再編集ビデオのテンプレートの作成

再編集ビデオのテンプレートを使用すると、1 つの再編集ビデオを作成し、必要に応じて、実行時にコンテンツを置換して変更できます。オーバーレイ、サウンドトラック、トランジション、さらにはビデオそのものを動的に更新する再編集ビデオから、テンプレートを作成できます。

基本テンプレートや FXG テンプレートと同様に、再編集ビデオのテンプレートでは、変数にするプロパティのパラメータを作成します。コンテンツの URL、ホットスポットのツールチップやリンク、ロールオーバーキーおよびキャプションテキストのパラメータを作成できます。コンテンツの URL のパラメータを作成すると、異なるビデオ、画像、サウンドトラックまたはオーバーレイを置換できます。ビデオまたは画像の URL を変更するパラメータを作成すると、再編集ビデオ内のそのビデオまたは画像のすべてのインスタンスが変更されます。長さが異なるコンテンツを置換すると、新しいコンテンツに合わせて、テンプレートのタイムフレームが変更されます。

再編集ビデオで、同じパラメータ名を異なるアセット内のテキスト、例えばキャプションに使用すると、すべてのインスタンスのテキストを同時に変更できます。

変数のプロパティの作成

  1. 変数にするプロパティを含むシーンのシーンタイルをダブルクリックするか、レンチボタン をクリックします。プロパティがグローバルプロパティの場合は、グローバルドロップゾーンでレンチボタンをクリックします。

  2. プロパティインスペクタで、プロパティの横にあるパラメータボタン をクリックします。

    パラメータの編集ダイアログボックスが開き、初期設定のパラメータ名と値が表示されます。

  3. 「OK」をクリックして初期設定のパラメータ名を使用するか、新しい名前をボックスに入力し、「適用」をクリックします。

    注意: プロパティは初期設定では変数ではありません。プロパティを変数にするには、パラメータの編集ダイアログボックスを開き、「適用」をクリックします。

プロパティのパラメータ化の削除

  1. プロパティインスペクタで、プロパティの横にあるパラメータボタン をクリックします。

  2. パラメータの編集ダイアログボックスで「削除」をクリックします。

変数プロパティのコンテンツの置換

再編集ビデオ用にプロパティをパラメータ化したら、プレビュー時に変数プロパティの値を置換できます。

  1. 再編集ビデオウィンドウで、「プレビュー」をクリックします。

    再編集ビデオがプレビューウィンドウに表示され、ウィンドウの左側のパネルに変数名と値が表示されます。

  2. 変数値を変更するには、変数ボックスに新しい値を入力するか、参照ボタンをクリックしてアセットを選択します。

    変数値またはアセットが置換され、プレビューに表示されます。

  3. 「閉じる」をクリックして再編集ビデオ画面に戻ります。