会社の管理者は、すべての使用可能なスキーマから構成されるリストを表示できます。アプリケーション設定/メタデータ/メタデータスキーマを開きます。
最初は、XMP のようなグローバル標準スキーマのリストは非表示になっています。リストの下部にあるチェックボックスを使用してこれらを表示できます。
会社の管理者は新しいカスタムスキーマを作成するか、既存のカスタムスキーマを編集できます。
メタデータスキーマエディタを使用して以下のアクションを実行できます。
アクション
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説明
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追加
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新しいプロパティをスキーマに追加します。モーダルダイアログは、ID、ラベル、構造、およびデータタイプの各情報を収集します。
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選択値を追加
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自由選択、または選択肢から選択の構造を使用して、選択可能な新しい選択肢をプロパティに追加します。すべての選択値は同じタイプを持ちます。ボタンを有効にするために、プロパティ自体を選択する必要があります。
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編集
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プロパティまたは選択値のラベルを編集します。変更できるのはラベルのみであり、ID とタイプの情報は変更できません。
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上へ移動/下へ移動
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スキーマ内の順序は、UI に反映されます。順序を変更するには、プロパティまたは選択値を選択し、ボタンを使用して移動します。現時点では、ドラッグアンドドロップはサポートされていません。
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削除
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スキーマからプロパティまたは選択値を削除します。この操作で、XMP ブロックまたはデータベースから値が削除されることはありません。プロパティはメタデータビューでは使用できなくなり、アセットの詳細ビューから削除されます。そのプロパティをメタデータサーバに公開していた場合は、「強制的に公開」を実行し、公開用のメタデータサーバからデータを削除します。
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システムは、ユーザ定義フィールドに対応するカスタムスキーマを自動的に生成し、「s7udf」プリフィックスを付けます。これらは既存のユーザ定義フィールドであり、独自の「設定」セクションで編集されます。
注意:
スキーマを変更しても、アセットのメタデータ自体は決して変更されません。ただし、スキーマの変更は、変更後は SPS およびメタデータサーバのどの機能でも表示されなくなり、アクセスすることもできません。同様に、アセットに対応するメタデータが存在する場合、対応するスキーマを作成すると、SPS およびメタデータサーバでそのメタデータが使用できるようになります。
メタデータスキーマエディタは、SPS の内部で会社のカスタムスキーマをグラフィック形式で追加または編集するための手段を提供します。スキーマは、プリフィックス、名前空間、およびプロパティリストで定義されます。
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名前
スキーマの UI 名。メタデータビューおよび詳細検索でプロパティを識別するために使用します。基本、IPTC、PDF のような XMP セクションに似ています。
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プリフィックス
スキーマの技術的な固有の識別子です。a ~ z、および A ~ Z の英字に限定されています。プリフィックスは SPS UI の中で表示されませんが、アセットに対応するメタデータを XMP ブロックおよびアドビ システムズ社のデータベースに格納するときに使用されます。メタデータサーバおよび取り込みに関連するメタデータ検索クエリの中で、メタデータフィールドを固有に識別するために、プリフィックスが使用されます。
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名前空間
スキーマに関する技術的な固有の識別子であり、通常はhttp://your.company.com/name/version/ という形式の URL です。標準スキーマリストで例を参照してください。名前空間は SPS UI の中で表示されませんが、メタデータを XMP ブロックに格納するときに使用されます。
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説明
スキーマに関する自由形式の説明。
注意:
プリフィックスと名前空間は編集できません。これらのプロパティを変更するには、スキーマを削除し、もう一度作成する必要があります。
プロパティは、このスキーマとともに XMP ブロックに格納できるメタデータを記述します。プロパティは以下のもので構成されます。
プロパティ
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説明
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ID
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このプロパティの技術的な識別子。ID は SPS UI の中で表示されませんが、アセットに対応するメタデータを XMP ブロックおよびアドビ システムズ社のデータベースに格納するときに使用されます。ID は、メタデータサーバに対して検索クエリを作成するために使用されます。ID には、以下のようないくつかの制限があります。
ID は作成した後に変更できません。
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ラベル
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このプロパティの UI 名。
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構造
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データタイプとともに、プロパティのタイプを決定します。構造は次のいずれかです。
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シンプルタイプ:データタイプの単一の値
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シーケンス:同じデータタイプを持つ複数の値から構成されるリスト
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自由選択:定義済みのリストからいずれかの項目を選択、またはフリーテキストを入力。データタイプは文字列または整数のみを使用可能
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選択肢から選択:定義済みのリスト(ポップアップまたはコンボボックス)からいずれかの項目を選択
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データタイプ
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以下の使用可能なタイプから選択します。
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文字列
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整数
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浮動小数点
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はい/いいえ(ブール値)
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日付
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プロパティが自由選択、または選択肢から選択の構造を持つ場合は、少なくとも 1 つの選択値を指定する必要があります。自由選択では変更が可能です。選択肢から選択では変更が不可能です。すべての選択値は、プロパティと同じデータタイプを持ちます。
プロパティ
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説明
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ID
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この値の技術的な識別子。ID は SPS UI の中で表示されませんが、アセットに対応するメタデータを XMP ブロックおよびデータベースに格納するときに使用されます。ID は、メタデータサーバに対する検索クエリの中で使用されます。ID にスペースを含めることはできません。ID は作成した後に変更できません。
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ラベル
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この値の UI 名。
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