Data Dictionary 構築ブロックの仕組み

Data Dictionary 構築ブロックにより、アプリケーションは、アプリケーション内で使用する要素に関連付けられたデータソースを隠すことができます。クライアントアプリケーションは、現実世界のオブジェクトと要素の実際のデータソースとの関係を抽象化レベルで扱えるようになります。例えば、Correspondence Management Solution では、(レターやパッケージ用の)テンプレートを作成するユーザーがあらゆるデータをソリューションに簡単に組み込めるようにする必要があります。Data Dictionary 構築ブロックによって、特定のデータソースに結び付けられていないデータ要素参照を挿入する手段が提供されます。例えば、「{First Name} さん」、「{Last Name} 様」などのわかりやすい名前を使用してドキュメントを作成できます。バックエンドのデータソースに変更が生じても、ユーザーがデータ要素参照のバインディングを変更する必要はありません。例として、ある会社のデータディクショナリ表現のサンプルを以下の図に示します。

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データディクショナリ表現のサンプル