解像度
とは、ビデオファイルの高さと幅をピクセル単位で表したものです。ほとんどのソースビデオが高解像度(1920 x 1080 など)で保存されています。ビデオをストリーミングする際には、ソースビデオを低い解像度(640 x 480 以下)に圧縮します。
解像度とデータレートは、ビデオ画質を決定する相互に関係する 2 つの要素です。ビデオ画質を維持するには、ビデオファイルのピクセル数が多いほど(高解像度であるほど)、データレートが高くなければなりません。例えば、解像度が 320 x 240 と 640 x 480 のビデオファイルのピクセル数/フレームについて考えてみましょう。
解像度
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ピクセル/フレーム
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320 x 240
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76,800
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640 x 480
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307,200
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解像度が 640 x 480 のファイルのピクセル/フレームは、解像度が 320 x 240 の 4 倍です。これらの 2 つの解像度で同じデータレートを得るためには、640 x 480 のファイルを 4 倍の圧縮率で圧縮します。ただし、これによりビデオ画質が低下する可能性があります。このため、ビデオデータレートが 250 Kbps の場合、解像度 320 x 240 のファイルは高画質で表示されますが、解像度 640 x 480 のファイルは高画質で表示されません。

一般的に、データレートが高いほどビデオ画質が向上し、解像度が高いほどビデオ画質を維持するのに高いデータレートが必要になります(低解像度の場合と比べて)。
解像度とデータレートは相互に関係しているため、ビデオをエンコードする際には次のいずれかの手順に従います。
マスタービデオファイルのビデオエンコーディングプリセットを選択または作成する場合は、この表を使用して適切な解像度を判断してください。
解像度
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高さ(ピクセル)
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画面サイズ
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240p
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240
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極小画面
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300p
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300
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小画面 - 主に携帯端末用
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360p
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360
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小画面
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480p
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480
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中画面
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720p
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720
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大画面
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1080p
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1080
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大画面(高精細)
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