パッケージ | mx.managers |
クラス | public class HistoryManager |
継承 | HistoryManager Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
一般に、アプリケーションの状態を維持し、URL およびブラウザー履歴を操作するには、BrowserManager クラスと深いリンクを使用する必要がありますが、古い Flex アプリケーションを維持する場合などの特定の状況では、HistoryManager クラスが役立ちます。 HistoryManager クラスと BrowserManager クラスを同じ Flex アプリケーション内で使用することはできません。これは、これらのクラスが同じサポートファイルのセットを使用する場合でも同じです。
Accordion コンテナおよび TabNavigator コンテナの履歴管理は、デフォルトで有効になっています。 すなわち、Accordion コントロールのいずれかのペインを選択した場合、ブラウザーの戻るボタンまたは「戻る」ナビゲーション機能を使用して前のペインに戻ることができます。 ViewStack ナビゲーターコンテナでは、履歴管理はデフォルトで無効になっています。
履歴管理を無効にするには、ナビゲーターコンテナの historyManagementEnabled
プロパティを false
に設定します。
他のオブジェクトも、HistoryManager に登録すれば、アプリケーションで履歴管理を有効にできます。 コンポーネントを HistoryManager クラスに登録するには、IHistoryManagerClient インターフェイスを実装するコンポーネントインスタンスへの参照を指定して、HistoryManager クラスの register()
メソッドを呼び出します。 次の例では、Application コンポーネントの初期化時に、Application コンポーネント (this
) を HistoryManager クラスに登録しています。
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml" implements="mx.managers.IHistoryManagerClient" initialize="mx.managers.HistoryManager.register(this);">コンポーネントの登録を完了するには、IHistoryManagerClient インターフェイスの
saveState()
メソッドおよび loadState()
メソッドも実装する必要があります。 UIComponent を拡張するコンポーネントは、自動的に loadState()
メソッドを継承します。
HistoryManager のメソッドとプロパティはすべて静的なので、そのインスタンスを作成する必要はありません。
関連する API エレメント
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
[静的]
非推奨 - HistoryManager を初期化します。 | HistoryManager | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
[静的]
オブジェクトを HistoryManager に登録します。 | HistoryManager | ||
[静的]
アプリケーションの現在の状態を保存して、後で復元できるようにします。 | HistoryManager | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[静的]
オブジェクトを HistoryManager から登録解除します。 | HistoryManager | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
initialize | () | メソッド |
public static function initialize(sm:ISystemManager):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
非推奨 - HistoryManager を初期化します。 通常は、このメソッドを呼び出す必要はありません。historyManagementEnabled
を使用してコンポーネントを追加すると常に、このメソッドが自動的に呼び出されるためです。 ただし、HistoryManager はトップレベルアプリケーションから初期化しないと、正しく機能しません。 アプリケーションに HistoryManager が有効になっているコンポーネントがない場合、HistoryManager が有効になっているコンポーネントを持つ別のサブアプリケーションをロードするときは、メインアプリケーションで HistoryManager.initialize()
メソッドを呼び出す必要があります。通常これは、アプリケーションの initialize
イベントハンドラーから行います。
パラメーター
sm:ISystemManager — このアプリケーションの SystemManager です。
|
register | () | メソッド |
public static function register(obj:IHistoryManagerClient):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
オブジェクトを HistoryManager に登録します。 このオブジェクトは、IHistoryManagerClient インターフェイスを実装する必要があります。
パラメーター
obj:IHistoryManagerClient — 登録するオブジェクトです。
|
関連する API エレメント
save | () | メソッド |
public static function save():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
アプリケーションの現在の状態を保存して、後で復元できるようにします。 このメソッドは、ナビゲーターコンテナのナビゲーション状態が変わると、ナビゲーターコンテナによって自動的に呼び出されます。 インターフェイスを HistoryManager に登録した場合は、アプリケーションの状態が変わったときに save()
メソッドを呼び出す必要があります。
unregister | () | メソッド |
public static function unregister(obj:IHistoryManagerClient):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
オブジェクトを HistoryManager から登録解除します。
パラメーター
obj:IHistoryManagerClient — 登録解除するオブジェクトです。
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Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z