イベントフィルターの作成

* 9.5 の新機能 *

イベントフィルターはイベントデータの情報に基づいています。イベントデータとイベントメッセージデータはプロセスデータとして保存できます。

イベント取得、イベント受信、イベント開始ポイントのイベントフィルターを作成すると、イベントの発生時の処理条件を指定できます。イベントフィルターはイベントデータまたはイベントメッセージデータに対する条件を指定します。イベントフィルターには 1 つ以上のフィルター式を設定できます。どの式も、処理対象となるイベントについて True と評価する必要があります。

注意: イベントに対してフィルターが作成されていない場合、イベントは常に処理対象となります。

イベントフィルターは次の式で構成されます。

expression1 operator expression2
  • expression1 はフィルターキーまたはプロセスデータツリーの値に評価するための XPath 式です。

  • operator は選択した算術演算子です。

  • expression2 はリテラル値またはプロセスデータツリーの値に評価するための XPath 式です。

次のイベントフィルターの例では、 creditscore フィルターキーに 800 より大きい値が格納されている場合、フィルターは True を返します。

/data/applicants/Applicant/creditscore > 800

イベントフィルターの追加

* 9.5 の新機能 *

  1. 既存のイベント受信を変更する場合は、イベント受信を右クリックして「Event Properties」を選択します。それ以外の場合はステップ 2 に進みます。

  2. 「Event Filter」タブで「Add」ボタンをクリックします。

  3. 「Event Filter」ボックスの横の省略記号  ボタンをクリックします。

  4. Map Event Content ダイアログボックスの「Event Data」ペインで要素を拡張します。

  5. 送信するイベントデータを表す要素をダブルクリックして、「OK」をクリックします。

  6. 「Operator」リストで、使用する条件を指定するための演算子を選択します。例えば、「Event Data」ボックスで設定した値よりイベントデータの値が大きい場合を指定するには、「~より大きい」を示す記号(>)を選択します。

  7. 「Event Data Value」では、イベントデータをリテラル値として割り当てるか、XPath 値として割り当てるかを選択できます。

    • LITERAL:「Event Data」ボックスで、イベントデータに割り当てる値を入力します。

    • XPATH:「Event Data Value」ボックスの横にある省略記号ボタンをクリックします。Asynchronous Event Throw Configuration ダイアログボックスで XPath 式を作成し、「OK」をクリックします。

  8. 「OK」をクリックします。

  9. (オプション)フィルターをさらに追加するには、ステップ 2 ~ 8 を繰り返して「OK」をクリックします。

イベントフィルターの編集

* 9.5 の新機能 *

  1. 既存のイベント受信を変更する場合は、イベント受信を右クリックして「Event Properties」を選択します。それ以外の場合はステップ 2 に進みます。

  2. 「Event Filter」タブで、イベントフィルターを選択して「Edit」ボタンをクリックします。

  3. Map Data ダイアログボックスで、「Event Filter」、「Operator」、「Event Data Value」の各値を変更し、「OK」をクリックします。

  4. 必要に応じてステップ 2 ~ 3 を繰り返して「OK」をクリックします。

イベントフィルターの削除

* 9.5 の新機能 *

  1. 既存のイベント受信を変更する場合は、イベント受信を右クリックして「Event Properties」を選択します。それ以外の場合はステップ 2 に進みます。

  2. 「Event Filter」タブで、イベントフィルターを選択して「Remove」ボタンをクリックします。

  3. 必要に応じてステップ 2 を繰り返して「OK」をクリックします。