パッケージ | mx.managers |
クラス | public class CursorManager |
継承 | CursorManager Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
例えば、完了するまでユーザーが待つ必要があるような処理がアプリケーションで実行される場合、カーソルを変更することで、今は待ち状態であることを表すことができます。 この場合は、カーソルを砂時計などのイメージに変更します。
また、ユーザーが実行できるアクションを示すために、カーソルを変更してユーザーにフィードバックする場合もあります。 例えば、ユーザー入力が有効な場合を示すカーソルイメージと、ユーザー入力が無効な場合を示すカーソルイメージを変えることができます。 カーソルイメージには、JPEG、GIF、PNG、または SVG イメージや、Sprite オブジェクト、SWF ファイルを使用できます。
CursorManager のメソッドとプロパティはすべて静的なので、そのインスタンスを作成する必要はありません。
AIR では、各 mx.core.Window インスタンスは CursorManager クラスの独自のインスタンスを使用します。 CursorManager クラスの静的メソッドとプロパティを直接参照するのではなく、Window.cursorManager
プロパティを使用して、Window インスタンスに対する CursorManager インスタンスを参照します。
さらに例を参照
関連する API エレメント
プロパティ | 定義元 | ||
---|---|---|---|
constructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクター関数への参照です。 | Object | ||
currentCursorID : int [静的]
現在のカスタムカーソルの ID です。システムカーソルが表示されている場合は NO_CURSOR になります。 | CursorManager | ||
currentCursorXOffset : Number [静的]
マウスポインターを基準としたカスタムカーソルの x オフセット(ピクセル単位)です。 | CursorManager | ||
currentCursorYOffset : Number [静的]
マウスポインターを基準としたカスタムカーソルの y オフセット(ピクセル単位)です。 | CursorManager |
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
getInstance():ICursorManager [静的]
AIR アプリケーション内の各 mx.core.Window インスタンスには、独自の CursorManager インスタンスがあります。 | CursorManager | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
[静的]
カーソルを非表示にします。 | CursorManager | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
[静的]
カーソルリストからすべてのカーソルを削除して、システムカーソルを復元します。 | CursorManager | ||
[静的]
カーソルリストからビジーカーソルを削除します。 | CursorManager | ||
[静的]
カーソルリストから 1 つのカーソルを削除します。 | CursorManager | ||
[静的]
ビジーカーソルを表示します。 | CursorManager | ||
[静的]
新しいカーソルを作成し、必要に応じてカーソルに優先度を設定します。 | CursorManager | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
[静的]
カーソルを表示します。 | CursorManager | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
スタイルには共通スタイルと特定のテーマに関連するスタイルがあります。共通スタイルは、任意のテーマと共に使用できます。特定のテーマに関連するスタイルは、アプリケーションがそのテーマを使用する場合にのみ使用できます。
スタイル | 説明 | 定義元 | ||
---|---|---|---|---|
busyCursor | 型: Class CSS 継承: いいえ 言語バージョン: ActionScript 3.0 製品バージョン: Flex 3 ランタイムバージョン: Flash9, AIR 1.1 ビジーカーソルのスキン。 デフォルト値: mx.skins.halo.BusyCursor 。 | CursorManager | ||
busyCursorBackground | 型: Class CSS 継承: いいえ 言語バージョン: ActionScript 3.0 製品バージョン: Flex 3 ランタイムバージョン: Flash9, AIR 1.1 ビジーカーソルの背景のスキンとして使用するクラスです。デフォルト値は、Assets.swf ファイルの "cursorStretch" シンボルです。 | CursorManager |
定数 | 定義元 | ||
---|---|---|---|
NO_CURSOR : int = 0 [静的]
CursorManager で管理されているカーソルがないため、システムカーソルが表示されている場合に、currentCursorID プロパティの値となる定数です。 | CursorManager |
currentCursorID | プロパティ |
currentCursorXOffset | プロパティ |
currentCursorYOffset | プロパティ |
getInstance | () | メソッド |
public static function getInstance():ICursorManager
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
AIR アプリケーション内の各 mx.core.Window インスタンスには、独自の CursorManager インスタンスがあります。 このメソッドは、メイン Window インスタンスの CursorManager インスタンスを返します。
戻り値ICursorManager — AIR アプリケーション内のメイン Window インスタンスの CursorManager インスタンスです。
|
hideCursor | () | メソッド |
public static function hideCursor():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カーソルを非表示にします。 カーソルの可視性は参照カウントされません。 1 回の hideCursor()
メソッドの呼び出しで、常にカーソルが非表示になります。これは、showCursor()
メソッドの呼び出し回数に関係ありません。
このメソッドを呼び出しても、システムカーソルには影響がありません。 システムカーソルを直接制御するには、Mouse.show()
メソッドおよび Mouse.hide()
メソッドを使用します。
removeAllCursors | () | メソッド |
public static function removeAllCursors():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カーソルリストからすべてのカーソルを削除して、システムカーソルを復元します。
removeBusyCursor | () | メソッド |
public static function removeBusyCursor():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カーソルリストからビジーカーソルを削除します。 他のビジーカーソル要求がカーソルリスト内でまだアクティブな場合、つまり setBusyCursor()
メソッドを 2 回以上呼び出していた場合には、ビジーカーソルがリストからすべて削除されるまで、ビジーカーソルは消えません。
removeCursor | () | メソッド |
public static function removeCursor(cursorID:int):void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カーソルリストから 1 つのカーソルを削除します。 削除対象のカーソルが現在表示されている場合、CursorManager は、リスト内に次のカーソルがあれば、そのカーソルを表示します。 リストが空になると、CursorManager はデフォルトのシステムカーソルを表示します。
パラメーター
cursorID:int — 削除するカーソルの ID です。
|
setBusyCursor | () | メソッド |
public static function setBusyCursor():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
ビジーカーソルを表示します。 ビジーカーソルの優先度は CursorManagerPriority.LOW です。このため、これより高い優先度のカーソルがカーソルリストに含まれている場合、そのカーソルが削除されるまでビジーカーソルは表示されません。 より高い優先度のビジーカーソルを作成するには、setCursor()
メソッドを使用します。
setCursor | () | メソッド |
public static function setCursor(cursorClass:Class, priority:int = 2, xOffset:Number = 0, yOffset:Number = 0):int
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
新しいカーソルを作成し、必要に応じてカーソルに優先度を設定します。 新しいカーソルはカーソルリストに追加されます。
パラメーター
cursorClass:Class — 表示するカーソルのクラスです。
| |
priority:int (default = 2 ) — カーソルの優先度レベルを指定する整数。 有効な値は、CursorManagerPriority.HIGH 、CursorManagerPriority.MEDIUM および CursorManagerPriority.LOW です。
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xOffset:Number (default = 0 ) — マウスポインターを基準としたカーソルの x オフセットをピクセル単位で指定する数値です。
| |
yOffset:Number (default = 0 ) — マウスポインターを基準としたカーソルの y オフセットをピクセル単位で指定する数値です。
|
int — カーソルの ID です。
|
関連する API エレメント
showCursor | () | メソッド |
public static function showCursor():void
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
カーソルを表示します。 カーソルの可視性は参照カウントされません。 1 回の showCursor()
メソッドの呼び出しで、常にカーソルが表示されます。これは、hideCursor()
メソッドの呼び出し回数に関係ありません。
このメソッドを呼び出しても、システムカーソルには影響がありません。 システムカーソルを直接制御するには、Mouse.show()
メソッドおよび Mouse.hide()
メソッドを使用します。
NO_CURSOR | 定数 |
public static const NO_CURSOR:int = 0
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
製品バージョン: | Flex 3 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 9, AIR 1.1 |
CursorManager で管理されているカーソルがないため、システムカーソルが表示されている場合に、currentCursorID
プロパティの値となる定数です。
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z