数式エレメントを作成し定義する

FrameMaker での数式エレメントの種類、組み込みされた数式エレメントの変更、カスタムの数式エレメントの定義について説明します。

数式パネルに表示されない数式エレメントが必要な場合は、演算子 演算子)を除き、数式が関数の引数になります。しかし、FrameMaker は、カスタム数式エレメントを数学的に演算できません。

数式パネルにあらかじめ含まれているエレメントを別の形で作成文書に表示するには、エレメントを再定義します。例えば、asin(逆サイン)関数を再定義し、sin1 のように表示できます。 組み込みエレメントの外見は再定義できますが、その種類を変更することはできません。

また、別の文書から数式エレメントの定義を取り込むこともできます。

カスタム数式エレメントは、「FrameMath」という名前で始まる 1 つ以上のリファレンスページ上に保管されます。 各定義はアンカーのないグラフィック枠内にテキスト行で示され、エレメント名と同じ名前が付いています。

図 1. (A)グラフィック枠(B)テキスト行
アンカーのないグラフィック枠内にテキスト行として表示されるカスタムの数式エレメント