(非推奨)ドキュメントをガイドに付属させる

ドキュメントをガイドに付属させると、データ入力およびレビューの柔軟性を高めることができます。

ガイドに付属させることができるドキュメントには、次の 2 つのタイプがあります。

  • レコードの読み取り専用ドキュメント

  • インタラクティブ PDF ドキュメント

    インタラクティブ PDF ドキュメントは XDP フォームに基づくガイドにのみ含めることができます。データモデル(FML)に基づくガイドにインタラクティブ PDF ドキュメントを含めることはできません。

注意: コンポーネントとしてレンダリングされるガイドにドキュメントを含めることはできません。

ドキュメントの表示

アイコンから、またはガイドパネルでドキュメントを表示できます。

アイコンからのドキュメントの表示

ガイド入力者がアイコンをクリックしたときに表示されるドキュメントを含めることができます。アイコンは、実行時にガイドの右上に表示されます。ガイド入力者は、アイコンをクリックしてガイドとドキュメントを切り替えます。例えば、ガイド入力者はドキュメントで結果を表示し、ガイドに戻ってデータを変更できます。

読み取り専用ドキュメント用とインタラクティブ PDF ドキュメント用の異なるアイコンがあります。

パネルでのドキュメントの表示

ガイドパネルに表示されるドキュメントをガイドに含めることができます。指定したパネルにガイド入力者が移動すると、ドキュメントが表示されます。

パネルにドキュメントが表示されたときに、ガイドの右上にアイコンは表示されません。

読み取り専用ドキュメントを表示する複数のパネルをガイドに含めることができます。

パネルにドキュメントを表示する場合は、「Cobalt Guide Layout」オプションのいずれかを使用します(Cobalt Bar、Cobalt Standard、Cobalt Tree など)。その他の「Guide Layout」オプションでは、ドキュメントを表示するパネル上に「Next」または「Previous」ナビゲーションボタンは表示されません。

レコードの読み取り専用ドキュメントを含める

レコードの読み取り専用ドキュメントをガイドに付属させることができます。例えば、使いやすい形式でデータを印刷するオプションを提供する読み取り専用ドキュメントを含めることができます。読み取り専用ドキュメントをガイドに付属させると、ユーザーデータをアーカイブするようにワークフローがデザインされている場合にも便利です。また、プロセスで Assembler サービスを使用してポートフォリオまたはパッケージを作成し、結果を返すことができます。

注意: ガイドがワークスペースを介してレンダリングされる場合、レコードの読み取り専用ドキュメントが開いていると、ガイド入力者はガイドに入力できません。ガイドに入力するには、ガイド入力者はガイドに戻り、送信ボタンをクリックする必要があります。

アイコンからの読み取り専用ドキュメントの表示

ガイド入力者がアイコンをクリックしたときに表示されるドキュメントを含めることができます。ガイド入力者は、アイコンをクリックしてガイドとドキュメントを切り替えます。

  1. Workbench で、Guide Design パースペクティブでガイドを開きます。

  2. Guide Tree ビューで、ガイドコンテナを選択します。

  3. Guide Properties ビューが表示されない場合は、Window/Show View/Guide Properties をクリックします。

  4. Guide Properties ビューで、「Document-style Presentation」オプションを選択します。

    • デフォルトのサービスを使用してドキュメントを生成するには、「Generate Document Using Default Service」を選択します。

    • カスタムサービスを使用してドキュメントを生成するには、「Generate Document Using Custom Service」を選択します。「Service URL」および「Document Source」を指定します。

  5. デフォルトでは、ドキュメントは常に表示されます。ガイドデータが検証されたときにのみドキュメントを表示するには、「Run Validations Before Requesting Document」を選択します。

パネルでの読み取り専用ドキュメントの表示

パネルで読み取り専用ドキュメントを表示するには、ガイドの Document-style presentation プロパティを設定し、パネルレイアウトを「Display Document」に設定します。

「Cobalt Guide Layout」オプションのいずれかを使用します(Cobalt Bar、Cobalt Standard、Cobalt Tree など)。その他の「Guide Layout」オプションでは、ドキュメントを表示するパネル上に「Next」または「Previous」ナビゲーションボタンは表示されません。

  1. Workbench で、Guide Design パースペクティブでガイドを開きます。

  2. Guide Tree ビューで、ガイドコンテナを選択します。

  3. Guide Properties ビューが表示されない場合は、Window/Show View/Guide Properties をクリックします。

  4. 「Guide Layout」オプションから、「Cobalt Bar」、「Cobalt Standard」または「Cobalt Tree」を選択します。

  5. 「Document-style Presentation」オプションを選択します。

    • デフォルトのサービスを使用してドキュメントを生成するには、「Generate Document Using Default Service」を選択します。

    • カスタムサービスを使用してドキュメントを生成するには、「Generate Document Using Custom Service」を選択します。「Service URL」および「Document Source」を指定します。

  6. ドキュメントを表示する前にガイドデータを検証するには、「Run Validations Before Requesting a Document」オプションを選択します。

  7. Guide Tree ビューで、ドキュメントが表示されるパネルを追加します。

  8. パネルの Guide Properties ビューで、「Layout」オプションから、「Display Document」を選択します。

RenderPDFDOR プロセスのセキュリティの設定

読み取り専用ドキュメントをガイドに付属させる場合、RenderPDFDOR プロセスのセキュリティ設定を設定します。RenderPDFDOR プロセスは、ガイドに付属する読み取り専用ドキュメントをレンダリングするために使用されます。RenderPDFDOR プロセスは LiveCycle と共にインストールされます。

  1. 管理コンソールにログインします。

  2. ホームページで、「サービス」をクリックします。

  3. 「アプリケーションおよびサービス」をクリックします。

  4. 「サービスの管理」をクリックします。

  5. サービスの管理ページで、カテゴリリストから Guides (System) を選択し、「フィルタ」ボタンをクリックします。

  6. 次のサービス名をクリックします。

    Guides (system)/Processes/RenderPDFDOR: 2.0

  7. 「セキュリティ」タブをクリックします。

  8. 「呼び出し元の認証が必要」オプションから、「いいえ」を選択します。

  9. 実行ユーザーリストから、「システム」を選択し、「保存」をクリックします。

インタラクティブ PDF ドキュメントを含める

ガイドが XDP フォームに基づく場合、インタラクティブ PDF ドキュメントをガイドに付属させることができます。データモデル(FML)に基づくガイドにインタラクティブ PDF ドキュメントを付属させることはできません。

ガイドには、読み取り専用ドキュメントとインタラクティブ PDF ドキュメントの両方を含めることができます。

インタラクティブ PDF ドキュメントを含めると、代替データ入力方法を提供できます。インタラクティブ PDF は、同じソース XDP フォームから生成され、ガイドに埋め込まれます。ガイドが保存されているサーバーに Forms サービスがインストールされている必要があります。

Forms のみがサーバーにインストールされている場合は、XDP フォームに Form Bridge オブジェクトが含まれている必要があります。Form Bridge オブジェクトは、実行時のガイドによって XDP フォームに自動的には挿入されません。Form Bridge オブジェクトを追加するには、XDP フォームを Designer で編集し、カスタムライブラリから Form Bridge オブジェクトを追加します。

Form Bridge オブジェクトの使用について詳しくは、Designer ヘルプを参照してください。

デフォルトでは、インタラクティブ PDF ドキュメントはガイドのレンダリング時に読み込まれます。ただし、PDF ドキュメントがいつ読み込まれるかを制御するには、詳細なプロパティ interactivePdfLoad および interactivePdfBackgroundLoadDelay を使用します。interactivePdfLoad プロパティによってタイミングと順序が制御され、interactivePdfBackgroundLoadDelay プロパティによって PDF ドキュメントがバックグラウンドで読み込まれるときの遅延時間が制御されます(Guide プロパティを参照)。

アイコンからのインタラクティブ PDF ドキュメントの表示

ガイド入力者がアイコンをクリックしたときに表示されるドキュメントを含めることができます。ガイド入力者は、アイコンをクリックしてガイドとドキュメントを切り替えます。

  1. Workbench で、Guide Design パースペクティブでガイドを開きます。

  2. Guide Tree ビューで、ガイドコンテナを選択します。

  3. Guide Properties ビューが表示されない場合は、Window/Show View/Guide Properties をクリックします。

  4. Guide Properties ビューで、「Interactive PDF」オプションから、ドキュメントの生成方法を指定します。

  5. デフォルトでは、ドキュメントは常に表示されます。ガイドデータが検証されたときにのみドキュメントを表示するには、「Run Validations Before Switching to PDF」を選択します。

パネルでのインタラクティブ PDF ドキュメントの表示

ガイドが XDP フォームに基づく場合、インタラクティブ PDF ドキュメントを表示する 1 つのパネルをガイドに含めることができます。インタラクティブ PDF ドキュメントを表示できるパネルは 1 つのみです。ガイドの最初のパネルを、インタラクティブ PDF ドキュメントを表示するように設定しないでください。

パネルでドキュメントを表示するには、ガイドの Interactive PDF プロパティを設定し、パネルレイアウトを「Display PDF」に設定します。

「Cobalt Guide Layout」オプションのいずれかを使用します(Cobalt Bar、Cobalt Standard、Cobalt Tree など)。その他の「Guide Layout」オプションでは、ドキュメントを表示するパネル上に「Next」または「Previous」ナビゲーションボタンは表示されません。

パネルで、ガイド入力者がインタラクティブ PDF ドキュメントの読み込みを待っている間に表示されるテキストを追加します。

  1. Workbench で、Guide Design パースペクティブでガイドを開きます。

  2. Guide Tree ビューで、ガイドコンテナを選択します。

  3. Guide Properties ビューが表示されない場合は、Window/Show View/Guide Properties をクリックします。

  4. 「Guide Layout」オプションから、「Cobalt Bar」、「Cobalt Standard」または「Cobalt Tree」を選択します。

  5. 「Interactive PDF」オプションから、「Include Interactive PDF」オプションを選択します。

  6. PDF ドキュメントを表示する前にガイドデータを検証するには、「Run Validations Before Switching To PDF」オプションを選択します。

  7. Guide Tree ビューで、ドキュメントが表示されるパネルを追加します。

  8. パネルの Guide Properties ビューで、「Layout」オプションから、「Display PDF」を選択します。

  9. エディターで、Text アイコンを追加します。

  10. ガイド入力者がインタラクティブ PDF ドキュメントの読み込みを待っている間にパネルに表示されるテキストを入力します。