クイックスタート:再編集ビデオ

次に示す順を追ったワークフローに従うことにより、再編集ビデオをすばやく習得できます。各手順の最後に、それぞれの内容について詳しく説明している見出しの参照先を示しています。

1. ビデオプリセットの設定

Scene7 には、再編集ビデオを Flash および MP4 ビデオ形式で Adobe Flash Player に配信するために設計された、定義済みの多数のエンコーディングビデオプリセットが用意されています。これらの定義済みプリセットは、最も一般的なエンコーディング設定を反映しており、ターゲット画面での再生用に最適化されています。また、管理者はビデオプリセットを作成して、エンドユーザ向けの再編集ビデオのサイズと再生操作をカスタマイズすることもできます。

管理者は、設定/アプリケーション設定/ビデオプリセット/シングルエンコーディングプリセット/追加をクリックして、ビデオプリセットを追加および管理できます。再生デバイスドロップダウンメニューで、「デスクトップ(Flash 9 互換)」、「デスクトップ(HTML5 OGG 互換)」、「モバイル(iPhone、iPad、Android)」または「タブレット(iPad、Android)」を選択します。必要に応じて、残りのオプションを設定または編集します。

詳しくは、 ビデオプリセット を参照してください。

2. ビデオファイルのアップロード(およびトランスコード)

再編集ビデオを作成するには、FLV、F4V または MP4 ファイルを使用するか、ファイルのアップロード時に他のビデオタイプを MP4 にトランスコードします。

ファイルを再編集ビデオとしてトランスコードするには、アップロード画面で「オプション」をクリックして、アップロードオプションを設定ダイアログボックスを開きます。そして、「eVideo オプション」でオプションを選択します。

詳しくは、 再編集ビデオに使用するビデオのアップロードとトランスコード を参照してください。

3. 再編集ビデオビューアプリセットの設定

再編集ビデオビューアプリセットは、ビューアの外観と、その再生コントロールの動作を決定します。Scene7 には、再編集ビデオ配信用の定義済み再編集ビデオビューアプリセットがあり、管理者は独自のプリセットを作成することができます。

再編集ビデオビューアプリセットの追加と管理は、ビューアプリセット画面で行います。この画面を開くには、設定/ビューアプリセットを選択します。

詳しくは、 再編集ビデオのビューアプリセットの設定 を参照してください。

4. 再編集ビデオの作成

再編集ビデオは再編集ビデオウィンドウで作成します。再編集ビデオに含めるアセットをステージまたはタイムラインにドラッグします。再編集ビデオウィンドウには、画像、グラフィック、オーディオ、背景、枠線、キャプション、エフェクトおよびトランジションを追加するためのツールが用意されています。サンプルの eVideo コンテンツパネルにあるサンプルアセットを使用したり、独自のアセットを追加したりして、再編集ビデオをより効果的に加工することができます。

詳しくは、 再編集ビデオの作成 を参照してください。

再編集ビデオをパラメータ化すると、コンテンツを実行時に置き換えることによって再編集ビデオを変更することができます。ビデオ、オーバーレイ(画像、グラフィック、背景、枠線、キャプション)、サウンドトラック、エフェクトおよびトランジションを動的に更新する再編集ビデオからテンプレートを作成することができます。

詳しくは、 再編集ビデオのテンプレートの作成 を参照してください。

再編集ビデオにポップアップ情報パネルを作成するには、応答テンプレートを作成します。エンドユーザがポインタを再編集ビデオ画面に合わせると、情報パネルが表示されます。情報パネルにはテキスト、画像、URL リンクを含めることができます。

詳しくは、 再編集ビデオで使用する情報パネルの作成 を参照してください。

5. 再編集ビデオのビューアでのプレビュー

再編集ビデオが Web サイトでエンドユーザにどう見えるのかを確認するには、該当するビデオを参照パネルで選択します。「プレビュー」ボタンをクリックし、ファイル/プレビューを選択するか、ロールオーバー時に表示される「プレビュー」ボタンをクリックすると、プレビュー画面が開きます。

詳しくは、 ビューアでの再編集ビデオのプレビュー を参照してください。

6. 再編集ビデオの公開

公開する再編集ビデオは Scene7 サーバに保存され、Web サイトに配信できるようになります。Scene7 は公開処理の一環として、Scene7 サーバから Web サイトに再編集ビデオを呼び出すための URL 文字列をアクティブにします。

注意: ビデオは Image Server とビデオサーバーの両方の公開が必要です。ビデオサーバーを使用して、実際のビデオアセットを公開します。また、Image Server を使用して、ビデオサムネール、アダプティブビデオセットの設定情報、ビデオ再編集用の XML ファイルなど、関連するビデオアセットを公開します。

再編集ビデオを公開するには、公開用にマークアイコンを参照パネルで選択して、目的のビデオを公開用にマークします。次に、「公開を開始」をクリックします。

詳しくは、 再編集ビデオの公開 を参照してください。

7. 再編集ビデオの Web サイトへの配信

再編集ビデオの URL を取得するには、参照パネルで目的の再編集ビデオを選択し、「プレビュー」ボタンをクリックし、「URL をコピー」をクリックします。「URL をコピー」ボタンをクリックすると、URL がクリップボードにコピーされます。このコードを Web サイトの HTML に配置します。

詳しくは、 再編集ビデオの Web サイトへの配信 を参照してください。