Web や携帯端末に配信する単一のビデオまたはアダプティブビデオセットを作成するには、まずマスタービデオファイルを Scene7 Publishing System にアップロードします。Scene7 によりビデオが MP4 形式にエンコードされ、次のファイル形式で公開されます。
- MP4
- Scene7 では、優先されるビデオファイル形式として MP4 が推奨されます。以下の項目には、MP4 ファイルを使用します。
デスクトップでの HTTP ダイナミックストリーミング
HTTP ライブストリーミング(Apple のストリーミングプロトコル)
Android、Blackberry および Windows 携帯端末向けのブログレッシブビデオ配信
- OGG Theora
- Flash に対応していないデスクトップや携帯端末へのプログレッシブビデオ配信には、OGV ファイルを使用します。
- Flash FLV および F4V ファイル
- デスクトップの Adobe Flash Player へのプログレッシブまたはストリーミングビデオ配信には、FLV または F4V ファイルを使用します。
Scene7 には、ビデオファイルをアップロードするための 2 つのワークフローがあります。
- エンコード済みビデオ
- FLV、F4V および MP4 ファイルを Scene7 に直接アップロードします。このワークフローでは、アップロード時にファイルはエンコードされません。ファイルは、準備段階でデスクトップや携帯端末への配信用にあらかじめエンコードされています。
- マスターソースビデオ
- マスターソースビデオファイルをアップロードし、アップロード時にこれらのファイルを MP4 ファイルにエンコードします。エンコードされたビデオには、参照パネルで「ビデオ」というラベルが付けられます。Scene7 は、多数の形式でのビデオファイルのエンコードをサポートしています。
詳しくは、ビデオのエンコーディングのベストプラクティスを参照してください。
Scene7 ではビデオサムネールも生成されます。ビデオサムネール、ビデオサムネールの URL の取得方法、ポスターフレームの変更方法についても詳しく説明しています。
詳しくは、ビデオサムネールの操作を参照してください。
ビデオをアップロードしてエンコードするには
 次のいずれかの操作を行います。
ビデオが既にエンコードされている場合
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グローバルナビゲーションバーで「アップロード」をクリックします。
アップロード画面で「デスクトップから」をクリックします。
アップロードページのアップロードするファイルを選択パネルで「参照」をクリックし、MP4 または F4V ビデオファイルの場所へ移動し、「開く」をクリックします。
保存先フォルダーを選択パネルで、アップロードするファイルの保存先フォルダーを選択します。
アップロードページで、「アップロード後に公開」がチェックされていることを確認します。
「アップロードを送信」をクリックします。
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Scene7 Publishing System を使用してビデオをエンコードする場合
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グローバルナビゲーションバーで「アップロード」をクリックします。
アップロード画面で「デスクトップから」をクリックします。
アップロードするファイルを選択パネルで「参照」をクリックし、マスターソースビデオファイルの場所へ移動し、「開く」をクリックします。
保存先フォルダーを選択パネルで、アップロードするファイルの保存先フォルダーを選択します。
ページ右下隅の「オプション」をクリックします。
アップロードオプションを設定ダイアログボックスで、「eVideo オプション」を展開します。
次のいずれかの操作を行います。
アップロードオプションを設定ダイアログボックスで、「保存」をクリックします。
アップロードページで、「アップロード後に公開」がチェックされていることを確認します。
アップロードページ右下隅の「アップロードを送信」をクリックします。
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以前にアップロードしたビデオファイルを再度エンコードする場合
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Scene7 の参照パネルで、ビデオの場所に移動して選択します。
ファイル/再処理をクリックします。
アセットの再処理ダイアログボックスで、「eVideo オプション」を展開します。
次のいずれかの操作を行います。
アセットの再処理ダイアログボックスで、「送信」をクリックします。
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アダプティブビデオエンコーディングプリセットを使用する場合、または複数のシングルエンコーディングプリセットを使用する場合は、結果的に複数のビデオエンコーディングを含むアダプティブビデオセットが自動的に作成されます。また、個々のビデオを選択して、アダプティブビデオセットを手動で作成することもできます。
自動または手動を問わずアダプティブビデオセットを生成した場合には、MP4 および M4V ファイルタイプのみが作成されます。
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