) — メジャーエラーコードです。
| |
insubErrorID:int (default = 0 ) — マイナーエラー ID です。
| |
inMetadata:DRMContentData (default = null )
| |
inSystemUpdateNeeded:Boolean (default = false )
| |
inDrmUpdateNeeded:Boolean (default = false )
|
clone | () | メソッド |
toString | () | メソッド |
override public function toString():String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 10.1 |
DRMErrorEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。ストリングは次の形式です。
[DRMErrorEvent type=value bubbles=value cancelable=value eventPhase=value errroID=value subErrorID=value text=value
String — DRMErrorEvent オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングです。
|
DRM_ERROR | 定数 |
public static const DRM_ERROR:String = "drmError"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 10.1 |
DRMErrorEvent.DRM_ERROR
定数は、type
プロパティ(drmError
イベントオブジェクト)の値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
errorID | 問題に割り当てられた数値のエラーコードです。 |
subErrorID | 基になるプログラムに関する詳細な情報を示すエラーコードです。 |
target | NetStream オブジェクトです。 |
関連する API エレメント
DRM_LOAD_DEVICEID_ERROR | 定数 |
public static const DRM_LOAD_DEVICEID_ERROR:String = "drmLoadDeviceIdError"
package { import flash.display.Sprite; import flash.events.AsyncErrorEvent; import flash.events.NetStatusEvent; import flash.events.DRMErrorEvent; import flash.media.Video; import flash.net.NetConnection; import flash.net.NetStream; public class DRMVideoExample extends Sprite { var videoURL:String = "Video.flv"; var videoConnection:NetConnection; var videoStream:NetStream; var video:Video = new Video(); public function DRMVideoExample() { videoConnection = new NetConnection(); videoConnection.addEventListener(NetStatusEvent.NET_STATUS, netStatusHandler); videoConnection.connect(null); } private function connectStream():void { videoStream = new NetStream(videoConnection); videoStream.addEventListener(NetStatusEvent.NET_STATUS, netStatusHandler); videoStream.addEventListener(AsyncErrorEvent.ASYNC_ERROR, asyncErrorHandler); videoStream.addEventListener(DRMErrorEvent.DRM_ERROR, drmErrorEventHandler); video.attachNetStream(videoStream); videoStream.play(videoURL); addChild(video); } private function netStatusHandler(event:NetStatusEvent):void { switch (event.info.code) { case "NetConnection.Connect.Success": connectStream(); break; case "NetStream.Play.StreamNotFound": trace("Unable to locate video: " + videoURL); break; } } private function asyncErrorHandler(event:AsyncErrorEvent):void { // ignore AsyncErrorEvent events. } private function drmErrorEventHandler(event:DRMErrorEvent):void { trace(event.toString()); } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z