文書中のすべての小、中、大の数式のフォントサイズや間隔を変更できます。 フォントを一括変換すると、FrameMaker により、文書内のすべての縮小された数式がもう一度フォーマットされてラップされます。
数式内のギリシャ文字や記号は通常、記号フォントで表示されます。 Mathematical Pi や Universal Greek がシステムにインストールされている場合は、これらのフォントを使用できます。
関数、数、および文字列は、通常 Times New Roman または Times フォントで、 変数は斜体で表示されます。 これらの種類のエレメントのそれぞれの文字書式設定は変更できます。例えば、すべてのエレメントを Helvetica で表示し、関数を斜体で、変数を太字で表示することもできます。日本語版の場合は、FrameMaker ではインストールディレクトリの「maker.ini」ファイル、FrameMaker+SGML では「fmsgml.ini」ファイルの中の「DefaultJapaneseFamily=」で指定されているフォントになります。
数式パネルの数式ドロップダウンリストから「数式サイズ」を選択し、以下の内容を変更します。
文書全体の数式フォントを変更するには、次のいずれかの操作を行います。
フォントサイズと文字間隔を指定し、「設定」をクリックします。文字間隔はフォントサイズのパーセントで示されます。 正の値でエレメントの周囲の間隔が広がり、負の値で狭くなります。
「初期設定」をクリックします。
ギリシャ文字と記号用のフォントを変更するには、数式記号ドロップダウンリストから適切なフォントを選択して、「設定」をクリックします。
関数、数、文字列、変数のいずれかの文字スタイルを変更するには、まず希望の文字スタイルを作成します。次に、関数、数、記号列または変数のいずれかのドロップダウンリストから文字スタイルを選択し、「設定」をクリックします。ドロップダウンリスト内に作成したスタイルが表示されます。