| パッケージ | flash.events |
| クラス | public class BrowserInvokeEvent |
| 継承 | BrowserInvokeEvent Event Object |
| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
browserInvoke イベントを送出します。NativeApplication オブジェクトによる browserInvoke イベントの送出は、ユーザーがブラウザー内でシームレスインストール機能をインスタンス化し、ブラウザー内の SWF ファイルが arguments パラメーター(air.swf ファイルの launchApplication() メソッドのパラメーター)に配列を渡したときにも発生します(詳しくは、AIR 開発者ガイドの「AIR アプリケーションの配布、インストール、実行」を参照してください)。
ブラウザー呼び出しが許可されるのは、アプリケーション記述ファイルで次のように指定されている場合のみです。
<allowBrowserInvocation>true</allowBrowserInvocation>
アプリケーションが実行されていない場合、NativeApplication オブジェクトは、ブラウザーから起動されたときに InvokeEvent イベントと browserInvoke イベントの両方を送出します。それ以外の場合、アプリケーションが既に実行されていれば、NativeApplication オブジェクトは、ブラウザーから起動されたときに browserInvoke イベントのみを送出します。
アプリケーションが(ユーザーがインストール時に起動することを選択したことにより)ブラウザーからのシームレスインストールの結果として起動された場合、NativeApplication オブジェクトは、(ブラウザー内の SWF ファイルが arguments パラメーター(air.swf ファイルの installApplication() メソッドのパラメーター)に配列を渡すことによって)引数が渡された場合に限り、BrowserInvoke イベントを送出します詳細については、AIR 開発者ガイドの「Distributing, Installing and Running AIR applications」を参照してください。
invokeEvent イベントと同様に、browserInvokeEvent オブジェクトも NativeApplication オブジェクト(NativeApplication.nativeApplication)によって送出されます。browserInvoke イベントを受け取るには、NativeApplication オブジェクトの addEventListener() メソッドを呼び出します。browserInvoke イベントのイベントリスナーを登録すると、そのイベントリスナーは、登録の前に発生した browserInvoke イベントもすべて受け取ります。これらは addEventListener() の呼び出しが戻った後に送出されますが、必ずしも、登録後に受け取る可能性がある他の browserInvoke イベントより先に送出されるとは限りません。これにより、初期化コードを実行する前(アプリケーションが最初にブラウザーから起動されたときなど)に発生した browserInvoke イベントも処理できます。実行中の後の段階(アプリケーションの初期化後)にイベントリスナーを追加した場合でも、アプリケーション起動時以降に発生したすべての browserInvoke イベントが受信される点に注意してください。
関連する API エレメント
| プロパティ | 定義元 | ||
|---|---|---|---|
| arguments : Array [読み取り専用]
アプリケーションに渡す引数(ストリング)の配列です。 | BrowserInvokeEvent | ||
![]() | bubbles : Boolean [読み取り専用]
イベントがバブリングイベントかどうかを示します。 | Event | |
![]() | cancelable : Boolean [読み取り専用]
イベントに関連付けられた動作を回避できるかどうかを示します。 | Event | |
![]() | constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | |
![]() | currentTarget : Object [読み取り専用]
イベントリスナーで Event オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトです。 | Event | |
![]() | eventPhase : uint [読み取り専用]
イベントフローの現在の段階です。 | Event | |
| isHTTPS : Boolean [読み取り専用]
ブラウザー内のコンテンツが HTTPS URL スキームを使用する(true)か、使用しない(false)かを示します。 | BrowserInvokeEvent | ||
| isUserEvent : Boolean [読み取り専用]
ブラウザー呼び出しがユーザーイベント(マウスのクリックなど)の結果として起こったかどうかを示します。 | BrowserInvokeEvent | ||
| sandboxType : String [読み取り専用]
ブラウザー内のコンテンツのサンドボックスタイプです。 | BrowserInvokeEvent | ||
| securityDomain : String [読み取り専用]
ブラウザー内のコンテンツのセキュリティドメイン("www.adobe.com" や "www.example.org" など)です。 | BrowserInvokeEvent | ||
![]() | target : Object [読み取り専用]
イベントターゲットです。 | Event | |
![]() | type : String [読み取り専用]
イベントのタイプです。 | Event | |
| メソッド | 定義元 | ||
|---|---|---|---|
BrowserInvokeEvent(type:String, bubbles:Boolean, cancelable:Boolean, arguments:Array, sandboxType:String, securityDomain:String, isHTTPS:Boolean, isUserEvent:Boolean)
BrowserInvokeEvent クラスのコンストラクター関数です。 | BrowserInvokeEvent | ||
[オーバーライド]
このイベントの新しいコピーを作成します。 | BrowserInvokeEvent | ||
![]() |
カスタム ActionScript 3.0 Event クラスに toString() メソッドを実装するためのユーティリティ関数です。 | Event | |
![]() |
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | |
![]() |
イベントで preventDefault() メソッドが呼び出されたかどうかを確認します。 | Event | |
![]() |
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | |
![]() |
イベントのデフォルト動作をキャンセルできる場合に、その動作をキャンセルします。 | Event | |
![]() |
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | |
![]() |
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | |
![]() |
イベントフローの現在のノードおよび後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | |
![]() |
イベントフローの現在のノードに後続するノードで、イベントリスナーが処理されないようにします。 | Event | |
![]() |
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | |
![]() |
Event オブジェクトのすべてのプロパティを含むストリングを返します。 | Event | |
![]() |
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object | |
| 定数 | 定義元 | ||
|---|---|---|---|
| BROWSER_INVOKE : String = "browserInvoke" [静的]
BrowserInvokeEvent.BROWSER_INVOKE 定数は、BrowserInvokeEvent オブジェクトの type プロパティの値を定義します。 | BrowserInvokeEvent | ||
arguments | プロパティ |
isHTTPS | プロパティ |
isUserEvent | プロパティ |
sandboxType | プロパティ |
sandboxType:String [読み取り専用] | 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ブラウザー内のコンテンツのサンドボックスタイプです。 これは次のいずれかの値に設定できます。
Security.APPLICATION— コンテンツはアプリケーションセキュリティサンドボックス内にあります。Security.LOCAL_TRUSTED— コンテンツは、信頼できるローカルのセキュリティサンドボックス内にあります。Security.LOCAL_WITH_FILE— コンテンツは local-with-filesystem セキュリティサンドボックス内にあります。Security.LOCAL_WITH_NETWORK— コンテンツは local-with-networking セキュリティサンドボックス内にあります。Security.REMOTE— コンテンツはリモート(ネットワーク)ドメイン内にあります。
実装
public function get sandboxType():String関連する API エレメント
securityDomain | プロパティ |
BrowserInvokeEvent | () | コンストラクター |
public function BrowserInvokeEvent(type:String, bubbles:Boolean, cancelable:Boolean, arguments:Array, sandboxType:String, securityDomain:String, isHTTPS:Boolean, isUserEvent:Boolean)| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
BrowserInvokeEvent クラスのコンストラクター関数です。 通常、開発者が BrowserInvokeEvent() コンストラクターを直接呼び出すことはありません。BrowserInvokeEvent オブジェクトはランタイムによってのみ作成されます。
type:String — Event.type としてアクセス可能なイベントタイプです。
| |
bubbles:Boolean — BrowserInvokeEvent オブジェクトでは false に設定します。
| |
cancelable:Boolean — BrowserInvokeEvent オブジェクトでは false に設定します。
| |
arguments:Array — アプリケーションに渡す引数(ストリング)の配列です。
| |
sandboxType:String — ブラウザー内のコンテンツのサンドボックスタイプです。
| |
securityDomain:String — ブラウザー内のコンテンツのセキュリティドメインです。
| |
isHTTPS:Boolean — ブラウザー内のコンテンツが HTTPS URL スキームを使用するかどうかを示します。
| |
isUserEvent:Boolean — ブラウザー呼び出しがユーザーイベントの結果として起こったかどうかを示します。
|
clone | () | メソッド |
BROWSER_INVOKE | 定数 |
public static const BROWSER_INVOKE:String = "browserInvoke"| 言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
| ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
BrowserInvokeEvent.BROWSER_INVOKE 定数は、BrowserInvokeEvent オブジェクトの type プロパティの値を定義します。
BrowserInvokeEvent オブジェクトには、次のプロパティがあります。
| プロパティ | 値 |
|---|---|
arguments | この呼び出し中に渡されるストリング引数の配列です。 |
sandBoxType | ブラウザーのコンテンツのサンドボックスタイプを表すストリング(Security.APPLICATION、Security.LOCAL_TRUSTED、Security.LOCAL_WITH_FILE、Security.LOCAL_LOCAL_WITH_NETWORK、Security.REMOTE のいずれか)。 |
securityDomain | ブラウザー内のコンテンツのセキュリティドメインを表すストリング("www.example.com" など)です。 |
isHTTPS | ブラウザーコンテンツが HTTPS URL スキームを使用する(true)か、使用しない(false)かを示します。 |
isUserEvent | ブラウザー呼び出しがユーザーイベントの結果として起こったかどうかを示します(AIR 1.0 では常に true になります)。 |
bubbles | なし。 |
cancelable | false は、キャンセルするデフォルトの動作がないことを示します。 |
currentTarget | イベントリスナーで InvokeEvent オブジェクトをアクティブに処理しているオブジェクトを示します。 |
target | 常に NativeApplication object オブジェクトです。 |
関連する API エレメント
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z
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