アプリカビリティ
アプリカビリティは、正しいコンテンツのみを正しい条件で正しいユーザーに表示できます。データモジュール(Dm)レベルまたはエレメントレベルで、コンテンツを表示するための適用可能な条件、製品、または製品モデルを指定できます。アプリカビリティは、グローバル(モジュールレベル)またはインライン(エレメントレベル)であることができます。
S1000D には 3 つのタイプのアプリカビリティモジュールがあり、アプリカビリティのフィルタリングを調整できます。
アプリカビリティ相互参照テーブル(ACT)
条件相互参照テーブル(CCT)
製品相互参照テーブル(PCT)
アプリカビリティが要件であるとき、S1000D プロジェクト内のすべてのデータモジュールは、1 つの関係 ACT モジュールにリンクします。ACT モジュールは関係 CCT および PCT モジュールにリンクします。
ACT
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CCT
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PCT
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モデル、バージョン、シリアル番号など、製品の属性を宣言します。
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使用する場所、温度、風速など、適用可能な技術上、動作上、および環境上の条件を宣言します。
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実際の物理的な製品インスタンスをリストします。
各製品インスタンスごとに、PCT は、製品インスタンスに関する製品の属性と条件の値を指定します。
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ACT と CCT は、関係製品属性または条件およびそれらの許可された可能値を調べるためのルックアップテーブルとして使用されます。
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PCT は、そこでアプリカビリティが決定されます。
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DM
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リンクするエレメントと属性
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すべての DM は ACT にリンク
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<applicCrossRefTable>
<dmRef xlink:href = URN:S1000D:DMC-S1000DBIKE-AAA-D00-00-00-00AA-00WA-D>
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ACT は PCT にリンク
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<productCrossRefTable>
<dmRef xlink:href = URN:S1000D:DMC-S1000DBIKE-AAA-D00-00-00-00AA-00PA-D>
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ACT は CCT にリンク
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<conditionCrossRefTable>
<dmRef xlink:href = URN:S1000D:DMC-S1000DBIKE-AAA-D00-00-00-00AA-00QA-D>
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