パッケージ | air.net |
クラス | public dynamic class ServiceMonitor |
継承 | ServiceMonitor EventDispatcher Object |
サブクラス | SocketMonitor, URLMonitor |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
このクラスは、aircore.swc ファイルに含まれます。Adobe® AIR™ のプロジェクトを作成すると、Adobe® Flash™ Builder™ によって、このクラスが自動的にロードされます。この aircore.swc ファイルは Adobe® Flex™ SDK にも含まれています。アプリケーションをコンパイルするときに Flex SDK を使用している場合は、このファイルを含める必要があります。
Adobe ® Flash ® CS3 Professional では、このクラスは ServiceMonitorShim.swc ファイルに含まれます。air.net パッケージのクラスを使用するには、最初にコンポーネントパネルから ServiceMonitorShim コンポーネントをライブラリにドラッグし、次の import
ステートメントを ActionScript 3.0 コードに追加する必要があります。
import air.net.*;
Adobe® Flash® Professional(CS4 またはそれ以降)で air.net パッケージを使用するには:
- ファイル/パブリッシュ設定コマンドを選択します。
- Flash パネルで、ActionScript 3.0 の「設定」ボタンをクリックします。「ライブラリパス」を選択します。
- 「SWC ファイルを参照」ボタンをクリックします。Adobe Flash Professional インストールフォルダーで Adobe Flash CSn/AIKn.n/frameworks/libs/air/aircore.swc ファイルを参照します。
- 「OK」をクリックします。
-
import
ステートメントのimport air.net.*;
を ActionScript 3.0 コードに追加します。
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
available : Boolean
サービスが現在 "使用可能" と見なされているかどうかを指定します。初期値は false です。ステータスチェックでプロパティが true に設定されるか、プロパティが明示的に true に初期化されるまでは false です。通常、このプロパティはサブクラスまたはスペシャライザの checkStatus() 実装で設定されますが、アプリケーションにサービスが使用可能かどうかに関する独自の情報(例えば、要求の成功または失敗など)があれば、プロパティが明示的に設定されることもあります。
| ServiceMonitor | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
lastStatusUpdate : Date [読み取り専用]
最後にステータスが更新された時刻です。 | ServiceMonitor | ||
pollInterval : Number
サーバーをポーリングする間隔(ミリ秒)です。 | ServiceMonitor | ||
running : Boolean [読み取り専用]
モニターが開始されているかどうかを指定します。 | ServiceMonitor |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
ServiceMonitor オブジェクトを作成します。 | ServiceMonitor | ||
addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void
イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。 | EventDispatcher | ||
イベントをイベントフローに送出します。 | EventDispatcher | ||
EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。 | EventDispatcher | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
[静的]
ServiceMonitor パブリックメソッドを JavaScript のコンストラクター関数のプロトタイプに追加します。 | ServiceMonitor | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。 | EventDispatcher | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
サービスモニターを開始します。 | ServiceMonitor | ||
サービスの監視を停止します。 | ServiceMonitor | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[オーバーライド]
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | ServiceMonitor | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | ||
指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。 | EventDispatcher |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
サービスのステータスを確認します。 | ServiceMonitor |
イベント | 概要 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。 | EventDispatcher | |||
サービスステータスが変化したことを示します。 | ServiceMonitor |
available | プロパティ |
available:Boolean
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
サービスが現在 "使用可能" と見なされているかどうかを指定します。
初期値は false です。ステータスチェックでプロパティが true
に設定されるか、プロパティが明示的に true
に初期化されるまでは false
です。
通常、このプロパティはサブクラスまたはスペシャライザの checkStatus()
実装で設定されますが、アプリケーションにサービスが使用可能かどうかに関する独自の情報(例えば、要求の成功または失敗など)があれば、プロパティが明示的に設定されることもあります。
実装
public function get available():Boolean
public function set available(value:Boolean):void
lastStatusUpdate | プロパティ |
pollInterval | プロパティ |
pollInterval:Number
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
サーバーをポーリングする間隔(ミリ秒)です。
0 の場合、サーバーは定期的にポーリングされず、start()
が呼び出されたときと、ネットワークステータスが変化したときの直後だけポーリングされます。
ServiceMonitor オブジェクトは、サービスステータスが変化した場合にのみ(ポーリング間隔ごとに毎回ではなく)、status
イベントを送出します。また、ネットワーク接続が変化した場合にも(ポーリング間隔とは無関係に)、status
イベントを送出します。
デフォルト値: 0。
実装
public function get pollInterval():Number
public function set pollInterval(value:Number):void
running | プロパティ |
ServiceMonitor | () | コンストラクター |
public function ServiceMonitor()
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ServiceMonitor オブジェクトを作成します。
このクラスは、通常、特定のサービスタイプを監視するためにサブクラス化されます。
ServiceMonitor オブジェクト(またはサブクラスオブジェクト)を作成した後、start()
メソッドを呼び出してサービスのステータスの監視を開始します。
Timer オブジェクトと同様に、呼び出し元は、ServiceMonitor オブジェクトへの参照を維持する必要があります。維持しないと、ランタイムがオブジェクトを削除し、監視が終了します。
checkStatus | () | メソッド |
protected function checkStatus():void
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
サービスのステータスを確認します。
サービスのステータスを確認するために、サブクラスはメソッドをオーバーライドします。
通常、このメソッドはネットワーク処理を開始します。ネットワーク処理が完了または失敗すると、available
プロパティが設定されます。
JavaScript コードは、「スペシャライザ」オブジェクトの checkStatus()
メソッドを定義することで、このメソッドを特化できます。
makeJavascriptSubclass | () | メソッド |
public static function makeJavascriptSubclass(constructorFunction:Object):void
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ServiceMonitor パブリックメソッドを JavaScript のコンストラクター関数のプロトタイプに追加します。
ServiceMonitor パブリック関数を ServiceMonitor オブジェクトに転送する JavaScript のコンストラクター関数のプロトタイプに関数を追加します。これは、ActionScript 基本クラスの標準の JavaScript サブクラスに似たものになります。
JavaScript クラスは、ServiceMonitor を次のように特化します。
// JavaScript Constructor function function MyHTTPMonitor(url, method) { // "that" variable makes "this" available in closures below var that = this; // Required initialization of the service monitor, returns the actual ServiceMonitor object. this.monitor = this.initServiceMonitor(); // Initializes URLStream and event handlers. this._urlStream = new air.URLStream(); this._urlRequest = new air.URLRequest(url); if (method) { this._urlRequest.method = method; } else { this._urlRequest.method = "GET"; } function onStatus(event) { that.monitor.available = Number(event.status) == 200; that._urlStream.close(); } function onError(event) { that.monitor.available = false; that._urlStream.close(); } this._urlStream.addEventListener(air.HTTPStatusEvent.HTTP_RESPONSE_STATUS, onStatus); this._urlStream.addEventListener(air.SecurityErrorEvent.SECURITY_ERROR, onError); this._urlStream.addEventListener(air.IOErrorEvent.IO_ERROR, onError); } // Augment JavaScript prototype with public methods from ServiceMonitor air.ServiceMonitor.makeJavascriptSubclass(MyHTTPMonitor); // Implement specializer functions, just as you would when subclassing a JavaScript class MyHTTPMonitor.prototype.checkStatus = function() { air.trace('OVERRIDDEN checkStatus!', this); this._urlStream.load(this._urlRequest); }
JavaScript クラスを使用するには:
var httpMon = new MyHTTPMonitor('http://www.adobe.com')
AIRAliases.js ファイルおよび aircore.swf ファイルを、必ず script
タグと一緒にロードしてください。
パラメーター
constructorFunction:Object — JavaScript オブジェクトの prototype プロパティです。例えば、スペシャライザオブジェクトとして機能するように使用している JavaScript オブジェクトの名前が MyHTTPMonitor の場合、このパラメーターの値として MyHTTPMonitor.prototype を渡します。
|
start | () | メソッド |
stop | () | メソッド |
toString | () | メソッド |
status | イベント |
flash.events.StatusEvent
プロパティ StatusEvent.type =
flash.events.StatusEvent.STATUS
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
サービスステータスが変化したことを示します。
code
プロパティの値は、Service.available
または Service.unavailable
のどちらかですが、ServiceMonitor.available
プロパティの値を確認することをお勧めします。
type
プロパティ(status
イベントオブジェクト)の値を定義します。
このイベントには、次のプロパティがあります。
プロパティ | 値 |
---|---|
bubbles | false |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
code | オブジェクトのステータスの説明です。 |
currentTarget | イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 |
level | "status" 、"warning" 、"error" など、メッセージのカテゴリです。 |
target | そのステータスをレポートするオブジェクトです。 |
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z