開始ポイント
は、イベントのスロー時に短時間プロセスと長時間プロセスを開始する特殊なイベント受信です。開始ポイントは必ずスローされたイベントに対応します。開始ポイントイベントはイベント受信とほぼ同様ですが、プロセスのアクティベーションと同時にイベントをリスンするという点が異なります。
開始ポイントに対して
イベントフィルター
を設定すると、イベントの処理を行うかどうかを判別できます。イベントフィルターはイベントデータの情報に基づいています。イベントデータとイベントメッセージデータはプロセスデータとして保存できます。
プロセスダイアグラムには複数の開始ポイントイベントを設定できますが、タイプごとに 1 つしか設定できません。例えば、TaskConsulted 開始ポイントイベントは 1 つだけ、TaskEscalationTimer 開始ポイントイベントも 1 つだけしか設定できません。すべての開始ポイントは、プロセスの開始アクティビティへのルートに自動的に接続されます。
イベント開始ポイントの追加
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イベント
をプロセスダイアグラムの未使用の部分にドラッグします。
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(オプション)「Name」ボックスに、デフォルトの名前の代わりに使用する新しい名前を入力します。
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(オプション)特定のイベントを検索するには、「Find」ボックスのデフォルトの文字列を任意の値に置き換えます。
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Event Behavior Configuration ダイアログボックスで「Event StartPoint」が選択されていることを確認します
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(オプション)イベントフィルターを追加します(
イベントフィルターの追加
を参照)。
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(オプション)イベントデータをプロセス変数に格納します(
プロセスデータマップの追加
を参照)。
注意:
値を格納する変数は入力変数である必要があります。
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「OK」をクリックします。
イベント開始ポイントの設定
開始ポイントイベントはイベント受信とほぼ同様ですが、プロセスのアクティベーションと同時にイベントをリスンするという点が異なります。
プロセスダイアグラムには複数の開始ポイントイベントを設定できますが、タイプごとに 1 つしか設定できません。例えば、TaskConsulted 開始ポイントイベントは 1 つだけ、TaskEscalationTimer 開始ポイントイベントも 1 つだけしか設定できません。すべての開始ポイントは、プロセスの開始アクティビティへのルートに自動的に接続されます。
イベントを開始ポイントとして設定するには:
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プロセスダイアグラムに既にあるイベントのスローまたは受信について、イベントを右クリックして「Set Start Point」を選択します。Event Start Point Configuration ダイアログボックスが表示されます。
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「Name」ボックスで、意味がありわかりやすいイベント名を入力します。この値はプロセスダイアグラムに表示されます。
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「Filter」タブで、イベントのフィルターを作成します。(
イベントフィルターの作成
を参照)。
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「Callback Process Data Map」タブで、イベントのプロセスデータマップを作成します。(
プロセス変数へのイベントデータの格納
を参照)。
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「OK」をクリックします。
イベントを開始アクティビティとして設定
イベントのスローをプロセスの開始アクティビティとして設定すると、プロセスが開始したことをリスナーに通知できます。例えば、開始アクティビティはプロセスが呼び出された時点でサーバーに通知を送信できます。
イベントの発生に対応してプロセスを開始するには、イベント開始ポイントを使用します。(
イベント開始ポイント
を参照)。
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