パッケージ | flash.display |
クラス | public class NativeWindowInitOptions |
継承 | NativeWindowInitOptions Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
この初期化オプションで定義されたプロパティは、ウィンドウが作成された後に変更することはできません。
注意: AIR によって自動的に作成された最初のアプリケーションウィンドウでは、これらのすべてのプロパティ(type
以外)がアプリケーション記述子に設定されます。最初のウィンドウは、常に、NativeWindowType.NORMAL
タイプです。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
maximizable : Boolean
ユーザーがウィンドウを最大化できるかどうかを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
minimizable : Boolean
ユーザーがウィンドウを最小化できるかどうかを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
owner : NativeWindow
この NativeWindowInitOptions で作成されたすべてのウィンドウを所有する NativeWindow オブジェクトを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
renderMode : String
この NativeWindowInitOptions を使用して作成される NativeWindow オブジェクトのレンダリングモードを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
resizable : Boolean
ユーザーがウィンドウのサイズを変更できるかどうかを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
systemChrome : String
ウィンドウでシステムクロムを使用するかどうかを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
transparent : Boolean
ウィンドウが、デスクトップに対する透明度とアルファの組み合わせをサポートするかどうかを指定します。 | NativeWindowInitOptions | ||
type : String
作成するウィンドウのタイプを指定します。 | NativeWindowInitOptions |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
新しい NativeWindowInitOptions オブジェクトを作成します。 | NativeWindowInitOptions | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
maximizable | プロパティ |
maximizable:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ユーザーがウィンドウを最大化できるかどうかを指定します。
システムクロムを使用するウィンドウの場合、この設定はウィンドウの最大化ボタンの外観に影響を与えます。また、Microsoft Windows のウィンドウメニューなど、システムが管理するユーザーインターフェイスのその他の部分にも影響します。
false
に設定されている場合、ユーザーはウィンドウを最大化できません。NativeWindow maximize()
メソッドを直接呼び出すと、ウィンドウは最大化されます。
OS の動作に関する注意:
- Mac OS X など、ウィンドウを最大化してもサイズ変更が可能なオペレーティングシステムでは、
maximizable
およびresizable
を両方ともfalse
に設定し、ウィンドウの拡大やサイズ変更ができないようにする必要があります。 - 一部の Linux ウィンドウマネージャーでは、
maximizable
プロパティがfalse
に設定されている場合でも、ユーザーがウィンドウを最大化できます。
デフォルト値: true。
実装
public function get maximizable():Boolean
public function set maximizable(value:Boolean):void
関連する API エレメント
minimizable | プロパティ |
minimizable:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ユーザーがウィンドウを最小化できるかどうかを指定します。
システムクロムを使用するウィンドウの場合、この設定はウィンドウの最小化ボタンの外観に影響を与えます。また、Microsoft Windows のウィンドウメニューなど、システムが管理するユーザーインターフェイスのその他の部分にも影響します。
false
に設定されている場合、ユーザーはウィンドウを最小化できません。NativeWindow minimize()
メソッドを直接呼び出すと、ウィンドウは最小化されます。
注意:一部の Linux ウィンドウマネージャーでは、minimizable
プロパティが false
に設定されている場合でも、ユーザーがウィンドウを最小化できます。
デフォルト値: true。
実装
public function get minimizable():Boolean
public function set minimizable(value:Boolean):void
関連する API エレメント
owner | プロパティ |
owner:NativeWindow
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 2.6 |
この NativeWindowInitOptions で作成されたすべてのウィンドウを所有する NativeWindow オブジェクトを指定します。
ウィンドウに所有者がある場合、そのウィンドウは常に所有者の前面に表示されます。所有者が最小化、非表示の場合や閉じる場合にも同様に処理されます。
デフォルト値: null
。
実装
public function get owner():NativeWindow
public function set owner(value:NativeWindow):void
関連する API エレメント
renderMode | プロパティ |
renderMode:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 3.0 |
この NativeWindowInitOptions を使用して作成される NativeWindow オブジェクトのレンダリングモードを指定します。
このプロパティの有効な値の定数は、NativeWindowRenderMode クラスで定義されます。
指定されていない場合、renderMode
のデフォルト値は NativeWindowRenderMode.AUTO
になります。
デフォルト値: NativeWindowRenderMode.AUTO。
実装
public function get renderMode():String
public function set renderMode(value:String):void
関連する API エレメント
resizable | プロパティ |
resizable:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ユーザーがウィンドウのサイズを変更できるかどうかを指定します。
false
に設定されている場合、ユーザーはシステムクロムを使用してウィンドウのサイズを変更できません。NativeWindow startResize()
メソッドをマウスイベントに応答して呼び出すと、ユーザーはウィンドウのサイズを変更できます。ウィンドウの境界を直接設定して、ウィンドウのサイズを変更することもできます。
OS の動作に関する注意:
- Mac OS X など、ウィンドウの最大化がサイズ変更操作として扱われるオペレーティングシステムでは、
maximizable
およびresizable
を両方ともfalse
に設定し、ウィンドウを拡大またはサイズ変更できないようにする必要があります。 - 一部の Linux ウィンドウマネージャーでは、
resizable
プロパティがfalse
に設定されている場合でも、ユーザーがウィンドウのサイズを変更できます。
デフォルト値: true。
実装
public function get resizable():Boolean
public function set resizable(value:Boolean):void
関連する API エレメント
systemChrome | プロパティ |
systemChrome:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ウィンドウでシステムクロムを使用するかどうかを指定します。
クロムは、ウィンドウのデスクトッププロパティの制御をユーザーに許可しているウィンドウコントロールを参照します。システムクロムは、AIR アプリケーションが実行されるデスクトップ環境の標準コントロールを使用し、ネイティブオペレーティングシステムの標準的な外観と使用感に従います。
フレームワーク(Flex など)から提供されているクロムを使用する場合、または独自のウィンドウクロムを提供する場合は、systemChrome
を NativeWindowSystemChrome.NONE
に設定します。
このプロパティの有効な値の定数は、NativeWindowSystemChrome クラスで定義されます。
NativeWindowSystemChrome.NONE
NativeWindowSystemChrome.STANDARD
指定されていない場合、systemChrome
のデフォルト値は NativeWindowSystemChrome.STANDARD
になります。
システムクロムを使用するウィンドウに対して transparent
プロパティを true
に設定することはサポートされていません。
デフォルト値: NativeWindowSystemChrome.STANDARD。
実装
public function get systemChrome():String
public function set systemChrome(value:String):void
関連する API エレメント
transparent | プロパティ |
transparent:Boolean
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
ウィンドウが、デスクトップに対する透明度とアルファの組み合わせをサポートするかどうかを指定します。
true
の場合、ウィンドウ表示がデスクトップと合成されます。表示オブジェクトの範囲外にあるウィンドウ領域、またはアルファの設定が 0 に近い表示オブジェクトの範囲内のウィンドウ領域は実質的には不可視になり、マウスイベント(ウィンドウの下のデスクトップオブジェクトによって受け取られる)を取得しません。オブジェクトがマウスイベントを取得しなくなるアルファ値は、オペレーティングシステムによってほぼ .06 から .01 までの値のいずれかになります。
システムクロムを使用するウィンドウに対して transparent
プロパティを true
に設定することはサポートされていません。
注意:一部の Linux ウィンドウマネージャーでは、透明はサポートされません。そのようなシステムでは、ウィンドウの透明な領域が黒で合成されます。
デフォルト値: false。
実装
public function get transparent():Boolean
public function set transparent(value:Boolean):void
type | プロパティ |
type:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
作成するウィンドウのタイプを指定します。
このプロパティの有効な値の定数は、NativeWindowType クラスで定義されます。
NativeWindowType.NORMAL
— 一般的なウィンドウです。normal ウィンドウは、フルサイズのクロムを使用し、Windows または Linux のタスクバーに表示されます。NativeWindowType.UTILITY
— ツールパレットです。utility ウィンドウはスリムなバージョンのシステムクロムを使用し、Windows のタスクバーには表示されません。NativeWindowType.LIGHTWEIGHT
- lightweight ウィンドウはステムクロムを表示できません。Windows または Linux のタスクバーにも表示されません。また、LIGHTWEIGHT ウィンドウには、Windows のシステムメニュー(Alt+ スペースバー)が表示されません。LIGHTWEIGHT ウィンドウは、通知バブルや短時間表示される表示領域を開くコンボボックスなどのコントロールに適しています。type が lightweight のときは、systemChrome
をNativeWindowSystemChrome.NONE
に設定する必要があります。
指定されていない場合、type
のデフォルト値は NativeWindowType.NORMAL
になります。
デフォルト値: NativeWindowType.NORMAL。
実装
public function get type():String
public function set type(value:String):void
関連する API エレメント
NativeWindowInitOptions | () | コンストラクター |
public function NativeWindowInitOptions()
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0 |
新しい NativeWindowInitOptions オブジェクトを作成します。
新しく作成されたオブジェクトのデフォルト値は次のとおりです。
systemChrome = NativeWindowSystemChrome.STANDARD
type = NativeWindowType.NORMAL
transparent = false
owner = null
resizable = true
maximizable = true
minimizable = true
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z