AudioDeviceManager

パッケージ	flash.media
クラス	public final class AudioDeviceManager
継承	AudioDeviceManager EventDispatcher Object

言語バージョン:

ActionScript 3.0

ランタイムバージョン:

Flash Player 27, AIR 28 - (Desktop)

AudioDeviceManager クラスを使用して、システムのオーディオデバイス情報を取得し、オーディオ再生用のデバイスを選択します。ユーザーは、Flash Player の設定 UI か AudioDeviceManager API を使用してオーディオ出力デバイスを変更できます。両方とも、オーディオ出力設定と同期されます。AudioDeviceManager API は、Flash Player 27 で使用できました。現在は、AIR 28 以降の AIR Desktop で使用できます。

ある AIR アプリケーションから選択されたオーディオデバイスは、他の AIR アプリケーションまたは Flash Player インスタンスからのオーディオには影響しません。

プライバシーの制限

AudioDeviceManager API は、User Invoked Action（UIA）制限下にあります。つまり、一部のユーザー操作でのみ呼び出すことができます。この API がユーザー操作以外によって呼び出された場合は、Flash Player からランタイムエラー IllegalOperationError およびエラーコード 2176 が返されます。AIR アプリケーションの場合、UIA チェックは、ネットワーク経由でホストされる外部の SWF／HTML を読み込む際に適用されます。外部から読み込まれた SWF／HTML が、ユーザーが実行したアクションなしにオーディオ出力デバイスを変更しようとすると、AIR ランタイムからエラー IllegalOperationError およびエラーコード 2176 が返されます。

AudioDeviceManager インスタンスへのアクセス

AudioDeviceManager インスタンスはシングルトンオブジェクトで、Flash Player のオーディオ出力設定と同期します。クライアントは、AudioDeviceManager.audioDeviceManager を使用して、このシングルトンオブジェクトへの参照を取得する必要があります。

システムで現在使用可能なオーディオデバイスの取得

AudioDeviceManager.deviceNames を使用して、システムで使用可能なすべてのオーディオ出力デバイスを取得します。

現在選択されているオーディオデバイスの取得

AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を使用して、現在使用されているオーディオ出力デバイスのインデックスを検索します。このインデックスを使用して、AudioDeviceManager.deviceNames から返されるデバイスリストのデバイス名を検索します。

オーディオ出力デバイスの選択

AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を設定して、異なる値でそのデバイスを現在選択されているオーディオ再生デバイスにすることができるようにします。

オーディオ出力デバイスの変更の監視

オーディオ出力デバイスは、ユーザーが Flash Player の設定 UI から異なるデバイスを選択したり、コンテンツで AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を設定したり、オーディオデバイスをシステムに追加／削除したりすることによって、変更できます。クライアントアプリケーションは、イベント AudioOutputChangeEvent.AUDIO_OUTPUT_CHANGE にリスナーを登録して、オーディオ出力デバイスの変更が発生した際に通知を受け取ることができます。イベントオブジェクトの reason プロパティは、この変更のトリガー方法を示します。reason プロパティは 2 つの値を取ります。AudioOutputChangeReason.USER_SELECTION は、ユーザーが Flash Player の設定 UI を使用して異なるオーディオ出力デバイスを選択したか、コンテンツが AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を設定していることを示します。AudioOutputChangeReason.DEVICE_CHANGE は、オーディオ出力デバイスがシステムに追加されたか削除されたことを示します。

パブリックプロパティ

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	プロパティ		定義元
		audioDeviceManager : AudioDeviceManager [静的] [読み取り専用] AudioDeviceManager オブジェクトのシングルトンインスタンスです。	AudioDeviceManager
		constructor : Object 指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。	Object
		deviceNames : Array [読み取り専用] 使用可能なすべてのオーディオ出力デバイスの名前を含むストリングの配列です。	AudioDeviceManager
		isSupported : Boolean [静的] [読み取り専用] AudioDeviceManager が有効かどうか。	AudioDeviceManager
		selectedDeviceIndex : int 現在選択されているオーディオ出力デバイスのインデックスです。これは、AudioDeviceManager.deviceNames から返される配列のインデックスと同じです。	AudioDeviceManager

パブリックメソッド

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	メソッド		定義元
		addEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false, priority:int = 0, useWeakReference:Boolean = false):void イベントリスナーオブジェクトを EventDispatcher オブジェクトに登録し、リスナーがイベントの通知を受け取るようにします。	EventDispatcher
		dispatchEvent(event:Event):Boolean イベントをイベントフローに送出します。	EventDispatcher
		hasEventListener(type:String):Boolean EventDispatcher オブジェクトに、特定のイベントタイプに対して登録されたリスナーがあるかどうかを確認します。	EventDispatcher
		hasOwnProperty(name:String):Boolean オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。	Object
		isPrototypeOf(theClass:Object):Boolean Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。	Object
		propertyIsEnumerable(name:String):Boolean 指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。	Object
		removeEventListener(type:String, listener:Function, useCapture:Boolean = false):void EventDispatcher オブジェクトからリスナーを削除します。	EventDispatcher
		setPropertyIsEnumerable(name:String, isEnum:Boolean = true):void ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。	Object
		toLocaleString():String ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。	Object
		toString():String 指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。	Object
		valueOf():Object 指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。	Object
		willTrigger(type:String):Boolean 指定されたイベントタイプについて、この EventDispatcher オブジェクトまたはその祖先にイベントリスナーが登録されているかどうかを確認します。	EventDispatcher

イベント

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	概要	定義元
activate	[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを取得して、アクティブになったときに送出されます。	EventDispatcher
audioOutputChange	オーディオ出力デバイスが次の理由で変更された場合に送出されます。（1）ユーザーの選択 - ユーザーが Flash Player 設定 UI を使用して、コンテンツに AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を設定した。（2）デバイスの変更 - オーディオデバイスがシステムに追加／削除された。	AudioDeviceManager
deactivate	[ブロードキャストイベント] Flash Player または AIR アプリケーションがオペレーティングシステムのフォーカスを失って、非アクティブになったときに送出されます。	EventDispatcher

プロパティの詳細

プロパティ

audioDeviceManager:AudioDeviceManager [読み取り専用]

AudioDeviceManager オブジェクトのシングルトンインスタンスです。

実装
public static function get audioDeviceManager():AudioDeviceManager

deviceNames

プロパティ

deviceNames:Array [読み取り専用]

使用可能なすべてのオーディオ出力デバイスの名前を含むストリングの配列です。この配列により、各オーディオ出力デバイスの 0 から始まるインデックスと、システム上の各オーディオ出力デバイスの数を調べることができます（AudioDeviceManager.deviceNames.length プロパティ）。詳しくは、Array クラスのエントリを参照してください。このデバイス名のリストは、オーディオ出力設定のリストと同じです。

Chrome ブラウザー向けの注意：オーディオ出力とオーディオ入力が同じ権限を共有し、オーディオ入力権限の警告のみがユーザーに表示されるので、オーディオ出力デバイスを列挙するために、ユーザーが Chrome にマイクへのアクセス権を付与する必要があります。

実装
public function get deviceNames():Array

isSupported

プロパティ

isSupported:Boolean [読み取り専用]

AudioDeviceManager が有効かどうか。

実装
public static function get isSupported():Boolean

selectedDeviceIndex

プロパティ

selectedDeviceIndex:int

現在選択されているオーディオ出力デバイスのインデックスです。これは、AudioDeviceManager.deviceNames から返される配列のインデックスと同じです。このインデックスは、オーディオ出力設定と同期されます。

実装
public function get selectedDeviceIndex():int
public function set selectedDeviceIndex(value:int):void

イベントの詳細

audioOutputChange

イベント

イベントオブジェクトの型: flash.events.AudioOutputChangeEvent
プロパティ AudioOutputChangeEvent.type = flash.events.AudioOutputChangeEvent.AUDIO_OUTPUT_CHANGE

言語バージョン:

ActionScript 3.0

ランタイムバージョン:

Flash Player 27, AIR 28 - (Desktop)

オーディオ出力デバイスが次の理由で変更された場合に送出されます。（1）ユーザーの選択 - ユーザーが Flash Player 設定 UI を使用して、コンテンツに AudioDeviceManager.selectedDeviceIndex を設定した。（2）デバイスの変更 - オーディオデバイスがシステムに追加／削除された。

このイベントの reason プロパティをチェックして、変更の原因を確認します。考えられる原因は、AudioOutputChangeReason.USER_SELECTION または AudioOutputChangeReason.DEVICE_CHANGE です。

AudioOutputchangeEvent イベントオブジェクトの type プロパティの値を定義します。

法律上の注意 | プライバシーポリシー

AudioDeviceManager - AS3

クラス x