Data Dictionary 構築ブロックは、アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーをベースとしており、これによって、メタデータやバックエンド統合に関する独自の表現が可能になります。ソリューションのコンテキストにおけるメタデータとは、データ構造とその関連属性を説明するものです。したがって、データディクショナリは、ドメイン固有オブジェクトとその関連定義のカタログとなります。Data Dictionary 構築ブロックでは、ビジネスユーザーがモデルをソリューションレベルで使用できます。また、バックエンドのデータ統合を必要とせずに、ドメイン固有のデータディクショナリを作成したり、アーティファクトを改善したりできます。例えば、保険ドメインのデータディクショナリには、人、年齢、資格、ローン金額などのデータディクショナリ要素(DDE)を含めることが可能です。データディクショナリモデルを開発し、拡張アプリケーションモデルにシームレスに書き出して、それを実稼動システムに読み込むことができます。
データディクショナリに関連付けられるメタデータ属性について、以下の表に示します。
属性
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タイプ
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説明
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name
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String
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必須。ユーザーが指定するデータディクショナリの一意の名前。
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displayName
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String
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ユーザーにわかりやすいデータディクショナリの名前(オプション)。変更およびローカライズできます。
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description
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String
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データディクショナリの説明。
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extendedProperties
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Object
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データディクショナリレベルで追加されたカスタムプロパティのマップ。このマップには、ユーザーインターフェイス固有プロパティなどの、プロパティのキーと値のペアが含まれます。
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データディクショナリエディターを使用して作成または更新されたデータディクショナリは、Data Dictionary システムに保存されます。エディターおよび関連するクライアントサーバー側の API を使用して、ディクショナリの作成、更新、削除の各操作を実行できます。ソリューションはデータディクショナリの定義とメタデータにアクセスし、その操作を実行します。例えば、Data Dictionary ソリューションはデータディクショナリにアクセスして、必要とする DDE のリストを取得します。各 DDE には拡張プロパティが保存されており、それらはソリューションが必要とするレンダリング、検証またはビジネスロジックに使用されます。
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