パッケージ | flash.display |
クラス | public final class GraphicsGradientFill |
継承 | GraphicsGradientFill Object |
実装 | IGraphicsFill, IGraphicsData |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
GraphicsGradientFill オブジェクトは、Graphics.drawGraphicsData()
メソッドと共に使用します。GraphicsGradientFill オブジェクトの描画は、Graphics.beginGradientFill()
メソッドの呼び出しに相当します。
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
alphas : Array
colors 配列内の各色に対応するアルファ値の配列です。 | GraphicsGradientFill | ||
colors : Array
グラデーションで使用する RGB 16 進数カラー値の配列です。 | GraphicsGradientFill | ||
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
focalPointRatio : Number
グラデーションの焦点の位置を制御する数値です。 | GraphicsGradientFill | ||
interpolationMethod : String
使用する値を指定する InterpolationMethod クラスの値です。 | GraphicsGradientFill | ||
matrix : Matrix
Matrix クラスで定義される変換マトリックスです。 | GraphicsGradientFill | ||
ratios : Array
色分布の比率の配列です。 | GraphicsGradientFill | ||
spreadMethod : String
使用する spread メソッドを指定する SpreadMethod クラスの値です。 | GraphicsGradientFill | ||
type : String
使用するグラデーションのタイプを指定する GradientType クラスの値です。 | GraphicsGradientFill |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
GraphicsGradientFill(type:String = "linear", colors:Array = null, alphas:Array = null, ratios:Array = null, matrix:* = null, spreadMethod:* = pad, interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0.0)
新しい GraphicsGradientFill オブジェクトを作成します。 | GraphicsGradientFill | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
alphas | プロパティ |
public var alphas:Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
colors 配列内の各色に対応するアルファ値の配列です。有効な値の範囲は 0 ~ 1 です。値が 0 より小さい場合は、0 が使用されます。値が 1 より大きい場合は、1 が使用されます。
colors | プロパティ |
public var colors:Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
グラデーションで使用する RGB 16 進数カラー値の配列です。例えば、赤は 0xFF0000、青は 0x0000FF などです。最大 15 色まで指定できます。 各色について、alphas プロパティと ratios プロパティで対応する値を指定してください。
focalPointRatio | プロパティ |
public var focalPointRatio:Number
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
グラデーションの焦点の位置を制御する数値です。値が 0 の場合は、焦点が中央に設定されます。値 1 は焦点がグラデーション円のいずれかの境界にあることを示します。値が -1 の場合は、焦点がグラデーション円のもう一方の境界に設定されます。-1 未満または 1 より大きい値は、それぞれ -1 または 1 に丸められます。例えば、次の例では focalPointRatio
が 0.75 に設定されています。
interpolationMethod | プロパティ |
interpolationMethod:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
使用する値を指定する InterpolationMethod クラスの値です。 有効な値は、InterpolationMethod.LINEAR_RGB
または InterpolationMethod.RGB
です。
例えば、2 色間のシンプルな線状グラデーション(spreadMethod
パラメーターを SpreadMethod.REFLECT
に設定)の例を次に示します。それぞれの補間方法で、外観は次のように変化します。
InterpolationMethod.LINEAR_RGB | InterpolationMethod.RGB |
実装
public function get interpolationMethod():String
public function set interpolationMethod(value:String):void
関連する API エレメント
matrix | プロパティ |
public var matrix:Matrix
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
Matrix クラスで定義される変換マトリックスです。flash.geom.Matrix クラスには、createGradientBox()
メソッドがあります。このメソッドを使用すると、beginGradientFill()
メソッドで使用するマトリックスを設定できます。
関連する API エレメント
ratios | プロパティ |
public var ratios:Array
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
色分布の比率の配列です。 有効な値の範囲は 0 ~ 255 です。この値は、100%でサンプリングされる色の幅の割合をパーセントで定義します。 値 0 はグラデーションボックスの左の位置を表し、値 255 はグラデーションボックスの右の位置を表します。
注意:この値は、グラデーションボックス内の位置を表すもので、最終グラデーションの座標空間を表すものではありません。最終グラデーションは、グラデーションボックスより広くなったり狭くなったりする場合があります。colors
プロパティの値ごとに、対応する値を指定してください。
例えば、青と緑の 2 色を含む線状グラデーションの場合、次の例は、ratios
配列の様々な値に基づいて配置される色を示します。
ratios | グラデーション |
---|---|
[0, 127] | |
[0, 255] | |
[127, 255] |
配列内の値は、[0, 63, 127, 190, 255]
のように順に増やしていく必要があります。
spreadMethod | プロパティ |
spreadMethod:String
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
使用する spread メソッドを指定する SpreadMethod クラスの値です。 値は SpreadMethod.PAD
、SpreadMethod.REFLECT
、または SpreadMethod.REPEAT
です。
例えば、2 つの色の間のシンプルな線状グラデーションを次の例に示します。
import flash.geom.* import flash.display.* var fillType:String = GradientType.LINEAR; var colors:Array = [0xFF0000, 0x0000FF]; var alphas:Array = [1, 1]; var ratios:Array = [0x00, 0xFF]; var matr:Matrix = new Matrix(); matr.createGradientBox(20, 20, 0, 0, 0); var spreadMethod:String = SpreadMethod.PAD; this.graphics.beginGradientFill(fillType, colors, alphas, ratios, matr, spreadMethod); this.graphics.drawRect(0,0,100,100);
この例では spread メソッドに SpreadMethod.PAD
を使用しているため、グラデーションの塗りは次のようになります。
spread メソッドに SpreadMethod.REFLECT
を使用する場合、グラデーションの塗りは次のようになります。
spread メソッドに SpreadMethod.REPEAT
を使用する場合、グラデーションの塗りは次のようになります。
実装
public function get spreadMethod():String
public function set spreadMethod(value:String):void
関連する API エレメント
type | プロパティ |
GraphicsGradientFill | () | コンストラクター |
public function GraphicsGradientFill(type:String = "linear", colors:Array = null, alphas:Array = null, ratios:Array = null, matrix:* = null, spreadMethod:* = pad, interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0.0)
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
新しい GraphicsGradientFill オブジェクトを作成します。
パラメーターtype:String (default = "linear ") — 使用するグラデーションのタイプを指定する GradientType クラスの値は、次のとおりです。GradientType.LINEAR または GradientType.RADIAL 。
| |
colors:Array (default = null ) — グラデーションで使用する RGB 16 進カラー値の配列(赤 0xFF0000、青 0x0000FF など)。最大 15 色まで指定できます。 各色について、alphas パラメーターと ratios パラメーターで対応する値を指定してください。
| |
alphas:Array (default = null ) — colors 配列内の各色に対応するアルファ値の配列。有効な値は 0 ~ 1 です。 値が 0 より小さい場合は、0 が使用されます。値が 1 より大きい場合は、1 が使用されます。
| |
ratios:Array (default = null ) — 色分布比率の配列です。0 ~ 255 の範囲の値を指定できます。この値は、100%でサンプリングされる色の幅の割合をパーセントで定義します。 値 0 はグラデーションボックスの左の位置を表し、255 はグラデーションボックスの右の位置を表します。
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matrix:* (default = null ) — flash.geom.Matrix クラスで定義される変換マトリックスです。flash.geom.Matrix クラスには、createGradientBox() メソッドがあります。このメソッドを使用すると、beginGradientFill() メソッドで使用できるマトリックスを容易に設定できます。
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spreadMethod:* (default = pad ) — 使用する spread メソッドを指定する SpreadMethod クラスの値は、次のいずれかです。SpreadMethod.PAD 、SpreadMethod.REFLECT 、または SpreadMethod.REPEAT 。
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interpolationMethod:String (default = "rgb ") — 使用する値を指定する InterpolationMethod クラスの値は、InterpolationMethod.LINEAR_RGB または InterpolationMethod.RGB です。
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focalPointRatio:Number (default = 0.0 ) — グラデーションの焦点の位置を制御する数値です。値が 0 の場合は、焦点が中央に設定されます。値が 0 の場合は、焦点がグラデーション円の一方の境界に設定されます。値が -1 の場合は、焦点がグラデーション円のもう一方の境界に設定されます。-1 未満または 1 より大きい値は、それぞれ -1 または 1 に丸められます。
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関連する API エレメント
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z