public static const MERGE_TO_NEXT_ON_PASTE:String = "mergeToNextOnPaste"
言語バージョン: | ActionScript 3.0 |
ランタイムバージョン: | Flash Player 10, AIR 1.5 |
クリップボードのデータを TextFlow に変換するコンバーターは、MERGE_TO_NEXT_ON_PASTE プロパティを使用して、ペースト時に既存の TextFlow にマージされるエレメントの処理方法を制御します。このことは、エレメントの一部のみをコピーするときに、特別な処理が必要となる場合に役立ちます。 例えば、リストをコピーするとき、リストの一部のみをコピーして別のリストにペーストすると、追加のアイテムとしてリストにマージされます。 リスト全体をコピーすると、そのリストはネストされたリストとして表示されます。 TLF は、クリップボードで使用する TextFlow を作成する場合、エレメントの末尾を次のエレメントとマージするかどうかを制御するユーザーのプロパティで、任意の部分的なエレメントを修飾します。このユーザープロパティは、最終的な TextFlow にはペーストされませんが、TextScrap.textFlow 内のエレメントには適用される場合があります。テキストをコピーするとき、コンバーターはこれらのプロパティを検索して、クリップボードに保存されている形式にそれらのプロパティを反映できます。 例えば、プレーンテキストエクスポーターは、段落の「mergeToNextOnPaste」プロパティをチェックし、true に設定されている場合、段落終了文字を削除します。 同様に、読み込むとき、incoming String に終了文字が含まれておらず、かつ、useClipboardAnnotations が true の場合、対応する段落で setStyle(MERGE_TO_NEXT_ON_PASTE, "true")
を呼び出して、ペーストするときに対象の段落にブレンドさせます。このプロパティは、TextScrap 内のエレメントで、スクラップ内の最後のエレメントのみに設定する必要があります。