イベントスローの受信

プロセスではイベントを受信して、スローされたイベントに対応します。 イベント受信 は長時間プロセスのプロセスダイアグラムに追加するアクティビティです。イベント受信は、イベントのスローが属しているプロセスの実行中に、イベントのスローに対応します。
注意: イベント受信を短時間プロセスに追加することはできません。

イベント受信はプロセスダイアグラムではアイコンとして表示されます。イベント受信には操作と同様に、イベントで開始または終了するルートを設定することができます。イベント受信へのルートが実行されると、イベント受信はイベントがスローされるまで待機します。イベントが受信され、イベントに設定されたイベントフィルターに従って処理されてから、プロセスは続行します。イベントフィルターはイベント受信が応答するための条件を定義します。例えば、フィールドのイベントメッセージデータが一定値を超えた場合に限りイベントが応答するように設定できます。

イベント受信は他のプロセスやアプリケーション、同じプロセス、またはイベントフレームワークを使用する Adobe Flex アプリケーションでスローされたイベントを受信できます。

イベント受信の追加と設定

* 9.5 の新機能 *

タイマー、非同期、例外の各イベントタイプについて、イベント受信を長時間プロセスに追加できます。

  1. Event Picker  を Activity ツールバーからプロセスダイアグラムの未使用の部分にドラッグします。

  2. (オプション)「Name」ボックスに、デフォルトの名前の代わりに使用する新しい名前を入力します。

  3. (オプション)特定のイベントを検索するには、「Find」ボックスのデフォルトの文字列を任意の値に置き換えます。

  4. いずれかのイベントカテゴリでイベントタイプを選択し、「OK」をクリックします

    注意: タイマーカテゴリは、カスタムタイマーイベントが少なくとも 1 つ作成および配置されていないと表示されません。AEM forms にはデフォルトのシステムタイマーイベントはありません。展開されていないカスタムタイマーイベントは現在のアプリケーションカテゴリに表示されません( カスタムイベントタイプ を参照)。
  5. Event Behavior Configuration ダイアログボックスで「Event Receive」を選択します。

  6. (オプション)イベントフィルターを追加します。( イベントフィルターの作成 を参照)。

  7. (オプション)イベントデータをプロセス変数に格納します。( プロセス変数へのイベントデータの格納 を参照してください。

  8. 「OK」をクリックします。