パッケージ | fl.video |
クラス | public class NCManager |
継承 | NCManager Object |
実装 | INCManager |
サブクラス | NCManagerNative |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
NetConnection
オブジェクトを VideoPlayer クラスに対して作成します。
NCManager クラスは URL を検索し、次のように想定します。
- URL ストリングのホストが有効な FMS ストリーミングプロトコル(rtmp:// や rtmps://、rtmpt:// など)で開始する場合、URL は FMS からストリーミングを実行していると想定します。
- FMS からストリーミングを実行せず、URL に疑問符(?)が含まれている場合、URL は SMIL ファイルを指定していると想定します。
- FMS からストリーミングを実行せず、URL に疑問符(?)も含まれていない場合、NCManager クラスは URL が .flv で終了するかどうかを調べます。URL が .flv で終了する場合、FLV のプログレッシブダウンロード用であると推定します。それ以外の場合、ダウンロードおよび解析用の SMIL ファイルとなります。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
bitrate : Number
Flash Media Server(FMS)からストリーミングする場合、bitrate プロパティは bitrate() プロパティで設定された値ではなく、自動検出で計算された値を返します。 | NCManager | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
fallbackServerName : String
fallbackServerName プロパティを間接的に、または直接公開します。 | NCManager | ||
isRTMP : Boolean [読み取り専用]
URL が Flash Media Server(FMS)からの RTMP ストリーミングのためのものであるか、プログレッシブダウンロードのためのものであるかを示します。 | NCManager | ||
netConnection : NetConnection [読み取り専用]
NetConnection オブジェクトへの参照です。 | NCManager | ||
streamHeight : int [読み取り専用]
ストリームの高さです(ピクセル単位)。 | NCManager | ||
streamLength : Number [読み取り専用]
ストリームの長さです(単位は秒)。 | NCManager | ||
streamName : String [読み取り専用]
NetStream.play() メソッドに渡されるストリーム名です。 | NCManager | ||
streamWidth : int [読み取り専用]
ストリームの幅(ピクセル単位)です。 | NCManager | ||
timeout : uint
接続の試行を停止するまでの時間(ミリ秒単位)です。 | NCManager | ||
videoPlayer : VideoPlayer
このオブジェクトを所有する VideoPlayer オブジェクトです。 | NCManager |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
新しい NCManager インスタンスを作成します。 | NCManager | ||
NetConnection を閉じます。 | NCManager | ||
接続は成功してもストリームが見つからない場合に、VideoPlayer オブジェクトによって呼び出されます。 | NCManager | ||
VideoPlayer オブジェクトが URL への接続を求めるために呼び出します。 | NCManager | ||
fallbackServerName、fpadZone、objectEncoding、および proxyType の各プロパティを取得できます。 | NCManager | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
NCManager オブジェクトのタスクを実行しているヘルパーオブジェクトが、タスクの完了とその成否を知らせるために呼び出します。 | NCManager | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
VideoPlayer オブジェクトが、接続が失われた後に再接続を要求するために呼び出します。 | NCManager | ||
fallbackServerName、fpadZone、objectEncoding、および proxyType の各プロパティを設定できます。 | NCManager | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
定数 | 定義元 | ||
---|---|---|---|
DEFAULT_TIMEOUT : uint = 60000
デフォルトのタイムアウトをミリ秒単位で示します。 | NCManager | ||
SHORT_VERSION : String = "2.1" [静的]
コンポーネントの短いバージョン番号を示す状態変数です。 | NCManager | ||
VERSION : String = "2.1.0.23" [静的]
コンポーネントの長いバージョン番号を示す状態変数です。 | NCManager |
bitrate | プロパティ |
fallbackServerName | プロパティ |
public var fallbackServerName:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
fallbackServerName
プロパティを間接的に、または直接公開します。
- 間接的に公開するには、SMIL で 2 番目の <meta base> を指定します。
fallbackServerName
プロパティはその base 属性を使用します。ただし、fallbackServerName
プロパティはサーバー名のみを使用し、それ以外は使用しません。 - 直接公開するには、FLVPlayback または VideoPlayer の
ncMgr
プロパティにアクセスし、fallbackServerName
プロパティを設定するか、またはsetProperty()
メソッドを使用します。
関連する API エレメント
isRTMP | プロパティ |
isRTMP:Boolean
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
URL が Flash Media Server(FMS)からの RTMP ストリーミングのためのものであるか、プログレッシブダウンロードのためのものであるかを示します。ストリームが、FMS からの RTMP ストリームの場合は、true
になります。ストリームが HTTP のプログレッシブダウンロードの場合は、false
になります。
実装
public function get isRTMP():Boolean
関連する API エレメント
netConnection | プロパティ |
netConnection:NetConnection
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
NetConnection オブジェクトへの参照です。
実装
public function get netConnection():NetConnection
関連する API エレメント
streamHeight | プロパティ |
streamHeight:int
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
ストリームの高さです(ピクセル単位)。VideoPlayer.ncConnected()
メソッドを呼び出した後で、streamHeight
プロパティが 0 未満である場合、ストリームの高さの情報がないことが VideoPlayer オブジェクトに示されます。VideoPlayer オブジェクトで scaleMode
プロパティが VideoScaleMode.MAINTAIN_ASPECT_RATIO
または VideoScaleMode.NO_SCALE
に設定されている場合、この値が使用され、待機せずにサイズ変更が行われます。
実装
public function get streamHeight():int
関連する API エレメント
streamLength | プロパティ |
streamLength:Number
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
ストリームの長さです(単位は秒)。VideoPlayer.ncConnected()
メソッドを呼び出し、それが undefined、null
または 0 未満を返した場合、VideoPlayer オブジェクトでは、ストリームの長さの情報がないことが認識されます。ストリームの長さの情報が返された場合、その情報は既存のすべてのストリームの長さの情報を上書きします。totalTime
パラメーター( VideoPlayer.play()
メソッド)または VideoPlayer.load()
メソッドによって設定された情報や FLV ファイルのメタデータから受け取った情報も上書きされます。
実装
public function get streamLength():Number
関連する API エレメント
streamName | プロパティ |
streamWidth | プロパティ |
streamWidth:int
[読み取り専用] 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
ストリームの幅(ピクセル単位)です。VideoPlayer.ncConnected()
メソッドを呼び出した後で、streamWidth
プロパティが 0 未満である場合、ストリームの幅の情報がないことが VideoPlayer オブジェクトに対して示されます。VideoPlayer オブジェクトで scaleMode
プロパティが VideoScaleMode.MAINTAIN_ASPECT_RATIO
または VideoScaleMode.NO_SCALE
に設定されている場合、この値が使用され、待機せずにサイズ変更が行われます。
実装
public function get streamWidth():int
関連する API エレメント
timeout | プロパティ |
videoPlayer | プロパティ |
videoPlayer:VideoPlayer
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
このオブジェクトを所有する VideoPlayer オブジェクトです。
実装
public function get videoPlayer():VideoPlayer
public function set videoPlayer(value:VideoPlayer):void
関連する API エレメント
NCManager | () | コンストラクター |
public function NCManager()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
新しい NCManager インスタンスを作成します。
close | () | メソッド |
public function close():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
NetConnection を閉じます。
関連する API エレメント
connectAgain | () | メソッド |
public function connectAgain():Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
接続は成功してもストリームが見つからない場合に、VideoPlayer オブジェクトによって呼び出されます。RTMP URL の複数の代替解釈が可能な場合、別の URL を使用してサーバーに接続して異なるストリーム名を渡します。
これは、URL が rtmp://servername/path1/path2/path3 などの場合に必要になることがあります。アプリケーション名とインスタンス名を渡すときに rtmp://servername/path1/path2 を指定して NetConnection オブジェクトを開くか、ストリームが path2/path3 で開かれるようにデフォルトインスタンスを使用します。これは通常、パスに対して 3 つ以上の部分がある場合に可能ですが、2 つしかない場合は使用できません(1 つだけということはありません)。
戻り値Boolean — 別の接続を確立しようとした場合は true になります。既に接続を試みた場合やそれ以上試みても意味がない場合は、false になります。
|
関連する API エレメント
connectToURL | () | メソッド |
public function connectToURL(url:String):Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
VideoPlayer オブジェクトが URL への接続を求めるために呼び出します。接続が成功または失敗すると、VideoPlayer.ncConnected()
メソッドを呼び出します。接続が失敗した場合、呼び出す前に nc = null
を設定します。
パラメーター
url:String — VideoPlayer オブジェクトが接続を要求する URL です。
|
Boolean — 接続が同期された場合は true になります。非同期接続を試みている場合は、呼び出し元では "接続済み" イベントとして false が予測されます。
|
関連する API エレメント
getProperty | () | メソッド |
public function getProperty(propertyName:String):*
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
fallbackServerName
、fpadZone
、objectEncoding
、および proxyType
の各プロパティを取得できます。各プロパティの説明については、setProperty()
を参照してください。
パラメーター
propertyName:String — getProperty メソッドが呼び出しているプロパティの名前です。
|
* — fallbackServerName、fpadZone、objectEncoding、および proxyType の各プロパティのストリング表現です。
|
関連する API エレメント
helperDone | () | メソッド |
public function helperDone(helper:Object, success:Boolean):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
NCManager オブジェクトのタスクを実行しているヘルパーオブジェクトが、タスクの完了とその成否を知らせるために呼び出します。NCManager オブジェクトは、これを SMILManager とともに使用します。
パラメーター
helper:Object — ヘルパーオブジェクトです。
| |
success:Boolean — タスク完了時の通知の設定です。success が true の場合、タスクが正常に完了したことを示し、それ以外の場合は false になります。
|
関連する API エレメント
reconnect | () | メソッド |
public function reconnect():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
VideoPlayer オブジェクトが、接続が失われた後に再接続を要求するために呼び出します。接続が成功または失敗した場合、VideoPlayer.ncReconnected()
を呼び出します。接続が失敗した場合は、呼び出す前に nc = null
を設定します。
関連する API エレメント
setProperty | () | メソッド |
public function setProperty(propertyName:String, value:*):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
fallbackServerName
、fpadZone
、objectEncoding
、および proxyType
の各プロパティを設定できます。
fallbackServerName
プロパティは、connectToURL()
に渡される URL から派生したプライマリサーバーのアドレスに到達できない場合、Flash Media Server(FMS)の URL を使用するように指定します。このプロパティは、fallbackServerName
プロパティで直接設定することもできます。
fpadZone
プロパティは Flash Media Server(FMS)の fpadZone
プロパティを指定します。返された値が非数(NaN)の場合、ゾーンは設定されません。接続プロセスが実行される前に、fpadZone
プロパティを設定する必要があります。ゾーンを設定しない場合、fpadZone
プロパティを NaN
に設定します。
NaN
です。
objectEncoding
プロパティは、objectEncoding
プロパティ(NetConnection
インスタンスのプロパティ)に使用される値を指定します。デフォルトは flash.net.ObjectEncoding.AMF0
です。
proxyType
プロパティは proxyType
プロパティ(NetConnection
インスタンスのプロパティ)に使用される値を指定します。デフォルトは "best" です。
パラメーター
propertyName:String — setProperty メソッドが呼び出しているプロパティの名前です。
| |
value:* — プロパティの値です。
|
関連する API エレメント
DEFAULT_TIMEOUT | 定数 |
public const DEFAULT_TIMEOUT:uint = 60000
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
デフォルトのタイムアウトをミリ秒単位で示します。
関連する API エレメント
SHORT_VERSION | 定数 |
public static const SHORT_VERSION:String = "2.1"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
コンポーネントの短いバージョン番号を示す状態変数です。バージョン番号は、FLA ファイルのコンポーネントバージョンを確認する必要がある場合に役立ちます。コンポーネントバージョンを確認するには、FLA ファイルに次のコードを挿入します。
FLVPlayback.SHORT_VERSION
SHORT_VERSION
変数には、メジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号のみが含まれています(例:2.0)。VERSION
変数には、メジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号だけでなく、リビジョンやビルド番号が含まれています(例:2.0.0.11)。
関連する API エレメント
VERSION | 定数 |
public static const VERSION:String = "2.1.0.23"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flash CS3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9.0.28.0, AIR 1.0 |
コンポーネントの長いバージョン番号を示す状態変数です。バージョン番号は、FLA ファイルのコンポーネントバージョンを確認する必要がある場合に役立ちます。コンポーネントバージョンを確認するには、FLA ファイルに次のコードを挿入します。
FLVPlayback.VERSION
VERSION
変数には、メジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号だけでなく、リビジョンやビルド番号が含まれています(例:2.0.0.11)。SHORT_VERSION
変数には、メジャーバージョン番号とマイナーバージョン番号のみが含まれています(例:2.0)。
関連する API エレメント
例を実行するには、次の手順に従います。
- FLVPlayback コンポーネントをライブラリに追加します。
testVideoPath
を FLV ファイルへの絶対パスか相対パスで置き換えます。- このコードを FLA ファイルと同じディレクトリに NCManagerExample.as という名前で保存します。
- FLA ファイル内の Document クラスを NCManagerExample に設定します。
package { import fl.video.VideoEvent; import fl.video.VideoPlayer; import flash.display.Sprite; public class NCManagerExample extends Sprite { private var videoPath:String = "http://www.helpexamples.com/flash/video/sheep.flv" private var player:VideoPlayer; public function NCManagerExample() { player = new VideoPlayer(); player.play(videoPath); player.addEventListener(VideoEvent.READY,announceRTMS); addChild(player); } private function announceRTMS(e:VideoEvent):void { var player:VideoPlayer = e.target as VideoPlayer; if(player.ncMgr.isRTMP) { trace("Video is streaming"); } else { trace("Video is progressively downloading"); } } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z