パッケージ | flash.errors |
クラス | public dynamic class ScriptTimeoutError |
継承 | ScriptTimeoutError Error Object |
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | AIR 1.0, Flash Player 9, Flash Lite 4 |
2 つの ScriptTimeoutError 例外がスローされます。最初の例外は、明確にキャッチして終了できます。例外ハンドラーがない場合は、不明な例外によって実行が終了します。2 番目の例外は、スローされてもユーザーコードではキャッチされず、不明な例外のハンドラーが実行されます。この例外をキャッチできないのは、プレーヤーが無期限にハングしないようにするためです。
パブリックプロパティ
パブリックメソッド
メソッド | 定義元 | ||
---|---|---|---|
ScriptTimeoutError(message:String = "")
新しい ScriptTimeoutError オブジェクトを作成します。 | ScriptTimeoutError | ||
エラー発生時のエラーの呼び出しスタックをストリングで返します。 | Error | ||
オブジェクトに指定されたプロパティが定義されているかどうかを示します。 | Object | ||
Object クラスのインスタンスが、パラメーターとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。 | Object | ||
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。 | Object | ||
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。 | Object | ||
ロケール固有の規則に従って書式設定された、このオブジェクトのストリング表現を返します。 | Object | ||
[オーバーライド]
デフォルトでは "Error" というストリングを返します。Error.message プロパティが定義されている場合は、その値を返します。 | Error | ||
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。 | Object |
コンストラクターの詳細
ScriptTimeoutError | () | コンストラクター |
例 この例の使用方法
ScriptTimeoutErrorExample.as
次の例では、サンプル ScriptTimeoutErrorExample クラスを使用して、スクリプトのタイムアウトが生じた場合に生成されるエラーを示します。これを行うには、以下の手順を実行します。
- Boolean 型の
keepLooking
プロパティが宣言されます。 - コンストラクターが
lockMachine()
メソッドをエラー処理コードセグメント内で呼び出します。このコードセグメントは ScriptTimeoutError オブジェクトをキャッチするものです。 lockMachine()
メソッドには無限while
ループが含まれています。- しばらくすると、ScriptTimeoutError がスローされます。コンストラクターはそれをキャッチし、
trace
ステートメントを使用してエラーメッセージを出力し、keepLooking
のブール値をfalse
にリセットします。これにより、while
ループ(lockMachine()
内)が終了します。
package { import flash.display.Sprite; import flash.errors.ScriptTimeoutError; public class ScriptTimeoutErrorExample extends Sprite { private var keepLooping:Boolean = true; public function ScriptTimeoutErrorExample() { try { lockMachine(); } catch(e:ScriptTimeoutError) { trace(e); // ScriptTimeoutError: Error #1502: A script has executed for longer than 15 seconds keepLooping = false; } } private function lockMachine():void { while(keepLooping){ } } } }
Tue Jun 12 2018, 10:34 AM Z