注意:
ユニバーサルビューアの使用はベストプラクティスではなく、お勧めしません。従来の使用法のみが想定されています。ベストプラクティスとして、Scene7 Publishing System に付属する HTML5 ビューアを使用します。
詳しくは、
ベストプラクティス:HTML5 ビデオビューアの使用
を参照してください。
Scene7 ビューアプリセット互換表
も参照してください。
ユニバーサルビューアを使用すると、1 つの URL から、デスクトップ、スマートフォン、タブレットなどの複数の画面に、ビデオや画像を公開できます。
これまでは、プラットフォームが違うとサポートテクノロジも Flash や HTML5 などと違っていたため、独自のビューアを作成しなければなりませんでした。そのうえ、異なるエクスペリエンス間で切り替えられるように独自のデバイス検出を作成しなければなりませんでした。こうしたことから、プロセス全体で必要とされる開発作業が非常に多くなり、複数の URL の管理も必要となっていました。
ユニバーサルビューアを設定すると、Scene7 が Web サイト、モバイルサイト、モバイルアプリに配信および統合できる単一の URL を提供します。加えて、Scene7 Publishing System がデバイス検出を自動的に行い、お客様に適切なコンテンツを適切なビューアで適切なデバイスに送信します。
ユニバーサルビューアの具体的な設定はアプリケーション設定で行います。設定可能なビューアタイプにはズーム、画像セット、スウォッチセット、スピン、eCatalog、ビデオがあります。
また、既存のユニバーサルビューアプリセットを、独自の名前のユニバーサルビューアプロファイルを作成するための基本として使用することもできます。例えば、ローカライズ用、同じ会社内の異なる事業部用、製品カテゴリ用、各季節用(春の eCatalog ユニバーサルビューアと夏の eCatalog ユニバーサルビューアなど)に同じタイプの異なるビューアを作成することができます。
ズームなどのビューアタイプごとに、対象となるプラットフォームと、HTML ベースのビューアや Flash テクノロジに基づくビューアなどの関連ビューアが表示されます。各種プラットフォームごとに、スマートフォン、タブレット、デスクトップなどの各デバイスで使用するビューアをドラッグアンドドロップします。
ハンドヘルドスマートフォン用には、Android ベースと Apple ベースのスマートフォンがサポートされています。タブレット用には、Android ベースと Apple ベースのタブレットがサポートされています。デスクトップ用には、Flash Player がサポートされています。
ユニバーサルビューアの設定を後で編集する場合は、ジョブを Scene7 Image Server に公開して、変更内容が反映されるようにしてください。
Scene7 ビューアライブラリの例
も参照してください。
ユニバーサルビューアの設定
注意:
ユニバーサルビューアの使用はベストプラクティスではなく、お勧めしません。従来の使用法のみが想定されています。ベストプラクティスとして、Scene7 Publishing System に付属する HTML5 ビューアを使用します。
詳しくは、
ベストプラクティス:HTML5 ビデオビューアの使用
を参照してください。
Scene7 ビューアプリセット互換表
も参照してください。
ユニバーサルビューアで設定に使用できるビューアは、Scene7 に付属のすべての事前定義済みビューアプリセットの組み合わせと、ユーザが追加したカスタムビューアです。実装が済んでいてもまだ Scene7 Publishing System にアップロードされていないカスタムビューアは除外されます。
どのビューアがユニバーサルビューアに公開されて選択可能になっているかは、ビューアプリセットにどのビューアがリストされているかを見て確認できます。
詳しくは、
ビューアプリセット
を参照してください。
既存のユニバーサルビューアの設定を編集している場合は、ジョブを Scene7 Image Server に公開して、変更内容が反映されるようにしてください。
ユニバーサルビューアを設定するには
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設定メニューで「
アプリケーション設定
」をクリックします。
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左側のパネルの「アプリケーション設定」ツリーで、
ビューア
/
ユニバーサルビューア
をクリックします。
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ユニバーサルビューアページの左上近くにあるビューアタイプタブをクリックするか、「
新規プロファイル
」タブをクリックして、次のいずれかの操作を行います。
クリックしたビューアタイプタブ
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次の操作を行います。
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ズーム、画像セット、スウォッチセット、スピン、eCatalog
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「HTML ベースのビューア」
グループボックスまたは
「Adobe Flash 用ビューア」
グループボックスで、使用するビューアをドラッグし、デバイスの画面にドロップします。
ポインタをビューアに合わせると、そのビューアに対応しているデバイス画面はユーザインターフェイスでハイライト表示され、対応していないデバイス画面はグレー表示(使用不可)になります。
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ビデオ
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ビデオでユニバーサル URL を使用するには、各種ビットレートでエンコードされたビデオを 1 つのアダプティブビデオセットにグループ化する必要があります。これは、1 つのビデオを異なる種類の画面での再生に使用しない方が望ましいからです。例えば、携帯端末は一般に低ビットレートのビデオを必要とする一方、デスクトップの画面は高ビットレートに対応できます。
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「ビデオビューア」グループボックスで、使用するビューアをドラッグし、デスクトップの画面にドロップします。
デスクトップコンピューターでアダプティブストリーミングをサポートする場合は、AS3 の「ビデオ」ビューアを使用します。
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「スマートフォン」テキストフィールドまたは「タブレット」テキストフィールドに、各デバイスでの再生に使用する目標ビットレートを入力します。これらのフィールドが適用されるのは、アダプティブストリーミングがない場合のみです。アダプティブストリーミングは、eVideo ストリーミングライセンスをお持ちのお客様向けに Apple iOS デバイスでのみサポートされます。この場合、ビデオビットレートは、検出された帯域幅に基づいて自動的に選択されます。それ以外の場合、特に確認は行われず、ターゲットに最も近いビットレートを持つビデオがアダプティブビデオセットから選択され、プログレッシブダウンロードを使用して再生されます。携帯端末にはネイティブの埋め込みビデオプレーヤーが存在するため、ビューアはありません。
ビットレートはビデオ画質の尺度になります。言い換えると、ビットレートが高いほど、ビデオ画質が向上します。逆に、ビットレートが低いと、ビデオ画質が低下します。例えば、スマートフォンの接続では帯域幅が狭いことが多いので、スマートフォン向けの目標 Kbps を低めに設定することが考えられます。一方、タブレットユーザーは Wi-Fi 接続を使用している可能性が高いことから、接続の帯域幅が広いことを想定して高めのビットレートを設定することが考えられます。「スマートフォン」カテゴリには「500」の目標ビットレートを、「タブレット」カテゴリには「1000」の目標ビットレートを設定することをお勧めします。
詳しくは、
ビデオのエンコーディングのベストプラクティス
を参照してください。
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新規プロファイル
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-
「新規プロファイル」タブのドロップダウンリストで、新しいユニバーサルビューアのベースとするビューアプリセットを選択します。
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「HTML ベースのビューア」グループボックスまたは「Adobe Flash 用ビューア」グループボックスで、使用するビューアをドラッグし、デバイスの画面にドロップします。
ポインタをビューアに合わせると、そのビューアに対応しているデバイス画面はユーザインターフェイスでハイライト表示され、対応していないデバイス画面はグレー表示(使用不可)になります。
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「
新規プロファイル
」タブをダブルクリックして、テキストフィールドに新しいユニバーサルビューアの名前を入力します。
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(オプション)「
画像プリセットのフォールバックを選択
」ドロップダウンリストで、使用する画像プリセットの名前を選択します。
Scene7 がサポートしていないデバイスまたは画面が検出された場合は、ドロップダウンリストで選択したプリセットを使用して静的な画像が表示されます。このリストは、Scene7 Publishing System で作成および追加された画像プリセットに基づいています。
詳しくは、
画像プリセットの作成と編集
を参照してください。
-
ユニバーサルビューアページの右下にある「
保存
」をクリックします。
-
「
閉じる
」をクリックして参照ページに戻ります。
ユニバーサルビューアのプレビュー
注意:
ユニバーサルビューアの使用はベストプラクティスではなく、お勧めしません。従来の使用法のみが想定されています。ベストプラクティスとして、Scene7 Publishing System に付属する HTML5 ビューアを使用します。
詳しくは、
ベストプラクティス:HTML5 ビデオビューアの使用
を参照してください。
Scene7 ビューアプリセット互換表
も参照してください。
設定したユニバーサルビューアをプレビューして、適切なデバイス向けに適切なビューアを選択したことを確認できます。
ユニバーサルビューアの設定を変更する必要がある場合は、ジョブを Scene7 Image Server に公開して、変更内容が反映されるようにしてください。
Scene7 ビューアリファレンスライブラリの例
も参照してください。
ユニバーサルビューアをプレビューするには
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左側のアセットライブラリパネルで、ビューアでプレビューするアセットを含むアセットフォルダに移動します。
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アセットの参照パネルの上のツールバーの右側で、
「グリッドビュー」
、
「リストビュー」
、または
「詳細ビュー」
をクリックします。
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使用しているビューに応じて、次のいずれかの操作を行います。
-
次のいずれかの操作を行います。
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ビューアリストの表で、列見出し「
プラットフォームタイプ
」をクリックして、列を昇順または降順で並べ替えます。
プラットフォームタイプ列で、プラットフォームタイプが「ユニバーサル」であるビューアの名前を見つけ、表示しようとするビューアの行にある
「プレビュー」
をクリックします。
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ビューアリストの表の右上隅近くにある「
プラットフォーム
」ドロップダウンリストで、「
ユニバーサル
」を選択し、ユニバーサルプラットフォームタイプを使用して表をフィルタリングします。
表示しようとするユニバーサルビューアの行にある
「プレビュー」
をクリックします。
-
ブラウザのポップアップウィンドウに表示されたビューアを閉じて、ビューアリスト画面に戻ります。
-
画面の右下隅にある
「閉じる」
をクリックして、アセットウィンドウに戻ります。