業務カレンダーの設定

業務カレンダーは、組織の稼働日と非稼働日(法定休日、週末、会社定休日など)を定義します。業務カレンダーを使用している場合、LiveCycle では特定の日付計算の実行時に非稼働日がスキップされます。Workbench では、タスクリマインダー、デッドライン、エスカレーションなどのユーザー関連イベント、または、タイマーイベントや待機サービスなどのユーザー関連ではないアクションに対して業務カレンダーを使用するかどうかを指定できます。

例えば、タスクリマインダーが、ユーザーへのタスクの割り当ての 3 稼働日後に発生するように設定されているとします。タスクが木曜日に割り当てられます。以降の 3 日間は、金曜日が祝日、その翌 2 日は週末なので非稼働日です。したがって、リマインダーは翌週の水曜日に送られます。

注意: 業務カレンダーを使用して日付と時刻を計算する際、LiveCycle では実行しているサーバーの日付と時間が使用され、タイムゾーンとの差異に対しての調整は行われません。例えば、タスクリマインダーが、ロンドンで稼働中のサーバーで午前 10 時に発生するようにスケジュールされており、リマインダーを受け取るユーザーがニューヨークにいる場合、ユーザーは現地時刻の午前 5 時にリマインダーを受け取ります。